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●コレリ大尉のマンドリン Captain Corelli's Mandolin

Captain Corellis Mandolin07

2001年9月22日(土)公開

【作品情報】
「恋におちたシェイクスピア」の名匠ジョン・マッデンが、世界的ベストセラー小説を映画化。過酷な戦時下における人生の喜びと悲しみ、運命の恋の行方を描く感動の人間讃歌。

【ストーリー】
1940年、ギリシア。牧歌的なケファロニア島にも戦争の足音が近づき、島の医師イアンニス(ジョン・ハート)の娘ペラギア(ペネロペ・クルス)の人生をも巻き込もうとしていた。彼女の婚約者で島の漁師マンドラス(クリスチャン・ベール)は戦争に行ったきり音沙汰もなく、翌年、ギリシアはドイツ・イタリアに降伏する。傷を負いながらも生還したマンドラスはかつての純真さを失い、敵国への憎しみに燃えるその瞳にペラギアは戸惑う。やがて島に占領軍が到着。イタリア兵の行軍を率いるアントニオ・コレリ大尉(ニコラス・ケイジ)は、奇妙なことに背中にマンドリンを背負っていた。この過酷な戦時下でも人生と音楽を愛することを忘れない陽気なコレリと彼の部下たちに、初めは敵意を見せていた島の人々も心を許していく。ペラギアもまた、コレリの誠実な優しさと、彼の奏でる澄んだマンドリンの音色に抗うことはできなかった。

Captain Corellis Mandolin08


【作品データ】
原題 Captain Corelli's Mandolin
製作年 2001年
製作国 アメリカ
配給 ブエナ ビスタ インターナショナル
上映時間 129分

【スタッフ】
監督 ジョン・マッデン
脚本 ショーン・スロヴォ
原作 ルイ・ド・ベルニエール
音楽 スティーヴン・ウォーベック

【キャスト】
Capt. Antonio Corelli:  ニコラス・ケイジ
Pelagia:  ペネロペ・クルス
Dr. Iannis:  ジョン・ハート
Mandras:  クリスチャン・ベイル
Capt. Weber:  デイヴィッド・モリッセー
Drosoula:  イレーネ・パパス
Carlo:  ピエロ・マッジオ



Captain Corellis Mandolin03


【マイレビュー】
これも時代の流れなのか・・・、本当にFC2にアップされる洋画動画は極めて少なくなった。
当局の監視が厳しいのだろう。アップするのも覚悟が要るからだ。
だから今回の視聴はとてもラッキーだと思うしアップ主さんには感謝以外にない。

この映画を観て強く思ったことは次の二つのことだ。


Captain Corellis Mandolin05


一つ目は『平和というもの』についてである。

「和平」と言う国と国との交渉ごとのような能動的な言葉に対して、『平和』と言う言葉は”戦争や紛争の無い状態”を表した言葉であり、『戦争』の『対義語』として特に戦後社会の中で一般的に使われてきた言葉である。
言葉の源からしてもまさに平和というモノは戦争との対極に存在するものだということである。戦争があった平和があるということで、逆もまた真なりである。


この映画の舞台となったギリシャの小さな島ケファロニア島。現存する島で、島民約35000人とのことだ。
地震が多く島の資源も少ない。まさに第二次世界大戦中の『小さな日本』を描いている映画のように僕には感じられた。

この映画の舞台となったギリシャの小さな島に暮らす人々は主に漁で暮らしを立てている。ほぼ小麦と魚と山菜の食事で決して裕福でもなく貧しすぎるわけでもない。助け合って生きる運命にある人たちを描いている。

第二次世界大戦中の1943年に、島に駐留するイタリア軍が降伏した際、ドイツ国防軍によって将兵117人が虐殺される事件が発生している。ドイツ軍が駐留していた同盟国のイタリア将校たちを虐殺するなど信じがたい史実もあり、そのあたりがストーリー上のバックボーンになっている。


Captain Corellis Mandolin02


~脱線劇場~  安保法案に反対する人たち

安保法案に対して「戦争法案反対!」とか叫ぶ人たちには本当の平和がどのような犠牲のもとで訪れたものなのか、今後どんな危険が迫っているのかを直視しようともせず、「皆んな仲良しお花畑」のノー天気な人たちだと僕は思う。頭の中がお花畑ならまだ救いようがある。極左翼人間が平和とは程遠い過激なテロ行動に出たことなど戦後歴史上枚挙に暇が無い。

彼らが望んでいるのは「本当の意味での『平和』ではなく、『平穏無事』でいたいということ」であり、人と人との関わりよりもむしろ『個人主義』に近い平和ボケ妄想だと僕は思っている。極端に言えば国際平和なんかどうでもいいから自分の家だけが安全ならそれでいい的な自分勝手な人たちの集まりに違いないと思えるのだ。
その人たちの殆どが戦後から今日までの日本の平和が「憲法九条」を遵守した結果だというおバカな人たちだが、憲法九条をいつも紙に書いて持ち歩いている人などこの世に10人もいない。

アメリカに守られていたから、日本人は皆モノ作りや仕事に専念し、結果的に日本が成長できたのだ。日米安保条約があったからこれまで70年も平和だったのである。そんな明白で歴然とした事実をなぜ理解できないのか意味が分からない。


Captain Corellis Mandolin01


日米安保条約が無かったら日本は「ロシア」になっていたかもしれないし、この集団的自衛権法案(安保法案)がなかったら2015年から5年の間に少なくとも沖縄県など「中国」のものになっていたかもしれない。

前述のように平和を掴むには多くの犠牲があったわけで、平和は戦争で落した人の命があったからこそ存在するものなのである。その上に僕らも生を受けている。その尊かった命に報いるために、今我々が時代に合った万全な安保体制を築くということなのである。絵に描いた憲法九条なんかより、攻められない国を作ることのほうが数百倍も崇高な理念なのである

ノー天気な彼らもその人たちの命の上に存在しているくせに、自分の命の使い方を知らなさすぎる。
戦争法案反対などという曲解も甚だしいデモ行進につぎ込んでいる。彼らは無党派層を取り込もうとする共産党や社民党の手先であると断言できる。邪悪な宗教活動にも等しい。




Captain Corellis Mandolin04


もうひとつ。
主演のニコラス・ケイジについて。

主役は彼じゃなくても良かった。っていうか・・・・彼じゃないほうがよかったと僕は思う。
彼のことはけっして嫌いじゃないけど、もっと戦争の理不尽さや風習の違いや文化の違いやそれぞれの国の人たちの特徴を知りたかったのだが、すべての映画に言えることだけど、ニコラス・ケイジが主演だと彼独特の変な色が濃く出過ぎてしまうのである。せっかくのアースカラーの映画が、ちょっとキツメの紫色に染まってしまうような感じ。


原作自体はとてもいい作品だと思う。
だけど映画となると各人物の個性にいまいち一貫性が無い気がする。なんでそこで席を外すかと思われるシーンもあるし、何に惚れて何に涙しているのかとか。戦争で失ったものの人々の心の傷とか、理不尽さや空虚な無常観を表しきれていない。本来感動するはずのいいセリフもとても軽い感じでしか伝わってこないし、重厚感がまったく足りなかったように思う。なぜマンドリンなのか、その意味も音色もあまり生かしきれていなかったように思う。やっぱニコラス・ケイジだったからだって思えてしまうのだ。

ペネロペ・クルスのわき毛だけが唯一不自然じゃなかった点だ。


Captain Corellis Mandolin06



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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
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僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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