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★ビーイング・フリン Being Flynn

エグザイル01

【作品情報】
2012年にアメリカ合衆国で制作されたドラマ映画。ニック・フリンが、自身の父親と過ごした日々を記したノンフィクション小説『路上の文豪、酔いどれジョナサンの「幻の傑作」』を原作にしている。(注釈:原作については『Another Bullshit Night in Suck City(直訳:最悪な街でのクソみたいな一晩)』。と記述されていたサイトもあった。どちらかは不明)脚本・監督はポール・ワイツ。

【ストーリー】
作家志望の青年ニック(ポール・ダノ)は、幼い頃から父親の愛を知らずに母親のジョディ(ジュリアン・ムーア)と一緒に暮らしてきた。ニックが幼い頃に証券偽造で刑務所に入った父親ジョナサン(ロバート・デ・ニーロ)はマーク・トゥウェイン、J.D.サリンジャーと並ぶ三大文豪を自称し、まともに働こうとせず周囲とトラブルを起こしては職を転々としていた。18年も会っていないそんな父親から、突然ニックに連絡が入る。アパートを追いだされたから、荷物の整理を手伝えと言うのだ。差別主義で酷く落ちぶれた父親の姿を見たニックは、同じく職についていない自分の姿と重ねて彼を激しく嫌悪し、酷い言い争いをして別れるのだった。それから月日が経ち、ニックはホームレス・シェルターでソーシャルワーカーとして働いていた。仕事にやりがいを感じ、生きる意義を見出し始めたニックの前に、ホームレスとなった父親が姿を見せる。

エグザイル10

【作品データ】
邦題: DVDタイトル「ロバート・デニーロ エグザイル」
原題: Being Flynn
全米公開: 2012年
DVDジャンル: 親子、人生
日本未公開: スターチャンネルにて 「ビーイング・フリン 〜僕と父さんをつなぐもの〜」として配信
販売元: アメイジングD.C.

【スタッフ】
監督: ポール・ワイツ
脚本: ポール・ワイツ
原作: ニック・フリン

【キャスト】
ジョナサン・フリン: ロバート・デ・ニーロ
ニック・フリン: ポール・ダノ
ジョディ・フリン: ジュリアン・ムーア
デニス: オリヴィア・サールビー
ジョイ: リリ・テイラー

(WikiPedia、その他映画紹介サイトからの抜粋、修正)


エグザイル06

【マイレビュー】
とてもいい映画なのに日本では未公開となっている。本当にもったいない。

DVDのタイトルは「ロバート・デニーロ エグザイル」である。
タブーさえも超えた”DVD映画タイトルに俳優の名前を入れる”というとんでもない暴挙である。
(しかもDVDジャケットにはデニーロの出世作である『タクシードライバー』に引っ掛けてイエローキャブTAXIIまで映っている。この映画でもタクシーは無関係ではないがポスターでは明らかに作為的だと思う)

エグザイル07

まあ事情はわからなくも無いよ。
『エグザイル』だけじゃ「ツカミが無い」からってことだろうよ。
「エグザイル」っていうタイトルだけで検索したとき、当然あの「EXILE」がズラ~~ッと出てきちゃうからこの映画になかなかたどり着けない。日本未公開だし検索するのが難しいからもう一つのキーワードである「ロバート・デニーロ」を入れちゃえ的なタイトルであることはほぼ間違いない。本当に浅はかである。アサハカ見附である(笑)。

そうすることによって、映画の中身を台無しにしてしまうことにさえ気づかない。
タイトルで惹きつければ映画の感想なんてどうでもいいってことに他ならない。
要するにアメイジングD.C.という販売元の「DVDさえ売れてくれればいいんだ」・・・という浅ましい儲け商魂がもうミエミエである。

エグザイル04

ほとんどの映画は「原題タイトルにこそ映画の主題が隠れている」のだ。
邦題をつけるときにはもっと原題を大切にしたほうがいい。

この映画のタイトルは何といっても原題の「ビーイング・フリン」しか無い。
この映画でいちばん伝えようとしていることは親から子へ続いてゆく「ビーイング」なのだから。
何が続いてゆくのか。
「血」であり「才能」であり「考え方」や「生き様」である。そして信じたことを「やり通す」ってことである。

差別主義者のジョナサンがとる一連の言動はアメリカという国の根っこに蔓延る社会の膿の部分である。彼はそういう偏見や差別をしっかり表に出しているからまだわかりやすい。

エグザイル03

【差別やイジメについて話そう】

差別感情差別意識は100人いたら100人、誰の心にも存在すると僕は思う。今の日本の深層心理の中にもドッカリと居座っている。そのうえ日本人は感情や思想を抑え込まれ慣れしすぎている。国家的な言論統制であり、態のよい平和主義を押し付けられているのである。
差別感情や左右思想を表に出すことは公共の秩序を乱すということに直結し日本人の人々の多くはそのことを極端に嫌う。だが本当はそんな日本人独特の「飾られた奥ゆかしさ」などこの先いつか爆発すると僕は思っている。

「イジメを無くそう」なんて言っている時点で、そいつは本気で無くそうなどと考えていない。

そういうヤツこそ信用してはいけないと僕は思う。
お前はファンタジーか! 絵空事を抜かすな。馬鹿じゃないのって思う。

エグザイル02

要するに間違いなく 「差別は存在する」 し 「イジメも存在する」 。 
太古の昔からだ。そんな歴史あるものがこの先すぐに無くなる筈が無い。人類が生きている限り未来永劫続くものだ。
そんな道理もわからないやつがよくも「イジメを無くそう」などと言えたものだ。

差別やイジメは今この瞬間もこの先も必ずあるのだ。
だからそれらと向き合って『どう付き合うか』ってことを徹底的に議論し真の道徳教育をすべきで、そこを本気で考えることなのである。「集団的自衛権」をめぐる『論議』みたいなものだ。イジメや差別意識は抑え込むのではなく吐き出させることが必要だということである。たまにはステージ上に上がって堂々とちゃんとパフォーマンスさせてみる。アングラ部分に日の光を当ててやるのだ。だってそれが人間の自然な感情なのだから。

今の日本人のほとんどが抱え込むストレスとは「抑え込まれた感情」である。そういうふうにみんな育ってきたからだ。これからはそれらを吐き出す「術」(すべ)を学び、それとうまく付き合うことがいちばん大切なのだと思う。

ちなみにほとんどの人間関係のストレスはジョークやユーモアのセンスを磨くことで解決できると僕は思っている。



この映画、「ビーイング・フリン」を観て僕の主張にも拍車がかかったようだ(笑)

ちなみに下の写真、路上でウンコをしているロバート・デニーロである。彼は面倒くさがりでこの格好(衣装?)のままで彼の所有するホテルに宿泊しに行って警備員に追い返されそうになったらしい。まあ当たり前といえば当たり前だが。

エグザイル09

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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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