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●悪魔の陽の下に Sous le Soleil de Satan

悪魔の陽の下に05

1988年12月10日(土)公開

【作品情報】
モーリス・ピアラ監督による1987年のフランスの映画である。ジョルジュ・ベルナノス(英語版)による1926年の小説を原作としており、恋人を殺害してしまった女性を救おうとする神父を描く。第40回カンヌ国際映画祭では最高賞であるパルム・ドールを獲得した。フランスでは81万5748人を動員した

【ストーリー】
北フランス、カンパーニュの主任司祭ムヌウ・スグレ神父(モーリス・ピアラ)は、救区民の教化に熱意を示しつつも自らへの苦行に身をすりへらす助任司祭ドニサン神父(ジェラール・ドパルデュー)に心を痛めながらも、その不器用な彼の魂のもつ神秘的な何かを見抜いていた。
親の目を盗んで侯爵(アラン・アルキュール)と情事を重ねていた16才の少女ムーシェット(サンドリーヌ・ボネール)は、深夜侯爵のもとを訪ね妊娠を告げるが、彼の卑劣な逃げ腰に逆上し殺害する。土地の名士で代議士のガレ医師(ヤン・デデ)とも情事をもっていたムーシェットは、彼もまた自分の身の保全に汲々とし彼女の妊娠はおろか犯罪の告白にも耳を貸さない様子に、彼女は次第に精神混乱におちいってゆく。主任司祭の命でポーランクールに向うドニサン神父は、北仏の広大な原野の静けさに満ちた夜に、馬商人の姿をした悪魔(ジャン・クリストフ・ブーヴェ)に会い、試みにあうが、彼は誘惑をしりぞけた。その明け方、必然のようにムーシェットと出会ったドニサン神父は、瞳を見ただけで少女の罪を理解するのだった。ところが・・・。

悪魔の陽の下に01

【作品データ】
原題 Sous le Soleil de Satan
製作年 1987年
製作国 フランス
配給 大映

【スタッフ】
監督 モーリス・ピアラ
脚本 シルビー・ダントン 、 モーリス・ピアラ
原作 ジョルジュ・ベルナノス

【キャスト】
Donissan ジェラール・ドパルデュー
Mouchette サンドリーヌ・ボネール
Menou Segrais モーリス・ピアラ
Cadignan アラン・アルキュール
Gallet ヤン・デデ
Malorthy ジャン・クロード・ブルラ



悪魔の陽の下に02


【マイレビュー】
第40回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した映画であることを観た後で知ったが、まったくこの映画の良さが僕にはわからなかった。
熱心なキリスト教の信者の方には多分理解できるのだと思うが、ほとんどの日本人にはこの映画全体に及ぶおどろおどろしい雰囲気自体に馴染めないと思う。

不器用で真面目すぎるほどの神父の苦しみを描いた映画である。
聖職者たちは「神から与えられた仕事」を全うしなければならない。試練や苦行に我慢しきれないで自らの愚かさを知り、それを克服するためにまた「修行」をするという繰り返しなのだろうが、ヤワな僕には耐えられないし、そういう禁欲生活で実際に何が得られるのかわからない。

例えればまるで「マラソンランナー」のようなものだろうか。僕はマラソンすら大嫌いで、何のために走るのかさえ理解できない。

悪魔の陽の下に06

<ここでいつもの脱線コーナー>

「聖職者」という職業がどこからどこまであるのかわからないが、神父や牧師に限らず、政治家、官僚、学校の教師だとか警察官もそういう職に分類されるものだと僕は理解している。彼らの行動は「社会生活の手本」となる必要がある。秩序やルール、マナー、法律など、そういうきっちりと決められたものを完璧に遵守する必要がある。
世の中にはその「反動」と思われる犯罪も実に多い。たとえば警官が電車内で痴漢をしただとか、教師が女子更衣室の盗撮とか・・・もう聖職者ではなく「生殖者」と呼んだほうがいいぐらいだ。そういう職業だから逆に報道も過多ぎみになるのだろうとは思うが、なんと実に多いと僕には感じる。嘆かわしい現象だ。

「決まりごと」をいくら教えたところで彼らのとる行動のすべては一人ひとりの心に委ねられる。結局は彼らは自身がもつ自制心と良識で行動しなければならないということだ。感性ではなく理性、右脳ではなく左脳で行動するのである。

だがその行動っていうのは実は社会生活では「当たり前」のことで、なにも”聖職者に限られた”ことではない。だが「一般人」はその点で微量の自由(羽目を外さない程度の感性によるほんの少しだけのおふざけ)が許されているだけに過ぎないのである。
例えれば「車のハンドル」と同じで、その程度の「遊び」は職業が何であろうと誰にも必要な「心のゆとり」なのだと思う。僕はその「遊び」が大きすぎて、逆にハンドルが利かない(笑)。まあ要するに、常にあんまり自分を追い詰めなくていいって僕は思う。



悪魔の陽の下に04

僕なりの感想だが「グリーンマイル」を観た事がある方ならもしかしたらある程度理解できるかもしれない。この神父がどう感じていたかがあの黒人大男の「ジョン・コーフィ」とすこし似ていたような気がしたからだ。

この映画は僕には評価が難しい。なので及第点の●評価にしておく。
たしかに人間誰しも持つ「心の表と裏」(これが「天使と悪魔」というものだと思うが)を考えさせられる映画ではあったが、西洋文化や宗教観にどっぷり浸かったことの無い僕にはやっぱり難しすぎる映画だった。

悪魔の陽の下に07



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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
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僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



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