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●チェイシング・マーヴェリックス CHASING MAVERICKS

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伝説の巨大なウェイブに果敢に挑んで、22歳の若さでこの世を去った天才サーファー、ジェイ・モリアリティの実話に基づくアドヴェンチャーと、ヴェテラン・サーファー、フロスティ・ヘッソンと 彼との間の 師弟関係を超えたユニークな友情を描く作品。
ティーンエイジ・サーファーのジェイは、北カルフォルニアのハーフムーン・ベイに発生する ”マーヴェリックス”という名称の 巨大かつ、危険で、命を奪われかねないウェイブに挑むために、地元のサーファー、フロスティからトレーニングを受けることに…。そして、彼の飽くなき マーヴェリックへの挑戦が始まるのだった。

出演者:
ジェラルド・バトラー、ジョニー・ウェストン、レヴェン・ランビン、他。




この映画を観ているだけで、サーフィンの楽しさ、怖さ、自然の脅威と美しさに感動する。もっといい画質で見られたら良かったと思う。
また、そういうビジュアル的な感動とは別に、人間の『情熱』や『愛情』というものに心を打たれる。
人生の障壁に立ち向かう姿、心の葛藤や、それを超える情熱など、大人になるための多くの試練と克服の仕方を、この『波乗り物語』を通じて教えてくれているように思う。

見どころは、師匠であり父親のようなフロスティとの友情、それからやはりラストの、伝説の巨大マーヴェリックに乗るシーンである。

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▲サブウェイ123~激突 The Taking of Pelham 123  

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出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ、ジョン・タトゥーロ
監督:トニー・スコット

ニューヨーク、午後2時。ライダー(ジョン・トラボルタ)と名乗る男率いる4人組が地下鉄123号をジャック、乗客を人質に構内の引き込み線に立てこもった。犯人は無線で地下鉄運行指令室に連絡し、59分以内に市長に1,000万ドル用意させろと要求。連絡役には最初に無線で話をした地下鉄職員のガーバー(デンゼル・ワシントン)を指名してきた。ガーバーは横領容疑で左遷されたばかりで室内で厄介者扱いされていた。人質救出班のカモネッティ警部が交渉役を代わろうとすると、犯人は乗客を射殺。犯人との交渉役に就くガーバーだが、人質を救うために付いた嘘で、徐々にライダーとの心の距離を縮めてゆく・・・。



カーチェイス、人質を乗せた暴走トレイン、犯人との銃撃戦など・・・見どころ満載でハラハラする中に、ある種の宗教感覚や人間ドラマが見られる。

だが、この手の映画によくある悪徳政治家や、マフィアや、敵方のスパイとか、ワルい警察官僚、同僚の裏切りとか、無能な上司など、はっきり言って出ていない。なので何だか、ストーリーとは別の”伏線”が無さ過ぎて気持ち悪いというか、綺麗過ぎる感じがした。
また人質の恐怖をもう少し描写すべきだとも感じたし、人質が不自然に皆おとなしすぎて、逆に映画らしくなかった。

僕としてはそのあたりに物足りなさを感じる。「娯楽性のある映画」として及第点は上げられない。

デンゼル・ワシントンは最新の2012年映画で「ウォーカー」や「フライト」にも出演していて、アカデミー主演男優賞にもノミネートされているが、3年も前のこの2009年の「サブウェイ123 激突」の時のほうが太っていて(役柄の中でも言っていたが100kg)、しかも老けて見える。

ただ、この人の演技はいつ観ても、とてもいい。とても好きな俳優さんだ。

(ワンカットシーンは、大荒れの一日の仕事を終え、ホッとして「大好きな電車」で帰るガーバー。)

●マイ・ブルーベリー・ナイツ MY BLUEBERRY NIGHTS

マイ・ブルーベリー・ナイツ2


僕が大好きなジャズ歌手のノラ・ジョーンズ主演の映画でもあり、2度目の視聴をした。

共演しているレイチェル・ワイズ。以前からノラと顔が似ているなーって、思ってたが、ここでなんと共演してたんで、改めてビックリした。
ブラック・スワンのナタリー・ポートマンも美人のポーカー賭博師役で、ノラとともに新車のジャガーでカジノを転々とする。
この映画では、ケーキ屋カフェのオーナー兼バーテンダーでノラと共演のジュード・ロウがとてもカッコいいってところだ。ニューヨークのケーキ屋でブルーベリーケーキを作りながら、彼女の帰りを待つバーテンダーである。
日本で言えば福山雅治さんのような雰囲気をもつ俳優。何の役もこなせるような器用な俳優では無いと思うが、立ち振る舞いが絵になる役者だ。

見ていて絵になる俳優さんばかりで、ノラ自身とても演技が自然だ。
BGM曲はノラのボーカルのジャズで、それがとても雰囲気に会う。
ジャズはやはりアメリカのバーが似合う。

監督: ウォン・カーウァイ. 出演: ノラ・ジョーンズ, ジュード・ロウ.「花様年華」「2046」のウォン・カーウァイ監督が、自身初の英語作品に挑んだラブ・ストーリー。これが映画デビューとなるノラ・ジョーンズを主演に迎え、愛に傷ついたヒロインの心の彷徨を優しく見つめる。共演にジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、デヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ。ニューヨークのとあるカフェ。失恋したエリザベスは、この店のオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリー・パイを食べ少しだけ心癒やされる。それでも、なかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、ついに宛のない旅に出る。仕事をしながらメンフィス、ラスベガスとアメリカを横断していくエリザベス。彼女はその先々で、それぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていく。



マイ・ブルーベリー・ナイツ3

★★ドラゴン・タトゥーの女 The Girl With The Dragon Tattoo(ハリウッド版) 

THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO ドラゴン・タトゥーの女2

Moviewalkerより抜粋
R15+指定2012年2月10日(金)公開

【作品情報】
大ヒットを記録したスウェーデンの猟奇ミステリー『ミレニアム』シリーズの第1作を、ハリウッドでリメイク。デヴィッド・フィンチャー監督ならではの重くダークな映像美によって、オリジナルと異なる衝撃の物語が展開する。『ソーシャル・ネットワーク』のルーニー・マーラ、『007』シリーズのダニエル・クレイグが共演。

【ストーリー】
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながらも、名誉棄損で敗訴したミカエル・プロムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)。意気消沈の日々を送っていた彼のもとに、ある日、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人(クリストファー・プラマー)から家族史編纂の依頼が舞い込む。しかしそれは表向きで、ヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さずに消えた少女ハリエット。ヴァンゲルは彼女が一族の誰かに殺害されたと信じていた。依頼を受けて調査を開始したミカエルは、成功の裏に隠された一族の血塗られた過去に気づいたものの、いまひとつ手掛かりが掴めずにいた。

ドラゴン・タトゥーの女02

【作品データ】
原題 The Girl with the Dragon Tattoo
製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間 158分

【スタッフ】
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 スティーヴン・ゼイリアン
原作 スティーグ・ラーソン

【キャスト】
ミカエル:  ダニエル・クレイグ
リスベット・サランデル:  ルーニー・マーラ
ヘンリック・バンゲル:  クリストファー・プラマー
フルーデ:  スティーヴン・バーコフ
マルティン・バンゲル:  ステラン・スカルスガルド
ビュルマン:  ヨリック・バン・バーヘニンゲン
エリカ・ベルジェ:  ロビン・ライト



ドラゴン・タトゥーの女01


【マイレビュー】
息をのむスピード感と難解かつ遠い過去の謎解きで、ストーリーの中にどっぷりと浸かり、152分という長編だったが、膀胱がパンパンになるまで一気に観てしまった。
ストーリーの秀逸さも光っていた。

サスペンスのハラハラ感も、とてもセクシーなベッドシーンもあるし、終盤の彼女の美しさには目を瞠るシーンもあり、最後にちょっと悲しいシーンもあり、久々に素晴らしいサスペンス映画だったと思う。

007のジェームス・ボンド役のダニエル・クレイグが主役のミハエルを演じている。007スカイフォールとかも観たが、007もいいけれどこの方は何をやっても上手いし渋くてかっこいい。この映画でもハマり役のジャーナリストだった。


ドラゴン・タトゥーの女06


また全身タトゥーとピアスのリスベット役のルーニー・マーラ。
この子が「ドラゴンタトゥーの女」であり、ミハエルの相棒に選ばれる。相当な切れ者なのだが、暗い過去があり素行不良で後見人も付いている。しかしその後見人がとんでもないヤツだったりする。


あまり突っ込んで話すとネタバレになってしまうので、それ以上の言及は避けるが、サスペンスや謎解き要素は超一流で、152分にぎっしり詰まっている。だから期待して観て良い映画だ。

このコンビでまた第二弾で事件を解決してほしいと願う。素晴らしいコンビだと思う。


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●ツーリスト TOURIST

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『ツーリスト』(The Tourist)は、2010年公開のアメリカ映画。2005年のフランス映画『アントニー・ジマー』を、ドイツ出身のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクがハリウッド・リメイクした作品である。

あらすじ:
傷心を癒すために、イタリア(ヴェネチア)旅行に来たアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)が、旅路で謎の上流階級の美女のエリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)と知り合うことで巨大な計画に巻き込まれてゆく。



上流階級美女と潜入捜査官、傷心旅行中のツーリストとギャングの金を盗んだ逃亡犯、それにインターポール(国際警察)やイタリア警察、それにギャングの大ボスたちが絡むシリアスドタバタ系の普通に楽しめる映画だ。

題名の『TOURIST』のように、まさにイタリアンツアーを楽しむ旅行者気分を味わえる。
特に舞台となるヴェネチア(昔は『ベニス』と言ったが最近はこっちがポピュラー)の綺麗なこと。ベネチアは「水の都」。道路より水路が多いため車より、ボートで移動する事が多い点など、この映画にふんだんに活用されている。

最後まで一気に観られるので、ぜひご覧あれ。

日本でもジョニー・デップの不動の人気は僕にもよく理解できる。
本当にどんな役もこなせるし、どんな性格の主人公にもなれる。
かっこ良すぎることも無く、さりげないクールさと人懐っこさで、人を惹きつける。
日本人の俳優で言えば、最近僕が注目している「西島秀俊」さんのような感じかな。

片や、アンジェリーナ・ジョリーは、いつも同じ。
他の映画で観ても、目つきも、物腰も、スタイルも何も違わない。こういうクールさだけが取り得なのだろうか。セクシーさを前面に出したがっているようで、逆になんだか不自然極まりない。
彼女は「チェンジリング」ですこし幅を持った女優さんになりかけて、また元に戻っちゃった感じ。役を選んでるんだろうなって思う。


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★★ミッション:8ミニッツ SOURCE CODE

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シカゴで早朝、列車大爆破事件が発生する。
コルターの任務は、犠牲者となったショーンの死ぬ直前8分間の脳の残像に入り込み、列車内を捜査し、テロ爆弾魔を特定する「Source Code」というプログラムに挑むこと・・・。

冒頭からわけがわからない。謎だらけだ。そのまま完全に惹きつけられてしまった。
映画の中の主人公コルターとリンクするように、8分間を繰り返しながら、観ている側の混乱も次第に解けてゆく感覚がとても面白い。
あっという間の100分だった。

最高に面白かった。
僕自身、こういう映画が大好きだからだろう。


ある朝。コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。目の前の女性(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。だが、コルターには自分がなぜここにいて、彼女が誰なのかわからなかった。陸軍大尉のコルターは、アフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたはずなのだ。鏡を覗きこんだ彼の眼に映ったのは、見知らぬ別人の顔。所持していた身分証明書には、“ショーン・フェントレス:教師”と記されていた。そのとき突然、車内で大爆発が発生。なす術もなく炎に飲み込まれていった……。
コルターが意識を取り戻したのは薄暗い密室。モニターに軍服姿の女性、グッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)が映し出される。列車の爆発事故について質問されるが、状況が飲み込めず、回答できない。“包囲された城”と呼ばれるこの空間は、何かの研究室らしかった。朝7時48分に列車爆破事件が発生したことは事実で、コルターの任務は、乗客であるショーンとなって車内を捜査し、爆弾魔を特定することだという。
なぜか再び列車に戻されたコルターは、次第に状況を理解してゆく。目の前の女性の名はクリスティーナ。コルターが繰り返し列車に戻るのは、“ソースコード”というラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)が開発中の極秘実験によるもの。これによってコルターの意識はショーンの身体とリンクし、死亡するまでの8分間を繰り返し体験できるのだ。5回目のスリップで彼は、アフガニスタンに向かったコルターについて調べてくれるよう、クリスティーナに依頼する。そして明かされる衝撃的な真実。“ソースコード”には、まだ知らない秘密が隠されていた。さまざまな疑問が浮かぶ一方で、コルターはクリスティーナに特別な思いを寄せるようになる。彼女を救うためにも、爆弾犯を探し出そうと8分間のミッションを繰り返すが、その先に待ち受けていたのは想像を絶する運命だった……。




★ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

秀逸な映画だった。
3Dで観ないと本当の良さが分からないかもしれない。

動物園経営困難により、家族と動物とともに客船で移動中、嵐の夜の転覆事故で救命ボートの少年だけが漂流する。
船には当初少年のほかにシマウマ、ネズミ(こいつは救命ボートの中の食料を食べていて最初からいたと思う)、ハイエナ、オランウータン、それにベンガルトラが辿りつく。
シマウマは最初に船に飛び乗る。ハイエナがボートの覆いの中から出てきて、少年に襲いかかる。その後足を怪我したシマウマを食べようとしてシマウマは息絶える。オランウータンがバナナと一緒に流れてきて合流するが、ハイエナとの決闘で善戦空しく敗れてしまう。
息絶えたシマウマを食べようとしていたハイエナを、最後に出てきたベンガルトラが襲い海に放り出してしまう。
少年とトラのにらみ合いが続く。
そして・・・・。

それぞれの動物の最期がどのようになったかが、おおまかで定かではないし、ハイエナがいた船半分の覆いのテントの中に同様にベンガルトラが残っていたという設定も、何だか無理があったように思う。

少年は当初筏を作り、トラとの完全別居をする。
網を作り、シイラを網で獲って食べる。自炊モードで干物まで作ってゆく。
このあたり、日を追うごとにだんだん筏が立派になってゆく過程も面白く観れる。
トビウオを追って船に飛び込んできたマグロを捌き刺身を食べ舌鼓を打つところも面白い。
そして、そのマグロの短冊でトラの餌付をするなど一定の距離を保っていたが、父親の書いた動物飼育法のメモを読みながら飼育を勉強し、次第に力関係が少年に傾いてくる。
ここからの展開も面白い。
ミーキャットだけがウジャウジャ住んでいる島にたどり着き、島の中に点在する綺麗な池で泳いだりひと時の安らきと満腹を得る。

海の神秘や美しさが際立ち、中でもトビ魚の生態、それを捕食しようとするマグロ。それにイルカやサメやクジラのショーは見事な映像だと思う。

アカデミー賞作品賞候補に上がっているが、3D化に頼り過ぎているように思うし、完全なノンフィクションでも無いようで、話半分的なリアル感がちょっと興ざめしてしまった感がある。

作品賞、僕の予想では△

「ハッシュパピー~バスタブ島の少女~」が獲るんじゃないかな。

✖ジャッジ・ドレッド DREDD

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公開前の新作映画なので期待して観た・・・・のが、いけなかった。


最初から最後まで一度も目深にかぶったヘルメットを脱がないので、スタローンなのかカール・アーバンなのかどうかもよくわからない。
ペアを組んだ女の子が可愛いぐらいで、あとは観るところが無い。
そのうえ、金で買収された同僚(裏切り者)との決闘シーンなんか、どっちも同じヘルメットとメタルスーツで撃ち合うので、意味の無いの戦いのように見えてしまう。

始まりのほうで、ヤク中毒のギャング連中とのカーチェイスがあるが、唯一この映画でそこだけがマシなシーンだったので、掴みはOKだったが、その後は、ぶ厚いシャッターを下ろした汚いビルの中で全てが進行してゆくので、観ていて本当につまらない。
窮屈感が襲ってくるし、新鮮な空気を吸いたくなる。
セットなので臨場感がほとんど無く、延々と変わり映えしない映像が続く。


ごめんなさい。「秀逸」シネマではありません!
僕の”ジャッジ”のほうが『ドレッド』よりもはるかに正しい。
5段階で★1つ! 

公開前なのだが、映画館に行って観る映画じゃない。久々の超駄作だと思う。


イギリスの人気コミックをシルベスター・スタローン主演で映画化したSFアクション「ジャッジ・ドレッド」(1995)のリメイク版。国家も政府も亡くなった荒廃した未来。唯一存在する都市メガシティ・ワンでは、刑執行の権限を与えられた集団「ジャッジ」が正義と秩序を守っていた。ジャッジのナンバーワンとして知られるドレッドは、新人ジャッジのアンダーソンを連れ、ギャング一味が支配する200階建ての高層ビルに乗り込む。ギャングのボス・マーマは、ビルの全住人にジャッジ抹殺命令を下し、ドレッドとアンダーソンは多勢に無勢の壮絶な戦いへと突入し、絶体絶命の危機に陥る。主演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのカール・アーバン、監督は「バンテージ・ポイント」のピート・トラビス。



▲エクスペンダブルズ EXPENDABLES

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お金持ちになったスタローンの道楽に付き合わされて集められちゃった主役級アクション俳優だらけの映画だった。
監督主演のスタローンはさながら「クリスマスの約束」の小田和正さんみたいな感じでオファーを出し続けたのだろう。

・ナイフ使い手のリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)
・少林寺拳法のイン・ヤン(ジェット・リー)
・大迫力グレネードランチャーを好んで使うガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)
・マネージャー兼タトゥーショップ&バーの経営者ツール(ミッキー・ローク)
・フルオートマチックショットガンをぶっ放すヘイル・シーザー(テリー・クルーズ)
・破壊工作のプロ。元レスラーであり、格闘技も得意のトール・ロード(ランディ・クートゥア)
・CIAに属する本名不詳の男チャーチ(ブルース・ウィリス)
・民間軍事会社の経営者トレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)

シュワちゃん「大統領になるのが忙しい」という理由でエクスペンダブルズに加わるのを断るというスタローンとのお洒落な会話もある。

超贅沢な男性俳優陣に比べ、女性陣がヤバいほど貧相だったし、田舎くさいジェット・リーが出るとなんだかとてもつまらなくなってしまう。
だってどうしても紅白歌合戦のトリを歌う北島三郎に見えちゃうんだもん。


多分、スタローン自身、ロッキーやランボーと違って、こういうセリフもあるまっとうな「ソルジャー」(そこは変わらない)を昔からやりたかったんじゃないかなと思う。
普通これだけメンバーがいれば誰かは死ぬけど、悪役以外は誰も死なないからやっぱシリーズ化したかったんだね。
筋書きとしては、アメリカ映画によくある勧善懲悪主義のありふれた筋書きで、次の展開もちゃんと読めてしまう。
それを分かっていて映画を楽しむという、本来映画なら必ず持つべき「娯楽性」があったという面ではいい映画だったのではないかな。

大迫力のオートマチックショットガン、グレネードランチャーなど、ゲームの世界でしか知らなかったけど、武器の数がハンパない。
それにガソリン、ダイナマイト、その他、火器、銃弾のふんだんな使用もろもろ、多分小さな国なら、かるーく滅ぼせるだけの火薬を使っていた。

それでは、長いまつげの瞳の中に炎が映った星飛雄馬バリのスタローンのどアップでお別れしましょう。
サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ

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★グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち Good Will Hunting 

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マット・デーモン主演のこの作品は、第70回アカデミー賞の「脚本賞」を受賞した作品なのだが、驚くことにその脚本自体を1992年当時ハーバード大学生だったマット・デーモン自身が書いている。しかもその脚本を親友だったこれまた共演のベン・アフレックに見せ、その後共同執筆したものなのだ。
またこの作品でアカデミー助演男優賞をロビン・ウィリアムスが受賞している。

マサチューセッツ工科大学の数学教授ランボーは学生たちに数学の難問を出す。世界屈指の名門校の学生ですら悪戦苦闘する中、それを簡単に解いたものが現れた。その人物は学生ではなく同大学に勤務するただのアルバイト清掃員ウィル(マット・デーモン)であった。
ランボーはウィルの非凡な才能に眼をつけ彼の才能を開花させようとするが、ウィルはケンカをしては鑑別所入りを繰り返す素行の悪い青年だった。ランボーはウィルを更生させるため様々な心理学者(セラピスト)にウィルを診てもらうが、皆ウィルにいいようにあしらわれサジを投げ出す始末。
最後の手段として、ランボーは学生時代の友人でコミュニティカレッジ(バンカーヒル・コミュニティ・カレッジ)で心理学を教えているショーン(ロビン・ウィリアムス)を紹介する。ウィルは最初はショーンをからかっていたものの、ショーンも自分と同じように心に深い傷を負っていることを知り次第に打ち解けていく。



大好きなシーンが数多くあるが、特に解体工事現場で一緒に働くウィル(マット・デーモン)に、親友のチャッキー(ベン・アフレック)が忠告する場面。
「お前は俺たちには無いものを持ってる。20年後今とおんなじようにこんなところで働いていたらお前をぶっ殺すからな!」「俺の一番好きな時間が分かるか。お前の家に車で迎えに行って、玄関の階段を上るまでの10秒間だ。」
というチャッキーのセリフ。いつもつるんでいる遊び仲間だが、とても熱い友情がこもっていていちばん秀逸なシーンだと思う。



★バンク・ジョブ The Bank Job

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2008年11月22日(土)公開

【作品情報】
ロンドンで実際に起こった金庫破り大事件を映画化したクライム・サスペンス。

【ストーリー】
1971年9月のある日曜日。ロンドンのベイカー・ストリートにあるロイズ銀行が襲われる。強盗団がトンネルを掘って、銀行の地下にある貸金庫に侵入したのだ。彼らは数百万ポンドにも及ぶ現金と宝石類を強奪し、行方をくらませる。テリー(ジェイソン・ステイサム)ら犯人たちの手がかりはあったが、ロンドン警視庁は結局なにも見つけられず、誰ひとり逮捕することもできなかった。事件は連日、トップニュースとして報じられる。しかし数日後、突如すべての報道が打ち切られる。イギリス政府が、歴史上数回しか発したことのない“D通告・国防機密報道禁止令”を発令したためである。実は犯人たちが強奪した貸金庫の金品の中に、イギリス国家さえも揺るがす「絶対に公となってはいけないもの」が入っていたのだ。こうして、実は寄せ集めの小悪党集団にすぎなかった7人の実行犯たちは、筋金入りのプロの刺客に狙われるようになる。1人、また1人と犯人たちは追いつめられ、強奪した“秘密”を巡る、命を懸けた駆け引きが繰り広げられる。

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【作品データ】
原題 The Bank Job
製作年 2008年
製作国 イギリス
配給 ムービーアイ
上映時間 110分

【】
監督 ロジャー・ドナルドソン
脚本 ディック・クレメント 、 イアン・ラ・フレネ
製作 チャールズ・ローヴェン 、 スティーヴ・チャスマン

【キャスト】
テリー・レザー:  ジェイソン・ステイサム
マルチーヌ・ラブ:  サフロン・バロウズ
ティム・エベレット:  リチャード・リンターン
ケヴィン・スウェイン:  スティーヴン・キャンベル・ムーア
デーブ・シリング:  ダニエル・メイズ
マイルズ・アーカート:  ピーター・ボウルズ
ウェンディ・レザー:  キーリー・ホーズ
ハキム・ジャマル:  コリン・サーモン
マイケル・エックス:  ピーター・デ・ジャージー
アーサー・シンガー:  ジェームズ・フォークナー
ソニア・ベルン:  シャロン・モーン
バンバス:  アルキ・デヴィッド



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【マイレビュー】

彼は映画「トランスポーター」シリーズでも主演したが、その時から僕は彼のファンである。口数少なく独特の雰囲気を持つ俳優で、とても色気がある。 
ワイルドで、女性には優しく、正義感が溢れるヒーロー的存在である。

この映画の冒頭ではケチな中古車屋さんでうだつが上がらなかったが、そんな生活を一新しようと大勝負に出る。
仲間は7人、それぞれが持つ特技を生かしての強奪である。
その強奪に至るまでの過程、その後の予想外の展開、この映画では単なる銀行強盗事件ではないところは踏まえてご覧いただいても期待は裏切らない。

警察からも国家権力からも、本物の殺し屋からも狙われる彼らが生き延びることができる方法とは?

この映画は実際にロンドンで起きた銀行強盗事件を題材にしたもので、娯楽性がふんだんにとり混ぜてあり、本当に観ていて飽きなかった。

おすすめ映画である。

バンク・ジョブ

★ジー・アイ・ジェーン G.I.Jane

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とても好きな映画だ。
この映画はもうずっと15年前に公開されたもので、デミ・ムーアが一番輝いていた時期である。


『G.I.ジェーン』(G.I. Jane)は、1997年に製作されたアメリカの映画。リドリー・スコット監督作品。

アメリカ海軍情報局に所属するジョーダン・オニール大尉は、男女差別雇用撤廃法案を唱えるデヘイヴン上院議員の要請で、志願者の60%は脱落すると言われる最難関の海軍特殊部隊 (実在のSEALsをモデルにした架空の偵察部隊) の訓練プログラムに挑むことになる。彼女を待っていたのはウルゲイルたち訓練教官による想像を絶するしごきと、女性であるが故の訓練生たちからの軽蔑の視線だった。しかし、彼女は驚異的な頑張りで、12週間に及ぶ地獄の訓練プログラムを闘い抜いてゆく・・・。



女性政治家の陰謀の駒として、デミ・ムーア演じるオニール大尉が送り込まれる。訓練所で女性だけにはハンディ(ダブルスタンダード)があることを知ったオニール大尉(デミ・ムーア)は怒り、自ら他の兵士と同じ訓練基準を熱望する。そして自らバリカンで髪を切り丸坊主になる。(このシーンには全くCGが無く、本当に映画の中で丸坊主になっている。)
訓練に根を上げないオニールと他の兵士は互いに信頼関係を築いてゆく。

実弾も飛び交う養成所での訓練は残酷なまでに厳しい。とうとう実践訓練で失敗し、捕虜となって拷問されるオニールと鬼軍曹との決闘シーンが見ものだ。

そして最後の訓練で潜水艦に乗りこむが・・・・。

観たことの無い方は是非一度ご覧あれ。


★★★ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~ Beasts of the Southern Wild 

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ものすごい映画に遭遇した。
この映画は今まで観た映画の中でも特に秀逸。
原題は「Beasts of the Southern Wild」
邦題は「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」となっている。
4月に公開されるらしいが、ひと足先に観させてもらった。

僕の中での2012年「アカデミー賞」を選ぶとしたらこの作品だ。

特に主人公の黒人少女「ハッシュパピー」の女優としてのとてもナチュラルな純粋さと、役柄の中での健気さに誰もが感動することだろう。

あらすじ:
台風や嵐が来るたびに水が溢れる地域に堤防が作られた。堤防の向こうは近代化した町や工場が立ち並び、堤防のこちらはすでに退去勧告が出ている避難指定区域(バスタブ島)になる。幼いハッシュパピーは父親と一緒に住んでいる。母親はずっと前に出て行った。嵐で家が流され、トラックの荷台を改造した船に乗り、流された家を修復し、他の住民とともに共同生活をしてゆくのだが・・・。

避難指定区域であるバスタブ島に執着して住み着く僅かな世帯同士の触れ合い、助け合い、慈しみ合いや、頑固者の父からの教育を受け継いだ幼いハッシュパピーの成長を描いたもの。

題名にもある「BEAST of the Southern Wild」とは
南極の氷に眠っていた古代の野獣のことだが、これについてはここでは伏せておこう。映画をご覧あれ。

全編にわたり、自然の脅威、命の鼓動、家族愛に溢れている素晴らしい映画だった。


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●タイム TIME

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遺伝子操作で人間は25歳で肉体的成長が止まる。
人類はすべて不老不死となるが、『通貨』代わりに『時間』が用いられる。
腕に埋め込まれた緑光のデジタル表示時間が、残された「余命」を指す。

富裕層は100年でも1000年でも生きられる。金持ちたちにとって一番欲しいものは『若さと永遠の命』なのだ。
貧困層の余命は平均23時間。その限られた時間を必死で急いで生き、働いた給料の代わりに時間(余命)を得る。
その限られた『時間』を消費して生活費を払う。肉は8時間、酒は2時間というように。
貧困層の労働力はすべて富裕層に吸い上げられる。
税金や生活費は富裕層が市場操作で毎日変動させ、余命が少なく時間を払えなくなった人たちは即死である。
そうやって富裕層が人口バランスをコントロールする。

完全なる格差社会である。
こういう格差社会や差別問題をあらゆる設定で考えだすというか、表現するのが、本当にアメリカという国は上手いと思う。
他人よりも優位に立ちたいという願望がよっぽど強い人種なのだろう。

まさに「タイム・イズ・マネー」の社会である。
この映画を見て、「今という時間を必死で生きる」という人間として当たり前の生き方の素晴らしさが分る。

出てくる配役は子供以外みんな25歳設定なので、若く見えても人生経験が豊かな人を演じたりしなければならない配役をチョイスすることに相当な監督の苦労があったのではないだろうか。

切ないシーンもあった。
母親の余命があと何秒で、息子のところに全速力で駆け寄って、寸前で余命がゼロとなるシーンには、やりきれなさと悲しみで、僕は胸が熱くなった。

ただ、難点は・・・
AKB48の篠田麻里子が主役の女性シルビアの吹き替え役をやっているが、もう完全な棒読みで本当にイライラする。観るなら吹き替え版はやめた方がいいと思う。


✖トワイライト 初恋 / Twilight

トワイライト~初恋~

2009年4月4日(土)公開

【作品情報】
人間とバンパイアの禁断の恋を描いたベストセラー小説をハリウッド期待の若手2人を主演に迎えて映画化。ロバート・パティンソンが魅力的な吸血鬼をスマートに演じる。

【ストーリー】
ベラ・スワン(クリステン・スチュワート)は母親の再婚のため、アリゾナからワシントン州フォークスの小さな町に引っ越してきたが、天候のよいアリゾナと対照的に、雨が多く霧に包まれたフォークスになじめないでいた。ベラは転入した高校で、不思議な雰囲気を持つカレン家の人々と出会う。医者であるドクター・カレン(ピーター・ファシネリ)が養子として育てている5人兄弟、アリス(アシュリー・グリーン)、ジャスパー(ジャクソン・ラスボーン)、ロザリー(ニッキー・リード)、エメット(ケラン・ラッツ)、エドワード(ロバート・パティンソン)は一様に異彩を放つ美しさで、他人と交わろうとせず、自分たちだけの世界を守っているかのようだった。ベラはその中でも、完璧な美しさを持つエドワードに惹かれていく。カレン家の人々はヴァンパイアの一族だった。ベラは真実を知っても恐怖を感じることなく、さらにエドワードへの想いを募らせる。一方エドワードも、彼女に惹かれていった。

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【作品データ】
原題 Twilight
製作年 2008年
製作国 アメリカ
配給 アスミック・エース=角川エンタテインメント
上映時間 122分

【スタッフ】
監督 キャサリン・ハードウィック
脚本 メリッサ・ローゼンバーグ
原作 ステファニー・メイヤー

【キャスト】
ベラ・スワン クリステン・スチュワート
エドワード・カレン ロバート・パティンソン
チャーリー・スワン ビリー・バーク
アリス・カレン アシュリー・グリーン
ロザリー・ヘイル ニッキー・リード
ジャスパー・ヘイル ジャクソン・ラスボーン



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【マイレビュー】
申し訳ないが、この作品はお勧めしない。
主演の当時は18歳の「クリステン・スチュワート」がとても綺麗で可愛いってだけで、ストーリーも、展開も、エンディングもまったく面白くなかった。

それにしてもバンパイヤ(吸血鬼)とかゾンビとか、オオカミ男とか、アメリカはいつも好きだ。この映画の大ヒットでシリーズ化されたものだが、マジでヒットの理由がわからない。魔法とか怪物系は特に好きではないジャンルだし、多分僕とは違う世界に住む人のための映画だと思う。


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イケメン(????)との評判で、この映画で主演のバンパイヤ「ロバート・パティンソン」。
プライベートでもクリステン・スチュワートと交際していたらしいが、映画宣伝のための売名行為だったんじゃないかと疑いたくなる。
あまり性格も良くなさそうな顔だ。その顔がでかくてあごや頬骨が張っていて、目つきも良くない。本当にイケメンだと思う?
張りあうつもりは無いんだけど(笑)、僕にはただの”薄気味悪い青年”って感じにしか見えないんだけど。

いずれにせよ、バンパイヤとかドラキュラもそうだけど、女性が好んで観るのだと思う。
クールでハンサムで危険な男が自分の首筋にキスをするというシチュエーションがロマンチックでインモラルで、そのあたりに女性が好む理由があるんじゃないかな。
彼女達はたぶんドラキュラに禁断のエロチシズムを感じるのだ。


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この映画は禁断の恋をテーマにしているが、とにかく並行して伏線のあったエピソード部分も全く解決しないまま、全部がオブラートに包んで終わっちゃった。次回作なんか観ないのに、ね(笑)。
最後のほうは、もうあまりにもつまらなくて早回ししちゃった。
ホラーでもなく、スリラーでもなく、サスペンス的でもなく、なんじゃこりゃという映画なので、レンタルも購入もお勧めしない。


『スノー・ホワイト』、『On The Road』と女優としての可能性を広げたクリステン自身、2012年の「最も稼いだ女優」ランキングで1位を獲得しているのだが、その出世作にしては作品としてお粗末だと思った。
ただ、クリステンは綺麗なだけじゃなく、どことなく悲しげで、翳のある佇まいが魅力なのだろう。
まるでノラ・ジョーンズが女優になったような翳りがある。どことなく雰囲気が似ているのを感じた人はいるだろうか。


『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』というのも公開されるらしいが、映画館でまで観るほどじゃないと思うが一応紹介しておく。

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●ゼロ・ダーク・サーティ ZERO DARK THIRTY

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2/15公開のこの映画を一足先に観た。
この映画はドキュメンタリー作品で、予告でもあらすじは語っているので、すべてネタバレで感想を書きたい。

公開前なのに、この映画を観れた僕はラッキーであり、アップしてくれた人は一瞬にして消えてしまったが、本当に神である。どなたか知りませんがありがとう。
あんなに聴きとりにくい無線の音声まできっちりと翻訳してくれていて本当にスゴ技だ。

監督は、かのアカデミー作品賞候補となった戦争映画「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローである。
筋書きは9.11テロからオサマ・ビン・ラディン(UBL)を追い詰めてゆく切れ者の女性と、周囲の人間関係、報復までの経過を題材にしたもので、ほぼ真実と言われている内容だけに、テロへの報復へのアメリカの執念と、さらなるテロ(ジハード)を世界各国で仕掛けるイスラム原理主義アルカイダ軍団との対決である。

特に2008/9/20パキスタンのイスラマバードにあるマリオットホテルでの爆破テロのシーンは、もの凄かった。
爆発の瞬間まで、ホテル内のカフェで食事をしている人々。主人公ともう一人の女性もそこで食事をしている。
そこに突然トラックが突っ込み、いきなりホテルが大爆発するシーンは、物が一瞬にして粉々に壊れ、人々が宙を舞い、床や壁に叩きつけられる。映画史に残るほどの大迫力シーンである。誰もが度肝を抜かれるはずだ。
この実際の事件では、けが人こそ多数出たが、死亡した人は少なかったため、シーンの撮影が可能だったのではないかと思うが、よくあんな危険な撮影ができたと思う。

アメリカによる残虐な拷問シーンや、UBL潜伏先の情報を頼りにアメリカの特殊部隊が赤外線スコープを使って、闇の建物の中で罪の無い人々の命さえも奪う決死の突入の様子など、良くある「アメリカだけが正義」とした映画ではない。そのあたりは「ハート・ロッカー」の監督の真骨頂ではある。
また『娯楽性』という面では、ほぼ『皆無』に等しいほどのドキュメンタリー映画である。

この映画が事実なのかどうか僕にはわからない。
「報復」という行為が「正義」なのか、ならば、そもそもどちらが先に手を出したのか。
9.11が始まりだとしたら・・のストーリーである。
お決まりのアメリカの独善だったのか、9.11の報復のためにどれだけの人が死んだのか・・・そういう最終的な部分はやっぱりウヤムヤだったように思う。


写真は最後のシーン。一人でヘリコプターに乗りこんだ鉄の女である主人公が、その任務を終えて、多くの友人を失い初めて感情を表したシーンである。




★武士の家計簿

武士の家計簿2
【映画】武士の家計簿 2010年 【アルバム禁止】

幕末の加賀藩猪山家の家族の経済立て直しにまつわる物語。
困窮した家計を根底から見直し、家財道具を売り、借金を返済し、一家を立て直してゆくために倹約を実行する直之と妻お駒とその家族。語り部はその子「猪山成之」。のちの大日本帝国海軍主計大監である。

堺雅人演じる「猪山直之」(加賀藩のそろばん侍=今で言う官庁の事務方)と仲間由紀江演じるその妻「お駒」の夫婦の姿に日本の古き良き時代の夫婦の姿を観ることができる。
その子「猪山成之」は幼いころから、「そろばん侍」である父からの徹底した会計教育を受ける。
祖母が亡くなり、その晩にもそろばんを弾いて葬儀代を計算している父のその姿に、反発もするが、後の明治維新では刀を持つ武士よりも、財政や経済の専門家が重宝されるような時代に入り、藩や軍の参謀として重用されるようになる。
現在の「官僚」である。

猪山家の「入払帳」(家計簿)は現在も重要文化財として保管されている。

映画を観た感想として、家財道具を売り払う段階での大事にしてきたものへの愛着が絡み、とてもユニークでところどころ本当に笑えるシーンがある。
また家族の絆や親子の愛情の面では、とてもジーンとくるシーンも数多くある。

僕が特に気に入ったシーンは、カットにもあるが、堺雅人演じる「猪山直之」が仲間由紀江演じる「お駒」に
「大変な家に嫁いできてしまったと思っているか」
との問いにしばらく考えて
「思っています。
・・・・・・と言ったらどうなさいます?」
というシーンで、こういうお駒のちょっとした愛嬌が、直之の救いになっているシーンだ。
これにはちょっとした伏線もあるので大変面白い。


あらすじ:
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目・直之は、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。
江戸時代後期、加賀藩も例にもれず財政状況は逼迫していた。
加えて武家社会では出世するにつれ出費も増え続けるという構造的な問題があった。
猪山家の家計が窮地にあることを知った直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断、家族全員で倹約生活を行うことにする。




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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

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