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★★ラストミッション / 3 Days to Kill

3days to kill05

MovieWalkerより抜粋
2014年6月21日(土)公開

【作品情報】
ケヴィン・コスナーが、思春期の娘に手を焼くスゴ腕のCIAエージェントに扮すアクション。余命3か月を宣告されたエージェントが、史上最高に危険な仕事と娘との関係という2つの問題に振り回される姿が描かれる。『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGが監督、リュック・ベッソンが脚本を手がける。

【ストーリー】
任務中に倒れ、病院へ運ばれたベテランCIAエージェントのイーサン・レナー(ケヴィン・コスナー)は、医師から余命3ヶ月と告げられる。残された時間を家族と過ごそうと、彼はパリへ向かうが空白の時間はなかなか埋める事が出来ず、思春期の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)との溝は深まるばかり。そんな中、女エージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)が現れ、病に効く試験薬を提供する代わりにある仕事を持ちかけてくる。それは、凶悪で冷徹なテロリスト抹殺という危険な仕事であった。イーサンは、これが現役最後の仕事として引き受けるのだが……。

3days to kill02

【作品データ】
原題 3 Days to Kill
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ショウゲート
上映時間 117分

【スタッフ】
監督 マックG
脚本 リュック・ベッソン
共同脚本 アディ・ハサック
原案 リュック・ベッソン
製作総指揮 タッカー・トゥーリー

【キャスト】
イーサン・レナー:  ケヴィン・コスナー
ヴィヴィ・ディレイ: アンバー・ハード
ズーイー・レナー:  ヘイリー・スタインフェルド
クリスティン・レナー :  コニー・ニールセン



3days to kill10

【マイレビュー】

~~いきなり脱線でスマソ~~

このブログの更新にずっとご無沙汰だったがその間に映画を観てなかったわけじゃない。
実は十本近く観たのだがこの作品を観るまでまったく書く気が起きなかった。
ただそんなスルーした作品でもここにちゃんと載せとけばよかったなと後になって思うことがよくある。だけどもう無理だ。

僕の習慣としては映画を観終わった直後のホヤホヤの状態でいつもこのブログを書く。そうしないとストーリーも感動も一気に忘却の彼方だからだ。しかも映画のタイトルはとても覚えにくいものばかりだ。
観た映画がちゃんとわかるように、嫌いなジャンルとか駄作を再び観ることの無い様に、自分の備忘録として書き留めているに過ぎない。

実は隣の自己紹介の文面にあるような、「これから良い映画のDVDを借りようという読者のため・・・」を思って書いているというのは完全に建前なのだ。何を隠そう、この僕がいちばんこのブログを読み返しているからだ(笑)。
このブログは自分の記憶を手繰るための目次なのだ。



3days to kill12


とにかくケビン・コスナーが最高に良い!
彼がこれまで出演した数多くの映画のなかでは観られなかった『素』の魅力がこの映画にいっぱい詰まっている。

昔からとても好きな俳優ではあったが、今まではどこか ”吹っ切れていない” ような演技だった気がする。
イメージ的にどうもあの 「♪エンダ~~~~イア~~~」 のなんだっけ。あっ、そうそう 『ボディガード』 の印象が強すぎたのかもしれない。本人の意思か他人の意思かわからないが、 ”完全に二枚目” イメージに固執していてそれをずっと引きずっていたように思う。
ようするに 『寡黙で冷静で強くて繊細でセクシーな役者』 というものを・・・である。

そのうち自らがメガホンを取るようになり、映画として描きたかったものも描けるようになったはずなのだが、いまひとつ殻を破りきれていなかったように思う。これはあくまでも僕の感想なのだが。

3days to kill01


さすがに皺も増えたし年も取った。体力にしても健康にしても衰えただろう。
だがこの映画では逆にそんな飾らない ”素” の彼がとても魅力的なのだ。円熟した柔らかさが表情に表れ、懐の深い人間性となって画面を通して伝わってくる。

ストーリー上では愛する娘に接する父親としての不器用さとか、誰にでもあるちょっとした ”ボケ” がとても自然で、さらに彼の人間的魅力を引き上げている。ある意味 ”所帯じみた感じ” は今までの映画ではまったく無かった。
いままではそれでよかったと言うべきだろう。

自分の年齢や体力や見た目の衰えなどを自覚し受容れて初めて生まれる ”悟り” みたいなものがこの映画にはしっかり出ている。それでも彼独特の『色気』はまったく失われていない。そこに彼本来の素晴らしい人間性を感じずにはいられない。
この映画でケビン・コスナーはついに「一流」から「超一流」の役者に変貌したと言って良い。

また究極の娘思いの父親を描かせたらリュック・ベッソンの右に出るものはいない。
『96時間(原題:Taken)』でもリーアム・ニーソンという ”カタブツ” の俳優を理想の父親に仕立て上げていた。

3days to kill04


リュック・ベッソン(監督)脚本作品は映画としての必要な部位が何一つ欠けずにしかもぎゅっと一杯詰まっている。いつも思うが本来2時間弱で収められる内容ではない。長いこと撮ることは撮るが、編集段階での ”取捨選択” がとても上手いのだろう。

この映画はジャンルを超越しているので実際カテゴリー分けが非常に難しい。
ヒーローやアクション映画というだけではなく、スパイや暗殺が絡み、そのうえ家族愛や親子愛、笑えるシーンや泣けるシーン、センス溢れるセリフも、セクシーシーンもカーチェイスも爆発もあり、青春の悩みや挫折、人とのふれあいや博愛などグッとくるシーンを散りばめているからだ。また彼の住むパリの街並みやフランスの世界遺産などの名所を最高の角度からさりげなく背景に映してくれているのも嬉しい。

こういったある種の ”パリ観光案内” は、カーチェイスで道路を封鎖する条件としてのお約束で「パリ市長さん」とお話がついていて、しっかりタイアップできている。しかし彼の描く「パリ警察」はいつも ”無能” なのである(笑)。

3days to kill14


CIAのヴィヴィ役のアンバー・ハード。
彼女はすごくセクシーな女性である。存在感もあり、なんだか完璧すぎて馴染まないし、庶民には手が出せない高嶺の花って感じだ。イメージ的には「スカーレット・ヨハンソン」とカブっている。
この映画ではなんかプレイボーイ誌のプレイメイトっぽいが、いろんなコスチュームで楽しませてくれるお約束の贅沢なセクシー要員である。
『スタンド・アップ』というシャーリーズ・セロン主演の映画では彼女の学生時代の役をしていた。そのときにすでに存在感があった。現在あのジョニー・デップと婚約中だが、最新情報ではその結婚の行方に暗雲が立ち込めているとのことらしい。

3days to kill09


『リュック・ベッソン式チンピラ切捨て法』 も健在である。
ラスボスにたどり着くまでの小気味良さは日本のチャンバラ映画に見習ったのだろうか、スーパーマリオに見習ったのだろうか、まったく手法は同じである。観客にいちいち感情移入させない部分だ。そのあたり逆に彼のユーモアとか親切心だと思って観たほうがいい。

特にユニークで面白かったのは留守中に居座った黒人一家との心のふれあいの部分である。馬鹿げた会話のやり取りなど結構笑えるシーンも多い。

また、僕がいちばん気に入った ”小道具” は、子供のころ紫色が好きだった娘のために買った「むらさき色の自転車」である。映画の中で頻繁に出てくるこの自転車、実はよく見るとフランスの自動車メーカー「プジョー」が作った非常に高価で丈夫な自転車である。
娘にあまり好まれていないその自転車がこの映画の中ではとてもいい ”脇役” を演じている。そんな ”紫色の自転車の気持ち” にもなって観てもらうとまたホロッとなり、違った味が出る映画である。

3days to kill11

スパイ絡みのアクション映画とは言えるが、とにかくケビン・コスナーが今までで一番かっこいいのだ。
じっくりお楽しみいただけたらと思う。


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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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