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★アフターライフ After.Life

アフターライフ01


日本未公開
【作品情報】
死者と会話する特殊能力があり、死者の生前の数々の執着心を取り除き、まっすぐに死を受け入れさせようとする真摯な葬儀屋の話である。

【ストーリー】
恋人同士の小学校教師のアンナ(クリスティーナ・リッチ)と法律事務所弁護士のポール(ジャスティン・ロング)は最近になって気持ちのすれ違いが多い。久しぶりに外でのディナーをセッティングしたポールはシカゴへの栄転を機にアンナにプロポーズしようとするが話の切り出し方が悪く、早々に別れ話と勘違いしたアンナはレストランを飛び出し嵐のなか自動車事故を起こしてしまう。
アンナが気がつくとそこは、葬儀会社を営むエリオット・ディーコン(リーアム・ニーソン)の屋敷の地下室のベッドの上だった。エリオットから「あなたは死んだ。三日後の葬儀の準備を始める」と聞かされる。以下省略

アフターライフ07


【作品データ】
配給 アンカー・ベイ・エンターテイメント
公開 2009年11月7日(AFI映画祭)2010年4月9日(限定)日本劇場未公開
上映時間 104分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語

【スタッフ】
監督 アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ=ヴォスルー
脚本 アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ=ヴォスルー ポール・ヴォスルー
製作 ビル・パーキンス ブラッド・マイケル=ギルバート セリーヌ・ラトレイ

【キャスト】
アンナ・タイラー: クリスティーナ・リッチ
ポール・コールマン: ジャスティン・ロング
エリオット・ディーコン: リーアム・ニーソン
ジャック: チャンドラー・カンタベリー
トム・ピーターソン: ジョシュ・チャールズ



アフターライフ06


【マイレビュー】
この映画、「ホラー&オカルト」というジャンルに括るには少し違う。人の死をテーマにしたヒューマンミステリードラマと言ったほうが適切かと思う。
「ホラー&オカルト」というジャンルは苦手なのであまり観たりしない。
今日は「ホラー映画」というものを少し批評してからレビューを描きたい。

「脱線ネタ」はここから

【ホラー映画について】

僕は「ホラー&ショック&オカルト」映画ってのは自分にとって「無為」だと思う。単純に「嫌い」と言うべきだろうか。ホラー映画ほど『悪趣味』なものは無いとまで僕は思っている。
「13金」を真似た二流・三流の派手なスプラッター映画とか、「ジョーズ」や「ゾンビ」的な怪物キャラショック映画もそう。必ずキャンプ場やビーチやクルーザーの上とかでビキニで馬鹿騒ぎしている若者が襲われるパターンだ。ホラーにも分類もされないような出来の悪いものがほとんどだ。
突っ込みどころは満載だけど、考えさせられるって映画じゃないし、観終わって感動することなんて何にも無い。
流行だかなんだかしらないけどファウンドフッテージものも多い。映像ノイズや揺れ、音響効果で驚かしたり、ワザといきなりの展開でびっくりさせたりさ、実に姑息なやり方だと思うわけ。そういうの無しで真面目にやれよって思う。
どのみち「お化け屋敷」や「見世物小屋」と一緒だろって。



アフターライフ02

【ホラー好きなひとへ】

FC2にもホラー好きなアップ主さん達はものすごく多い。それを観る人たちも。だからけっして彼らを敵に回すつもりは無いけど、ホラー嫌いの過激発言をする代わりに僕なりに彼らの嗜好も理解はしておいたほうが良いと思ったりする。

不思議なことに彼らにとっては「恐怖」ってのが「マイナス要素」や「ストレス負荷」にはならないってことだ。要するに「怖いもの見たさ」ってことで、怖ければ怖いほど「楽しい」と感じるのかもしれない。それがホラー好きの彼らに共通する心理なのだと思うが、それすら僕にはなかなか理解しづらい。
ホラー映画は「フィクションだ」という大前提が彼らの頭にあって、現実的には全く起こりえないと信じている人たちだからだろう。勝手な偏見だが「人間嫌い」とか…ちょっと屈折した人間像を想像してしまう。
現実のほうがよっぽど怖いと感じている人たちなのかもしれないし、あるいはその真逆で、現実に起きている恐怖など対岸の火事のようにまったく意に介さないのかもしれない。平和ボケとも言える。社会では過剰なストレスを抱えているとか、何の変哲も無い日常生活に大きな刺激を欲しがっているとか。
いずれにしても現実としてホラー(恐怖)が自分や家族に降りかかることの無い「他人事」や「フィクション」と考えているうちが「華」である。この先ずっとホラー好きでいられるかは難しい。いまのうちに「免疫」を養っておくのもひとつの手だ。



アフターライフ04

この映画を観たきっかけは主役のリーアム・ニーソンが出てたのでとりあえず観てみようと思ったことにある。彼は「96時間」と言う映画で僕が男惚れした俳優である。この映画ではとても落ち着いた役柄を好演していて、一方でアンナ役のクリスティーナ・リッチのヌード姿が純粋に綺麗でそれにも惹かれて最後まで観てしまったというのが正直ななりゆきである。
難点をいえば、最初から最後までそのクリスティーナ・リッチの演技があまり上手いとは言えなかったところ。

アフターライフ10

ジャンル的にはホラーやオカルトに属するのかもしれないがこの作品はすこし違った。
死者に対する敬意がとても真面目で真摯で神聖だった。ストーリー展開も秀逸な映画だったと思う。
僕には何故かとても「よくわかる」映画だった。
亡くなった人が自分の死を認めようとせず彷徨い、それに残された家族や恋人が死を受け入れられず悲しみにくれること、直接触れたり想いが交わることは無いが、別々の世界でお互いがお互いを思う気持ちがよく伝わってきたと思う。

他のホラー映画のような驚かしたり怖がらせようとしたりする意図はこの映画にはほとんど無い。
良い映画でした。
アメリカ版「おくりびと」とも言えるかもしれない。

キリスト教下にあっては「魂」を尊重し、それほど「肉体」には執着しないと何かの本で読んだことがある。
しかしこの映画は静かに死者への尊厳に溢れていた。そこが他のアメリカ映画とは全く違う。
だがこれからも生きてゆく人にとって彼らの死をちゃんと受け入れられるようにこんなたおやかに丁寧に遺体を扱うのだと思うとすこし暖かな気持ちにもなった。

アフターライフ12
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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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