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★セントアンナの奇跡

セントアンナの奇跡

【映画】セントアンナの奇跡【洋画・日本語字幕】

その「つかみ」で僕は釘づけになった。
若干ネタバレ的な映画鑑賞批評になるが、とにかく観ていただきたい映画だ。

アメリカの郵便局で定年間近の局員が、20セント切手を買いに窓口に来た男を銃で殺すところから始まるこの映画。

家宅捜索をしたところ、イタリアの有名な彫刻家が450年以上も前に創った白い石像の頭部分が見つかる。鑑定によれば時価500万ドル相当(約5億円)の価値がある。イタリア・フィレンツェのアルノ川に架かるサンタ・トリニータ橋 (Ponte Santa Trinita) にあったプリマヴェーラ像で、第二次世界大戦時にドイツ軍に橋を破壊された際に失われたものだった。

これが新聞記事になると、複雑な過去と運命の糸が解かれ始める・・・・。

舞台は1944年ヒトラーナチスの攻め込むイタリアのトスカーナ地方。
「眠る男」伝説のある小さな村に黒人アメリカ兵4人とイタリアの孤児1人が辿りつく。

ドイツ兵、地元民、地元のゲリラ部隊などの感情の衝突と男女の交流。
よく居る無能な上司のあからさまな人種差別と、隊を分断するほどの大いなる判断ミス。
セントアンナ教会で起きたドイツによるイタリア人大虐殺事件と裏切り者の存在。
ドイツ兵にビクビクしている緊迫した村人たちの交流や、お守りのように石像の頭を大事に抱えたアメリカ偵察隊の一人の大男と、山小屋で助けた9歳の男の子とのほのぼのとしたちぐはぐな会話やあらゆる奇跡など、どれも緊張感の中に素晴らしく描かれている。

戦勝と戦争の終結を一様にキリストに祈るドイツ兵、イタリア民間人、アメリカ兵。
宗教の違いが無くても、自分たちの都合のいいように解釈が捻じ曲げられている。
いったい何のために起きた戦争なのかを根本から考えさせられる映画である。


そして、そもそも郵便局員が殺した相手は、彼にどう関わった人間だったのか。
少年はどうなったのか。
そして「眠る男」とは?

実話小説からの映画化作品であり、ぜひ観てほしい映画である。





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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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