スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

✖宇宙戦争 War of the World

宇宙戦争7

ストーリー(MovieWalkerより転載)
アメリカ東部のある町。その異変は突然起こった。雲ひとつない晴天だったのが、何の予兆もなく天候は崩れ、強風がうなり声をあげる。上空では激しい稲光が交錯し、その一つは地上にまで達した。やがて大地は揺れ、禍々しくも、邪悪な裂け目がその表面を覆った。その場に居合わせた労働者のレイ(トム・クルーズ)は、自分たちに襲いかからんとする“何者か”の存在を敏感に感じとり、別れた妻との間の二人の子供、息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)と幼い娘レイチェル(ダコタ・ファニング)の元へと急ぐ。そして彼は知る。次々と起きた不可思議な超常現象が、更に想像を超えた形へと変化し、世界の16ヶ国で同時に人々に襲い掛かってきたことを。平和な時は一転して失われ、世界中の人々の心は恐怖で満ちあふれた。今、人類が未だかつて想像すらし得なかった“侵略者”たちが操る巨大な“トライポッド”が、人類の前にその姿を現すのだった。侵略者たちの前に戦う術を持たない無力な人間たち、世界中で難民と化す無数の人々、極限の恐怖が全世界に広がり、地球のかつての支配者を追い詰めていく。愛するものが次々と消えていくとき、人類に残されたのは愛と勇気だけだった。



宇宙戦争8

【作品を見た感想】
う~~ん、このテの映画にはトム・クルーズという役者ははっきり言って向いてない。『ミッション・インポッシブル』『オブリビオン』はまだいい。こういうどこにでもいそうな一般市民の役には不向きの俳優だということだ。もったいないっていうか、これだけ壊しまくる莫大なお金を掛けた映画はそれだけで十分である。だから彼を出す意味が分からない。また特別な能力があるでもなく、ただ家族を守るだけの役には他にいくらでも優れた俳優がいるはずだって思う。

しかし、この映画のストーリーはかなり陳腐である。突っ込みどころも満載である。
リメイク版なのだが、読んでもいない原作を陳腐と言っているわけじゃない。本当はもっと内容があったはずなのに、カットしちゃいけないシーンをものすごくカットしてるんじゃないかな。

最初のほうの雷雲が迫る不気味なシーンまではよかった。CGはまあまあだったが、民衆の集団的行動にパニック感が皆無だったし、宇宙人が攻めてくる場所ばかりを選んで逃げている。その辺が出来栄えとしてCGとのバランスの悪さを浮き彫りにしている。何の戦闘手段も無いのに宇宙人のいるほうへ向かって行ったりする長男のわけの分からない行動にはイライラもした。それに妹役の女の子の悲鳴が本当にうるさく感じたし、どこかの田舎の地下室に逃げ込んだあとの、その家の主との話や行動、その後の展開など、このストーリーの中で何を伝えたかった部分なのかさっぱり分からない。

この映画の「おすすめ度」は5点満点で1点がいいところだ。本来このブログに載せるべき映画じゃない。スピルバーグだからとか、お金を掛ければいい映画が出来るなんて神話は完全に否定されたと思う。反面教師的にひとつの悪例を紹介したに過ぎない。


スポンサーサイト

★★ブラックブック Zwartboek

ブラックブック4

ブラックブック6「氷の微笑」のポール・バーホーベンが、23年ぶりに故国オランダで監督したサスペンスタッチの戦争ドラマ。昨年のオランダ映画祭で作品・監督・主演女優の3部門を受賞した。
<作品データ>
原題 Zwartboek/Black Book

製作年 2006年
製作国 オランダ ドイツ イギリス ベルギー
配給 ハピネット
上映時間 144分

あらすじ(moviewalkerより転記)
1944年9月、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。美しいユダヤ人女性ラヘル(カリス・ファン・ハウテン)はかつて歌手だったが、今はユダヤ人狩りを逃れるためにとあるオランダ人一家のもとに隠れていた。そんなある日、ラヘルが湖に出かけている時に、爆撃機が落とした爆弾が隠れ家を直撃。彼女は、湖で知り合った親切なオランダ人青年ロブ(ミヒル・ホイスマン)のところに身を寄せる。その夜、ひとりの男がラヘルの新たな隠れ家を訪ねてくる。彼は、ドイツ軍が彼女の行方を追っていて、彼女をかくまったロブも逮捕されるだろうと警告する。ファン・ハイン(ピーター・ブロック)というその男は、既に連合軍によって解放されているオランダ南部への脱出を手引きすると約束する。船着場で別のユダヤ人グループと合流し、離れ離れになっていたラヘルの両親や弟のマックスとも再会。ファン・ハインに別れを告げ、一向は船に乗り込む。夜更け、彼らの船の前に突然ドイツ軍の船が現れた。銃弾の雨の中、なすすべなく倒れてゆくユダヤ人たち。両親や弟、そしてロブも殺され、とっさに川に飛び込んだラヘルだけが辛うじて生き残る。レジスタンスに協力する農民に助けられたラヘルは、チフスで亡くなった死体を装って検問を欺くのだった。レジスタンスの青年ティム(ロナルド・アームブラスト)が、彼女を父であるリーダーのヘルベン・カイパース(デレク・デ・リント)に紹介する。ユダヤ人だと分かる名前を捨て、ブルネットの髪をブロンドに染め、今日から彼女は“エリス・デ・フリース”として、レジスタンス活動に身を投じていく……果たして真の裏切り者はどこに? そしてエリスに復讐の機会は訪れるのだろうか?


ブラックブック3

僕を含め、簡単に人を信じすぎる人はこういう映画は観ないといけない。
・・んなこと言って、またこの映画の内容までも信じて疑わない。性善説を信じる単純な人間にはちょうどいいかもしれないが、逆にそんな「いいひと」にはこの映画の二転三転する展開についていけないかもしれない。

いままでは、第二次世界大戦中のユダヤ人迫害だとか大虐殺とか云々、大まかな歴史上の出来事としては知ってはいたがこの映画を観てもう一度よく歴史を勉強したくなった。

この映画のように、国と国の兵隊同士の戦いやその勝敗そのものが戦争なのではなく、本当の意味での戦争とは一人ひとりの記憶のなかに存在する。歴史本や伝記には絶対に書かれない。善か悪ではなく勝ち敗けの結果そのものが戦後の国同士の立場となり、敗戦国は戦勝国のルールに染められてゆく。日本もそうである。

そしてこういう映画や小説によって、戦争という大きな出来事とってはほんのミクロの人間たちにスポットが当たり、やっと日の目を見ることができるのである。人間の欲望、生存本能、下劣さや醜態、残酷さ、気高さ、正義感、・・そういうものがぎっしり詰まった映画である。

ネタバレ情報がネット上には結構出回っているが、観た途端に人に話したくなるようなどんでん返し的ストーリーなので、何も情報を得ない状態で観て欲しい映画である。

ブラックブック5

★キャプテン・フィリップス

キャプテン・フィリップス

MovieWalkerより抜粋
2013年11月29日(金)公開

【作品情報】
『ボーン』シリーズのポール・グリーングラス監督が、トム・ハンクスを主演に迎え、09年にソマリア海域で起きた人質事件を基に描く緊迫感あふれるサスペンス。乗組員の代わりに海賊の人質となったベテラン船長と海賊との駆け引き、人質奪還を狙う海軍特殊部隊NAVY SEAL、救出作戦実行チームのスナイパーを巻き込んだドラマが展開。

【ストーリー】
2009年3月28日。マークス海運に勤務するリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、マークス・アラバマ号の船長としてオマーンからケニアへ援助物資を運搬するため、妻アンドレア(キャサリン・キーナー)や2人の子どもたちとともに暮らす米国バーモント州の自宅を出発。到着したオマーンのサラーサ港では、ベテラン船長らしく手際よく出航準備を進めてゆく。乗組員は20名。マークス・アラバマ号は予定通りケニアのモンバサ港へ向けて出航するが、海賊の活動が激化する航路上で、2隻のモーターボートの追跡に気付いたフィリップスは警戒を指示。ドバイの英国海運オペレーションとの交信を傍受した海賊も、一度は引き返した。翌4月7日。再び追跡を始めた海賊がハシゴを使ってアラバマ号へ侵入。大混乱の中、乗組員の大半は訓練通り機関室へ身を隠す。海賊は4人。英語堪能なリーダー格のムセ(バルカド・アブディ )に、血気盛んなナジェ(ファイサル・アーメド )とエルミ(マハト・M・アリ)、そして、まだ少年の面影を残すビラル(バルカド・アブディラーマン)だった。

キャプテン・フィリップス

【作品データ】
原題 Captain Phillips
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間 134分

【スタッフ】
監督 ポール・グリーングラス
脚本 ビリー・レイ
製作総指揮 グレゴリー・グッドマン 、 イーライ・ブッシュ 、 ケヴィン・スペイシー

【キャスト】
リチャード・フィリップス: トム・ハンクス
ムセ: バルカド・アブディ
ビラル: バルカド・アブディラーマン
ナジェ: ファイサル・アーメド
エルミ: マハト・M・アリ
アンドレア・フィリップス: キャサリン・キーナー


キャプテン・フィリップス3

【マイレビュー】
僕は実話を映画化した作品がもともと好みで、妙なヒーロー感バリバリじゃないトコ、そのぶんやっぱ現実感があって好きだな。

たった4人の武装海賊に、ざっと20人程も乗組員が居るあんな大きな貨物船が乗っ取られてしまう現実があることなどは、とても信じられなかった。
消火用のホースで近寄らせないようにしているのだがちっちゃなモーターボートで急接近して、マシンガンを撃ちながら、あれよあれよと相手のなすがままに大型貨物船の縁に梯子をかけてよじ登られてしまう。乗組員や船長はその経過を見ているしか出来ないことに、ものすごい恐怖と不安感がこみあげる映画だった。
しかも武装した海賊のカタコトの英語の命令に、ソマリア語での仲間同士の会話、苛立ち、仲間割れ、口喧嘩、人質への暴力を伴う脅迫など、言葉の意味が分からない分、その恐怖感も追加される。


海賊のリーダーの冷静さと頭の良さが当初はスキが無く、中盤まで緊迫の連続でかなり怖かった。
だが、最後のほうは結局、部族の長の名前を出せばおとなしく従うような、彼らなりの縦社会を利用したアメリカ海軍の知恵に騙されてしまう浅はかさに、すこしガッカリもした。
ちょっとネタバレになってしまったが、実話だからいいだろう。

キャプテン・フィリップス2

世界中のタンカーや貨物船が行き交うソマリア沖の危険海域を航行するのに、放水以外に防衛のための攻撃も出来ないのは、危機管理という面で現実的ではないと思った。
その反面、彼らが漁師ではなく何故「海賊」になったか、その背景にある彼らの国でどのような問題がずっと前からおきているのかは、この映画の中でおぼろげに理解できる。
遠くてよく知らない国の海域で、実際に日常的に起きている海賊行為にスポットを当て、そうやって世界の紛争地域で実際に起きていることを直視させ、問題提起することが、この映画の主題ではないかと思えた。

僕の大好きな『グリーン・マイル』もそうだったが、この映画もたしかにトム・ハンクス以外に誰も適役にはなれないかなぁって思った。思いつくのはあと、ニコラス・ケイジぐらいかな。アメリカ人っぽいっていう点でやっぱトム・ハンクス。本当に年を取れば取るほどいい役者になってゆく。今までの彼主演の映画によく見られた背筋や背筋が強張った感じは一切無く、とても普通っぽくてよかった。

まるでライブカメラを見ているようなそんな感覚にさせる映画だった。★超おすすめ。

キャプテン・フィリップス4

●ハンナ HANNA

ハンナ2

【ストーリー】
ハンナ(シアーシャ・ローナン)はプラチナブロンドの16歳の少女。北極に近いフィンランド森林地帯の人里離れた電灯もない小屋に、父エリック(エリック・バナ)と2人きりで住み、日々サバイバル能力を磨いている。ハンナは父に教わり、英語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語もマスターしていた。
小屋にはラジオもテレビもなく、読める本は英語の百科事典とハンナが隠し持つグリム童話だけ。そのグリム童話の本には、若き日の母の写真が忍ばせてある。
父は一般的な情愛の念をハンナに見せず、もっぱらハンナのサバイバル能力を磨くのに専念していた。また偽の経歴や住所を、いつでもすらすらと説明できるように繰り返し仕込む。狩りに出たハンナは、ヘラジカを矢で射留め、瀕死となったヘラジカに近づくと、命を奪う直前「ごめんなさい」と呟く。父はそんな彼女に容赦なく襲いかかり、油断の恐ろしさを教え「ヘラジカは自分で持ち帰れ」と言い捨てて冷たく立ち去る。ソリに乗せ、どうにかヘラジカの死体を小屋に持ち帰り、憐憫の情も見せずに黙々と皮を剥ぎ、肉を処理するハンナ。
「私の用意はできているわ」としきりとせがむハンナに、ある日、父は「この装置のスイッチを入れれば外界に出ていける」と教える。父が狩りに出ている間に、ハンナは決心して装置のスイッチを入れる。すると、米国CIAエージェントのマリッサ・ウィーグラー(ケイト・ブランシェット)がその信号に気づいた。


10123001_Hanna_07.jpg


【マイレビュー】
僕は主演のシアーシャ・ローナンが大好きで、ほぼ全部彼女の作品は観ている。
「つぐない」、「ラブリーボーン」「HOST」「ウェイバック 脱出6500km」・・・。
僕自身は、悲しい物語だがファンタジックに描いた『ラブリーボーン』が一番好きだし、特に映画の完成度がとても高いと思う。
ただいかんせん、この作品もそうだがいまひとついい作品に恵まれないし、映画も大ブレイクしない。

この映画も彼女主演だが、なんだか小ぢんまりした秘密の暗殺組織の中だけのストーリーになってしまっている。もっと大きな国際組織の陰謀とか金や地位や名誉などの欲望が絡んでいたほうが絶対によかったはず。
結果的に純粋なハンナと欲深そうなオバサンだけの戦いになってしまったのがシアーシャ・ローナンのファンとしては何よりも残念な作品だった。

関係ない話にすこし逸れる。
映画界の「あるある」なのだが、日本の配給会社がTVやメディアを使って大々的に宣伝する映画というものは、ほとんどが主演の女優の口がデカい。
「キャメロン・ディアス」、「ジュリア・ロバーツ」、「アンジェリーナ・ジョリー」・・・然り。
そんな『味の濃い目の女優』が特に日本人ウケするのだ。
だから、こんなに綺麗なのに物静かなシアーシャ・ローナンのことなど、ほとんどの人は知らないと言う。

あのシベリアンハスキーのような瞳の色が、最初は冷たい感じを受けたが、よく見るとものすごく綺麗な女優さんである。決して目立たないが、演技がとても上手いしチャーミングだ。

hanna_eyes.jpg

上の写真、この眼差しをあなたは正視できるだろうか。
ちょっと疚(やま)しい人なら、つい目を背けてしまいそうな純真無垢な目をしている。

僕は映画の冒頭に出てくるこのシーンが一番好きだ。
雪深い北国、白樺の木の間から弓で鹿を射るシーンである。失敗し心臓を外したため、鹿を苦しめる結果となったことを悔やみ、追い詰めて、頭に銃を撃つ。そして肉を捌く。手のアップは吹き替えだとは思うが、鹿を本当に捌いている。内臓から湯気が出ているのが、生々しかった。

こんな極寒の地で撮影した苦労は相当なものだっただろう。
ストーリーや展開は本編を見ていただきたい。

★コネクション マフィアたちの法廷

connection.jpg

「十二人の怒れる男」「評決」の名匠シドニー・ルメットが、ビン・ディーゼルを主演に迎えた法廷劇。1987年から88年の21カ月間におよび、アメリカ史上最長の刑事裁判として歴史に残るマフィアのルッケーゼ・ファミリー裁判を映画化した。ニュージャージーの悪名高いマフィアの一味、ルッケーゼ・ファミリーに属するジャッキー・ディノーシオ(ビン・ディーゼル)は、麻薬取引の現場を押さえられ逮捕される。刑期を短くするため仲間を売るように検事から司法取引を持ちかけられるが、仲間を裏切ることが許せないジャッキーは取引を拒否。裁判では、被告人でありながら自らの弁護も行うという驚きの行動に出る。



実話に基づいた映画で、ほとんどが法廷と刑務所のシーンだけの映画なのだが、そこはかとなく拡がりのある映画である。主役のビン・ディーゼルという俳優は、ほかの映画では見かけたことが無かったが、とても素晴らしい。絶対に仲間を裏切らない主人公として、彼の演技力や魅力が一杯詰まった映画である。

金に困った麻薬中毒の舎弟が分け前欲しさにルッケーゼファミリーの若頭ジャッキー・ディノーシオ(ビン・ディーゼル)を拳銃で撃つところから物語が始まる。死を覚悟したルッケーゼだったが、幸い命は取り留めたが、仲間をかばい警察には撃った犯人など見ていないと証言する。退院したディノーシオは警察による麻薬取引のおとり捜査にひっかかり逮捕され、差別裁判で刑期30年を言い渡される。
イタリア人差別が残る時代のギャング一掃の摘発と全員の有罪立証をもくろむ検察が、刑期を短くするよう計らう代わりに微罪で逮捕した仲間全員を売るよう、ジャッキーに司法取引を持ちかけ、内部分裂や仲間割れを誘うところからこの映画が面白くなる。当初仲間も疑心暗鬼の目ででジャッキーを見ていたが、裁判が進むにつれ、改めてジャッキーの義理人情に厚い人間性が仲間に浸透してゆく。
果たして600日以上にわたった裁判の陪審員評決はいかに?!

自らを弁護する彼のユーモアと人間性溢れる弁舌と逸話は、この裁判のなかでの一番の見どころであり、面白いところである。

図らずも日本人固有の美徳とも繋がる部分が多々あり、実話としてとてもいいお話である。

✖ウルヴァリン:SAMURAI

The Wolverine7

あらすじ
1945年、日本の長崎にいたローガン(ウルヴァリン)は原爆の爆発から青年将校・矢志田を身を挺して助けた。現在、ローガンは愛し合った仲間のジーンを殺してしまった[6]罪悪感とその悪夢に苛まれ、カナダの山奥に暮らしていた。日本の大企業グループの総裁となっていた矢志田は、部下ユキオ を使ってローガンを日本に招待する。老衰と病弱した矢志田は、「助けてもらったお礼に、ローガンを不老不死の生き地獄から解放する」と告げ死去する。
葬儀の中、ヤクザ軍団の襲撃を受ける矢志田の孫娘・ マリコを守って、東京から長崎へ逃避行するウルヴァリンだが、矢志田の言葉通りにDr. グリーンによって体の回復能力を奪われ本来の力が出せず、いつしか愛し合う関係になったマリコをヤクザに奪い去られてしまう。
ユキオの協力のもとマリコ救出に満身創痍の体で挑むウルヴァリンの前に、マリコの父親矢志田シンゲン ・原田ケンイチロウ率いる忍者軍団・ヴァイパー、そしてシルバーサムライが立ちはだかる。
すべて終わった2年後、ローガンの前に有り得ない2人組が現れる



このての劇画映画には僕自身普段からほとんど興味がないが、物語の舞台が日本であるため興味本位で観て来た。やはり、この映画もご多聞に漏れず、突っ込みどころ満載だった。

ほとんどのハリウッド映画もそうだけど、日本を描くときに日本人の気質や日本文化を「なおざり」にしすぎである。少しも分かっていない。

漢字がかっこいいからって、外国人で刺青にしている人も映画に出てくるが、裏写し(鏡文字)だったりしたりする。(この前見た映画では「崇高」の「崇」の字の撥ねが逆だったし。)
それに中国文化といつも混同している。顔の見分けがつかないから文化の違いが分からないからだろう。またこういう映画に必ずいるはずの日本文化に精通したスタッフアドバイザーが相当なクソなのだろう。

The Wolverine8


まあ原作のせいだと思うが、恐ろしく時代錯誤がある。鎧を着た侍や忍者が出てきたり、いまだに戦国時代の日本だったりする。
現代に戻ればヤクザは刺青見せまくりの上半身裸で都内を走り回ったり、街中で拳銃をぶっ放したり、葬儀の警備と称してマシンガンをもった警察官がウジャウジャいるし、本当にありえない設定である。日本人が日本人同士で英語を使って会話するなどなど・・・完全におかしい。関係ないが、今どきあるのかな、あんな悪趣味なラブホテル。
また東京都内のロケや長崎のロケなど、ほとんどのエキストラは日本人だと思うが、雑多な配役はどうみてもみんな韓国人か中国人だ。そういうところが映画の作りとして「雑」である。
たいたい動作が大袈裟すぎるし、あんなリアクションは日本人はしない。日本人だとしたら大根役者=ヘタクソである。
まるで「お前に食わすタンメンはねぇ!」だ。
ちゃんと配役には日本人を使うべきである。

The Wolverine4

YouTubeなどにアップされているウルヴァリン公式ページでは、役者も監督もスタッフも自画自賛の自惚れ手前味噌系映画だが、そもそもアクションシーンがほとんどで、ストーリー性やヒューマニズムが映画に全く感じられない。
ウルヴァリン自体、日本に何をしにきたのかが理解できない。
また日本人で全く知らないモデルの女性が二人、重要な役で出演するがそれさえも中国人に見えてしまう。日本女性のイメージとしてすこし違う。
真田広之が助演しているが、鎧なんかを身に着けて日本刀で戦うし、いつの時代の話なのかさっぱり分からない。サムライなど現代の日本にはどこにも存在しない。それすら分かっていないバカなスタッフばかりだ。
ただ主演のヒュー・ジャックマンの筋肉のすごさやこの映画に向けた気合がアクションシーンから相当感じられることだけが救いだが、それさえも浮いて見えてしまった。僕自身には相当に残念な映画だった。

The Wolverine3

検索フォーム
シネマ記事を検索します
プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
月別アーカイブ
集計
ブログランキング
ご協力に感謝します

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
261位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
127位
アクセスランキングを見る>>
QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。