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★ミケランジェロ・プロジェクト

The Monuments Men14

(MovieWalkerより抜粋)
2015年11月6日(金)公開

【作品情報】
第2次大戦末期のヨーロッパで、ナチスに強奪された美術品を奪還するという使命を受けた美術分野の専門家チームの活躍を描く、サスペンス・アクション。ジョージ・クルーニーが、監督・製作・脚本・主演の4役を担うほか、マット・デイモン、ケイト・ブランシェットら豪華キャストが集結したエンターテインメント作だ。

【ストーリー】
第二次世界大戦が激化する中、ヨーロッパ各国に侵攻したドイツ軍が、大量の美術品略奪を重ねていた。危機感を募らせたハーバード大学付属美術館の館長フランク・ストークス(ジョージ・クルーニー)は、ルーズベルト大統領を説得。歴史的建造物や美術品を守る特殊チーム“モニュメンツ・メン”を結成する。そのメンバーは、リーダーのストークス以下、メトロポリタン美術館で中世美術を管理するジェームズ・グレンジャー(マット・デイモン)、建築家リチャード・キャンベル(ビル・マーレイ)、彫刻家ウォルター・ガーフィールド(ジョン・グッドマン)、ユダヤ系フランス人美術商ジャン・クロード・クレモント(ジャン・デュジャルダン)ら7人。略奪された美術品の追跡、発掘、保護を使命としてヨーロッパへ旅立った彼らは1944年7月、フランスのノルマンディー海岸に到着する。

The Monuments Men13

【作品データ】
原題 THE MONUMENTS MEN
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
上映時間 118分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督: ジョージ・クルーニー
脚本: ジョージ・クルーニー 、 グラント・ヘスロフ
原作: ロバート・M・エドゼル
製作総指揮: バーバラ・A・ホール

【キャスト】
フランク・ストークス: ジョージ・クルーニー
ジェームズ・グレンジャー: マット・デイモン
リチャード・キャンベル: ビル・マーレイ
ウォルター・ガーフィールド: ジョン・グッドマン
ジャン・クロード・クレモント: ジャン・デュジャルダン
プレストン・サヴィッツ: ボブ・バラバン
ドナルド・ジェフリーズ: ヒュー・ボネヴィル
クレール・シモーヌ: ケイト・ブランシェット
サム・エプスタイン: ディミトリー・レオニダス




the monumentmen real1


【マイレビュー】
上の写真は実在した「The Monument Men」が美術品を奪還した当時の資料写真である。
第二次世界大戦中の実話なだけに、とても興味を持って観ることが出来た。
ジョージ・クルーニー監督出演作品だが、もともとアメリカ映画によくある「正義の味方」的視点に立った映画なので、若干穿って観た方がよかったかもしれないが、とても良く出来ていたと思う。

彼ら「モニュメント・メン」はとても素晴らしい功績を残したと思う。学者を呼ばれる人たちが、訓練を受けてきた兵隊に混じって苛酷なノルマンディー上陸を果たし内陸戦争を潜り抜けて美術品を取り戻したことは本当に尊敬に値する。
今僕たちが図鑑などでしか見ることのできない多くの有名な美術品は彼らが取り返してくれたものと思っていて間違い無い。

たとえばこんなものとか↓

The Monuments Men15


しかし僕は一方で、あれだけのとてつもない数の美術品を略奪し集めるだけ集め、殺したユダヤ人の死体からさえも「金歯」を抜き、それをぎっしり麻袋に詰め込み、トンネル内に整然と保管していたあの徹底的に統率された「ナチス集団」とはいったい何だったのだろうか・・・この映画ではそっちのほうがはるかに気になった。

要するに 「モニュメントマンの功績の偉大さ」より、 ”ナチス(ヒトラー)の人に対する残虐性、それに美術品に対する凄まじい略奪執念はどこから来たのだろうという興味” のほうが、映画を観たあとの感覚として大きかった。

また敵が火をつけて実際には焼失してしまったり、粉々になってしまった美術品もあると思うが、あの長い長いトロッコつきのトンネルのような場所に隠されていたあれだけの美術品の価値たるや、いったいどれほどのものだったのだろう。


The Monuments Men11


ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を含め、金銀宝飾品および美術品を略奪した行為は、なんだか「ナチス」という侵略国家の集団的戦争犯罪というよりも 「ヒトラー個人のコレクター的趣味嗜好や破壊欲求を満たすため」 だったのではないかと僕は感じてしまった。
幼少の頃から親に期待されつつも美術的才能を見限られたヒトラー個人の幼少からの根深い劣等感が生み出した欲求不満による破壊行為のような気がしてならなかった。


The Monuments Men08


だからこの映画を観終わった後は、とても知識欲が高まってWikipediaとか色んなサイトをみて読んで回ってそれまでに頭になかったことを数多く勉強することが出来た。
この映画を観たおかげだ。

歴史を知るってことはその当時に生きていた人間を知るということ。
その人にどんな生活の風景があり、どんな日々の想いがあったのか、何を目にしていたのか・・・とか、知識を得た上でそんなことを想像してみるのもとても面白い。

そのときヒトラーが何を考えていたのか・・・さすがにそこは想像できなかったが、その圧倒的で極限的な思想を持つヒトラーの下に敷かれた下の人間がどの様になっていったのかはわりと簡単に想像できる。
「関わり」というものはとても重要な人生のファクターになるのだ。


The Monuments Men06


この映画は2014年秋に公開予定だったが、何らかの事情で中止となり公開未定だったはず。
それがまた急に2015年秋に日本公開となったのだが、今回公開されたものはオリジナルとどこかが変わっていたのかもしれない。
僕はこの映画を2014年の夏に観ている。

もしかしたらあの「ハ●ル・ヒッ●ラー!」の号令でソファーで遊んでいた子供たちが突然ビシッと直立して最敬礼するシーンだったかもしれないな。

あれはすこし厄介な問題が発生する可能性があるシーンかとも思ったが、山小屋に追い詰めたヒトラーの化けの皮を剥がすためのあのハッタリシーンはとても面白かったが、戦争歴史と民族性を茶化す感じが出ていて、この長く無駄な1年という期間にもしかしたらカットされたのかもしれないな。

僕はオリジナルをずいぶん前に観たが、その問題のシーンがこの下の写真である。
映画館で観た人がいれば下のシーンがあったかなかったかは分かると思う。


The Monuments Men07


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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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