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★エネミー・オブ・アメリカ

エネミー・オブ・アメリカ06

MovieWalkerより抜粋
1999年4月17日(土)公開

【作品情報】
プライバシーを知らぬ間に侵害され追われる身となったひとりの男の苦闘を描くサスペンス。

【ストーリー】
ディーン(ウィル・スミス)は腕のいい弁護士。妻カーラ(レジーナ・キング)と息子エリック(ジャッシャ・ワシントン)とともに成功した人生を歩んでいた。ところが、ある日、偶然大学時代の同級生から暗殺の現場が映ったビデオテープを受け取ってしまう。テープの中身は、国家安全保障局=NSAに出向中の行政官レイノルズ(ジョン・ヴォイト)がテロ防止法案を巡って対立する下院議員を謀殺している場面だった。なにも気づかないまま、NSAから追われるディーン。巨大な管理システムを持つNSAは、ディーンのプライバシーを暴き、失職にまで追いつめる。情報屋のブリル(ジーン・ハックマン)に助けを求めたディーンだが、身体中につけられた追跡装置や盗聴器を指摘され、ブリルに避けられる。だが、仕事仲間のレイチェル(リサ・ボネット)をNSAに殺されたディーンは再びブリルと接触し、共にNSAと戦う決意をする。

エネミー・オブ・アメリカ01

【作品データ】
原題:  Enemy Of The State
製作年:  1998年
製作国:  アメリカ
配給:  ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
上映時間:  132分

【スタッフ】
監督:  トニー・スコット
脚本:  デイヴィッド・マルコニー
EP:  チャド・オーマン 、 ジェームズ・W・スコッチドポール 、 アンドリュー・Z・デイヴィス
製作:  ジェリー・ブラッカイマー

【キャスト】
Robert Clayton Dean:  ウィル・スミス
Brill (Edward Lyle):  ジーン・ハックマン
Thomas Brian Reynolds:  ジョン・ヴォイト
Rachel Banks:  リサ・ボネー
Carla Dean:  レジーナ・キング
Congressman Albert:  スチュアート・ウィルソン
“Brill”:  ガブリエル・バーン
Pintero:  トム・サイズモア
Agent Hicks:  ローレン・ディーン
Agent David Pratt:  バリー・ペッパー
Bingham:  イアン・ハート
Krug:  ジェイク・ビジー
Jones:  スコット・カーン




エネミー・オブ・アメリカ024


【マイレビュー】

15年近く前の作品だけど現在に完全に通じている。

映画からちょっと逸脱するが(早くも脱線コーナー)、

日本でも個人情報保護法が施行されて早10年、企業はコンプライアンスや情報漏えいを防ぐための危機管理能力を問われる時代になり、電波法改正やら、昨年2013年には特定機密保護法(マスコミ規制法)が国会を通過した。ここ10年で「秘密」に関する法律が立て続けに施行されたわけだが、誰にどのような利益があるのだろうか。
これらは外交上あるいは国際戦略上の「アメリカの戦略布石」と見るのが一番妥当だと思う。

ウィキ情報だが、中央情報局(CIA)、国家安全保障局(NSA)の元職員「エドワード・スノーデン」氏が亡命し内部告発したところによると2013年3月だけで合衆国内で30億件/月、全世界で970億件/月のインターネットと電話回線の傍受が行なわれていたことを明らかにしている。(時を同じくして日本では前述のように「特定機密保護法」が国会を通過している。)
「『テロ対策や国際安全』と言う大義名分でいいから機密事項に関する国内法を早く作ってくださいね。」ってことで、そういう「既成事実」を有耶無耶にしたかっただけのような感じだ。議論もほとんどなく通過させていた法律である。
すでに世界中の情報を握るアメリカの圧力に間違いないだろう。

驚くことに、電話傍受には『大手通信事業者が協力』しており、NSAは加入者の通話情報を収集していた。標的になった情報は通話者の氏名・住所・通話内容ではなく『メタデータ』と呼ばれるもので、通話者双方の電話番号、端末の個体番号、通話に利用されたカード番号・通話時刻・所要時間、および基地局情報から割り出した通話者の位置情報を収集していた。

またインターネット傍受はクラッキングではなくアプリケーションプログラミングインタフェースのような形のバックドアによるもので、コードネーム「PRISM(プリズム)」と名付けられた検閲システムによって行なわれていた。

標的になった情報は電子メールやチャット、動画、写真、ファイル転送、ビデオ会議、登録情報などだった。

通信傍受には「Microsoft」、「Yahoo!」、「Google」、「Facebook」、「PalTalk」、「YouTube」、「Skype」、「AOL」、「Apple」などが協力させられていたことも事実のようだ。
WIKIにサラッと書いてあったが、とても重大な問題だよ、これは。超一流IT企業は「協力させられていた」はずはない。「喜んで協力した」ってことでほぼ間違いない。なんでもっともっとニュースにならないのか。あの”後付け法律”である「特定機密保護法」のせいで報道できないんだ。
情報を欲しがるのはむしろ商業主義の企業側である。そういう面で国際犯罪やテロ防止を大義名分にした「国」も、顧客の購買意欲を掻き立てたい「企業」も互いの利益が合致したってことだ。世界で1ヶ月970億件だよ。僕たちの情報もすべて収集されているってことだ。


このように私達の生活やプライバシーが直接監視される世の中になってきたのは事実で、それらはブラウザやサイトを介して自動的に行なわれているのだから恐ろしい。いわゆる「ネット検閲」である。音楽や映像の「著作権」問題で逮捕される一般人がそろそろ出てきてもおかしくない。



エネミー・オブ・アメリカ09

アメリカが強く推し進めることはすべて大きな利権や大企業の陰謀が絡んでいると思っていい。TPPも同じだ。「条約」「法律」「協定」「約款」などというわかりづらいものってのは、「全文に意味があるわけではなく、ある一部だけが主目的」になっていて、あとは「ほぼカモフラージュ」だ。僕は特にTPPは大反対だ。間違いなく日本の農業を全滅させてしまう。時すでに遅しだが、絶対に交渉の席に着かないほうがいい。



エネミー・オブ・アメリカ07

「楽天」とかで買い物をした情報が別のサイトでバナーとなって表れたり、検索閲覧していた商品のディスカウント情報メルマガが送られてきたりするのは皆さんもよく目にすると思う。あれもPCのIPアドレスやログインID情報のまとめなどからマーケティング情報(メタ情報をさらに補完する行動情報)として蓄積されている証拠だ。
PCやスマホのネット上での「買い物」「閲覧履歴」「検索履歴」「キーワード」などから、個人の「趣味、嗜好、行動、興味、現在地情報」などを蓄積し分析して「監視」していることはほぼ間違いない。犯罪の抑止にはなると思うが、冤罪の温床にもなってしまう可能性がある。

ただ「監視」と言っても機械的に自動的に行なわれているものであって、そこに策略を持った悪い人間が遠隔操作等で情報を直接収集していると言うことでは無いと思う。
あくまで将来的に『悪いことをしそうな人間』や『テロリスト予備軍』とか『容疑者』にアタリを付けた上で行なう「犯罪予防」や「捜査の一環」だと信じたい。



エネミー・オブ・アメリカ05

映画の話に戻ろう。

迫力がハンパ無い。
これぞアメリカ映画の真骨頂だと思う。ひとつの法案をめぐって行なわれた殺人事件、その証拠を握ってしまった男が体中に発信機や盗聴器を仕掛けられていて、追われる立場になるってストーリーだが、知らぬ間に全身の衣類や小物に付けられたGPS発信機の数は合計7つもある。自宅や車にはカメラや盗聴器がセットされてゆく。さすがにそこまで徹底した追跡は現実的にはありえないが、不用意な行動が彼を窮地に立たせ、家族を危険な目に遭わせることになるのだが、ヘリも飛ばされ、人口衛星によるピンポイント追跡も行なわれたら逃げようがない。

突っ込みどころ満載だが、通信機器やPC環境のモニターがまだ旧式ブラウン管の時代で、ビル管理会社レベル(笑)である。だが逆にすごいのは「防犯ビデオの性能」である。無作為のあるひとつの店の監視カメラの映像やビデオまで操作できてしまい、持ち物の画像さえ360度回転でスキャンして鮮明に映ってしまう。2014年でもまだそこまでの高性能な防犯カメラはない。

「ウィル・スミス」大好きな俳優だ。彼ほど喜怒哀楽を豊かに表現する黒人俳優は他にいないだろう。そこが好きなところだ。親バカぶりも見事で、すでに息子の「ジェイデン・スミス」も「幸せのちから」の親子競演以来、「ベスト・キッド」主演など見事に役者となってる。
この映画のウィルのように、厄介なものに巻き込まれることの無いよう自分を律して行動してほしいものだ。

「ジーン・ハックマン」はこのときにはもうそうとう優しい顔をしている。昔は少し触るだけで怪我をしそうなぐらいに鋭く尖っていた俳優だ。観ていて恐いくらいだった。現在は84歳でまだ健在だが映画出演は2004年作以来出ていない。

あいかわらずオタクキャラが定着している「ジャック・ブラック」。国の情報操作システムのオペレーション操る感じ、とても良い味出してる。

エネミー・オブ・アメリカ023
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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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