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●カンパニー・オブ・ヒーローズ バルジの戦い

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ソニーピクチャーズより引用
【ストーリー】
1944年、第二次世界大戦末期。劣勢に立たされていたナチス・ドイツ軍は、西部戦線・アルデンヌの森において最後の大反撃を開始した。いわゆる「ラインの守り作戦」である。そして、連合国軍はそれを「バルジの戦い」と呼んだ。この壮絶な死闘の最中ヒトラーは逆転勝利をもぎとるため、秘密裏に原子爆弾開発を画策。連絡員からその情報を入手したアメリカ軍精鋭部隊は、計画を阻止するため自らの命を代償に適地へと乗り込んでいく。これは、全世界でシリーズ販売累計400万本の大ヒットを記録した同タイトルゲームを作品の土台に、史実にインスパイアされ描かれた「教科書には載らない」驚愕のストーリー!

【キャスト】
・ ランソム中尉 : トム・サイズモア
・ ネイト・バローズ(ナサニエル・バローズ) : チャド・マイケル・コリンズ
・ ウィロビー : ヴィニー・ジョーンズ
・ コンティ中尉 : ニール・マクドノー
・ グリューネヴァルト博士 : ユルゲン・プロフノウ
・ ディミトリ・ディアチェンコ

【スタッフ】

・ 製作 : ジェフリー・ビーチ、シェリース・ハニー、フィリップ・J・ロス
・ 監督 : ドン・マイケル・ポール
・ 脚本・原案 : デヴィッド・リード、ダニー・ビルソン、ポール・デ・メオ



カンパニー・オブ・ヒーローズ32

【マイレビュー】

この映画、主役はどう考えても、ネイト・バローズ役のチャド・マイケル・コリンズだったが彼の名前は上の写真にもあるとおりDVDの前面にも載っていない。不思議だ。

またこんな男ばかりの映画には極めて重要な「お約束」がある。それはお色気要員の存在である。
彼はそのディミトリ・ディアチェンコ(この女優さん、他であまり観たことがない)のヌードを覗き、惹かれ、最後は故郷の母や姉に紹介するだろう的な恋人同士になったりもする。
腕の良い狙撃兵から信頼を得て小隊長に任命され、「カンパニー・オブ・ヒーローズ」の最後の生き残りとなる。

そんな主役なのに配給のソニーを含むすべての映画紹介サイトには、出演リストの一番上にトム・サイズモアが書かれている。チャドの名前すら無い。完全におかしい。なんだかチャドの影を製作側が消したがっているようにも感じる。パワーバランスなのか、それともなんか、出演後に揉め事でもあったのか、その真相は定かじゃない。

僕は大概、観終わってからウェブを検索し、ストーリーとかを引用するのだが、今回は前述のように「映画の内容」と「広報内容」で主役と脇役が完全に入れ替わってしまっている点、しかも作為的に。それがだいぶ気になったので先に書いておく。
カンパニー・オブ・ヒーローズ

ストーリー的には「バルジの戦い」という史実に基づいてとか書いているとなっているが、いやいやいや・・本当だろうか、かなり疑わしい。ひとつの小隊がヒットラーが研究開発していた原爆を奪い、捉えられていた博士まで救出している。しかも上からの命令は一切無いにもかかわらずだ。
まあ勝てば官軍、なんでも正義にしてしまうアメリカならではの映画という感じがした。
やってることはほとんど敵の虐殺で、アメリカの戦争映画はすべて「ランボー」と変わらない。
もともと戦争など『正義』じゃないし。

そんでもってこういう戦争映画には必ず「無能な上官」がいる。
ニール・マクドノー演ずるコンティ中尉である。
観終った後でこのコンティ中尉を無能で無責任な上官だと思った人がどれほどいただろうか。

「これまでで一番簡単な任務だ」
とか言っちゃって、この無能で見通しの甘い上官は、ドイツと対峙する前線基地の仲間にクリスマスの食料の輸送補給を指示した能天気で無責任なヤツだった。
映画の最初と最後しか出てこないくせに、あんたのせいで一人を残してみんな死んじゃったじゃないか。どうしてくれるのさ、と僕なら言いたかった。

敵の原子爆弾を奪ってきたもんだから小隊の大手柄である。
この上官は「この何日かで起こったことは秘密だ。」とか言っちゃって、今昏睡状態から醒めたばかりの「主役」のネイト・バローズ(チャド・マイケル・コリンズ)を黙らせちゃう。ドイツから奪った原爆という大きなお土産で、あんたの戦争責任まで有耶無耶にしてしまった最低の上官だと思った。
だいたい「原爆を奪ったこと」なんか、兵隊達の大手柄であって、あんたの指示は「食糧を笑顔で届けなさい」でしょ。

観る人によっては気づかず「部下思いの優しい上官」のように映るし、もしかしたらこの「コンティ中尉」って人がドイツから原爆を奪ったアメリカの戦争歴史上の「英雄」になっちゃってるかもしれない。あとでウィキで調べとこう。

328379.jpg


まあ、史実に基づいたものらしいのでストーリーはその辺にして・・・
この映画でよかった点は、たった一つ。
「映像アングルとカット割り」が極めて良かった。
あらゆるシーンをどの位置から、どういうカメラで、どういうアングルで撮るか、そのシーンにどういう効果を狙うかをものすごく細かく検討したうえで撮影に臨んでいるように感じた。特に他にはあまり見ない「地面のぬかるみ」のシーンとか、霧が立ちこめるしんとした林の中をゆっくり移動するシーンなど映像的に綺麗な細かなカットを差し込んでいる。もしかしたら日本アニメの研究でもしているんじゃないかと思ったほどだ。

おすすめというほどの映画でもないが、僕が最初に感じた違和感(主役・脇役)は感じてもらえると思う。



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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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