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●レッド・バレット / Cat Run

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ヨーロッパ各都市を股に掛け繰り広げられる逃走劇を、壮大なスケールで描くハイスピード・クライム・アクション!
米大物政治家が娼婦を殺す現場を目撃した高級娼婦のカタリーナは、あるパーティーで米大物政治家が娼婦を殺す現場を目撃してしまう。そしてその一部始終を録画した防犯カメラのハードディスクを持ち出す。政治家は証拠を消そうとカタリーナの下に次々と殺し屋を送り込む。その一方でカタリーナが殺し屋に狙われているとはつゆ知らず、彼女の行方を追う二人の新米探偵コンビがいた。始めたばかりの探偵業ではあったが、二人はカタリーナの行方を追っていくうちに巨大な陰謀に立向うこととなる。



原題は'Cat Run'。パズ・ヴェガ主演のサスペンスアクションです。
共演はジャネット・マクティア、クリストファー・マクドナルド、スコット・ミシュロウィックと渋め。監督は「ブラッド・パラダイス」のジョン・ストックウェルです。ジャネット・マクティア演じる元女スパイの殺し屋キャラが強烈で怖い。拷問のやり方がハンパね~!
でも最後は正義に目覚め、頼りになるオバサンに変身。

結局一気に最後まで観ちゃいましたが、パズ・ヴェガ、マジ綺麗!
ストーリー展開もとても面白かったが、もっとパズ・ヴェガとクリストファー・マクドナルドの惹かれあう恋愛設定が欲しかったように思う。次々と殺し屋の餌食になる部分アクションシーンがとても良かった。
ホール&オーツの「プライベート・アイズ」を誰かがカバーしていてそれがエンディングにぴったりで良かった。

邦題は配給会社が決めるんだろうか。
原題も無視した上に、極めてセンスの無さを感じる。

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★完全なる脱獄

完全なる脱獄1

ギャングのカイーネクは、敵対組織のメンバーを殺害した罪で終身刑の判決を受ける。その後10年間、幾多の脱獄を図るが失敗、現在は最強の警備システムを誇る重犯罪者専用の刑務所に収監されていた。女弁護士のポコロヴァは、被害者の証言や証拠物件の不審な点からカイーネクの無実を確信、新たに再審請求を行うが却下されてしまう。事件の裏に悪徳警官たちの陰謀を察知したポコロヴァは調査を開始、カイーネクも巨悪に立ち向かうべく難攻不落の刑務所からの脱獄に向けて動き出す!



2010年 - チェコ映画

チェコ映画というのは初めて観たと思う。
ロシア映画の「ドラゴンタトゥーの女」の印象とストーリーも展開も全く違うが、同じ匂いがする映画だった。
この映画は実話に基づいているとのことだが、ことの真相はやっぱりどこかはっきりしていない。
そして、エンディングでは観るものを不完全燃焼させてしまう。

アメリカ映画のように、実話なのに主人公をヒーロー化したり、サクセスストーリーだったり、ハッピーエンドだったり、勧善懲悪を徹底するような映画ではないために、それに慣れ親しんでしまっていた僕としては、やたらイライラし、頭を使わされ、最後までやりきれない気持ちに持っていかれてしまった。

だがそれがこの映画の大きな狙いでもあると思うし、逆にそういうところがとても印象に残る素晴らしい映画だと思う。

カイーネクを演じたこの役者さんはむちゃくちゃかっこいい。
こんな風に年を取りたいものだ。



●史上最大の作戦 The Great Raid

The Great Raid

太平洋戦争下の帝国日本軍が占領するフィリピン。カバナツアン捕虜収容所には、約7千人の犠牲者を出したと言われる“バターンの死の行進”を生き延びた約500名のアメリカ人捕虜が収容されていた。ギブソン少佐をリーダーとする捕虜たちは、過酷な状況下で酷使され続け希望を失いつつあった。そんな中、アメリカ軍司令部は日本軍がカバナツアン収容所の捕虜を皆殺しにしようとしているという情報を得る…。



米軍史上最も成功したと言われるフィリピン・カバナツアン日本軍捕虜収容所からのアメリカ人捕虜救出作戦を描いた戦争映画。

理想主義に燃えた150人の兵士が、1万人以上もの日本兵が守る日本占領下のカバナツアン捕虜収容所を襲撃し、捕虜奪還に燃える。

日本未公開のこの映画を観た感想としては、一方的なアメリカ目線での史実の再現映画であるが、占領下のフィリピンでの日本軍の捕虜に対する所業はやはり常軌を逸していたのではないかと思う。
特に7000人の95kmに及ぶ「バターンの死の行進」があったことなど、僕ははじめて知った事実だった。

僕の歴史観としたら、日本はフィリピンやインドネシアなどの東南アジアの各国が、アメリカやヨーロッパによって植民地化されることから守り、各国が力強く独立できるよう道筋を作ったのが太平洋戦争だと理解していた。

戦争は事実が国によって曲げられたり、勝ち負けの結果論だったり、事実自体があいまいだったりすることも多い。
しかも戦争「体験」というものは、個人個人それぞれ全く違う。
その体験の集合体が「悲惨だった」という一言になるのである。

戦場なんかには最初から行きたくなかった人がほとんどだと思うし、規律や命令違反しても家族の元に逃げ帰った人もいるだろう。
戦場で病気になったり、怪我で動けなかったり、出血によってそのままそこで一生を終えた人もいるだろう。
逆に戦争でありながら全く戦地を体験しなかった人も多いだろう。

真実がどうであれ、映画にする以上は、ある程度の捏造はしかたない。
実話と名がつく映画は世の中にはとても多いが、本当の実話とは、今現在起きている「ナレーションの無い現実だけ」であると僕は思う。





★★ダブリンの街角で ONCE

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またいい映画に出会った。
すばらしい人物描写である。

夢と生活感がいっぱい溢れた、現実的な夢のあるお話に仕上がっている。
全編に流れるメロディーがどれもステキで、弾き語りをやったり、ギターやピアノをやる人なら誰もが抱く夢のお話である。
恋愛映画と評する人たちも多いが僕はそう思わなかった。
ごく自然に出会った人たちを取り巻く友情物語のような感覚だった。

家に招かれたギター男が、独身とばかり思っていた女性には結婚して子供もいて唖然とするところや、夕飯時に近所の人が数人でテレビを見に来たり、人を招き入れたりするが、貧しくて女性が花売りと掃除で生計を立てている電話も無いアイルランドの家庭の姿が妙に新鮮に感じた。


「変なバンドに付き合わされてるよ」と携帯で友人と話をした録音スタジオ専属PAミキサーのディレクターが、曲が進むにしたがって目の前のバンドに魅了され、前のめりになっていく姿とか、すごく興味深く観れた。

ストーリーや映像描写には珍しく不自然さが全く無かった。
NGとか一切無く、8ミリカメラで一発撮りしたのではないかと思われるほど、雑踏の感じも、泣く赤ん坊も自然でシンプルな出来栄えであり、見ているこちら目線でも街角を歩いているような跳躍感のある映画である。

▲ザ・ホスト The HOST

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寄生的なエイリアンの魂(ソウル)がメラニー・ストライダー(シアーシャ・ローナン)の体内に注入されてしまう。しかし地球を乗っ取るという種族のミッションを追行するどころか、ワンダという女の宿主と絆を結び他の人間を解放する手助けをすることになる。人間の身体を乗っ取り、精神を消去してしまうことができる宇宙人たちにより人類の危機が迫ったとき、この危険な新世界の中で、メラニーは愛する者たちのために自らの命を危険にさらしてまで抵抗し、愛が勝つことを証明する。



僕の大好きな女優「シアーシャ・ローナン」主演の映画である。
2つの違う感性の女性の精神を持つワンダを演じる。互いに共存し、肉体をつかさどるが、常に頭の中での葛藤がある。2人の男とかわるがわるキスをするシーンが多く、”浮気女”みたいな感じの成り行きになるのがシアーシャファンの僕にしたらちょっとやりすぎじゃん?と思ってしまった。

アメリカの広大な砂漠での雄大な岩山などを背景に、ロマンティックな映像に仕上がっている。

海外で人気がある3部作小説の映画化だったのだが、未来型SFストーリーとしては奇抜性が欠けており、配役全体に個性描写が無さ過ぎる気がした。
この辺は映像段階での問題だろうか。原作は読んでないのでわからない。
ハラハラ感も無く、地球規模の壮大なテーマにしては、こじんまりとした感じで、ただただファンタジックにストーリーは進んでゆく。

映画の内容(ストーリー)は僕としては、イマイチ評価だけど、シアーシャ・ローナンはどんどん綺麗になってゆくし、色気も出てきてすごくいい女優さんになっている。
ハリウッド女優の中で透明感No.1女優だと思う。
華奢な体つきだが、役柄としてはこういう芯が強く純粋な女性を演じさせたらピカイチだと思う。


僕が観た彼女の映画としては4本目だが、うち3本をこのブログで紹介している。

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★インポッシブル The Impossible

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04年に発生し、多くの人々の命を奪ったスマトラ島沖地震。未曾有の大惨事に遭遇し、離れ離れになりながらも再会することを決してあきらめなかった家族の実話を基にした感動作。


2004年におきたスマトラ沖地震。その実話ということもあり、しかも東日本大震災時の津波を経験した日本にとっても、いろんな意味で意義ある日本での上映になりそうだ。

僕は何よりこの映画における家族全員の高い演技力を最大級に評価したい。
CGは使わず本物の水を使うことによって溺れながら決死の撮影に耐えたナオミ・ワッツの役者魂とド根性が映画に出ている。役柄を超えた彼女の人間としての魅力にも迫っていると思う。
長男のトム・ホランドの演技力も見事だったし、次男三男の小さな役者たちも素晴らしかった。

これは観てもらったほうがいい。

辛口評価する人も多いが、こういう実話映画にはそもそも辛口になっちゃいかん、と僕は思う。


★★ブリッジ The Bridge

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この地域は、誰もが認識している問題を解決すれば、素晴らしい場所になるはずです。
特に5つの問題を取り上げます。
橋の遺体は始まりにすぎません。
これから面白い時間が始まりますよ。



デンマークとスウェーデンをつなぐオーレスン橋のライトが突然消える。
48秒の沈黙が終わり、電源が復旧すると、そこには死体があった。
上半身はスウェーデン側、下半身はデンマーク側。
二つの国を結ぶその橋の中央、デンマークとスウェーデンの国境の境目にその死体は置かれていた。
遺体はスウェーデンの市議会議員シャスティン・エークヴァルだった。
ところが検死の結果、下半身の部位は別の人物のものであり、また冷凍保存されていたことが判明する。その死体は、1年前に行方不明になったデンマークの娼婦モニック・ブラマーのものだった。

デンマークとスウェーデン、二国の警察が合同捜査を開始。
デンマーク警察からは、人情派のマーティン・ローデ刑事、スウェーデン警察からは、頭脳明晰な女性刑事サーガ・ノレーンが捜査を率いる。捜査を進めるうちに、マーティンはこの事件に妙な胸騒ぎを感じ始める。一方サーガは犯人が警察内部に通じている事を確信する……。



またも柳の下の2匹目の泥鰌を狙うアメリカで、ハリウッド版リメイク映画化が決定している作品。
こういう作品や脚本は多分アメリカ人には書けないんじゃないかな。
スウェーデンとデンマーク合作作品で、風景もやや薄い緑色のスライドをかませてすべて描かれており、映像的に綺麗でとても統一感がある作品です。
最高に面白いドラマです。10話完結。
やっぱりサスペンスはこうでなくちゃというようなワクワクドキドキな作品です。
キャラも立ち、事件も緻密で、ストーリー性に溢れ、サスペンス好きの方には超お勧め。

アップが待ち遠しかったドラマです。

公式サイトはこちら

★言の葉の庭

言の葉の庭5

まだ公開したばかりのこのアニメ映画を観た。

正直、とてもよかった。

雨の朝、靴職人を目指す15歳の高校一年生と 朝からチョコレートをつまみに缶ビールを飲んで会社をサボる27歳の女性との、新宿御苑の東屋での心の交流と淡い恋を描いた作品。

物語が進むにつれて次第に親近感が沸き、年の離れたお互いに恋心が芽生えてゆく。
そして女性の心の傷がだんだん解けてゆくと同時に素性も明らかになってゆく。

いろんな雨の表情がとても良く描かれていて、そこに万葉集の短歌がこの作品で使われていて、いい具合に彩を添えている。『言の葉の庭』というタイトルはぴったりだった。

『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り  雨も降らぬか 君を留めむ』
(雷が鳴って雲が広がり雨が降ってくれたら、帰ろうとしているあなたをきっと引き止められるのに)
という女性に対して
『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも  われは留らむ 妹し留めば』
(雷が鳴らなくても 雨が降らなくても 君が引き止めてくれたなら 僕はここにいるよ)

―――女性からの歌に男性が歌で返す門答歌というものらしいです。


そういったシチュエーションをとても綺麗なアニメーションでロマンチックに色づけてくれている。
また、とにかく日本のアニメ技術は、世界最高だということを実感できる。


「秒速5センチメートル」の新海監督の作品。
普段からアニメはそれほど観ないのに、この方の作品は欠かさず見ている。

この方の作品は、大人になりきれない純粋な人たちの心の中を描いている。
こういう出来事を経て人は大人になってゆくことを教えてくれる。
いつもはっきりとしたハッピーエンドではないが、主人公のその後の人間としての成長を確信できる作品である。

ほろりとするエンディングで流れる秦基博さんがカバーする「Rain」(大江千里:作詞作曲)のメロディーラインと詩がとても心に残る映画である。


言の葉の庭
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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

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