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★秘密

秘密18


1999年9月25日(土)公開

【作品情報】
死んだ妻の人格を宿した娘と奇妙な夫婦生活を送ることになった中年男の愛の行方を描いたドラマ。監督は「お受験」の滝田洋二郎。99年度日本推理作家協会賞を受賞した東野圭吾による同名小説を、「SF サムライ・フィクション」の斉藤ひろしが脚色。撮影を「お受験」の栢野直樹が担当している。主演は、「鉄道員」の広末涼子と「洗濯機は俺にまかせろ」の小林薫。

【ストーリー】
スキーバスの転落事故で、病院に運ばれた杉田平介(小林薫)の妻・直子(岸本加世子)と高校生の娘・藻奈美(広末涼子)。直子は息を引き取るが、意識不明だった藻奈美は一命を取りとめる。ところが、意識が戻った藻奈美の体には直子の人格が宿っていた。 戸惑いながらも、世間的には父と娘として暮らすことになる平介と直子。だが、17歳の体になった直子はいきいきと若さを満喫する一方、平介は疎外感を感じるばかりか、医大に入学した直子の周りに恋の噂もあって気が気じゃない。そんなふたりの気持ちは、次第にすれ違うようになっていく。そんな折、藻奈美の人格が時折現れ出した。娘が戻ってきたと喜ぶ平介だが、同時にそれは直子の人格が消えることを意味していた・・・。

秘密21

【作品データ】
製作年 1999年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 119分

【スタッフ】
監督: 滝田洋二郎
脚色: 斉藤ひろし
原作: 東野圭吾

【キャスト】
杉田藻奈美 (直子): 広末涼子
杉田平介: 小林薫
杉田直子: 岸本加世子
梶川文也: 金子賢
橋本多恵子: 石田ゆり子
相馬春樹: 伊藤英明
梶川幸広: 大杉漣




秘密01


【マイレビュー】

この映画、いろんな人のレビューを観たがあまり好評価を得ていないように思う。
だけど僕はとても好きな映画である。もう4度目かな。
娘を持つ父親ならこの映画はちゃんと観ておくべきって思う。とてもユーモラスで、とても悲しく、それでいて家族の愛情あふれる映画だと思う。

もともとあまり監督や原作者にはこだわらないで映画を観るほうなので、原作が東野圭吾さんで監督が滝田洋二郎さんという凄いコンビだったってことを解説サイトを見て今回初めて知った。やっぱ映画ってのは役者もさることながら作り手の才能が素晴らしいんだなぁと実感した。


秘密19


広末涼子さんのとても溌剌とした女の子ぶりが全編にわたって発揮されていて特によかった。
中には広末さんが苦手なレビュアー(特に女性)もいるようだ。”気持ち悪い映画”と扱き下ろしている人もいるが、そんな評価しか出来ない人は生まれながらにして愛情不足なんじゃないかなって僕は思ったりする。本当はそんな彼女の持ち前の奔放さに憧れているだけで陳腐なヤッカミからの偏見だってことを知るべきだって思う。映画はもっとちゃんと観たほうがいい。

僕は彼女が、その、ものすごく微妙な妻と娘の境目を演じていてそこが特に素晴らしいって思う。


秘密05


心の変化や気持ちの整理には、ある程度まとまった時間の流れが必要不可欠であって、人は一瞬の決意だけでは変われないものだってことを知るときがくる。たぶんそういう心の変化を幾たび重ねてゆくことで「大人」になるのだと思う。

この映画でも、本当に親子にとって夫婦にとっていちばんいい将来の選択とは何かを、考えて考えて、悩んで、泣いて、貫いてきたその道のりが 『秘密』 というとても苦しく辛いものになった。そんな心の機微を想像するだけで僕は泣けてくる。


秘密04


小林薫さんの男ぶり、夫ぶり、父親ぶりもとても可笑しいくらいの哀愁があふれている。
”妻であり娘である直子” に接するときのあらゆるシチュエーションでのあの『絶妙感』が本当に見事だった。
多分僕もおなじように接してしまうと思う。

ストーリーは分かっているのに毎回泣ける映画だった。
やっぱりあのベンチに座って最後に語らう海の夕焼けの中でのシーン。とてもすばらしい。
音楽と共に涙があふれてくる。


秘密10




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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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