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★★レイルウェイ 運命の旅路


レイルウェイ 運命の旅路 01

4月19日(土)公開
【作品情報】
英国人将校の壮絶な戦争体験や妻の献身的な愛をつづり、「エスクァイア」誌ノンフィクション大賞に輝いたエリック・ローマクスの自叙伝をコリン・ファース主演で映画化したヒューマンドラマ。第2次世界大戦時に日本軍がタイからビルマへの物資輸送のために計画し、多くの死者を出した泰緬鉄道建設にまつわる悲劇がつづられる。

【ストーリー】
鉄道好きな初老の男性エリック・ローマクス(コリン・ファース)。列車で美しい女性パトリシア(ニコール・キッドマン)と相席となり、一目で恋をする。間もなく二人の愛は一気に深まり、エリックはパトリシアへと結婚式を挙げる。退役軍人会のうちのひとり、フィンレイ(ステラン・スカルスガルド)は幸せそうなエリックを複雑な表情で見つめているのだった。エリックは若い頃に旧帝国日本軍の捕虜となり、その際に受けた非道な拷問により今でも心的障害に苛まれていた。日増しに気難しくなり、奇行も増え、自分の殻に閉じこもるようになる。そんな夫をパトリシアは何とか救いたいという一心で、フィンレイを訪ねて救いを求める。だがフィンレイもまた戦争のトラウマから立ち直っておらず、同じ苦しみを抱えていた。そんな中、エリックやフィンレイの悪夢のような体験に深く関わる旧帝国日本軍の永瀬(真田広之)が、今も生きていることを知る。

レイルウェイ 運命の旅路 06

【作品データ】
原題 The Railway Man
製作年 2013年
製作国 オーストラリア イギリス
配給 KADOKAWA
上映時間 116分

【スタッフ】
監督 ジョナサン・テプリツキー
脚本 フランク・コットレル・ボイス 、 アンディ・パターソン
原作 エリック・ローマクス

【キャスト】
コリン・ファース
ニコール・キッドマン
真田広之
ジェレミー・アーヴァイン
ステラン・スカルスガルド
サム・リード
石田淡朗



レイルウェイ 運命の旅路 08

【マイレビュー】
イギリス軍退役軍人の実話ということもあり、第二次大戦中の東南アジアを舞台にしたとても良い映画だった。
戦争体験映画ではあるのだが、ある意味「鉄道マニア」にはとても嬉しい映画だったかもしれない。
もしこれを韓国の”ヒステリック”な大統領が観たら、間違いなく国民をますます「反日」に煽動するだろうし、ありもしない従軍慰安婦を題材に映画化を促進するかもしれない(笑)

レイルウェイ 運命の旅路 04

すこしこの映画に批判的に聞こえるかもしれないが、戦争という人間の生死に関わる極限状態を考える上で間違ってはならないことがあると僕は思う。「そこに大義はあるか」「人道的であるかそうでないか」という判断である。
この映画のように戦争体験を個人個人の体験に基づいて映画化したら、百人百様の戦争映画が出来るだろう。言い伝えられる戦争体験はあくまでその場所でその時におこった個人的な体験の集合体である。それが総じて「戦争は悲惨だった」になるのだ。戦争の歴史をブツ切りにして事象だけを抜き出すようなこともしてはならないと僕は思う。
たしかに日本軍によるタイ・ビルマの『死の鉄道=泰緬鉄道建設』やインドネシアの「死のバターン行進」など、後にBC戦犯として裁かれるべき苛酷な捕虜への扱いもあったと思う。それに「大義があったかどうか」の判断も、である。そのときの隊長が独断的にとった行動であってもあくまでも国がとった行動とみなされ、国際裁判でBC級戦犯として裁きを受け反省しなければならないのは当然でもある。

レイルウェイ 運命の旅路 10

しかしマクロ的に見れば「アメリカや西欧諸国による東南アジアの植民地支配からの解放と独立支援」が大日本帝国の崇高なる思想であり大義であったことは間違いない。それは領土を広げるための侵略戦争などでは決して無い。資源や農産物や労働力だけを目当てにして100年以上続く東南アジアを植民地支配している白人を追い出し、壊れたインフラも整備してやる。そして学校を作り子供たちへの教育もする。だからあとはそれぞれ各国が強くなり独立すればいいという考えであり、私利私欲や東南アジア諸国を奴隷化するなど毛頭考えていない。それが獰猛なアメリカや西欧諸国には解らない日本人独特の『サムライ魂』という思考回路なのだ。
その点も決しておろそかにしてはならないと思う。



レイルウェイ 運命の旅路 11

戦争という大きな全体像の中では事実誤認あるいは作為的に歪められて伝わるものもあり、それが教科書に載ることもある。「勝てば官軍」という言葉通り戦勝国に都合の良い歴史解釈になったりして甚だ一方的になる場合もある。
一番大事なことは、時系列で戦争に至った直接の原因や国の思惑や時代背景をちゃんと記すことだと思う。それは戦勝国も戦敗国も戦争へ突入すべき大義名分はあったことをお互いが認めるということである。

レイルウェイ 運命の旅路 02

この映画は戦争映画ではあるが、イギリスの国内を縦断する鉄道とその車窓に見える美しい景色、曇りや雨の天気が多いエジンバラの海沿いの住宅や海岸線の風景、険しい山間を走る『泰緬鉄道』の美しさなど映像の美しさも素晴らしいの一言である。
カメラワークが独特で、私達の受ける印象とかも含めすべてが計算されつくした素晴らしい構図なのである。
「悲惨な戦争」を描いた映画ではあるのだが、そういう「完璧な構図」の美しさによって観ているほうも癒されることだろう。

レイルウェイ 運命の旅路 07


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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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好きな女優:
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