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★藁の楯 わらのたて

藁の盾14

MovieWalkerより抜粋
2013年4月26日(金)公開

【作品情報】
人気漫画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの作者で、作家としても活躍する木内一裕の同名小説を、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也の共演で、鬼才・三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。殺人鬼を殺したら10億円を支払うという新聞広告に殺気立つ人々と、彼を警視庁まで移送する任務を受けたSPの息詰まる攻防戦が描かれる。

【ストーリー】
7歳の幼女が惨殺される事件が発生。8年前に少女暴行殺人事件を起こし出所したばかりの清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警察による捜査が行われるが、一向に清丸の足取りは掴めずにいた。事件から3ヶ月後、事態が大きく変わる。殺された幼女の祖父・蜷川隆興(山崎努)は政財界を意のままに動かす大物で、彼が大手新聞3紙に、清丸を殺した者に10億円支払うとの全面広告を打ち出した。この前代未聞の広告を見た国民は一気に殺気立ち、身の危険を感じた清丸が福岡県警に自首。東京の警視庁まで清丸の身柄を護送する最中に彼の身を守るために、生え抜きのSP5名が配置された。いつ、どこで、誰が襲撃してくるかわからない極限の緊張状態の中、護送が始まる……。

藁の盾03

【作品データ】
製作年 2013年
製作国 日本
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 125分

【スタッフ】
監督 三池崇史
脚本 林民夫
原作 きうちかずひろ

【キャスト】
銘苅一基: 大沢たかお
白岩篤子: 松嶋菜々子
清丸国秀: 藤原竜也
奥村武: 岸谷五朗 
関谷賢示: 伊武雅刀
神箸正貴: 永山絢斗
由里千賀子: 余貴美子
蜷川隆興: 山崎努


藁の盾13

【マイレビュー】
警視庁の全面協力体制を得て、CGも無く、日本映画としてはかなり撮影にお金を掛けたスケール感のある作品だった。
機動隊や警察官、それにパトカーがとにかくたくさん出てくる。
ラストの警視庁前交差点を封鎖しての撮影シーンはいささか現実味は欠けたが、前半部分の車の爆発やパトカーのクラッシュシーンなどこれまたかなり迫力があった。

藁の盾12

犯人の清丸国秀役の藤原達也が見事な演技だった。ニヤニヤと憎たらしいにもほどがある(笑)
彼は「カイジ」とか「デスノート」でも主役を演じているが、いつも「ちょっと演技が大袈裟でクサイ」と思っていたが、こういう”人たらし系の悪人”ぶりは彼に相当合っていると思った。

連続少女強姦殺人鬼であり生かしておいても意味のない人間を、SPの4人は命がけで守り東京まで護送するるという不条理極まりない任務を遂行しなければならない。その4人すら犯人を護っているにもかかわらず殺したい衝動や欲望に何度もかられる。

藁の盾02

極悪人であっても一般的には社会的制裁もなく、性善説を基に犯人の更正を目的に作られた刑法の矛盾点をこれでもかと見せ付けられ、イライラ度がハンパ無い。加害者を守り被害者を守らない刑法と、刑法の裏にある報道などのモラルのあり方や現状について、大きく問題提起をしているのだと思う。
また世の中そういう許しがたい犯罪がとても多いと思う。

不条理極まりない状況にさらに波紋を投げかける事象が起こる。
一連の幼児殺害事件で孫を殺された大富豪の蜷川隆興(山崎努)が新聞とインターネットに個人で一大広告をする。
「この男を殺してくれた方には10億円進呈」という途方もないものである。

藁の盾07

そのとてつもない懸賞金の為、一般人はおろか警察内部の人間、4人の仲間のSPたちすべてが信用できない状況になる。
野次馬が群がり、10億円欲しさに公衆の面前で犯人を殺そうとする人間が次から次へと現れる。

何といっても危険なのは訓練を受け武器を持った大勢の警察官や機動隊員が最も信用できない状況となることだ。したがって護衛となる機動隊員すら寄せ付けず、秘密裏に、互いに疑心暗鬼になりながらもSP最少人数で犯人を護送するしかない。

その不条理なシチュエーションと不道徳な心理描写がとにかく秀逸だった。
観る側に対して「人は何を命がけで守るのか」を真剣に問う映画だった。

藁の盾06


この作品はこれまでの数々の映画と決定的に違う点は「ネタバレが許されているような」不思議な映画だということ。
見ているうちに良心や正義とは何なのかが本当にわからなくなってくる。
本当に肝心なものはストーリーそのものには無い、そう思える映画なのだ。

藁の盾10

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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
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