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✖コーリング / Dragonfly

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MovieWalkerより抜粋
2003年5月31日(土)公開

【作品情報】
ケビン・コスナー主演によるオカルト風ファンタジー。愛妻に先立たれた医師の周囲で起こる超常現象の謎を描く。スリリングなドラマの果てにはロマンチックな感動が!

【ストーリー】
最愛の妻エミリー(スザンナ・トンプソン)をベネズエラで喪った医師のジョー(ケヴィン・コスナー)。悲しみを忘れようと、不眠不休で仕事に打ち込むが、心に空いた穴は埋めようもない。そんなある日、妻のいた小児科病棟を訪れた彼は、瀕死の少年が必死に自分の名を呼ぶ場面に出くわした。翌日奇跡的に回復した少年は、「エミリーが助けてくれた」と語る。その日から、ジョーの周囲で奇妙な現象が起こる。妻の愛したトンボが季節はずれの空に現れ、封印したはずの思い出の品が、気がつけば元の場所にある。「これは、エミリーからのメッセージだ」。そう確信した彼は単身ベネズエラへ向かう……。

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【作品データ】
原題 Dragonfly
製作年 2002年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 105分

【スタッフ】
監督 トム・シャドヤック
脚本 デイヴィッド・セルツァー 、 ブランドン・キャンプ 、 マイク・トンプソン
原案 ブランドン・キャンプ 、 マイク・トンプソン

【キャスト】
Joe Darrow ケヴィン・コスナー
Emily Darrow スザンナ・トンプソン
Mrs. Belmont キャシー・ベイツ
Sister Madeline リンダ・ハント
Pilot ジェイコブ・ヴァルガス



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【マイレビュー】
作品情報では ”スリリングなドラマの果てにはロマンチックな感動が!(MovieWalker)” なんて書いてある。

10年ほど前の作品でケヴィン・コスナー主演だったので観てみたが、この映画ははっきり言って全然良くなかった。
この作品の✖評価はケヴィンに責任があるわけじゃない。
「秀逸シネマ紹介」のブログの主旨には反するが、監督や脚本や製作、それに総合的演出が悪いと映画が台無しになるというサンプルとして今回は紹介する。

この映画、脚本や演出のセンスが極めて悪い。
何故に ”中途半端なオカルト仕立て” にする必要があったのだろう。意味わからん!
原作がどうなっているのかは知らないが、映画化するにあたって首脳スタッフ陣の方向性コンセンサスがしっかり為されていたのか、素人の僕が心配になるほどだ。


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このトム・シャドヤックという監督、いままでの作品をwikiで調べてみたら、なんとジム・キャリーの「ライアー・ライアー」とか故・ロビン・ウィリアムズ主演の『パッチ・アダムス・トゥルー・ストーリー』の監督だった。
『パッチ・アダムス・・・』の評価は僕の「オススメの秀逸映画」★★星二つにランクインしている。

なるほど、おおむねのストーリーとしては『パッチ・アダムス・・・』とこの『コーリング』はよく似ているのだが、映画としての仕上がりが180度違う。
展開としては片やファンタジックに明るく、片やオカルト的に暗いのだ。

『パッチ・アダムス・トゥルー・ストーリー』でおいしい思いをした監督が、『コーリング』で極端な演出をして墓穴を掘った感じだ。首尾一貫性が無いとも言える。2007年の作品以降はまったく監督としての仕事をしていないのもわかる気がする。


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最近のケヴィン・コスナーは僕の一押しである。
特に直近の 『ラスト・ミッション』 のケヴィンは今までの数ある作品の中でいちばん「素に近く、人間っぽくて、気取りがとれて」いて逆に衝撃だった。
こんなちっぽけな僕が偉そうに言うけど、「本当に一流の役者になった」と思う。
言い換えれば、『老いを実感したときの半ば諦め的な潔さ』が出てきたのだ。

この『コーリング』は10年以上前の作品だが、そんなケヴィンの良さをまったく引き出せていなかった。


この作品に関して言えば、主人公の医師のジョー(ケヴィン・コスナー)が話す超常体験を誰一人として真剣に聞く大人が居ないってことに観ていてイライラする。映画なんだし協力しようという友人が普通は居るでしょ、一人ぐらい。そんな周りの反応だって少しは学習しろよって思ってしまう。

それに飼っている変な鳥が意味無くバタバタするし、急に息を吹き返す患者が居たり、早産患者や、自殺願望患者もいる。同僚や親友はクソの役にも立たないし、近所のおばさん(キャシー・ベイツ)にしても彼を宥めるか鳥の世話ぐらいしか出来ない。ベネズエラの胡散臭いパイロットも不自然すぎる行動に出るし。


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そういう場面場面でのやりきれない感覚はある種のビューワーへの狙いだし展開へのフリになるはずなのだ。ふつうはね、ボケが居たらツッコミは必要不可欠なのに、この映画ではもう完全放置。

この映画の特徴は”フリであるべきシーンに意味が無い”という致命的な欠陥だ。ホント気持ち悪いったらありゃしない。


結局はケヴィンが可哀想に”独り相撲”を取ってしまう映画に成り下がっているのだ。好きな俳優なだけに本当に残念でならない。

良かったのは”スリリングなドラマの果てにはロマンチックな感動が!(by MovieWalker)”でお馴染みのラストシーンだけだった(笑)。一度観てもらえばわかると思う。

今回は結構辛口でネタバレ的なことも書いちゃって悪いと思うけど、僕にしたら久々に観た駄作でまだイライラが解消できていないほどだ(笑)


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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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