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★★陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル /The Son of No One

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2011年7月9日(土)公開

【作品情報】
『G.I.ジョー』などで人気上昇中の若手俳優チャニング・テイタムと、名優アル・パチーノが共演したクライム・サスペンス。ミュージシャンで画家でもあるディート・モンティエル監督が自身の体験を基に脚本を執筆。警察の腐敗を暴く骨太のテーマと先の読めないストーリー展開から、最後まで目が離せない。

【ストーリー】
2002年のニューヨーク。市警察に勤めるジョナサン(チャニング・テイタム)は、妻と病を抱える娘と共に慎ましく暮らしていた。だが、実は彼には少年時代に二件の殺人事件に関わるという暗い過去があり、今の自分と同じ市警察に勤めていた亡き父の相棒であるスタンフォード刑事(アル・パチーノ)にそれらを揉み消してもらっていた。その過去に今も苦しめられていたジョナサンに、ある日何者かから手紙が届く。それは過去の事件を公にするといった脅迫状だった。驚くジョナサンだったが、スキャンダルを恐れる彼の上司であるマサーズ警部(レイ・リオッタ)は、この一件を隠ぺいするようジョナサンに脅迫まがいに命令する。追いつめられたジョナサンは事件について調べているというブリッジス記者(ジュリエット・ビノシュ)のもとへと向かうが、彼女との話し合いはものわかれに終わる。ところがジョナサンとわかれた直後に彼女は何者かに殺害され、直前まで一緒にいたジョナサンが殺人事件の容疑者になってしまう。

【作品データ】
原題 The Son of No One
製作年 2010年
製作国 アメリカ
配給 日活
上映時間 95分

【スタッフ】
監督 ディート・モンティエル
脚本 ディート・モンティエル

【キャスト】
ジョナサン・ホワイト: チャニング・テイタム
ヴィニー・カーター: トレイシー・モーガン
ケリー・ホワイト: ケイティ・ホームズ
マリオン・マサーズ: レイ・リオッタ
ローレン・ブリッジス: ジュリエット・ビノシュ
チャールズ・スタンフォード: アル・パチーノ
ミルク=13歳のジョナサン: ジェイク・チェリー



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【レビュー】

「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」という邦題から受ける印象とは全く違う物語だった。またしても邦題のセンスの無さを感じた。だいたい1998年の大ヒット「L.Aコンフィデンシャル」と配役、スタッフ、日本の配給会社どもどもなんの因果も無いのに勝手に題名パクッてつけちゃっていいのかよ。
この映画の内容に対してそんな大袈裟な題名は付けるべきではないし、ちゃんと映画を観て無い連中が適当に付けたことは間違いない。観てたとしたらバカだ。

邦題にはダメ出しをしたが僕はこの映画はとてもよかったと思う。
特に幼いジョナサン役をやったあの子役(ジェイク・チェリー)は悲しみを背負った顔をしてる。将来大物になるんじゃないかな。

すべて過去と現在を行き来して物語が進んでゆく。
前半部分ではまだ僕にも状況の整理がつかないままだった。

過去を封印して静かで幸せな家庭を得たいというそれだけのために生きてきたジョナサンが警察官となった直後、その過去を知る何者かに脅迫される。
妻には何らかの秘密があることは悟られるが何も話せない状況が続く。このへんは辛いよな。

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2001年のテロ直後のNY市警察だというのに職場の警察官には腐ったろくでもない連中しかいない。本当に観ていてイライラする連中ばかりだ。ここで描かれている警察官の姿が実態だとしたらアメリカという国の掲げる『正義』とか『人間愛』とかいうものは一体何なのだろう。

この映画には友情の深さや純粋さ、それに過去の罪を背負って生きることの苦しさが溢れていた。また友情の証としての「秘密を守る」という約束が決して贖罪や苦しみからの救済ではないこともこの映画では物語っている。そのあたりの表現も見事だった。

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そしてこの映画にも印象に残る言葉があった。
罪を犯し黙り込むジョナサンにスタンフォード刑事が言った言葉

「男は生きるんだよ クソみたいな問題を抱えて」

彼はこのときは幼いジョナサンを哀れに思っていたはずだ。
それだけは信じたいと思う。

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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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好きな女優:
シアーシャ・ローナン
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