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★アイアン・スカイ

アイアン・スカイ03

MovieWalkerより転記
2012年9月28日(金)公開

【作品情報】
ナチスの生き残りが月の裏側で息を潜め、満を持して地球に復讐を開始するという奇想天外なストーリーで注目を浴びるSFアクション。製作費のうちの約1億円を世界中の映画ファンからのカンパで賄ったほか、YouTubeでの予告編再生回数がわずか2か月で800万回を突破。続編や前日譚の製作も決定するほどの人気となっている。

【ストーリー】
2018年。アポロ17号以来となる有人月面着陸プロジェクトによって月に送り込まれた黒人ファッションモデルのジェームズ・ワシントン(クリストファー・カービー)は、第二次世界大戦の敗戦から月の裏側に逃れてきたナチス・ドイツの残党たちによって拉致されてしまう。新総統コーツフライシュ(ウド・キア)のもと、地球帰還を目指していたナチスは、ワシントンが持っていたスマートフォンに衝撃を受け、地球潜入作戦を計画。彼らの技術を超越するスマホの演算能力があれば、最終兵器“神々の黄昏”号を完成させることができるのだ。かくして、ワシントンを案内役に、野心家の将校クラウス・アドラー(ゲッツ・オットー)、彼のフィアンセで美貌の地球学者レナーテ・リヒター(ユリア・ディーツェ)が円盤に乗って月を出発する・・・・。(以下長いので省略)

アイアン・スカイ23

【作品データ】
原題 Iron Sky
製作年 2012年
製作国 フィンランド ドイツ オーストラリア
配給 プレシディオ(協力 松竹)
上映時間 93分

【スタッフ】
監督 ティモ・ヴオレンソラ
脚本 ヨハンナ・シニサロ 、 マイケル・カレスニコ
原案 ヤルモ・プスカラ

【キャスト】
レナーテ・リヒター:  ユリア・ディーツェ
クラウス・アドラー:  ゴッツ・オット
ジェームズ・ワシントン: クリストファー・カービー
ヴィヴィアン・ワグナー: ペータ・サージェント
アメリカ合衆国大統領: ステファニー・ポール
リヒター博士: タイロ・プリュックナー
ウォルフガング・コーツフライシュ総統: ウド・キアー



アイアン・スカイ17

【マイレビュー】
最初からB級コメディー映画っぽい匂いを感じたが、割とよく出来たCGやストーリー展開にどっぷりとハマってしまい、最後まで一気に観れてしまった。思い起こせばなかなかの大作である。

製作国が「フィンランド」、「ドイツ」、「オーストラリア」という珍しい映画だった。
(フィンランドが作った映画だということがよくわかるシーンもあるのでお楽しみに)

この映画は中途半端な「R12指定」となっている。その理由は「ファッ○ユー」「サック・マイ・ディッ○」のような汚いスラング語が飛び交うアメリカの実態風刺とそれを日本語に訳したときの伝えがたいヒワイな表現が小学生に教育上よくないと判断した結果だろう。お色気シーンも無くは無いが僕らにしたらお約束程度。今どきの小学生にはアノぐらいはどうってこと無いんじゃない?大人が子供の目をふさぐほどのことでもない。

ところどころに世界大戦当時からの世界各国における力関係や国内事情を皮肉った会話が飛び交う。ヒーロー気取りの独善的なアメリカの態度やエネルギー資源をめぐる強欲さが「客観自虐的」に描かれていてそういう「風刺加減」も思わず膝を叩いてしまうほどでなんだかわからないけどとても面白かった。やはり世界から見たアメリカはああ見えてしまうのだろう。

アイアン・スカイ25

ストーリーに直接関係無いので特にユーモアがわかりやすいシーンをひとつふたつ紹介しよう。



シーン①  月から飛来した謎の飛行船の製造国を各国の首脳が疑心暗鬼で詮索するシーン。(ガヤガヤする世界各国首脳会議場、議長はアメリカ)

インド: 「わが国は誓って月とは関係ありません」
議長:  「じゃどこだ、日本か」
日本:  「違います」
議長:  「中国か」
中国:  「わが国のものでもありません」 
議長:  「じゃあ誰のものでも無いじゃん」
北朝鮮: 「発表します!
議長:  「北朝鮮、なにか?」
北朝鮮: 「UFOはわが国のものだ。親愛なる将軍様が自ら設計し組み立てられた・・・・
一同:   (一同ドッと大爆笑)
北朝鮮: 「何が可笑しいのですか!」
議長   「はいはい、北朝鮮さん。座ってください。」
--------------------------------------------------------

シーン②  月にエネルギー資源があることを発見しそれを世界に隠しそのために再び月面探査をしたことを各国首脳に見抜かれたときの女性アメリカ大統領の開き直りの一言。
「よ~く聞きなさい。月の土地はアメリカのものなの。だって星条旗が立ってるじゃない!」



①は、世界(ではなくむしろ国内)へ発信する北朝鮮の将軍崇拝をパロディ化したもの。本当にとても上手い。
②は、かつてのアメリカのオクラホマあたりのアメリカ開拓史を知れば知るほど上手い風刺である。アポロ11号着陸時に立てた星条旗。西部開拓地時代、たとえ移民であっても旗を立てたものがその土地の所有者となった当時の思考回路を皮肉った表現である。あの頭の悪いブッシュ時代の副大統領候補サラ・ペイリンを思わせる女性大統領の失言の数々は観るものの知識と相まって高尚な笑いを誘う。

他にも「宇宙条約」を破った国に対するとっちらかった発言の応酬やジョージブッシュのように「戦争を指揮した大統領が必ず再選する」というアメリカの大統領選挙史ジンクス、戦争大好きでとにかく相手をすべてテロリストと決め付け快感を貪るように一方的に攻撃をするところなどなど…。アメリカを徹底的に皮肉った面白い会話がポンポン飛び交うのでぜひお聞き逃がし無く。

アイアン・スカイ20

物語は奇抜でコミカルな展開もあるので到底シリアス性に欠けるがこの映画ではそこはあまり問題じゃない。映像などしっかりとした技術に裏打ちされていてしかもとても丁寧かつ精細に作られていて、CGや特撮部分など相当な技術とお金を掛けた大作である。そして何よりもパロディや風刺、皮肉に満ちた表現力に脱帽する。

一言で言えばこれは『アメリカ以外の国が創ったアメリカ映画』である。客観的に観ればアメリカという国は「そういう体質ですよ」と診断してくれている。この映画でアメリカが学ぶべき点はいくつもあると思う。

ハリウッド俳優は1人も出ていないがとても楽しく素晴らしい★映画なので、皆様も是非ご覧あれ。
DVDレンタル派なら今回はあえて「日本語吹替版」のほうが面白く観られるかもしれないよ。

アイアン・スカイ10


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★★ゴースト・スクール

ゴースト18

ゴースト・スクール
2013年9月7日(土)公開

【作品情報】
幽霊と会話できる教師が、学校に居座る不良生徒の亡霊を卒業させるべく奮闘する姿を描くホラーコメディ。監督は、「最終爆笑計画」のハビエル・ルイス・カルデラ。出演は、「マルティナのむ街」のラウル・アレバロ、「最終爆笑計画」のアレクサンドラ・ヒメネス、「シャッター ラビリンス」のジャヴァイア・ゴンザレス。

【ストーリー】
学校教師のモデスト(ラウル・アレバロ)は、幽霊が見えて話もできる能力のせいで、勤めた学校を次々とクビになっていた。しかし、新しく赴任した学校には5人の不良生徒の亡霊が居座り、学校を荒れさせていた。モデストは能力を使って彼らを卒業させ、学校を元の状態に戻すことに。しかし、この生徒たちには学校を離れられない事情があった。モデストは彼らに協力し、卒業を目指して奮闘する……。

ゴースト08


【作品データ】
原題 PROMOCION FANTASMA
製作年 2012年
製作国 スペイン
配給 エスパース・サロウ
上映時間 101分

【スタッフ】
監督 ハビエル・ルイス・カルデラ
脚本 クリストバル・ガリード 、 アドルフォ・バロール
製作 フェルナンド・ボヴァイラ 、 シモン・デサンティアゴ 、 サンドラ・ヘルミダ 、

【キャスト】
モデスト: ラウル・アレバロ
ティナ: アレクサンドラ・ヒメネス
ピンクフロイド: ハビエル・ボダロ
アンヘラ: アンナ・カスティロ
マリヴィ: アンドレア・デュロ
エルサ: アウラ・ガリド
ダニー: アレックス・マルニー
ホルヘ: ハイメ・オリアス
オテギ: カルロス・アレセス
マヌエラ: シルヴィア・アブリル



ゴースト21

【マイレビュー】
スペイン映画と言うのは本当に質が良い。この映画はゴーストとなった5人の生徒達の心残りを解消し天国へ導く高校教師のお話。ストーリーも奇想天外でそれがコメディータッチで描かれていてとても秀逸だった。

ゴースト26

この生徒エルサ役のアウラ・ガリドは同じスペイン映画「ロスト・ボディ」にも出演していて僕がずっと気になっていた女優さんである。あまり他の女優さんには無い独特の雰囲気を持っている。
この映画では在学中の生徒役でゴーストとなった男子生徒ホルヘ(ハイメ・オリアス)に恋をして彼のいる天国に行こうと自殺を図る。

ゴースト23

スペイン俳優なのであまり世界的に有名とまではいかないが、役者がみんなとても素晴らしい。生徒たちは皆可愛く、学校経営の校長先生や教育委員会、PTAの確執もしっかり描かれていてそのあたりは日本の教育システムにも共通していてとてもわかりやすい。
レンタルDVDが出ているみたいだが、それでしかチェックできないのがとても残念だ。

ゴーストとなった生徒達の共通する心残りとは何なのか。それを解き明かしてゆく過程もよく出来ている。
とにかくものすごく面白いので一度是非ご覧いただきたいオススメ映画である。

ゴースト24

★★メトロマニラ 世界で最も危険な街

メトロマニラ15


【作品情報】
貧困と暴力が支配する世界有数の犯罪都市マニラの恐るべき実態を描いた衝撃の社会派ドラマ。「フローズン・タイム」「ブロークン」も注目された写真家でもあるショーン・エリスがフィリピンでオールロケに挑んだ意欲作。サンダンス映画祭ワールドシネマ部門でドラマ観客賞を受賞。ドキュメンタリー風カットがふんだんなこともあり、異様な緊張感を生むのに成功。導入部では世界遺産であるコルディリェーラの棚田群も見られる。

【ストーリー】
フィリピン。バナウエで暮らす農民オスカー(ジェイク・マキャパガル)は生活に困窮し妻のマイ(アルシア・ヴェガ)やまだ幼い子ども2人を連れ、仕事を求めてマニラに上京する。ところが、あっという間に騙されて全財産を失ってしまった彼らはスラムに身を寄せることになる。オスカーは以前軍の兵士だったおかげもあって治安の悪いマニラではもっとも危険な現金輸送警備員という仕事を得、マイも場末のバーで働きはじめる。なにかと親切な上司オング(ジョン・アルシラ)にオスカーは仕事を仕込まれるが、そのうち大金を手に入れる計画に加担するようオスカーを誘うようになる。

メトロマニラ21

【作品データ】
原題: Metro Manila
製作年: 2013年
製作国: イギリス/フィリピン
内容時間: 115分
ジャンル: サスペンス/ミステリー

【スタッフ】
監督: ショーン・エリス
脚本: ショーン・エリス、フランク・E・フラワーズ
製作総指揮: ショーン・エリス 、セリーヌ・ロペス 、エンリケ・Y・ゴンサレス

【キャスト】
オスカー・ラミレス: ジェイク・マキャパガル
マイ・ラミレス: アルシア・ヴェガ
オング:  ジョン・アルシラ



メトロマニラ07

【マイレビュー】
この映画はフィリピンを舞台にしている。フィリピンの「マニラ首都圏」を指して「メトロマニラ」と呼ぶ。この映画のタイトルを初めて見たとき、僕は「東京メトロ」の地下鉄マニアかなんかの電車男系のオタク映画なのかと勘違いしていたが、よく見たら「マニア」じゃなくて「マニラ」だった。全然意味が違ってくる。そんなふうに勘違いする人がたまにいるからサブタイトル「世界で最も危険な街」などと説明しているのだろうか。いやいやいや・・・そうじゃない。

極論っぽいが「サブタイトルは二流映画に付けるもの」と僕は思っている。

この素晴らしい秀逸映画にこんな”しょうもない”サブタイトルはそもそも必要無いのだ。
ウザすぎるし、お荷物だし、全く意味を成さない。センスのかけらも無いし、世界の危険度をランキングしてどうすんだって。タイトルもサブタイトルもつけるのがいつも「ヘタクソ」すぎる。本当に映画観てから付けたの?自分の血を分けた赤ん坊の名前を付けるときくらい真剣に考えろっつーの。テキトーに付けたとしか思えない、酷すぎる「戦犯レベル」の”クソ”サブタイトルである。(ここまではいつもの「センス無し邦題タイトル」の場合のお約束つっこみなのであしからず。)

メトロマニラ12

「流れ」的に脱線気味なのでついでに・・・・

このサブタイトルのせいでフィリピン人はただでさえ働かないグータラ気質なのに観光収入も減って負のスパイラルに陥っちゃうよ。映画を観ていないマニラ市民だってマジで怒るよ、ホント。日本からの観光客だってほとんどタイやシンガポールへ行っちゃってるし、針路を西に逸れていつもタイのプーケットなんか大賑わいだしね。

このサブタイトルだけどマニラが世界で一番「危険」とは僕は思わない。
以前観たブラジルの貧民街「シティ・オブ・ゴッド」という地域のギャングの縄張り争いの映画でも幼い子供たちが常に銃を持ち歩いててケンカや殺人が日常茶飯事だったし警察は完全に腐敗しやくざとツルんでた。映画だけの比較でもメトロマニラなんかよりあっちのほうが相当恐い。

いろんな意味で「危険」なトコは世界中にいっぱいある。世界で発生した地震のうちマグニチュード6以上の地震回数は20.5%が日本で発生してるし、「地震」においては「日本が世界一危険な国」と言える。そこらじゅうに地雷が埋まっている国だってある。

それにこれをちょっとみてもらいたい↓
DVD宣伝用のポスターかDVDケースのジャケットと思う。
803b5c091bd1048b58a3c0d5a0afb04c.jpg

ウェブで見かけたのだがこのDVD宣伝用ポスター、どう見てもこれは「戦争映画」のポスターである。マシンガンとヘルメット姿であればほとんどの日本人は「兵隊さん」と勘違いする(笑)。そのうえ「死ぬなら最後まで戦え、それがこの街の掟!」とまで書いてある。このいでたちにそのキャッチフレーズじゃまるで政府機関の建物を占拠した「反乱軍」の横断幕である。本当は「現金輸送車の警備員さん」なのに。



メトロマニラ19

はなから脱線が過ぎましたが、ここから映画の感想。

マニラは安全では無いかもしれないが、最も危険と言うほどでもない。この映画を観てると、「もっとも人の弱みに付け込んでくる街」ではあると思う。ただしこれをサブタイトルにしたらさらに観光客が減るだろうけど(笑)

映画の最初のほうに世界遺産である「コルディリェーラの棚田群」の風景がものすごく美しく輝いて見える。こんな美しい緑を見たことは久しく無い。写真家でもある監督のショーン・エリスがまずいちばん印象深く描きたかったのがこの故郷の風景だったのだと思う。悲しくもこの映画のはじめのこの豊かな緑の風景がストーリーの流れの「対極」に位置づけられることになる。田舎にいればよかったのにって。すす汚れたカラフルなバスが山間の泥道を揺れながら走ってゆく。

メトロマニラ02

少しでもよい収入を得て幼い子や妻を養おうと都会であるマニラに出てきた一家。
宿も無く最初の夜に見たマニラのペニンシュラホテルを眺めて幼い娘が「ここは天国なの?」と父に訊くシーン、なんだかとても哀れに思えてしまった。

フィリピンのタガログ語での映画は僕は初めて観たのだがこんなによい映画だとは予想すら出来なかった。
この映画、観た方ならば賛同いただけるはずだが「サスペンス」や「アクション」というより、まさしく「人間ドラマ」である。余計な叙情的なシーンも無かったが印象的だったのは「手のひら」を映すシーンが多かったことだ。あえて象徴的に使われていたように思う。

メトロマニラ14

確かにアクションシーンもサスペンス要素もあるが、やっぱり人間の運命とか無償の愛をテーマにした人間ドラマである。愛する家族を守るためにはどうしたらよいか、それに知恵を絞って絞って出てきた答えが「最後の選択」になるのであって、それは「街の掟」でもなんでもなく、やはり「家族への愛情」以外のなにものでも無いのだ。

日本と言う恵まれた国にあっては何気ない日常に隠れて実感するのことのあまりない「普通の幸せをかみ締めたくなる秀逸映画」だった。

メトロマニラ11


★ザ・シューター THE CONTRACTOR

ザ・シューター18

【作品情報】
「デモリションマン」でスタローンと競演し一世を風靡し、人気の「ブレイド」シリーズ主演のウェズリー・スナイプス主演。元CIAの名スナイパーだった男が、かつて取り逃がしたテロリストを殺害する依頼を受けるも、その裏に潜む陰謀に巻き込まれていくさまを描いたサスペンス・アクション。

【ストーリー】
かつてCIAの凄腕スナイパーとして活躍したジェームズ(ウェズリー・スナイプス)は、今では引退して田舎の牧場で馬とともに平穏に暮らしていた。そんな彼のもとにかつての上司コリンズ(ラルフ・ブラウン)からあるロンドンで拘束された大物テロリストを狙撃せよという依頼が舞い込む。そのテロリストは、以前ジェームズが暗殺に失敗し、結果として現在も多くの被害を出すことになった男だった。ロンドンの現地CIA工作員ウィンザー(チャールズ・ダンス)を経由し銃を手にしたジェームズは時計台からの狙撃に成功するが逃走過程のアクシデントで怪我を負いアジトに身を隠すことになる。そこで出会った少女エミリー(イライザ・ベネット)の献身的な世話を受けながら、この一件で罠にはめられたと気付く。女刑事アネット(レナ・へディ)ら警察やCIAにも追われる身となり、ジェームスは窮地に立たされていく。

ザ・シューター05

【作品データ】
原題: THE CONTRACTOR
メディア:  オリジナルビデオ
上映時間:  119分
製作国:  アメリカ 2007年
ジャンル:  アクション

【スタッフ】
監督: ジョセフ・ラスナック
製作: ルディ・コーエン
製作総指揮: ロルフ・ディール  ヘンリク・ヒュイッツ

【キャスト】
ジェームズ・ダイアル: ウェズリー・スナイプス(Wesley Snipes )
エミリー・デイ: イライザ・ベネット(Eliza Bennett )
アネット・バラード: レナ・へディ(Lena Headey )
ジェレミー・コリンズ: ラルフ・ブラウン(Ralph Brown )
アンドリュー・ウィンザー: チャールズ・ダンス(Charles Dance )



ザ・シューター16

【マイレビュー】
「レオン」風味があって人間味も多分に盛り込まれていて面白かった。「レオン」ほどではなかったが主演のウェズリー・スナイプスの演技は寡黙で満身創痍でとても見事だったと思う。
この映画では特にエミリー役のイライザ・ベネットの演技は際立っていてとても泣かせる。
アップ動画かDVDしか無いが観て損は無いと思う。

ザ・シューター09


早くも脱線~
「中央情報局(CIA)」というところは映画でも現実でも「悪いイメージ」しか無い。そしてあえてそれを払拭しようともしない。結局「誰が」「何のために」「どんな」指示をしているのか毎回不明だ。国際的には「悪事」になることを承知していて最終的に末端の人間に指令が下り、失敗したら情報隠蔽のために抹殺されるか、関係ない人物に罪をなすり付ける。J・F・ケネディの暗殺時と同じように。
直接指示を下すのは政府高官だろうが、「黒幕」は「経済界のドン」や「国防省」っていう構図になるのだろうか。間違ってもCIAの内部判断だけで指令されることではない重大な国家犯罪である。この組織のやろうとしていることはすべて「国家機密」なわけだし、国家機密ということは「大統領が直接指示をしているのと同一」ということになる。
指示する内容は自らに責任が及ばないように多分そうとうあいまいな表現でCIA長官に伝えられるはずだ。「アノ件はナントカしなきゃならないな~」とかね。その「空気を読んで」指令の手順が組まれるのだ。「アノ件」だけじゃ「ゴルフのニギリのハンデを調節」することかもしれない(笑)

この映画のように陰謀がバレそうになったり捕まりそうになったらいつでも「トカゲの尻尾切り」で抹殺されるわけだし、スパイはいつでも「使い捨て」っていうわけだ。そんな殺伐とした組織に家族も危険に晒してなぜ属しているのだろう。「報酬がハンパ無く良い」ってことだけしか僕には想像できない。妻帯者には無理だろ。

ザ・シューター04

元CIAでロシアに亡命したスノーデン氏の暴露した内容は記憶に新しいが、皆さんはどう感じただろうか。
2013/3月の1ヶ月間で全世界で970億件のメタデータ(通話やメール、サイト閲覧履歴など)をCIAが集めたのである。世界人口60億人として1人当たり16件以上の情報が吸い上げられていることになる。ご多聞にもれず僕らの情報も間違いなくCIAに吸い上げられたと思っていい。だがCIAは決して認めない。暴露された情報は「知らぬ存ぜぬ」「スノーデンは気が狂っている」と言って誤魔化すのが常套手段だ。
CIA内部において、彼は基幹システム開発の「技術者」である。CIA上層部もそれほど彼に対する危険意識が及ばなかったのかもしれない。彼は現在ロンドンで生活をしているらしいが、他国で秘密を全部暴露して、CIA内部の知っていることをすべて話し、世界中にCIAの陰謀情報が行き渡るようにする。彼はさすがに頭が良い。「自分の命を守る一番確実な方法」を選び、将来安泰で引く手あまたの職(現在はケンブリッジ大学の講師)を得られるのだ。やっぱりそーとー頭が良い。



ザ・シューター11


●鉄人28号

鉄人28号01

MovieWalkerより抜粋
2005年3月19日(土)公開

【作品情報】
冨樫森監督作品。横山光輝の名作漫画を実写映画化。幻のロボット“鉄人28号”を操縦して悪に挑む少年の活躍を、迫力の特撮映像満載で活写する。

【ストーリー】
金田正太郎(池松壮亮)は、幼い頃にロボット工学の第一人者だった父・正一郎(阿部寛)を亡くし、今は母・陽子(薬師丸ひろ子)とふたり暮らしをしている小学6年生。ある日、彼の目の前に巨大なロボットが出現、東京タワーを破壊した。それは、コンピュータ会社・KOKの元会長で、最愛の妻と息子を亡くした悲しみから厭世的になり、全てを壊滅させ自分の理想郷を作ろうと企む宅見零児(香川照之)が尖兵として送り込んだ“ブラックオックス”だった。さて、この事件から間もなく、正太郎は綾部(中村嘉葎雄)と名乗る老人に、正太郎の祖父と父が研究していたロボット“鉄人28号”の操縦を任せられる。見た物を瞬時に記憶する直感像資質と言う特殊な能力と、持ち前のラジコン・テクニックで鉄人をコントロールする正太郎。だが、再び東京に現れたブラックオックスの強大な力の前に、鉄人は無残に破壊されてしまった。しかし、マサチューセッツ工科大学から招聘された真美(蒼井優)らによって鉄人の改良強化が図られ、敗北の失意から操縦を諦めた正太郎も、母たちの励ましに支えられもう一度操縦桿を握る決意をする。

鉄人28号05


【作品データ】
製作年 2004年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 113分

【スタッフ】
監督:  冨樫森
原作:  横山光輝
製作総指揮:  多木良國 、 兵頭秀樹 、 木村純一

【キャスト】
金田正太郎:  池松壮亮
立花真美:  蒼井優
宅見零児:  香川照之
綾部達蔵:  中村嘉葎雄
金田陽子:  薬師丸ひろ子
金田正一郎:  阿部寛
大塚雄之介:  柄本明
田浦慶太郎:  伊武雅刀
江島香奈:  中澤裕子
村雨研二:  高岡奏輔



【マイレビュー】
半世紀ほど前の超有名なテレビ漫画、横山光輝原作「鉄人28号」の実写版である。10年前の作品だ。
実はこの僕は白黒テレビでリアルタイムで観ていたテレビ漫画だ。
配役に香川照之さんが出ていたのでチェックしてみた。

映画全体には特撮やCGを駆使したと言えるほどの迫力も精細さも無ければ、ストーリーもこれと言って特筆する部分は無いけども、だ。普通に楽しんで見れた。
いやいやー、10年前の作品だったが、今をときめくすんごい役者さんがいっぱい出ている。

まず主役の金田正太郎役の池松壮亮さん、この幼い小学生がね~~。
この春やっている話題のTBSドラマ「MOZU」で記憶喪失の爆弾犯人役をやってるあの若者である。香川照之さんとは10年ぶりの競演になるのかな。「鉄人28号」と「MOZU」とは全く対照的なストーリーだ。すごいめぐり合わせだね。彼がほとんど話の主役だった「MOZU」1話目を見たけどすごく成長して「憂い」のある青年になったし、若いのに存在感がハンパ無い。

鉄人28号09

薬師丸ひろ子さん。
角川映画の新人オーディション合格し「野性の証明」で12~13歳でデビューした彼女だが、「セーラー服と機関銃」や「Wの悲劇」…あのころからの「透明感」や「気品」が今なお持続している。彼女は映画やテレビドラマだけじゃなく歌もものすごくうまく大好きな「歌手」でもある。さらに彼女がすごいところは30を過ぎたころからテレビでも映画でも「主役に固執」することが全く無い。しかも「母親役」さえも受け入れている。仕事を選ぶ誰かさんに聞かせてやりたい。ほんと「女優の鑑」だね。玉置浩二さんと結婚&離婚したときはものすごくショックだったけど。

鉄人28号10

蒼井優さん。
デビュー4年目ぐらいでこの映画に出ているが、ここでは屈託の無い頭脳明晰な少女役で、彼女らしい「ちょっと翳りのある」ような役回りではなかったのですこし残念だった。彼女はこの2年後、主役の「フラガール」で完全にブレイクする。僕はこの当時のようなサラサラのロングヘアーのほうが好きだ。

鉄人28号04

香川照之さんが出るとなぜこうもアニメ実写映画も「締まる」のだろう。
他のアニメ実写映画では「カイジ」とか「あしたのジョー」でもそうだった。社運をかけたような肝心な映画やドラマには本当に絶対に押さえておきたい「必要不可欠」な超売れっ子俳優である。彼は映画でも「半沢直樹」とか「MOZU」のようなテレビドラマでも「視聴率の10%は握っている」と思う。

鉄人28号18

そのほか、元モー娘。の中澤裕子さんやあの嫌韓ツイッター発言で問題になった高岡奏輔(新名)さんも出ている。

また脱線気味になるが、ちなみに僕はアノ発言については「激しく同意」の立場である。将来ある彼に言わせちゃいけなかった。今ここで僕がフォロー発言しても構わないが、何の影響力も無いので黙っておく。ただ有名人が過激発言をするとすぐ「山本太郎さんの類い」っぽく扱われるけど、発言の真意を本当に検証し、発言者を吊るし上げることなく問題提起したマスコミが「皆無」だったことは残念でならない。三橋貴明先生や北村晴男弁護士も批判していたが、実際予想通りあれからフジテレビの視聴率は衰退の一途をたどっている。

脱線劇場~昭和40年の僕ら

「鉄人28号」を楽しみにしていた。
あの当時の時代背景としては戦後20年ほどたった平和な日本の成長期だった。僕は静岡県磐田市の田舎育ちで、昭和40年ごろの風景は家はポツリポツリ建っていた程度で、晴れた日には抜けるような青空と澄んだ空気、はるか遠くに富士山も見えてた。あたりは芋畑や麦畑、草むらと泥んこの道、親父とお袋が野良仕事をするのを見ていたりした。北のほうへ2kmほど冒険に行くと茶畑が一面に広がる。僕は体も軽くこんもりとしたお茶の木の上に寝そべって空を見るのが好きだった。だけど白菜や葱などの野菜畑の先のいたるところに豚小屋や鳥小屋があってとても臭かった。(話の脱線のさらに余談だが、僕は「ホルモン焼き」とか「モツ鍋」が好きではない。なぜなら紛れも無くそれらは当時僕の嫌いだった「豚小屋の匂い」だからである。)
僕ら子ども達は学年とか関係なく学校から帰るとみんな顔やひざや肘を擦りむき、泥まみれになって走り回って遊んでいた。僕らは夏でも冬でもみんな半ズボンだった。

鉄人28号06

敗戦後わずか20年という時代にもかかわらず「戦後」というイメージは僕らにはそれほど無かったが、どの家庭の両親も例外なく戦争は体験していたはずだ。唯一「戦争の名残り」として残っていたのは、近くの公園や台地の斜面に横穴式に掘られていた「防空壕」跡だった。僕らは皆その中に入って遊んだりした。僕の家ではお風呂さえ「薪」で沸かしていた。昭和40年各家庭に白黒テレビが普及してきた。テレビは家族団らんの中心になっていった。

当時のテレビ局が各局「開局50周年」を迎えている。
この「鉄人28号」、Wikiで放映期間を調べたところ僕が白黒テレビで見ていたのはどうやら再放送というか「地方局へのお下がり」で放映していた期間だったことがわかった。

鉄人28号07

僕がこの「鉄人28号」を見ていたころの「昭和」の田舎には、ほとんど「何にも」無かった。だが遊び道具はいっぱいあった。別に今なら見向きもしない空き缶とか石ころ、水や木や土も「何でも」遊び道具になった。
近所には恐いおじさんが必ずいた。そして悪さをしたら誰からも叱られたしよく泣いた。

この50年の間に風景もモノも世の中も完全に様変わりした。進化か退化か、人となりも変わってきた。人々の殆どが「時間」や「金銭」や「物欲」に囚われすぎていると思う。人生には本当は大切なことがいっぱいあるにもかかわらずほとんど伝承されていないし、今からでも体で覚えなきゃわからないこともたくさんあるのに誰も何もしない。



この映画の中でそれまで臆病だった正太郎(池松壮亮)に対して、綾部達蔵(中村嘉葎雄)が発する気が利いたセリフがあった。
「男は冒険することから始まるんだよ」


鉄人28号08





●悪魔の陽の下に Sous le Soleil de Satan

悪魔の陽の下に05

1988年12月10日(土)公開

【作品情報】
モーリス・ピアラ監督による1987年のフランスの映画である。ジョルジュ・ベルナノス(英語版)による1926年の小説を原作としており、恋人を殺害してしまった女性を救おうとする神父を描く。第40回カンヌ国際映画祭では最高賞であるパルム・ドールを獲得した。フランスでは81万5748人を動員した

【ストーリー】
北フランス、カンパーニュの主任司祭ムヌウ・スグレ神父(モーリス・ピアラ)は、救区民の教化に熱意を示しつつも自らへの苦行に身をすりへらす助任司祭ドニサン神父(ジェラール・ドパルデュー)に心を痛めながらも、その不器用な彼の魂のもつ神秘的な何かを見抜いていた。
親の目を盗んで侯爵(アラン・アルキュール)と情事を重ねていた16才の少女ムーシェット(サンドリーヌ・ボネール)は、深夜侯爵のもとを訪ね妊娠を告げるが、彼の卑劣な逃げ腰に逆上し殺害する。土地の名士で代議士のガレ医師(ヤン・デデ)とも情事をもっていたムーシェットは、彼もまた自分の身の保全に汲々とし彼女の妊娠はおろか犯罪の告白にも耳を貸さない様子に、彼女は次第に精神混乱におちいってゆく。主任司祭の命でポーランクールに向うドニサン神父は、北仏の広大な原野の静けさに満ちた夜に、馬商人の姿をした悪魔(ジャン・クリストフ・ブーヴェ)に会い、試みにあうが、彼は誘惑をしりぞけた。その明け方、必然のようにムーシェットと出会ったドニサン神父は、瞳を見ただけで少女の罪を理解するのだった。ところが・・・。

悪魔の陽の下に01

【作品データ】
原題 Sous le Soleil de Satan
製作年 1987年
製作国 フランス
配給 大映

【スタッフ】
監督 モーリス・ピアラ
脚本 シルビー・ダントン 、 モーリス・ピアラ
原作 ジョルジュ・ベルナノス

【キャスト】
Donissan ジェラール・ドパルデュー
Mouchette サンドリーヌ・ボネール
Menou Segrais モーリス・ピアラ
Cadignan アラン・アルキュール
Gallet ヤン・デデ
Malorthy ジャン・クロード・ブルラ



悪魔の陽の下に02


【マイレビュー】
第40回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した映画であることを観た後で知ったが、まったくこの映画の良さが僕にはわからなかった。
熱心なキリスト教の信者の方には多分理解できるのだと思うが、ほとんどの日本人にはこの映画全体に及ぶおどろおどろしい雰囲気自体に馴染めないと思う。

不器用で真面目すぎるほどの神父の苦しみを描いた映画である。
聖職者たちは「神から与えられた仕事」を全うしなければならない。試練や苦行に我慢しきれないで自らの愚かさを知り、それを克服するためにまた「修行」をするという繰り返しなのだろうが、ヤワな僕には耐えられないし、そういう禁欲生活で実際に何が得られるのかわからない。

例えればまるで「マラソンランナー」のようなものだろうか。僕はマラソンすら大嫌いで、何のために走るのかさえ理解できない。

悪魔の陽の下に06

<ここでいつもの脱線コーナー>

「聖職者」という職業がどこからどこまであるのかわからないが、神父や牧師に限らず、政治家、官僚、学校の教師だとか警察官もそういう職に分類されるものだと僕は理解している。彼らの行動は「社会生活の手本」となる必要がある。秩序やルール、マナー、法律など、そういうきっちりと決められたものを完璧に遵守する必要がある。
世の中にはその「反動」と思われる犯罪も実に多い。たとえば警官が電車内で痴漢をしただとか、教師が女子更衣室の盗撮とか・・・もう聖職者ではなく「生殖者」と呼んだほうがいいぐらいだ。そういう職業だから逆に報道も過多ぎみになるのだろうとは思うが、なんと実に多いと僕には感じる。嘆かわしい現象だ。

「決まりごと」をいくら教えたところで彼らのとる行動のすべては一人ひとりの心に委ねられる。結局は彼らは自身がもつ自制心と良識で行動しなければならないということだ。感性ではなく理性、右脳ではなく左脳で行動するのである。

だがその行動っていうのは実は社会生活では「当たり前」のことで、なにも”聖職者に限られた”ことではない。だが「一般人」はその点で微量の自由(羽目を外さない程度の感性によるほんの少しだけのおふざけ)が許されているだけに過ぎないのである。
例えれば「車のハンドル」と同じで、その程度の「遊び」は職業が何であろうと誰にも必要な「心のゆとり」なのだと思う。僕はその「遊び」が大きすぎて、逆にハンドルが利かない(笑)。まあ要するに、常にあんまり自分を追い詰めなくていいって僕は思う。



悪魔の陽の下に04

僕なりの感想だが「グリーンマイル」を観た事がある方ならもしかしたらある程度理解できるかもしれない。この神父がどう感じていたかがあの黒人大男の「ジョン・コーフィ」とすこし似ていたような気がしたからだ。

この映画は僕には評価が難しい。なので及第点の●評価にしておく。
たしかに人間誰しも持つ「心の表と裏」(これが「天使と悪魔」というものだと思うが)を考えさせられる映画ではあったが、西洋文化や宗教観にどっぷり浸かったことの無い僕にはやっぱり難しすぎる映画だった。

悪魔の陽の下に07



★パブリック・エネミーズ

パブリック・エネミーズ13


2009年12月12日(土)公開

【作品情報】
ジョニー・デップが、1930年代に世間を騒がせた実在のアウトロー、ジョン・デリンジャーに扮するラブ・ストーリー。デリンジャーとその恋人が辿る愛の行方を描き出す。

【ストーリー】
1930年代のアメリカ大恐慌時代。鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は、その“黄金時代”を謳歌していた。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪手口、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないという独特の美学を貫くカリスマ性。それまでの“強盗”のイメージを覆すデリンジャーに、不況に苦しむ多くの国民は魅了され、まるでロックスターのようにもてはやしていた。そんなある日、デリンジャーは、他の女たちとはどこか違う雰囲気をまとった神秘的な美女、ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)に目を奪われる。彼にとってビリーとの出会いは、これからの人生を決定付ける運命の瞬間であり、彼女もまたデリンジャーの強引で一途な愛に、危険な選択だと分かりながらも次第に惹かれていくのだった。だがその頃、FBIはデリンジャーをアメリカ初の“社会の敵ナンバーワン(PUBLIC ENEMY NO.1)”として指名手配。捜査の目をかい潜り、デリンジャーはビリーと再会するが、FBI捜査官メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)の包囲網が徐々に彼らを追いつめていく。永遠の愛を信じながら、二人の自由への逃亡劇が始まった……。

パブリック・エネミーズ07


【作品データ】
原題 PUBLIC ENEMIES
製作年 2009年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 141分

【スタッフ】
監督 マイケル・マン
脚本 ローナン・ベネット 、 マイケル・マン 、 アン・ビダーマン
原作 ブライアン・バーロウ

パブリック・エネミーズ06

【キャスト】
ジョン・デリンジャー:  ジョニー・デップ
ビリー・フレシェット: マリオン・コティヤール
ウォルター・ディートリヒ:  ジェームズ・ルッソ
ハリー・ピート・ピアポイント:  デイヴィッド・ウェンハム
チャールズ・マクレイ : クリスチャン・ストルティ
メルヴィン・パーヴィス:  クリスチャン・ベイル
カーター・バウム捜査官:  ローリー・コックレイン



パブリック・エネミーズ17
【マイレビュー】

こういうセリフに僕はグッとくる。
自分の過去に穢(けが)れを感じているビリー(マリオン・コティヤール)に対してジョン(ジョニー・デップ)が言い聞かす言葉・・・

「聞いてくれ。人は来た道ばかりを気にするが、本当は行き先のほうが大事だ」


ク~~~ッ! 最高にかっこいい言葉だ。僕も使わせてもらおう、いつか(笑)

とにかくジョニー・デップがかっこいい。カッコよすぎる!
ストーリーなど度外視で本当にそれに尽きる感じだ。そして映画をものすごく価値のあるものにしている。
さすが世界一の俳優だと思う。「シザー・ハンズ」で一世を風靡した彼だが、こういう温かみのあるクールな役が本当に合っている。

パブリック・エネミーズ08

彼女と踊る曲がジャズナンバーの「Bye Bye Blackbird」
この曲がラストで大きな意味を持つが、日本人にはあまり理解しにくいので歌詞を少し紐解いておいたほうがよさそうだ。

ここで言う「バイバイ・ブラックバード」とは単純に「さよなら黒い鳥」のことではなく、『暗い過去や良いことがなかった都会生活を捨てて愛する人の待っている場所に帰ろう』という意味だと思う。
「ブラックバード」とはいろんな意味もあって、「Blackbirds」という複数形にすると、娼婦たちとそれに群がる男達と言う意味もあり、ひいてはそういう夜の街そのものを指すようだ。また「奴隷社会」「黒人差別」的な意味もある。

パブリック・エネミーズ05

ただこの歌詞の意味をこの映画になぞらえて解読すると、彼が言った先ほどの言葉、
「人は来た道ばかりを気にするが、本当は行き先のほうが大事だ」
やはりそれに通じるんじゃないかな。

「そんな暗い過去は捨てて俺と一緒に行こう」
それが彼らの自由であり、彼女に対する「Bye Bye Blackbird」なのだと僕は思う。

パブリック・エネミーズ15

●ランナウェイ 逃亡者 THE COMPANY YOU KEEP

ランナウェイ06


2013年10月5日(土)公開

【作品情報】
「明日に向かって撃て!」など俳優として活躍する一方、「普通の人々」で第53回アカデミー賞監督賞を受賞、以降も「リバー・ランズ・スルー・イット」など名作を世に送り出すロバート・レッドフォードが、ニール・ゴードンのサスペンス小説を映画化。FBIの捜査の手をすり抜け30年近く行方をくらませていた過激派組織メンバーの姿を通し、社会の矛盾を描く。ベトナム戦争反対を掲げながらテロを起こしたウェザーマンという実在した過激派グループをモチーフにしている。

【ストーリー】
資本主義と共産主義が対立した冷戦の代理戦争と言うべきベトナム戦争。1969年、ベトナム戦争に反対を唱える過激派グループ“ウェザーマン”は連続テロを開始。FBIは彼らを最重要指名手配リストに入れるが、捜査の手をかいくぐり忽然と姿を消す。それから約30年。元“ウェザーマン”メンバーの一人が逮捕されたことを契機に、再び事件が注目される。新聞記者のベン(シャイア・ラブーフ)は事件を追ううちに、愛娘を男手ひとつで育てている一見すると過激派とは縁のなさそうな弁護士のジム・グラント(ロバート・レッドフォード)に行きつく。危機を察したジムは逃亡。FBIとベンが彼を追ううちに、事件の真相へと近づいていく……。

ランナウェイ07


【作品データ】
原題 THE COMPANY YOU KEEP
製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 ショウゲート(協力 ワーナー・ホームビデオ&デジタルディストリビューション)
上映時間 122分

【スタッフ】
監督 ロバート・レッドフォード
脚本 レム・ドブス
製作 ビル・ホールダーマン

【キャスト】
ジム・グラント(弁護士)/ニック・スローン - ロバート・レッドフォード
ベン・シェパード(新聞記者) - シャイア・ラブーフ
ミミ・ルーリー(元過激派メンバー) - ジュリー・クリスティ
シャロン・ソラーズ(元過激派メンバー) - スーザン・サランドン
イザベル・グラント(ジムの娘、11歳) - ジャッキー・エヴァンコ
ヘンリー・オズボーン(元警察署長) - ブレンダン・グリーソン
レベッカ・オズボーン(ヘンリーの娘) - ブリット・マーリング
コーネリアス(FBI捜査官) - テレンス・ハワード
ドナル・フィッツジェラルド(製材会社経営者、元過激派メンバー) - ニック・ノルティ
ジェド・ルイス(大学教授、元過激派メンバー) - リチャード・ジェンキンス
マック・マクロード(ミミのパートナー) - サム・エリオット
レイ・フラー(地元紙編集長、ベンの上司) - スタンリー・トゥッチ
ダニエル・スローン(ニック・スローンの弟) - クリス・クーパー



ランナウェイ05

【マイレビュー】

ロバート・レッドフォード、もう完全にシワシワである。こんな幼い女の子のお父さんじゃちょっと子どもがかわいそうだと思う。主演の逃亡劇だったが、体力もいるし、さすがにこれは監督を兼ねて無理してやったと思うが、疲労困憊で痛々しく逃亡も限界である。
あまりストーリーとしてもピンとこないし、無実を晴らす為なら他に方法はあったと思う。

ここでまたしても脱線コーナー:

このストーリーの中の会話にもあるとおり、昔はちょっと頭の良いヤツならみんな体制批判側に立って、集団で国家権力に刃向かっていたものだ。マスコミも警察も完全に主流派(国家側)にたっていた時代で悪いのはすべてテロ行為に明け暮れる若者のほうだと国策で情報操作や情報捏造が行なわれていた時代だ。議論の余地は全く無い世の中だった。多くの学生は学生運動に明け暮れていた。

それは日本も同じである。60年の安保闘争にスタートし、成田空港反対も然り、安田講堂占拠や浅間山荘事件なんかもすべて体制批判から生まれたもの。そういう学生運動の真ん中にいた人たちの中には、学生運動という「過去を隠して」自衛隊背広組や警察官僚になった人もいれば、各官庁の次官や、銀行の頭取や、事業を成功させて大会社の社長さんになった人もいる。逆にいまでも国際指名手配犯もいれば、死刑になった人もいる。多くは前科者として汚点がついた。そういう不公平な社会なのだ。

ランナウェイ03

なんとか自分達の手で体制を変えようと頑張った人たちではある。ただ国民を味方に付けられなかった。ぜいぜい都内でビラを配る程度しかなかっただろう。政府やマスコミからつけられた呼称は「過激派」だ。「恐ろしいテロ集団」というイメージだ。本当は「過激派」と呼ばれる人たちは学生やOB達のごく一部の「エリート」と呼ばれる人たちである。多くの学生達は自分たちのことは「全学連」と呼んでいたが、建物や機動隊に向かって「火炎瓶」や「石」も投げつけていた。彼らもとても熱かったが、ただ闘志も行動力も団結力もハンパ無くあったと思う。最近で言えば「中国の反日デモ」のような光景だった。

「親のすねかじって勉強もしないで何やってる。馬鹿どもだ、ありゃ。」
田舎の実家ではテレビのニュースを見ながら親父やお袋は幼い僕に言い聞かせるようにいつも言ってたぐらいだ。多くの国民は蔑んだ目で学生達を見ていたと思う。
多分今の時代では「●●反対!!」のプラカードさえ作らない。デモ行進もしないと思う。おとなしい国民に成り下がってしまったと思う。



ランナウェイ01

この映画について語るのは難しい。
ただこの映画でロバート・レッドフォードは何を伝えたかったのか。

「守るべきものために自分に何ができるか」

たぶんこれだろう。



★アフターライフ After.Life

アフターライフ01


日本未公開
【作品情報】
死者と会話する特殊能力があり、死者の生前の数々の執着心を取り除き、まっすぐに死を受け入れさせようとする真摯な葬儀屋の話である。

【ストーリー】
恋人同士の小学校教師のアンナ(クリスティーナ・リッチ)と法律事務所弁護士のポール(ジャスティン・ロング)は最近になって気持ちのすれ違いが多い。久しぶりに外でのディナーをセッティングしたポールはシカゴへの栄転を機にアンナにプロポーズしようとするが話の切り出し方が悪く、早々に別れ話と勘違いしたアンナはレストランを飛び出し嵐のなか自動車事故を起こしてしまう。
アンナが気がつくとそこは、葬儀会社を営むエリオット・ディーコン(リーアム・ニーソン)の屋敷の地下室のベッドの上だった。エリオットから「あなたは死んだ。三日後の葬儀の準備を始める」と聞かされる。以下省略

アフターライフ07


【作品データ】
配給 アンカー・ベイ・エンターテイメント
公開 2009年11月7日(AFI映画祭)2010年4月9日(限定)日本劇場未公開
上映時間 104分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語

【スタッフ】
監督 アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ=ヴォスルー
脚本 アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ=ヴォスルー ポール・ヴォスルー
製作 ビル・パーキンス ブラッド・マイケル=ギルバート セリーヌ・ラトレイ

【キャスト】
アンナ・タイラー: クリスティーナ・リッチ
ポール・コールマン: ジャスティン・ロング
エリオット・ディーコン: リーアム・ニーソン
ジャック: チャンドラー・カンタベリー
トム・ピーターソン: ジョシュ・チャールズ



アフターライフ06


【マイレビュー】
この映画、「ホラー&オカルト」というジャンルに括るには少し違う。人の死をテーマにしたヒューマンミステリードラマと言ったほうが適切かと思う。
「ホラー&オカルト」というジャンルは苦手なのであまり観たりしない。
今日は「ホラー映画」というものを少し批評してからレビューを描きたい。

「脱線ネタ」はここから

【ホラー映画について】

僕は「ホラー&ショック&オカルト」映画ってのは自分にとって「無為」だと思う。単純に「嫌い」と言うべきだろうか。ホラー映画ほど『悪趣味』なものは無いとまで僕は思っている。
「13金」を真似た二流・三流の派手なスプラッター映画とか、「ジョーズ」や「ゾンビ」的な怪物キャラショック映画もそう。必ずキャンプ場やビーチやクルーザーの上とかでビキニで馬鹿騒ぎしている若者が襲われるパターンだ。ホラーにも分類もされないような出来の悪いものがほとんどだ。
突っ込みどころは満載だけど、考えさせられるって映画じゃないし、観終わって感動することなんて何にも無い。
流行だかなんだかしらないけどファウンドフッテージものも多い。映像ノイズや揺れ、音響効果で驚かしたり、ワザといきなりの展開でびっくりさせたりさ、実に姑息なやり方だと思うわけ。そういうの無しで真面目にやれよって思う。
どのみち「お化け屋敷」や「見世物小屋」と一緒だろって。



アフターライフ02

【ホラー好きなひとへ】

FC2にもホラー好きなアップ主さん達はものすごく多い。それを観る人たちも。だからけっして彼らを敵に回すつもりは無いけど、ホラー嫌いの過激発言をする代わりに僕なりに彼らの嗜好も理解はしておいたほうが良いと思ったりする。

不思議なことに彼らにとっては「恐怖」ってのが「マイナス要素」や「ストレス負荷」にはならないってことだ。要するに「怖いもの見たさ」ってことで、怖ければ怖いほど「楽しい」と感じるのかもしれない。それがホラー好きの彼らに共通する心理なのだと思うが、それすら僕にはなかなか理解しづらい。
ホラー映画は「フィクションだ」という大前提が彼らの頭にあって、現実的には全く起こりえないと信じている人たちだからだろう。勝手な偏見だが「人間嫌い」とか…ちょっと屈折した人間像を想像してしまう。
現実のほうがよっぽど怖いと感じている人たちなのかもしれないし、あるいはその真逆で、現実に起きている恐怖など対岸の火事のようにまったく意に介さないのかもしれない。平和ボケとも言える。社会では過剰なストレスを抱えているとか、何の変哲も無い日常生活に大きな刺激を欲しがっているとか。
いずれにしても現実としてホラー(恐怖)が自分や家族に降りかかることの無い「他人事」や「フィクション」と考えているうちが「華」である。この先ずっとホラー好きでいられるかは難しい。いまのうちに「免疫」を養っておくのもひとつの手だ。



アフターライフ04

この映画を観たきっかけは主役のリーアム・ニーソンが出てたのでとりあえず観てみようと思ったことにある。彼は「96時間」と言う映画で僕が男惚れした俳優である。この映画ではとても落ち着いた役柄を好演していて、一方でアンナ役のクリスティーナ・リッチのヌード姿が純粋に綺麗でそれにも惹かれて最後まで観てしまったというのが正直ななりゆきである。
難点をいえば、最初から最後までそのクリスティーナ・リッチの演技があまり上手いとは言えなかったところ。

アフターライフ10

ジャンル的にはホラーやオカルトに属するのかもしれないがこの作品はすこし違った。
死者に対する敬意がとても真面目で真摯で神聖だった。ストーリー展開も秀逸な映画だったと思う。
僕には何故かとても「よくわかる」映画だった。
亡くなった人が自分の死を認めようとせず彷徨い、それに残された家族や恋人が死を受け入れられず悲しみにくれること、直接触れたり想いが交わることは無いが、別々の世界でお互いがお互いを思う気持ちがよく伝わってきたと思う。

他のホラー映画のような驚かしたり怖がらせようとしたりする意図はこの映画にはほとんど無い。
良い映画でした。
アメリカ版「おくりびと」とも言えるかもしれない。

キリスト教下にあっては「魂」を尊重し、それほど「肉体」には執着しないと何かの本で読んだことがある。
しかしこの映画は静かに死者への尊厳に溢れていた。そこが他のアメリカ映画とは全く違う。
だがこれからも生きてゆく人にとって彼らの死をちゃんと受け入れられるようにこんなたおやかに丁寧に遺体を扱うのだと思うとすこし暖かな気持ちにもなった。

アフターライフ12

▲キリング・フィールズ 失踪地帯

キリング・フィールズ04

MovieWalkerより
2012年4月14日(土)公開

【作品情報】
テキサス州に実在する犯罪多発地域“殺人地帯”で実際に起きた事件をベースにしたクライム・サスペンス。『アバター』のサム・ワーシントンが荒くれ者の刑事に扮し、相棒と衝突しながら事件の真相に迫っていく姿を熱演。『コラテラル』などのベテラン、マイケル・マンが製作を担当、実娘、アミ・カナーン・マンがメガホンを握る。

【ストーリー】
有能だった亡き父と同じ殺人課の刑事として日々捜査に明け暮れるマイク(サム・ワーシントン)は 血の気が多く、周囲とトラブルを起こしてばかり。 ニューヨークから転属してきたブライアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、 そんなマイクの頼れる相棒であり、よき理解者だった。 二人は住宅街で起きた少女の殺人事件を捜査中だったが、手がかりすらつかめていなかった。 しかし新たに少女が犠牲になる事件が次々に発生する。 地道な捜査を続け、有力な容疑者が浮かび上がった矢先、ブライアンが気にかけ面倒を見ていた心に傷を持つ少女、 リトル・アン(クロエ・グレース・モレッツ)が失踪してしまう。 刑事の勘が騒いだブライアンは、アンが事件に巻き込まれたと直感する。 必死にアンの捜査をするブライアンに引っ張られるように、マイクも次第に事件に深く入り込んでいく。 二人は互いにぶつかり合いながらも、アンを助け出すために “キリング・フィールド“と呼ばれ恐れられる“犯罪多発地帯”へと踏み込んでいく・・・。

キリング・フィールズ21

【作品データ】
原題 Texas Killing Fields
製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 ミッドシップ
上映時間 105分

【スタッフ】
監督: アミ・カナーン・マン
脚本: ドン・フェラローン
製作: マイケル・マン

【キャスト】
マイク:  サム・ワーシントン
リトル・アン:  クロエ・グレース・モレッツ
ブライアン:  ジェフリー・ディーン・モーガン
Pam Stall:  ジェシカ・チャステイン



キリング・フィールズ12

【マイレビュー】
実話を基にしたサスペンス仕上げの映画だったが、いったいどう描きたかったのかよくわからない中途半端な映画だった。実話ならもっとリアリティーが必要だし、サスペンスならもっと恐怖感を出して欲しかった。
僕のほうがサスペンス慣れしているのだろうか、妙に淡々としたペースで緊迫感もなく結末を迎えるのだ。

登場人物の描写も希薄だった。
警察側の3人の人間の心理描写は多くても、被害者側や遺族の心情などほとんど触れることはない映画だったように思う。そしてその失踪地帯とその周辺の街がどれほど犯罪を誘発するようなヤバイ地域なのかを分析することもほとんどなかった。たしかに子どもたちが育つ環境としては最悪な土地柄の「感じ」はした。産業もほとんど無いアメリカの片田舎における劣悪な家庭環境は描かれていたとは思うが、それさえリトル・アン(クロエモレッツ)の家庭だけに終始していたように思う。

キリング・フィールズ15


壁に張り巡らされた地図上にピンで印を付けた大勢の行方不明者がいながら、それぞれの被害者宅に聞き込みするシーンもなし、手がかりもなく、犯人のプロファイルもなし、かといって防犯対策とかもできていない。本当に警察なのかって思う。守るべき人間はもっとたくさんいるはずである。

当たり前のことだと思うけどそれも僕が日本人だからかな。アメリカは広いし事件も犯人も放置なのか、警察が無能過ぎるだろって思う。

伏線となっていた誘拐拉致犯と真犯人の接点とかも尻すぼみになっていた。(僕が観たのが吹き替え版だったのでもしかしたらカットされていたのかもしれないが)

キリング・フィールズ25

とにかく肝心なことがすっぽり抜けてる。

連続強姦殺人犯の行動や心理そういう一番肝心な恐ろしく絶対に未然に防ぐべき犯罪の根幹が全く描かれていないまま、温床である「キリングフィールド」という土地柄のせいにしているだけの映画だった。だったらこの土地に住めば誰でも犯人に成り得るということになる。まさかそれが言いたかったのだろうか。

問題提起するのだったらこの公開後どのように「キリング・フィールド」から「ライフ・イズ・ビューティフル・フィールド」に変わったのかちゃんと見届けるところまで責任を持って欲しい。
他のテキサス州の善良な住民に対してとっても気の毒な映画だと思う。

本当にあまりに中途半端で何を描きたかったのかはっきりしてほしくて少し腹が立った▲映画だった。


キリング・フィールズ30
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プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

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