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★言の葉の庭

言の葉の庭5

まだ公開したばかりのこのアニメ映画を観た。

正直、とてもよかった。

雨の朝、靴職人を目指す15歳の高校一年生と 朝からチョコレートをつまみに缶ビールを飲んで会社をサボる27歳の女性との、新宿御苑の東屋での心の交流と淡い恋を描いた作品。

物語が進むにつれて次第に親近感が沸き、年の離れたお互いに恋心が芽生えてゆく。
そして女性の心の傷がだんだん解けてゆくと同時に素性も明らかになってゆく。

いろんな雨の表情がとても良く描かれていて、そこに万葉集の短歌がこの作品で使われていて、いい具合に彩を添えている。『言の葉の庭』というタイトルはぴったりだった。

『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り  雨も降らぬか 君を留めむ』
(雷が鳴って雲が広がり雨が降ってくれたら、帰ろうとしているあなたをきっと引き止められるのに)
という女性に対して
『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも  われは留らむ 妹し留めば』
(雷が鳴らなくても 雨が降らなくても 君が引き止めてくれたなら 僕はここにいるよ)

―――女性からの歌に男性が歌で返す門答歌というものらしいです。


そういったシチュエーションをとても綺麗なアニメーションでロマンチックに色づけてくれている。
また、とにかく日本のアニメ技術は、世界最高だということを実感できる。


「秒速5センチメートル」の新海監督の作品。
普段からアニメはそれほど観ないのに、この方の作品は欠かさず見ている。

この方の作品は、大人になりきれない純粋な人たちの心の中を描いている。
こういう出来事を経て人は大人になってゆくことを教えてくれる。
いつもはっきりとしたハッピーエンドではないが、主人公のその後の人間としての成長を確信できる作品である。

ほろりとするエンディングで流れる秦基博さんがカバーする「Rain」(大江千里:作詞作曲)のメロディーラインと詩がとても心に残る映画である。


言の葉の庭
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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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