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★★グランド・ブダペスト・ホテル

The Grand Budapest Hotel 14

MovieWalkerより抜粋
2014年6月6日(金)公開

【作品情報】
『ムーンライズ・キングダム』の鬼才ウェス・アンダーソン監督によるコメディ。ホテルのコンシェルジュとベルボーイがホテルの威信をかけて、得意客を殺した犯人捜しに挑む姿が描かれる。『ハリー・ポッター』シリーズの名悪役ヴォルデモート役でおなじみのレイフ・ファインズが主人公に扮し、コミカルな演技を披露する。

【ストーリー】
1968年、若き日の作家(ジュード・ロウ)は、休暇でグランド・ブダペスト・ホテルを訪れる。かつての栄華を失い、すっかり寂れたこのホテルのオーナー、ゼロ・ムスタファ(F・マーレイ・エイブラハム)には、いくつもの謎があった。1932年、ゼロ(トニー・レヴォロリ)がグランド・ブダペスト・ホテルのベルボーイとして働き始めた頃、伝説のコンシェルジュ、ムッシュ・グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、ゼロの師であり父親代わりだった。しかし懇意にしていたマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺され、その遺言により貴重な絵画『少年と林檎』を受け取ったグスタヴが殺人の容疑者にされてしまったのだ。ホテルの威信を守るため、謎解きに挑むグスタヴとゼロ。鍵の秘密結社やゼロの婚約者アガサ(シアーシャ・ローナン)の力を借りて、大戦前夜のヨーロッパ大陸を飛び回る。

The Grand Budapest Hotel 16

【作品データ】
原題 The Grand Budapest Hotel
製作年 2014年
製作国 イギリス=ドイツ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 100分

【スタッフ】
監督 ウェス・アンダーソン
脚本 ウェス・アンダーソン
製作総指揮 モーリー・クーパー
プロダクション・デザイン アダム・ストックハウゼン

【キャスト】
ムッシュ・グスタヴ・H:  レイフ・ファインズ
ミスター・ゼロ・ムスタファ:  F・マーレイ・エイブラハム
若き日のゼロ:  トニー・レヴォロリ
アガサ:  シアーシャ・ローナン
ドミトリー:  エイドリアン・ブロディ
ジョプリング:  ウィレム・デフォー
セルジュ・X:  マチュー・アマルリック
マダムD:  ティルダ・スウィントン
コヴァックス:  ジェフ・ゴールドブラム
若き日の作家:  ジュード・ロウ




The Grand Budapest Hotel 01


【マイレビュー】
ジャンル的にコメディー、ドタバタ系として紹介することにすこし抵抗を感じる、とても良質で綺麗な作品だった。
全体的に明るめのピンクがかった映像になっていて、今まで見た映画の中ではピカイチのセットデザインでとてもファンタジックで色彩豊かな作品だった。

撮影技法や構図、小物にいたるまですべてのフレームのアングルが計算されつくしていて、目に入るものすべてが「絵画」のようだった。スクリーン比率が通常の映画館スクリーンのようなワイドスクリーン比率(2:1や16:9)ではなく、4:3のテレビブラウン管サイズであり、この比率からも「絵画」を意識したものと思われる。それによりこの映画ではワイドスクリーンではなしえなかった”高さ”のある映像が逆に実現したように思う。


The Grand Budapest Hotel 13


キャスティングはとても豪華である。
作品情報ではにスタッフやキャスティングでカットさせてもらったが、有名な俳優が数多く出演している。
作品への関与とか重要性という意味で並び替えもさせてもらった。
カリスマコンシェルジュ役にはレイフ・ファインズが完全なハマリ役だった。厳格・真面目・誠実・冷静沈着で頭の回転もすばやい。それでいて金持ちの老女には大モテでバイタリティー溢れている。


The Grand Budapest Hotel 15



大脱走劇は見ものだった。ベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)とともに”ソリ”でオリンピック会場を駆け抜けたり、オートバイで疾走するシーンなどは完全なコメディーと言えるシーンでとても面白かった。


The Grand Budapest Hotel 26


この映画にはパティシエ役に僕が大好きなシアーシャ・ローナンが出ている。顔にメキシコの形をした痣のある女の子アガサ役である。彼女も無くてはならない存在だ。ファン目線で言えばもうすこし彼女の素性についての描写がきっちりとあればよかったと思う。

悪役には定番中の定番、顔がとにかく怖いウィレム・デフォー、それにこの映画では珍しく感情むき出しだったエイドリアン・ブロディの存在でコメディータッチの中にもシリアス感が出てしかも作品としてグッと締まったと思う。


The Grand Budapest Hotel 17


時代的な世情が絡んでいてストーリーとしてはすこし悲しい内容になってはいるが、僕はこの映画は映画館だけでなくテレビでもDVDでも何度でも楽しめる映画だと思うし、そのたびに洗練されたデザイナーズ映像を楽しめると思う。

ストーリーの秀逸さというより、絵画のような映像の綺麗さでは今まで見た映画の中ではピカイチだ。映画として映像の綺麗さや色彩、バランスがとても大切であることを再認識させてくれた。


The Grand Budapest Hotel 05


特にホテルの建物そのものの鮮やかさ、雪山の見渡せる絶景ポイントの中での原色使いの結婚式の様子。ホテルの調度品と人物を対比させるような見事なバランスの映像とかぜひご覧いただきたい。
映画のどのシーンひとつ撮っても完璧なバランスの元にすべてが絵画になるように設計をした「職人気質の緻密さ」が感じられるはずだ。
このウェス・アンダーソンという監督は他には類を見ない生粋の「アーティスト」だと思う。

アカデミー作品賞候補にもなっているが、重たいテーマやストーリー、埃っぽい映像ばかりでなく、こういう華やかな作品がアカデミー賞作品賞を獲ってほしいと思う。


The Grand Budapest Hotel 04





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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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