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★カンパニー・メン

COMPANY MEN19

2011年9月23日(金)公開

【作品情報】
リーマンショックの後リストラされた三人のカンパニー・メンの挫折と再生を描く人間ドラマ。
ベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ケヴィン・コスナーの4人のアカデミー賞スターが結集。『ER 緊急救命室』など人気テレビシリーズを手がけたジョン・ウェルズ監督のもと、それぞれが個性を生かした味わい深い演技を披露。

【ストーリー】
ボビー・ウォーカー(ベン・アフレック)は、ボストンに本社を構える総合企業GTX社のエリート社員。37歳にして販売部長の座に就いた彼は12年のサラリーマン人生で大邸宅に住み、ポルシェを乗りまわしゴルフに興じる生活を築きあげた。だがGTX社は大規模なリストラを敢行。その中にボビーも含まれていた。一方、GTX社造船部門の重役ジーン・マクラリー(トミー・リー・ジョーンズ)は、自分の出張中にリストラを行った最高経営責任者ジェームズ・サリンジャー(クレイグ・T・ネルソン)に対して苦々しい思いを募らせながらも、浪費家の妻との生活を維持するためイエスマンにならざるをえなかった。そんな中、GTX社で再び5000人のリストラが行われた。その中のひとり、フィル・ウッドワード(クリス・クーパー)は、溶接工から重役にのし上がった勤続30年のベテランだった。納得のいかないフィルは、上司であり昔からの仕事仲間でもあったジーンに詰め寄るが、ジーンも解雇リストに入っていた。同じ頃、ポルシェも家も手放すことになったボビーは、マギーの兄で小さな工務店を営むジャック・ドーラン(ケヴィン・コスナー)に「働かせてくれ」と頭を下げていた……。

COMPANY MEN10

【作品データ】
原題 THE COMPANY MEN
製作年 2010年
製作国 アメリカ
配給 日活
上映時間 104分

【スタッフ】
監督 ジョン・ウェルズ
脚本 ジョン・ウェルズ
エグゼクティブプロデューサー バーバラ・A・ホール

【キャスト】
ボビー・ウォーカー: ベン・アフレック
ジーン・マクラリー: トミー・リー・ジョーンズ
フィル・ウッドワード: クリス・クーパー
ジャック・ドーラン: ケヴィン・コスナー
マギー・ウォーカー: ローズマリー・デウィット


COMPANY MEN12

【マイレビュー】
僕の話で恐縮だが、勤めていた生保会社を25年勤務をきっかけに早期退職制度を利用して2.5年分の手当てをもらい辞めたまでは良かったが、それを1年半で使い切ってしまった経験もあり、安易に考えていた再就職先もなかなか見つからず、とても苦労した経験があるので、こういったシチュエーションの映画は妙にトラウマ感をもたげさせられ苦々しい思いをしながら観ることになった(笑)。

ボビー・ウォーカー(ベン・アフレック)のようなエリートだったらリストラされるわけが無いし、されたとしてもこんなに再就職に苦労をするはずがないとは思ったが、実際のアメリカ事情は一時期このぐらい厳しかったのかもしれない。
初老のフィル・ウッドワード(クリス・クーパー)が再就職の面接で若い人たちの間に挟まれて椅子に座っている姿も物悲しく痛々しかったし、会社の初期メンバーで重役のジーン・マクラリー(トミー・リー・ジョーンズ)が当時一緒に会社を興したパートナーの現社長に食って掛かる場面も切なかった。ジーンはとても人を大切にしていたが社長の方針とは180度違った。だからいつのまにか社長には疎まれる存在になってしまったわけだ。
なんだかんだ言っても会社が成り立つのは従業員達がいるからであり、武田信玄じゃないけど『人は石垣、人は城』ってことと同じで、人を大切にしない会社は潰れても仕方ないし必ず衰退してゆくものだ。

COMPANY MEN16

関連脱線:
日本でも1990年代のバブル崩壊からの長いトンネルを抜けかけ景気も上昇傾向にあった時だった。サブプライムローンという不良債権をいかにも優良資産のように見せかけて売りまくった結果のリーマンブラザースの破綻劇は当時の日本でもかなり深刻な事態だった。破綻やリストラは連鎖する。結局は失業しても借金がそのまま残る庶民が一番の打撃を受けるのだ。アメリカでは公的資金投入を受けた大企業のトップは相変わらず社用ジェット機や社用車を持ち最高級のスーツを着てフォーブスの長者番付に載ったまんまだった。庶民は直接的に何も恩恵を受けることは無いし、元を辿れば「公的資金」なんてものは庶民の働いた給料や資産から差し引かれていた税金だ。
またちょっと堅い話に逸れてしまった。

ただ不老不死の薬が存在しない限りは人間の『寿命』というのは金持ちも貧乏人も同じだ。
その命を全うすることはやっぱり人間の努めなんじゃないかな。
その短い間になにをするかってのは自由だし、どれひとつをとっても同じものは無いはずだ。
地位や名誉やお金に執着するのも自由だし、自然を愛し人を愛するも善しってことだ。


COMPANY MEN06

僕が好きなシーンは・・・
再就職が上手くいかず、家も車も手放したボビーが帰宅後に妻のマギー(ローズマリー・デウィット)に詫びる。
「期待を裏切ってごめん」と。
するとマギーがすこし驚いたように「ちっとも裏切ってなんか無いわ」と言って微笑むシーンだ。
このあとマギーがボビーをベッドに誘うのだが、その「カモン」もとても可愛いので是非観てほしい。

苦しくても二人で協力し合って頑張っているお互いへの思いやりを素直に見せるとても秀逸なシーンだと思う。
現実的にはあまりこういう穏やかでエロティックなシチュエーションは無いかもしれないが(笑)

この映画は現実を直視し、原点に還るための映画だった様に思う。
希望や夢やプライドは捨て去るときには何も残さず真っ白にしたほうがいいってことでもある。そこに人間の価値が出るのだと思う。
自分が守るべきもの、愛するものたちのために今日も働く。それが正しい生き方なんだと教えてくれる。

P.S.
この映画ではケビン・コスナーがとても自然でいい味を出している。ホント、いい味なんだよね。

COMPANY MEN04
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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
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デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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