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★マジェスティック

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2002年6月20日(木)公開

【作品情報】
「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督が再び手がけたハートウォーミングな感動作。50年代のアメリカを舞台に、他人と間違えられた若き映画人の新たな人生を描く。

【ストーリー】
1951年のハリウッド。新進脚本家のピーター・アプルトン(ジム・キャリー)は、赤狩りの嵐が吹き荒れる中、非米活動委員会から共産主義者だと名指しされる。動揺したピーターは車で事故を起こして川に転落、近くの田舎町ローソンの住人に助けられた。町の人々は彼が第2次大戦に出征して行方不明になっている英雄ルークだと勘違いし、記憶喪失になっていたピーターはルークとして生きることになる。そしてルークの父ハリー(マーティン・ランドー)は、ルークの死にショックを受けてから長らく閉めていた映画館マジェスティックの再建を決意。また、かつてルークの恋人だった法学生アデル(ローリー・ホールデン)が帰郷。ピーターは彼女に心惹かれ、町の人々の温かい気持ちに触れていくうち、次第にルークであることに馴染んでいく。

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【作品データ】
原題 The Majestic
製作年 2001年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 153分

【スタッフ】
監督 フランク・ダラボン
脚本 マイケル・スローン
製作総指揮 ジム・ベンケ

【キャスト】
Pete/Luke ジム・キャリー
Harry Trimble マーティン・ランドー
Adele Stanton ローリー・ホールデン
Doc Stanton デイヴィッド・オグデン・スティアーズ
Stan Keller ジェームズ・ホイットモア
Ernie Cole ジェフリー・デマン


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これぞアメリカ映画。

実話でもある「ハリウッド・テン」(wikipedia=共産主義を疑われ列挙された10名の人物は映画産業で働くことを拒否された思想信条差別の一大事件)を絡めた内容になっている。

冷戦や戦後の時代背景でもある政治思想部分を残しつつ、愛と自由と希望の溢れるエンターテイメント映画だった。
アメリカという国の歴史や文化、それに地域に根づいた人々の暖かさや文化を知る意味でもとても勉強になる映画でもある。

ブルックリンあたりの町だろうか、あるいは大掛かりなセットかもしれない50年代の街並みがとてもステキだった。綺麗に彩られているあんな田舎町がアメリカには今も残っているのだろうか。車や建物、アーケードやお店の感じとか、アメリカに住んだことなど無いのにとても懐かしいような郷愁にかられる。


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ジム・キャリーはとても表情が豊かな役者だ。顔の筋肉がとても器用に動かせる。
そんな特長をフルに生かした『マスク』なんかは彼の代表映画だ。
どうもアニメチックなキャラクターものが多くて、ある時期、ジョニー・デップとカブっていた感じがしたのは僕だけだろうか。もっともっと需要があったはずなのだが、ジョニー・デップに殆ど持っていかれたように感じる。素晴らしい俳優なのだがちょっとそこが悲しい。


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この映画には人生の喜怒哀楽がつまっている。
映画のあらすじとしては、信念も何も無くのほほんと生きてきた人間がある出来事を機に得た別の境遇で人生の意味を理解してゆくというものだ。

映画館「マジェスティック」を再建する。
戦争で多くの若者を失ったため、住民達の殆どが老人達だが、こんな普通の田舎町「ローソン」に愛と希望と勇気の笑顔を与えてゆくルーク。映画館の館長も映写技師や売店もみんな素直でかわいらしい老人たちである。



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日本の江戸時代の踏み絵(最近の教科書では『絵踏み』というらしい)じゃないけれど、アメリカでもアカ狩りというものが行なわれていたのが50年代だ。ソ連の破壊的共産主義を徹底排除するための国策でもあった。

「息子は沖縄で死んだ」というセリフも映画の中に出てくるが、どの国でも戦争に狩り出された人たちの苦悩も、恋人も、遺族も気持ちは同じだろう。また傷痍軍人となって帰ってきた人たちの挫折や生き方もしっかり描いてくれている。

太平洋戦争やソ連との冷戦時代の中で、アメリカ文化がどう発展してきたかというものをよく表している。
どちらかといえば閉鎖的な都会よりも、比較的自由奔放な田舎でアメリカ文化や大衆娯楽というものがそこらじゅうで湧き上がる様に発展してきたのだと僕は感じた。


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「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督作品である。グリーンマイル同様、この映画も153分という長めのストーリーだが、どれも外せないシーンばかりだ。

ユワン・マクレガー主演の「ビッグ・フィッシュ」という映画にどこと無く似ていてこの映画もとてもいい映画だと思う。


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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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