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★スタンドアップ / North Country

スタンドアップ04

スタンドアップ
2006年1月14日(土)公開

【作品情報】
鉱山で働くシングルマザーが、嫌がらせやセクハラを受け、“立ち上がる”までを描く。実話ベースのリアリティと、アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンの迫真の演技は圧巻。

【ストーリー】
夫の暴力に耐えかね、幼い子供二人を連れて家を出たジョージー(シャーリーズ・セロン)は、生まれ故郷の北ミネソタの町に戻る。そこは古くからの鉱山町で、10代でシングルマザーとなったうえにまた出戻ってきたジョージーに、周囲の視線は冷たい。“あばずれ”というレッテルを貼られ、父親ハンク(リチャード・ジェンキンス)からも信用されず、母のアリス(シシー・スペイセク)が繰り返すのは、夫とやり直すために辛抱しろという言葉ばかり。しかしジョージーは自分の力で子供たちを養って生きていこうと決意し鉱山で働こうと決める。ベテラン鉱山労働者である父は猛反対し、父娘の溝はさらに深まったが、病気の夫に代わり長年鉱山で働いてきた旧友グローリー(フランシス・マクドーマンド)は、ジョージーを励ます。しかし仕事は思った以上にきつく、同僚である男たちは、子供じみた悪戯や卑猥な言葉をジョージーに投げつけてくる。中傷の果てに息子までがいじめられ、数少ない同僚の女性たちも状況がさらに悪化することを恐れ、味方になってはくれなかった。耐えられなくなったジョージーは、勇気を振り絞り会社を相手取りセクハラ訴訟を起こす。

スタンドアップ14


【作品データ】
原題 North Country
製作年 2005年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース
上映時間 124分

【スタッフ】
監督 ニキ・カーロ
脚本 マイケル・サイツマン
原案 クララ・ビンガーム 、 ローラ・リーディー・ガンスラー

【キャスト】
ジョージー・エイムズ: シャーリーズ・セロン
カレン・エイムズ: エル・ピーターソン
サミー・エイムズ: トーマス・カーティス
ハンク・エイムズ: リチャード・ジェンキンス
アリス・エイムズ: シシー・スペイセク
グローリー: フランシス・マクドーマンド
カイル: ショーン・ビーン
ビル・ホワイト: ウディ・ハレルソン


スタンドアップ02

【マイレビュー】
セクハラ裁判で女性の地位向上に革新的な判例となった実話をもとにしたストーリーである。

主演のシャーリーズ・セロンつながりで連続で視聴した。
実は僕はこの映画ではじめてシャーリーズ・セロンという女優さんを知りそれ以来大ファンになった。アカデミー主演女優賞候補にもなったこの映画が2005年作なので約8~9年前になる。ひとつ前の『バガー・ヴァンスの伝説』の5年後であり、彼女がこのときだいたい29~30歳で、もう最高に美しい頃の作品になる。

ただこの作品では炭鉱で働く女性役で顔はススだらけ、服装は汚いタールまみれの作業着に、粉塵防止メガネにヘルメット姿である。おまけに暴力夫から受けた暴行の後で顔には青あざまで作って。
それでも普通にキレイなんだからすごいね、女優さんって。

スタンドアップ10

脚色はあると思うがこれは記録にもある実話映画なので、今回は趣向を変えてネタバレのストーリーに言及した形で感想を述べてみたい。

この作品で僕が一番感動したシーンがある。
最後のほうの組合の会議の場で父親が娘をかばってみんなの前でスピーチしたシーンである。

母と娘と違って、『父と娘』というのはお互いに理解しにくく、ぎこちなくてうまく分かり合えない関係なのかも知れないが、僕には年頃の娘もいるのでこのシーンにはとても胸が熱くなった。

なかば勘当状態で厳しい父親に理解されないまま16歳で私生児となる子供を産み、別の男と結婚して二人目の子供を産み、その夫の暴力に耐えかねて離婚して出戻ってきた娘である。彼女に対する世間の偏見もあり、自分と同じ炭鉱で働くことを反対したのも当然で、男ばかりの劣悪な職場環境というだけの問題じゃなく、これ以上同僚達にも家庭事情を探られたくないということも僕にはよく分かる。

スタンドアップ03

この映画を観てその父親もずっと苦しんでいたのだということを理解できた人はあまり多くは無いだろう。
父と娘の微妙な距離感というのもとてもよく描かれていた。言葉が少なくても娘のことは誰よりも理解したいし、それはそれは深く愛しているのだ。
だから世の中にいる娘を持つ父親なら100人いたら100人、あの会議の場で職場の全員を敵に回してでも娘をかばうはずだ。それが僕だとしたら気丈に振舞う健気な娘への愛しさと職場全員への憎さで号泣してしまい声すら出ないだろうけど。



体力的に勝る男が女に優しくするのは当たり前のことだ。
セクハラも最近では減ってきてはいるんだろうけど、男の本質などそうそう変わるもんじゃない。
世の女性達、男の僕が言うのも変だけど、セクハラとか痴漢とかするやつにはキンタマを思い切り蹴飛ばしてやればいいんだよ。何も恐れることは無い。

けっしてこの女性は強くない。とにかく悲しくても嬉しくても泣いてばかりいる普通の女性である。
辛辣で汚くてハンパ無い嫌がらせとか卑猥な表現が多い映画だけど、女性なら一度は観ておくべき映画かなって思う。

スタンドアップ16
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Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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