スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

▲デス・リベンジ

IN THE NAME OF THE KING02

劇場未公開

【作品情報】
『トランスポーター3』のジェイソン・ステイサム主演で放つ臨界点突破のソード・アクション。家族を殺された悲しみから、野生の闘争本能をむき出しにした壮絶な復讐劇を描く。 監督を務めるのは「アローン・イン・ザ・ダーク」のウーベ・ボル。

【ストーリー】
愛する家族に囲まれながら畑仕事に勤しむ農夫、ファーマー(ジェイソン・ステイサム)。だが、そんな彼のささやかな日常は、ある日を境にもろくも崩れさる。秩序を持たないはずの辺境の怪物たちが突如として軍勢を組み、各地の村々で虐殺を始めたのだ。この混乱の中、無念にも子供を殺され、妻をさらわれてしまったファーマーは復讐を決意。仲間と共に怪物をせん滅するべく本拠地を目指すが、その壮絶な戦いの旅には彼の運命を変える大きな試練が待ち受けていた……(amazonDVDより)

IN THE NAME OF THE KING03

【作品データ】
原題: IN THE NAME OF THE KING: A DUNGEON SIEGE TALE
製作年度 2007年
上映時間 127分
製作国 ドイツ/カナダ/アメリカ
公開情報 劇場未公開
ジャンル アクション/ファンタジー

【スタッフ】
監督: ウーヴェ・ボル
製作: ショーン・ウィリアムソン、ダニエル・クラーク
原案: ジェイソン・ラパポート
脚本: ダグ・テイラー

【キャスト】
農民(ファーマー):  ジェイソン・ステイサム
ミュリエラ:  リーリー・ソビエスキー
ガリオン:  レイ・リオッタ
ノーリック:  ロン・パールマン
メリック:  ジョン・リス=デイヴィス
ソラナ:  クレア・フォーラニ
エロラ:  クリスタナ・ローケン
ファロウ:  マシュー・リラード
タリッシュ:  ブライアン・ホワイト
バスティアン:  ウィル・サンダーソン
ハレット:  ロン・セルモア
コンリード王:  バート・レイノルズ



IN THE NAME OF THE KING04


【マイレビュー】
日本劇場未公開作品なのでDVDとかで観るしかない作品だ。
ジェイソン・ステイサム主演作品で未公開ってのもかなりなワケアリ作品である。この作品でウーヴェ・ボル監督がラスベリー賞(最低監督賞)を受賞している。
その理由を含めて紐解いてゆこうと思う。

まずストーリー展開から。
この世の中で一番ありふれた”リベンジ展開”の作品である。
そこんとこはっきりしないが、絶対に観たことのある作品と同じであること間違い無い。なので真新しさがまったく無いのだ。「ロード・オブ・ザ・リング」かな、とにかくそのあたり。あまり好きではない怪物との戦闘モノだった。

IN THE NAME OF THE KING06



ジェイソン・ステイサムはとても好きな俳優だが、何役をやらせてもワンパターンであることに最近気付いた(笑)
まさにワンパターン絶頂期の2007年の作品ではあるのだが、この作品も、「トランス・ポーター」のしゅっとしたスーツからボロボロの農民服に変わっただけで顔も(あたりまえ)性格も行動も無口さも佇まいにしても完全なる生き写しなのだ。

も~~っ!彼の一ファンとして残念でならない。
彼自身がアクション主体の映画が好きだってことは絶対に間違いないしそれは僕も十分評価しているのだが、なぜ俳優としてもっと多彩な役に挑戦しないのか、何故闘うかっこいい男のイメージばかりを優先して仕事を選ぶのか、そのアクション需要に応えてゆくだけの役者でいいのかって思ってしまう。

僕は彼にS.スタローンとかスティーブン・セガールを目標にして欲しくないのだ。せめてシュワちゃんなら許してもいい。

「エクスペンダブルズ」で二度もS.スタローンと一緒にやっていて気付かなかったかなあ。
演技の基本なんかより、体づくりや戦闘アクションを優先してしまった男の末路を見た気がしなかったか。ちょっとサブいかも・・・なんて感じなかったのだろうか。


IN THE NAME OF THE KING05


これから彼にはもっともっと演技の幅を広げて欲しいと願っている。取り廻しが利いて、コメディーでもお涙頂戴の物語でもどんな役でもこなせて、老後も引っ張り凧の「なんでもござれ」の俳優生活を送って欲しいと思っている(笑)。
例を挙げればトム・ハンクスを足したような演技派アクションスターを目指して欲しい。


この映画、ジェイソン・ステイサムには名前が無く、農民(ファーマー)っていう役名だった。大いなる突っ込みどころだったが、問題はその女房ソラナ役のクレア・フォーラニの演技である。

彼女はウーヴェ・ボル監督の演技指導や采配のバカさ加減の被害者とも言えるが、自分だっておかしいと思わなかったのだろうか。
人質になっていたところをファーマーに救出され、「愛してる」と言ってくれたファーマーに対して、”愛する息子を殺されたのに” 満面の笑みでキスを受けるところなど、ストーリーの流れをまったく無視している演出で意味が解らなかった。ありえない”幸せ満開スマイル”である。
立ち直りの早すぎることに観ていてムカツクほどだ。
しかも「愛してる」という言葉を云うか云わないかというくだりを冒頭でフリとして使い、それに対してのオチではあるのだが、それさえ「ゴースト~ニューヨークの幻~」のパクリであり、この映画の展開としてはまったく不要な流れのひとつだった。


また、こういう埃っぽい戦いの映画の中ではお約束の綺麗どころのはずだったミュリエラ役のリーリー・ソビエスキー。
彼女、本当に女優と言えるのだろうか。
何をしても一定の顔である。まるでモアイ像だ。
何の表情も無く、無機質で、しかも不感症っぽい。ストーリー全体にも必要な役柄と思えなかった。


IN THE NAME OF THE KING08


まだまだあるが、国王役のバート・レイノルズにはまったく威厳が無かった。目に力が無く、貧相で、頭が悪そうで、髪は白いのに眉毛だけが黒々としていて、ボケ老人のような表情だった。まったく国王らしくない。この国王の子と言われてもあまり嬉しくない(笑)。完全なミスキャストだ。


この”駄作に近い映画”のなかで唯一光った演技をしていたのはファロウ役のマシュー・リラードだけだった。
なんとも小憎らしく狡猾で姑息でそれでいて臆病者の王位の第一継承者役だったが、彼の存在がたった一つの救いだった。こういうストーリーには特にありがちな存在ではあるが演技としてとても素晴らしかった。

演技はずば抜けてよかったのだが、ストーリー展開が良く無い。
そんなずるがしこく、とにかく憎たらしいほどの存在感のある彼が国王に対して重大な罪を犯していたのがバレたのに、兵士に連行されて右から左へフレームアウトしただけ。
何の罰も与えないで終わりかいっ!と絶対に誰もが思うはずである。

ただそこは俳優である彼のせいじゃない。
彼もこの映画で「ラズベリー賞」を獲得したウーヴェ・ボル監督による采配の犠牲者だったのである。

今日はちょっと腹の立つストーリーだったので、興奮してネタバレ気味になってしまった(失敬)。

是非一度観てほしい。そして僕のこの思いを共感して欲しいと思う。


IN THE NAME OF THE KING01


関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

検索フォーム
シネマ記事を検索します
プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
月別アーカイブ
集計
ブログランキング
ご協力に感謝します

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
249位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
113位
アクセスランキングを見る>>
QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。