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★リスボンに誘われて

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2014年9月13日(土)公開

【作品情報】
2004年の刊行以来、世界31カ国で翻訳され、400万部を突破したベストセラー小説『リスボンへの夜行列車』を映画化。偶然手にした古本に心を動かされた大学教授が、リスボンを訪れて人生を見つめ直してゆく姿を描く。監督と主演は、「愛と精霊の家」でもコンビを組んだビレ・アウグストとジェレミー・アイアンズ。

【ストーリー】
スイスのベルンにある高校で、古典文献学を受け持つ57歳の教師ライムント・グレゴリウス(ジェレミー・アイアンズ)は5年前に離婚してからは独り暮らしで、平凡な毎日の繰り返しだった。ところがある嵐の朝、学校へ向かう途中、吊り橋から飛び降りようとした女性を助けたのだが、彼女はすぐに赤いコートを残し姿を消してしまう。彼は、彼女が残した一冊の本に目を通す。そこに綴られた一言一句に、ライムントの魂は大きく揺さぶられる。本に挟まれていた切符を届けるために駅に走ると、何かに取りつかれたように衝動的にリスボン行きの夜行列車に飛び乗る。リスボンに到着して真っ先に訪ねたのは、本の著者アマデウ・デ・プラド(ジャック・ヒューストン)の家。さらにその妹や親友を訪ね歩くにつれて、若くして亡くなったアマデウの人生が徐々に明らかになる。独裁体制下の激動の日々を生きた彼の誇りや苦悩、レジスタンスの同志との友情と裏切り、生涯を賭けた情熱的な恋……。アマデウの人生を辿るその旅は、ライムント自身の人生を見つめ直す旅でもあった。そして遂に、アマデウが本を著した本当の理由に辿り着くが……。

night train to lisbon06

【作品データ】
原題 NIGHT TRAIN TO LISBON
製作年 2012年
製作国 ドイツ スイス ポルトガル
配給 キノフィルムズ
上映時間 111分

【スタッフ】
監督 ビレ・アウグスト
脚本 グレッグ・ラター 、 ウルリッヒ・ヘルマン
原作 パスカル・メルシェ

【キャスト】
ライムント・グレゴリウス:  ジェレミー・アイアンズ
エステファニア:  メラニー・ロラン
アマデウ・デ・プラド:  ジャック・ヒューストン
マリアナ:  マルティナ・ゲデック
ジョアン :  トム・コートネイ
ジョルジュ:  アウグスト・ディール
年老いたジョルジュ:  ブルーノ・ガンツ
年老いたエステファニア:  レナ・オリン
年老いたアドリアーナ:  シャーロット・ランプリング



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【マイレビュー】

久々の更新で思うことをまず・・・

久々にいい映画を観れたのでアップ主に大いに感謝しながらレビューを書きたいのだが、ちょっとそのまえに。

なんだかとってもご無沙汰してしまった。更新も何ヶ月ぶりだろう。
アレ以来、FC2の動画アップロード規制が相当厳しい状況になってきているのだろうか、みるからにアップを恐がるユーザーばかりになってしまった。キーワードで「映画」とか「洋画」とか検索してもまったく引っかからない。だからここ半年ちかくこのFC2動画はとてもつまらなくなった。もとより、映画を観るだけなら「WOWOW]や「HULU」や「CATV」のほうが遥かにいいに決まってる。

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僕は、あの●エル君みたいな「YouTuber」のように悪ふざけ的動画をアップロードしアフィリエイトポイント稼ぎはしないし、さしずめアダルトだけでも観れればまあ善しとする典型的な「観てるだけ」側の人間で、今後もそのスタイルは変えるつもりはないが、次回の会員更新は絶対にしないつもりだ。

そんなこんなであまりにもアップロード会員人口が減ってしまったために、管理者側が申し訳程度にアップしている完全に『著作権期限切れ』の50年以上の前のモノクロ映画など全く観る気もしない。中には素晴らしい映画もあるのだと思うが、たとえあったとしても古き時代の登場人物に僕自身を投射できるほどの豊かな人間でもない。

まあ比較的新らし目のいい映画をタダで観れる機会がものすごく減ったのはもう時代の流れなのかもしれない。自分が観るだけ聴くだけなら罪は無いという時代もそろそろ限界に来ている感じもする。ガッチガチ規制になる可能性大だ。



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スイス在住の高校の特別教諭グレゴリウス(ジェレミー・アイアンズ)が雨の日、橋の欄干から身投げしようとする赤いコートの女性を救ったことからこの物語は始まる。
ほとんど衝動的に「リスボン行きの夜行列車」に乗り込んでしまう姿は、取るに足らない決まりきった日常から脱出したいという男としての願望の表れのように感じた。言ってみれば『日常からの開放の瞬間』である。


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火曜サスペンス劇場、土曜ワイド劇場とか事件が絡む2時間ドラマなんかを見てもいつも思うが、主人公は日常になすべき事柄を反故にしてその影響や支障には目もくれず、傍若無人に自由に行動することが出来る本当に不思議な人たちだ。事件を独自捜査できるわけでもないのに警察から守秘義務情報を聞き出したりもする。経済的にも時間的にも、また地位的にも 「ある程度」を超越する 『余裕』 が絶対的に必要だ。

やはり現実的にはちょっと考えづらい。
この映画でも、しがない高校教師が担任を放っぽりだしてスイスからポルトガルのリスボンまで1週間~10日程度のいかにも急な思いつきの旅に出るわけだが、お金の余裕も時間の余裕もあるとは思えないし、そのわずかな時間で本に書かれたすべての人に会って途切れた糸をすべてつなげて、何も知らない街の中でいっちょ前に恋愛も経験するわけで・・・。やっぱ出来すぎの感は否めない。
やっぱり小説とは作り物なんだなと思えてしまった。

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ただ特筆すべきはそのキレイなリスボンの街並みや海が見える丘である。建造物は違えど日本で言えば坂の多い長崎のような街の風景に良く似ていたように思う。世界遺産の街並みなどとても美しい。

この映画を観てこういうヨーロッパの端にあるステキなポルトガルの国にも独裁国家から民主国家へ移り変わってきた歴史があるのだと思い知らされた。思えばポルトガルと日本とは古い歴史的つながりがある。1549年日本にキリスト教を伝えに来たフランシスコ・ザビエルもたしかポルトガル人宣教師だったはずだ。でも僕はポルトガルに関することは殆ど知らなかった。また勉強してみようと思う。


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なんだか日本人には「士農工商」という身分制度の廃止からはるかな年数が経過しているせいか、いまだに根強く残るヨーロッパの貴族による階級制度や奴隷制度、民族差別意識とか宗教弾圧、魔女狩りなどというものは、道義的、心情的に相容れない部分がある。ヨーロッパと言う国の殆どの人々は人間のランキングが好きである。
レジスタンス(抵抗)やレボリューション(革命)意識は常に差別される民衆側が備えている武器のようなものだと思う。

市民レジスタンスのアマデウの墓に刻んでいた文字でとても素晴らしい言葉があった。
『独裁が事実だとしたら革命は義務である』と。

頭の中がお花畑で「平和!憲法守れ!」だけを叫ぶバカが多くなった日本人だが、こういう死を賭すほどの革命的意識があまりにも希薄だと思う。
攻められたら無抵抗なのか、脅威にどう対抗するのかを常に備えておくべきなのである。
脇に刺した刀は
抜くものじゃない。常に手入れしておくべきものなのである。



この主役のジェレミー・アイアンズ、とても色んな役柄が出来る。たしか『ダイハード』シリーズではテロリスト役もやったし、『カンパニー・メン』ではリーマンブラザースの会長役もやっていた。役柄のバリエーションが豊富すぎる。そして何よりとても渋くてかっこいい。


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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
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