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●ローン・サバイバー

Lone Survivor11


MovieWalkerより
3月21日(金)公開

【作品情報】
05年6月、タリバンのリーダーを狙撃するべくアフガニスタンへ送り込まれたアメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員4人が、200人超の敵兵の攻撃にさらされ、ひとりの兵士のみが生還した。創設以来最大の惨事と呼ばれている“レッド・ウィング作戦”を映画化した戦争アクション。唯一の生存者役をマーク・ウォールバーグが演じる。
【ストーリー】
2005年6月、国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員の暗殺を狙ったレッド・ウィング作戦のため、アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズはアフガニスタンに赴く。4人の隊員が山岳地帯で偵察をしていた際、ある判断が200人超のタリバン兵から攻撃される状況を呼んでしまう。絶体絶命の状況下、崖から転がり落ち全身負傷しながら自分と仲間を信じて行動する4人。生死を分ける選択に次々と迫られる過酷な場に立ち向かっていくが…

<ネイビーシールズ隊員実写真↓>
Lone Survivor10

【作品データ】
原題 LONE SURVIVOR
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン=東宝東和
上映時間 121分

【スタッフ】
監督 ピーター・バーグ
脚本 ピーター・バーグ
原作 マーカス・ラトレル 、 パトリック・ロビンソン

【キャスト】
マーカス: マーク・ウォールバーグ
マイケル・マーフィー: テイラー・キッチュ
ダニー・ディーツ: エミール・ハーシュ
マット’アックス’アクセルソン: ベン・フォスター
エリック・クリステンセン: エリック・バナ


Lone Survivor13

【マイレビュー】
実話なので、ある程度のネタバレありで書いてみる。

実在する「シールズ」というアメリカ海軍特殊部隊の想像を超える苛酷なしごきの兵役訓練風景から映画がスタートする。脱落者は鐘を3回鳴らし、ヘルメットを置いてゆく。あの有名なデミ・ムーア主演の『G.I.ジェーン』でもあった訓練シーンだが、この映画ではその部分にドキュメンタリーフィルムが使われていたこともあり苛酷さが際立っていた。
この訓練を実際見たら引く。

主演のマーク・ウォールバーグの満身創痍の演技が光っていた。足に刺さった破片を抜くために傷の周りをナイフで切って抜き出すシーンは超痛そうで、こっちまでお尻のあたりがムズムズした。
彼は「ラブリー・ボーン」でのやさしい父親役や「テッド」ではコミカルな役柄とか何でもオールマイティーに出来る好きな俳優だ。

映画の感想というより、戦争に関する僕の主張になってしまうが…

いつでも『勝利』という事実が欲しいだけのアメリカ。
終戦後の日本にそうしたように、戦争に勝利することによって『正義』が成し遂げられると思っている。
敵がいるとみなした国には勝手に乗り込み、罪の無い尊い人々の命さえも奪い将来への禍根すら根絶やしにする。
それに常に「犠牲はつきもの」だという考えなのである。

一方では、戦闘機、ヘリ、潜水艦、戦車、重火器、武器、弾薬、燃料・・・いわゆる戦争「商品」を消費することによってアメリカという国は成り立つ。『消費こそ需要供給のきっかけ』という図式であり、それは資本主義を掲げる営利企業の社訓と何も変わらない。つまるところアメリカという国は大きな『ウォー・カンパニー(戦争会社)』であり、そこと繋がるハイエナ企業も数知れない。アメリカにとって『戦争』とは、需要を生み出すための「消費行動」であり、最大の「営業活動」なのである。

Lone Survivor15


何も戦争だけに限ったことではない。
アメリカがこだわるのはとにかく『勝つこと』だから、スポーツでもTPPなんかの政治交渉でも何でもそうだ。勝てない試合はしたくない国なのだ。勝てないと分かると勝手にルールを変更するし、正々堂々と負けを認めたり、正式に棄権するでもなく、バッくれて、フテくされて、しまいにゃ事実を完全にすり替える。

日本のように「負けるが勝ち」や「忍び難きを忍び」的な美徳は通用しない。

そういうお国柄がこの映画でもはっきり出ている。
アメリカという国は、勝負に負けたり、失敗したりすることを極端に嫌がり、絶対に認めたくない国なので、本当は「レッドウイング作戦」など『封印したい事実』に違いないのだ。ただ生還兵士が実話著書まで出しちゃっているからしかたない。
その原作を読んでいないので僕には分からないが、ちゃんと忠実に映画化されたのだろうか。

生還した戦士一人をヒーロー扱いにすることで視聴者の目線をずらして、作戦の失敗責任をうやむやにしてしまうようなアメリカ的なアメリカ映画はもううんざりするほど観た。この映画もそれだった。

その点では少し前の紹介で書いた「カンパニー・オブ・ヒーローズ」と全く同じ印象だった。

完全に失敗した作戦のくせに、最後は結局こんな風に「ただの救出劇」で終わらせてしまう映画というのもどうかと思う。

エンドロールで兵士の家族の写真をほんの申し訳け程度に映すのなら、本編でもっと家族への愛情とか、遺族の正直な思いや、兵士本人の後悔とまではいかなくても、何のために戦っているのか疑問を持つ程度のことは最低限’映画としては’描いて欲しかったと僕は思う。

Lone Survivor14

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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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