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★カポーティ CAPOTE

CAPOTEカポーティ

 ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いたと言われるトルーマン・カポーティの傑作『冷血』、その完成までの道のりを描き出した伝記ドラマ。一家4人惨殺事件の詳細を本にすることで新たな成功を目論むカポーティと彼の取材に協力する犯人との屈折した関係が生々しく綴られる。カポーティの複雑な人物像を巧みに演じきったフィリップ・シーモア・ホフマンはその演技が絶賛され、アカデミー主演男優賞をはじめ数々の映画賞を獲得した。監督はデビュー2作目の新鋭ベネット・ミラー。
 1959年11月15日、カンザス州ののどかな田舎町で一家4人惨殺事件が発生する。翌日、ニューヨークでこの事件を知った作家カポーティは、これを作品にしようと思い立ち、すぐさま現地へと取材に向かう。同行した幼なじみのネルと共に事件現場や関係者を訪ねて回るカポーティ。やがて2人の容疑者が逮捕されると、カポーティは彼らへの接近を試み、その一人ペリー・スミスの不思議な魅力に創作意欲を刺激される。そして、ペリーとの面会を重ねる中で次第に彼の信頼を得ていくカポーティだったが…。



引用文の通り、作家トルーマン・カポーティの伝記映画だが、あのオードリー・ヘップバーン主演の往年の大ヒット映画「ティファニーで朝食を」の作者であることをご存知の方はそれほど多くないのではないだろうか。
この映画の中でもその「ティファニーで朝食を」を書いたときのことを話すシーンも盛り込まれている。
トルーマンを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンはやはりアカデミー主演男優賞も獲ったんだな。
この映画をWIKIで調べてみてはじめて知ったがやはりこの人の個性はすごい。
たぶん、あの時代では珍しい「オカマ」だったんじゃないかなって思える。

映画を観ている人に対してもそうだけど、ストーリー中でも受刑者や友人との会話で虚飾の自分を演ずる演技をしている「演技の上塗り」部分もある。それがとても自然でわざとらしいところが一切無い演技なので、いったい本当なのはどっちなのだろうかと、観てるこちら側も考えさせられてしまうという「狙い」にまんまと嵌ってしまう。

この映画を観ながら毎日床に就いていたが、いつも途中でなぜか眠くなってそのまま寝ちゃうんだよね。
でも続きがどうしても観たくなる変な映画だった。
前後の脈略がわかる部分までシーンを戻して、再スタートを繰り返して観終わるまでかれこれ4日も掛かった。

いい映画だったという印象はあまり無い。
だが、なんだか不思議な感覚が残る映画だった。

受刑者の友人として、あるいはただ小説を書くためのビジネス的な取材相手としての関係、そのあたりのバランスの崩れと心の葛藤が、この映画の見所だと思う。
特に受刑者の姉に取材した後に受刑者に会うトルーマンの絶妙な距離感の演技が見事だった。








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●ウェイバック~脱出6500km~ WAY BACK

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1939年、ポーランドは国土をナチス・ドイツとソビエト連邦に分割占領された。ポーランド人兵士ヤヌシュ (ジム・スタージェス) は、ソ連占領下地域にてスパイ容疑で逮捕され、ソ連の将校 (ザハリー・バハロフ) に尋問されるが、罪を認めることはしなかった。ヤヌシュは20年の懲役を宣告され、妻 (サリー・エドワーズ) をポーランドに残して、1940年にスターリン体制下のソ連の矯正労働収容所へ送られる。
シベリアの収容所での過酷な環境で囚人が次々と死んでいくのを目にしたヤヌシュに、収容所に長くいるロシア人俳優カバロフ (マーク・ストロング) が脱獄話を持ちかける。同じく収容所生活が長いアメリカ人技師ミスター・スミス (エド・ハリス) からはカバロフの話を本気にしないよう言われるが、本気なら付いていくとも言われる。
ヤヌシュは、画家志望のケーキ職人トマシュ (アレクサンドル・ポトチェアン) と夜盲症の若者カジク (セバスチャン・アーツェンドウスキ) というポーランド人二人を仲間に引き入れる。他にラトビア人牧師ヴォス (グスタフ・スカルスガルド) とユーゴスラビア人会計士ゾラン (ドラゴス・ブクル) も仲間に入れ、脱出計画を練る。
脱出直前、ロシア人ヴァルカ (コリン・ファレル) から仲間に入れるようヤヌシュは強要される。ヴァルカは収容所で幅をきかせるロシアの犯罪集団ウルキの一員だが、借金が嵩んで命が危うくなっていたのだ。
こうして寄せ集め集団の彼らは真冬のシベリアに飛び出し、南を目指す。集団農場から脱走した少女イリーナ (シアーシャ・ローナン) もバイカル湖手前から加わり、結束しながら氷点下の世界をひたすら歩く。モンゴルとの国境を超え、ソ連を脱したのを喜んだのも束の間、そこはソ連と密接な関係をもつ共産主義国家だと知る。モンゴルも、その南に位置する戦時中の中国も安泰ではない。それならばと、灼熱のゴビ砂漠、世界の屋根ヒマラヤ山脈を越え、自由を求め彼らはイギリス領インド帝国を歩いて目指すのだった。



実話を題材にしたもので、過酷で壮絶な亡命脱出劇である。
映画にしても相当な苦労があったろうと思う。
共産主義から逃れ、独裁主義からも逃れ、ヒマラヤさえも越えるその原動力は、たった一つ、自由という名の「希望」だけである。
生きるために歩く・・・人間としての「尊厳」も知ることができる映画だ。

特に助演のミスター・スミス(エド・ハリス)の男らしさと渋さ、それに僕の大好きな女優シアーシャ・ローナン演ずるイリーナの愛らしさがこの映画を引き立てている。

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★タイタニック TITANIC

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タイタニック号が沈没してから85年後の1997年。トレジャー・ハンターのブロック・ロベットらはタイタニックと共に沈んだとされる最高峰のダイアモンド「碧洋のハート」の在り処を探るべく、小型潜水艇を用い深海のタイタニックの調査を行っていた。そして、上流階級女性が搭乗していたと思われる1等客室の部屋から一つの金庫を発見する。歓喜に包まれる調査団は金庫の中をこじ開けたものの、あったのは彼らが探していた宝石ではなく、古ぼけた紙切れだった。
しかし、その紙切れを綺麗に洗い直すと、裸体の女性が浮かび上がり、その胸には「碧洋のハート」らしきダイアを身に着けていたのだった。 この一枚の絵画の発見をブロックはテレビで堂々と報じ、その放送を見たある老女は驚きを隠せずにはいられなかった。
そしてブロックに一本の電話が入った。その声の主はなんと沈没事故から奇跡的に生還し、今では100歳を超えるその絵のモデルだった。ブロックと連絡を取り合った女性は孫娘ともども調査団の船に訪れ、静かにあの豪華客船の中で起こった知られざる話を語り始める。
1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨークへと向けた処女航海へと出発した。貧しい青年ジャック・ドーソンは、出港直前にポーカーで船のチケットを手に入れ、友人のイタリア青年ファブリッツィオと共にタイタニックに乗船する。一方、上流階級の令嬢だったローズ・デウィット・ブケイターも、その婚約者のキャルドン・ホックリーと未亡人となった母と共にタイタニックへと乗船するが、半ば強制された婚約に気分は晴れないでいた。ブケイター家は破産寸前で母親がホックリー家の財産を目当てにした結婚を強制したのである。
午後12時00分、正午きっかりにタイタニックは数多くの見物人や見送りの人々の歓声に包まれてサウサンプトンを後にする。故郷であるアメリカに帰れることになった画家志望のジャックは、政略結婚のためにアメリカに向かうイギリスの上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、2人は身分や境遇をも越えて互いに惹かれ合う。
しかし、航海半ばの4月14日午後11時40分、波一つない水平線の向こうに、見張り員はぼんやりとたたずむ白い影を発見する。それはタイタニックの針路に横たわる巨大な氷山の姿だった。「針路正面に氷山!!」。見張員から直進すると氷山に衝突すると報告を受け、当直士官(船長に代わって船を指揮する士官)のマードック一等航海士は「取舵一杯[3]、後進全速」の号令をかけたが、衝突を回避することは出来ず、タイタニックは氷山の横を擦るように衝突した…。




今更説明するまでも無いが、この超メジャーな映画をまた鑑賞してみた。
やはりこの映画はすごい。
人物描写からCGにいたるまで、最高の配役、最高の脚本、最高の演出、最高の撮影技術だと思う。
最悪の船舶事故を、最高の傑作映画を作り、まさに20世紀を象徴した感じだ。
この映画にかかわった方すべてに敬意を表する。
普通観たら飽きてしまうような3時間の長編にもかかわらず、その隙間も無く、びっしりと各要素が詰まっている素晴らしい映画である。

レオナルド・ディカプリオもケイト・ウィンスレットも素晴らしい。

3Dも出てるらしいので、ぜひもう一度観て欲しい映画である。



★マルタの やさしい刺繍

マルタの やさしい刺繍m

スイスの小さな村、トループ村に住む80歳のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。スイスの伝統的な小さな村に広がる、夢に向かって頑張るマルタと彼女を支える仲間たちの夢と希望の輪。マルタの刺繍が、人々の心をやさしくあたたかく紡いでゆく―。



スイスの風景を舞台に繰り広げられる老人たちの夢。
若いころにあきらめた夢を再び咲かせようと、周囲の反対を押し切って進もうとする老人たちのその勇気はひとつの覚悟の上に成り立つものだと教えてくれます。ただそれらはすべて輝いて見える・・・そこがこの映画の一番良いところだと思う。

難をいえば、旗の細かな刺繍をもっと人々に評価されるべきだとも思ったし、店に嫌がらせをされた仕返しの部分から、最後のあの合唱へのなだれ込みは、あまり現実的ではなく、、細かい心理描写や表情を飛ばして、ハッピーエンドのラストに強引に持って行っちゃったように感じた。
たぶん編集でカットされているのだろうが、肝心な部分なのでちょっと残念だった。

最初から最後までしわくちゃの老人しか出てこない映画で、セクシーシーン皆無でも、珍しく飽きることなく一気に観てしまった。


マルタの やさしい刺繍2
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プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

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