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★ダイバージェント

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2014年7月11日(金)公開

【作品情報】
新人女性作家、ヴェロニカ・ロスによる全米ベストセラー小説を映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、異端者(ダイバージェント)として生まれたヒロインが自らの運命を切り開いていく姿を描き出す。ヒロインを演じるのは、『ファミリー・ツリー』で数々の映画賞に輝いた新鋭シャイリーン・ウッドリー。


【ストーリー】
最終戦争から100年後の未来。人類は過去の経験から、国家、人種、宗教という概念を捨て、新たな社会体制を作り上げた。それは一生に一度の“選択の儀式”という性格診断テストにより人類を性格別に、勇気ある者の集団【勇敢】、正直者の集団【高潔】、優しい者の集団【平和】、他人を思いやる者の集団【無欲】、論理的で知識が豊富な者の集団【博学】という5つの共同体に分類する社会であった。【無欲】の家庭で育ったベアトリス(シャイリーン・ウッドリー)は、16歳になり診断の時を迎えるが、結果は5つのどれにも当てはまらない【異端者】と判定される。【異端者】は未知の特殊能力を持ち、人類を滅ぼす危険分子とされていた。ベアトリスは【異端者】であることを隠すため、結果を偽って【勇敢】へと加入する。名前もトリスと改名し、軍事・警察の機能を担う【勇敢】での激しい戦闘訓練に耐えながら彼女は肉体面、精神面での強さを徐々に身に付けていくのだった。だがその頃、政権担当の【無欲】に対する抵抗運動が勃発。同時に何者かによる【異端者】暗殺計画が動き始め、トリスの身に危険が迫りつつあった……。

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【作品データ】
原題 DIVERGENT
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
上映時間 139分

【スタッフ】
監督 ニール・バーガー
脚本 エバン・ドハーティ 、 ベロニカ・ロス
原作 ベロニカ・ロス
エグゼクティブプロデューサー ジョン・J・ケリー 、 レイチェル・シェーン
音楽 ジャンキー・エックスエル


【キャスト】
トリス:  シャイリーン・ウッドリー
フォー:  テオ・ジェームズ
ナタリー:  アシュレイ・ジャッド
エリック:  ジェイ・コートニー
マーカス:  レイ・スティーヴンソン
クリスティーナ:  ゾーイ・クラヴィッツ
ピーター:  マイルズ・テイラー
アンドリュー:  トニー・ゴールドウィン
カレブ:  アンセル・エルゴート
トーリ:  マギー・Q
ジェニーン:  ケイト・ウィンスレット



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【マイレビュー】
2014年作品映画だった。すこし長めなのだが一気に観られた。

原題「DIVERGENT」とは”異端者”のことを指す。日本の歴史で言えば織田信長がそうであったように「旧態依然体制への反発者」ということである。

総合的なレビュワーの評価は決して高くは無い映画なのだが、僕は個人的にとても好きな映画だった。

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核戦争後の地球の悲惨な未来を描いた作品は世の中に数多くあるのだが、この映画のようなシチュエーションとか筋書きのドラマは今まで無かったのでとても新鮮だった。発想としてとても面白いし、バリエーションに富んだ映像が次から次へと出現するので、観ていて全然飽きなかったし、あまり深く考えないで観れることもあり映画として大事な『娯楽』要素が詰まっている映画だった。

「性格テスト」っていう類のものは誰もが経験したことがあるだろう。運勢判断とか血液型診断とか動物占いとか。
そういうものに興味がある人とかはきっと面白いと思う。
原作者は女性ということもありラブストーリーも絡んだ女性目線での映画でもある。

したがって”壁ドン、胸キュン、占い大好き乙女”には特にオススメしたい(笑)。

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最終戦争で生き残った人間の社会秩序を保つため、政府は民衆を5つの派閥に分け、ユニフォームを着て派閥内で共同生活をする。成人式のような儀式の前に、政府が住民を特殊な装置で深層心理テストをして5つの『派閥』のどれにいちばん近いかを一人一人診断する。(この診断がひとつのワナになっている。)

それを踏まえてどの派閥に入るかは自己決断をする。その日から育った派閥や親から離れて自立するというもの。
診断結果や育った環境以外の『派閥』を選ぶことも自由である。

1.勇気ある者の集団【勇敢】
2.正直者の集団【高潔】
3.優しい者の集団【平和】
4.他人を思いやる者の集団【無欲】
5.論理的で知識が豊富な者の集団【博学】

という5つの共同体である。本当ならもっとありそうな感じもするが、いいだろう。

リアル社会で言えば本人の自由である『政党』とか『宗教』みたいなもので、映画において実社会と最も違う点というのは 『派閥によってユニフォーム』 があるってことだ。要するにみんな ”看板を付けている” ってこと、それから各派閥間における交流が殆ど無いってことである。

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難を言えばせっかく派閥に分けたのなら5つの派閥それぞれの特色や長所・短所とか内部事情、他派閥との微妙な力関係とかをもっともっと前面に出して欲しかった。ぶっちゃけ、「高潔」と「平和」に関しては完全に割愛してしまっていたのでそこがちょっと残念だった。

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主役のトリス役の女優「シャイリーン・ウッドリー」がとても魅力的な女性だった。表情も豊かで可愛いのだ。そういう観方で観てたから飽きなかったのかもしれない。
多分彼女、顎のラインとかから判断すると太りやすい体質じゃないだろうか。外人さんは老けるのが早いし、35歳過ぎあたりで体型とかが変わるとすぐにオバサン化してしまいそうなタイプである。なるべく用心したまえよ。

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ちなみに「タイタニック」のケイト・ウィンスレットはやっとスリムになってスクリーンにお目見えした。たしかに劣化はしたがまだまだきれいである。今回は『博学』のトップ役を演じている。


ひさしぶりの脱線劇場

~~異端者たち!目覚めよ~~~

世の中には『異端者』がいる。
ある意味差別的に 『変わったやつ』 呼ばわりされているような人間である。

世の中のすべての異端者が名を残すわけじゃないが、結果論として 「歴史を変えてきたのは異端者」 なのは事実と言える。成功したその時点で異端者ではなくなり 『フロンティア』 と評され、没後は 『偉人』 に変わる。

世界中の偉人を知れば、どこか人間として欠落している異端人間ばかりだ。
『ノーベル賞』を獲った人々を知るとよくわかる。研究に対する情熱は超人的だが、自分では歯も磨けないというような風に。

織田信長じゃないけれど傍目には『うつけもの』であっても、そういう異端者こそドえらい事をやり遂げられる。

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常識に囚われず、集団的な型にはまるのを嫌う性質をもつ異端者は、とかく一般的にコミュニケーション能力には欠けるし、現代社会においてこういう人物は完全に浮く。体制への批判も躊躇しないし、主張も強い。血液型で例えれば完全に 『B型』 的人間である。

もし企業にいたら上司や同僚から見たら ”とても扱いづらく小生意気な” 人間に見えるだろう。
異端者である彼らの頭の中では組織の中での「集団的協調性」、「規律に沿った行動」とか・・・そんな余計なものはまったく 「意味の無い動作」 でしかない。
家庭でも学校でも社会でも集団的生活のために徹底的にルールや社会常識を教え込まれる。
その結果、彼らが描く理想は「空想」でしかなくなる。

このように現代においては殆どの異端者はある意味、家庭環境や社会構造や組織の力によって ”その能力を封じられている” と言える。

逆説的に考えれば、「異端者は封じておくべき存在」 と考える人たちが居るということに他ならない。
異端者の封殺は優位に立つ権力者や大資産家グループによる「秩序のための国策」であると言える。政府や巨大利権グループにとっていちばん恐ろしいのは民衆を率いる 『救世主』 の出現なのだ。

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旧態依然とした官庁とかお役所には異端者は誰一人として居ない。
居ては困るのだ。

天下り、カラ出張、タクシーチケットとか、ナントカ手当てや豪華旅行・・・民衆の血税を食らう過去の悪しき(彼らにとって良き)慣習を次の代まで無事に渡すために。それが彼らの重要な引継ぎなのである。

官僚とは在職中には如何に「何も変えないで」「安泰に」「うまく天下る」ってことが第一なのだ。それを組織ぐるみで次の世代に引き継ぐことをいつも考えている。政治家がどれだけ変わっても結局何も変えられない人たちなのだ。

偽者のエリートが牛耳る社会である。本物の「エリート」だったら何をすべきだろうか。
「目覚めよ異端者たち。自分を解放せよ。」


そんな映画でした(笑)



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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
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▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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