スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

▲ノーベル殺人事件 Nobel's Last Will

ノーベル殺人事件06

【作品情報】
映画版「ミレニアム」3部作を放ったスウェーデンのスタッフが世界的ベストセラー“アニカ・ベングッソン”シリーズの1本を映画化。タブロイド紙の女性事件記者アニカはノーベル賞晩餐会を取材するが、舞踏会で銃撃事件が発生。特ダネを狙うアニカは独自に犯人を捜そうとするが……。

【ストーリー】
ストックホルムの市庁舎で行われていたノーベル賞の受賞パーティの会場で、ノーベル医学賞受賞者であるイスラエルの医学者とノーベル賞選考委員会の代表が銃撃されるという事件が発生する。会場を取材中だった新聞記者のアニカ(マリン・クレピン)は偶然犯人と思われるゴールドのドレスの女を目撃していたため、警察から箝口令を敷かれ記事を書かないように圧力をかけられてしまう。翌日アルカイダより犯行声明が出され、受賞者を狙ったテロとの見方が強まる中、アニカは独自に調査を進めていくうちにノーベル委員会の内部犯行であると確信する。関係者が次々に不審な死を遂げていく中、次第に真実が明らかになり黒幕を突き止めたが、女暗殺者はアニカをターゲットに忍び寄る。

ノーベル殺人事件09

【作品データ】
原題 Nobel's Last Will
製作年/製作国/内容時間 2012年/スウェーデン/90分
ジャンル サスペンス/ミステリー

【スタッフ】
監督 ピーター・フリント
製作 ジェニー・ジルベルトソン
脚本 パーニラ・オリルンド
撮影 エリック・クレス

【キャスト】
アニカ・ベングッソン: マリン・クレピン
スピーケン: レイフ・アンドレ
パトリック: エリック・ヨハンソン
ソレル: ペール・グラフマン



ノーベル殺人事件03


【マイレビュー】
スウェーデンのミレニアムシリーズ映画とのことで、期待が大きかったのかもしれない。なんだかありふれたストーリーで展開も先読みできてしまい、あまりにも物足りなすぎてとてもつまらない映画だった。
例のごとく観終わった後でまたWiki等で調べたが、ノーベル賞の由来とか、ノーベルの遺言のことを詳しく知っていたとしても、あまりこの映画では深みを増さない。



すこし脱線。

山中教授のiPS細胞の研究がノーベル生理学医学賞を受賞したのが2012年。
そしていま浮上しているのが、小保方晴子さんの「STAP細胞」の発見論文に関する問題である。

ホントに、引用したとか、写真が無断で使われたとか、そういうくだらないことで余計なヤツが欲丸出しでしゃしゃり出てくるなって僕は思う。多分それらの人たちは自分の研究を横取りされたぐらいに思ってるんだろね。
マスコミも「サムラゴウチ」の騒ぎの後だからってごっちゃになってないか。
捏造とか盗用とかゴーストライターだとか全部一緒にしちゃいかんって。

科学者にしたら無理も無い。
論文の中身こそ権威なんだろうな。

僕にはその研究論文なんか全くわからないしどうでもいい。
一番重要なことはその「STAP細胞」を『誰が発見したのか』そして『それは本当にあるのか』ってことであって、それ以外の余計な侃侃諤諤の理論展開は偉そうなセンセー方だけでやってくれって思ってしまう。

あのマスコミを前にした「STAP細胞」の研究発表は小保方晴子さん自身の名誉のためにも「先にやっといてよかった」と僕は思う。あれがすなわち「最初の発見者」ってことの既成事実になる。
僕が覚えているのは「弱酸性の液(薄めのオレンジジュースぐらい)に浸すことで細胞が初期化される」ってことぐらいだけどね。スキンケア用品の宣伝をしているような発表内容だった。
発見や発明や創作は常に「ヒラメキ」の賜物だったりする。
ゴリゴリに頭が固くなっている学者や理事たちには考えもつかなかった「単純さ」が、なんだかとても普通っぽくて僕はとても好感が持てる。

理解者も支援者も大勢いたと思うが、所属する理化学研究所の上の連中にはもっとしっかり根回ししておくべきだったと思う。大きな功績も無い老練の研究者や理事たちにとって彼女の『若さ』は最大の「脅威」であり、彼女にとっては最大の「弱点」になってしまったように感じる。
どんな検証ややり直しをするのか知らないが、論文のためにまた膨大な日数を費やしたりしなければならないのだろう。

この幹細胞再生分野は、バイオ技術やクローン技術と同じような「倫理問題」も提議される。
それに加えてこの映画のように製薬会社や医療機器メーカーそれに医療団体で利権をめぐっての争いも起きるし、法整備段階や厚労省認可にも政治家が企業と癒着しながら絡んでくる。
実際の医療現場で見られるのはいつになるのだろうか。



ノーベル殺人事件02

この映画の話にやっと戻るが、もともと誰かのために役に立ちたいとか、平和に人々が暮らせるために純粋に作られたものが、お金を生み出すものとなり、それが争いの原因になる。
つまり「発明者の意思が置き去りにされること」それが一番悲しいことだと僕は思う。

ノーベルが最後に記した遺言には莫大な遺産だけが取りざたされるがそれだけの遺書ではない。
彼は平和を愛した。そして国境を分け隔てなく誰にも栄誉を与える道を開いた。
それが平和賞を含んだノーベル賞なのである。


スウェーデン映画であり「ドラゴン・タトゥーの女」と同様の秀逸作を期待して観た映画だったが、サスペンス好きの方にはちょっと満足できない作品だと思う。ひねりが全く無いといっても過言ではない。

ただこの映画を観てまたひとつ偉人について勉強できたし、ノーベルのふるさとであるスウェーデンのストックホルムの美しい風景や夜景も見られた点、そこだけが良かった。

ノーベル殺人事件01



関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

検索フォーム
シネマ記事を検索します
プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
月別アーカイブ
集計
ブログランキング
ご協力に感謝します

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
278位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
136位
アクセスランキングを見る>>
QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。