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★ブラインドマン その調律は暗殺の調べ

ブラインドマン02

2013年3月16日(土)公開

【作品情報】
盲目だが凄腕の暗殺者ナルヴィクと妻を亡くして自暴自棄になったベテラン刑事ラサールの対決を描いたフレンチ・ノワール。出演は「最初の人間」のジャック・ガンブラン、「神々と男たち」のランベール・ウィルソン。監督は「アイズ」のザヴィエ・パリュ。「96時間 リベンジ」のリュック・ベッソンが製作、共同脚本を担当。

【ストーリー】
パリの高級マンションで、バラバラに刻まれた若い女性の死体が発見される。侵入された形跡もなく、目撃者もいない。捜査の指揮を任されたのは、妻を亡くして自暴自棄な生活を送るベテラン刑事のラサール(ジャック・ガンブラン)。被害者の元恋人が容疑者として捜査線上に浮かんでくるが、ラサールだけは別の男に疑惑の目を向ける。それは前日に被害者の家を訪れた、盲目のピアノ調律師ナルヴィク(ランベール・ウィルソン)だった。

【作品データ】
原題 À l'aveugle
製作年 2012年
製作国 フランス
配給 アット エンタテインメント(提供 ショウゲート=アット エンタテインメント)
上映時間 94分

【スタッフ】
監督 グザヴィエ・パリュ
脚本 エリック・ベナール 、 リュック・ベッソン
原案 リュック・ベッソン

【キャスト】
ラサール: ジャック・ガンブラン
ナルヴィク: ランベール・ウィルソン
エロイーズ: ラファエル・アゴゲ



ブラインドマン06


【マイレビュー】
フランス映画だったが、リュック・ベンソン監督作品にはどうしても引き込まれてしまう何かがある。
でもこの作品はストーリーにもあるように最初の猟奇的殺人事件に相当な違和感を感じざるを得なかった。

う~ん、この作品のレビューはかなり難しい。

とにかくあまりネタバレになることはなるべくならここで書きたくない。
一度観てもらえば分かるが、主役のラサール刑事(ジャック・ガンブラン)よりも、盲目の調律師ナルヴィク(ランベール・ウィルソン)の存在感がハンパ無い。男の色気が溢れているし、とても魅力的な風貌をしている。

最初のあんな猟奇的殺人を犯せるようなサイコ的な存在じゃなく、もっと自分自身の思想や信念に基づく殺人であってほしかった(・・・って、とても変な言い回しだが)。そのうえもっともっと最後まで彼を謎に包んで欲しかったし、単純に元の上官に操られるような暗殺者になって欲しくなかったほどだ。

このあたりは観てもらえば誰もが感じると思うが、最初の殺しの方法ととても紳士的で毅然とした人間性が観るに従い全く繋がらないところに僕はとても違和感を覚えたのだ。


相棒の女性監察官エロイーズ(ラファエル・アゴゲ)はとても愛らしく、ラサールを思う気持ちがとても健気でそれによって彼も癒され勇気付けられる。
ラサール刑事とエロイーズが雨の街角に座っているシーンがあり、そこで交わす会話はこの映画の中でも一番の秀逸シーンだと思う。

ブラインドマン03


この映画はオードリー・ヘップバーンの「暗くなるまで待って」とある意味共通している。
『盲目』の人が一番優位に立てる状況があるということである。

それは暗闇の中での行動だ。この先僕らが不幸にして災害などでそういうシチュエーションにおかれたら、一番強いのは彼らである。真っ暗闇のなかで生きてゆくための知恵がいたる器官で働いているからだ。
状況判断能力、記憶力、第六感も含め視覚以外の感覚が鋭く研ぎ澄まされるということである。
むしろそんな状況になれば、彼らから僕らに対して手を差し伸べてくれることもあり得るということだ。それは人間同士として当然の行為でそれ自体はどちらからということでもなく誰に対しても同じである。

だからこそ僕らは彼らに対して「不自由な人を扱うような接し方は良くない」と思ったりする。不自由な人だと位置づけてしまうことこそが「差別意識」に繋がっていると僕は思うからだ。彼らはすこし不便なだけで対等なんだということをちゃんと認識すべきだと思う。

目も耳も正常なくせにサングラスをして聞こえないふりをして、その嘘の障害を売りモノとして人の褌で財産も地位も得たペテン師の『サムラコウジマモル』など、人間として最低最悪、それこそ下衆の極みである。

また脱線してしまった。

ブラインドマン08




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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
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好きな女優:
シアーシャ・ローナン
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