スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

▲ベイマックス

baymax07.jpg

2014年12月20日(土)公開

【作品情報】
近未来の架空の都市を舞台に、兄を失い心を閉ざした少年と癒し系ロボットとの心の交流を描くディズニーアニメ。鈴をイメージしたつぶらな瞳を持つケア・ロボット、ベイマックスのデザインをはじめ、サンフランシスコと東京が融合したかのような都市など、日本の文化から多大な影響を受けたファンタジー。

【ストーリー】
技術分野最先端の頭脳が集まる都市サンフランソーキョーに住む14歳の少年ヒロは、たった一人の身内である兄タダシを謎の事故で失う。心を閉ざし悲しみに暮れるヒロの前に、突如ベイマックスというロボットが現れる。空気で大きくふくらみゆったりと動くベイマックスは、タダシが開発した、人の身や心の健康を守るケア・ロボットだった。ベイマックスの優しさに触れ、次第にヒロの孤独な心は癒され元気を取り戻していく。そんな中タダシの死に疑問を持ち調べていくうちに、恐るべき陰謀に気付く。ヒロはこれに立ち向かおうとするが、唯一の味方であるベイマックスはケア・ロボットであるため戦う意欲すらない。実はベイマックスは、タダシからある使命を託されていた……。

baymax02.jpg

【作品データ】
原題 BIG HERO 6
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間 108分

【スタッフ】
監督 ドン・ホール 、 クリス・ウィリアムズ
脚本 ロバート・L. ベアード 、 ダニエル・ガーソン
ヘッド・オブ・ストーリー ポール・ブリッグス
音楽 ヘンリー・ジャックマン

【キャスト】
ヒロ:  ライアン・ポッター
ベイマックス:  スコット・アツィット
フレッド:  T.J.ミラー
ゴー・ゴー:  ジェイミー・チャン
ワサビ:  デイモン・ウェイアンズ・Jr
ハニー・レモン:  ジェネシス・ロドリゲス
タダシ:  ダニエル・ヘニー
キャスおばさん:  マヤ・ルドルフ
ロバート・キャラハン教授:  ジェームズ・クロムウェル
アリステア・クレイ:  アラン・テュディック



baymax01.jpg

【マイレビュー】
近藤春菜の『ベイマックスじゃねえよっ!』のCMが気に入って観てみた(笑)。

ベイマックス本体はとてもホノボノとしていて平和主義の癒し系で愛嬌があっていいのだが、本線のストーリーがあまり好きじゃない。

ロボット・ファイトの試合や兄の大学の科学研究室のシーンは興味深く観れたし、アイデア満載のシーンが多く面白かったが、途中からとてもつまらなくなってしまった。

あんなに柔らかで優しいベイマックスを駆り出しての戦闘シーンがやたら多すぎる。せっかくいい体形(?)なのにモビルスーツまで着てヒロと仲間達と共に戦うシーンばかりでとても残念だった。


baymax04.jpg


たしかにアニメーションは素晴らしいし夢がある。
とくに気に入ったのは、ベイマックスがある理由でひとりで外に出かけてゆくシーンで、東京の神田あたりの風景とかサンフランシスコの町並みと路面電車とかが融合していてとても良かった。ああいう何でも無いような日常的な町並みとかストーリーのほうが僕は好きだ。
気付いたのだが赤い金門橋の上の部分が鳥居になっていた。


baymax05.jpg


癒し系キャラのベイマックスを超合金モビルスーツで完全武装し、マッハを越えるジェット機のように空も飛んでしまうベイマックスには違和感しかなかった。というか、どこかブサイクでズッコケていて、スットボケたベイマックスの愛らしさがメインの映画だという先入観があったからか、ガッカリだった。

それもこれも仲間と悪人を倒すという戦闘シーンをメインに作り込み過ぎだと思う。
アニメはアナ雪と同じでとても綺麗だったがストーリーはもっとメルヘンチックにすべきだったと思う。
ドラえもんが宇宙に行くような非日常的な作品、いわゆる「東映マンガまつり」のために作りこんだ作品のような気がした。


またアニメが嫌いになりそう。期待はずれだった。


baymax06.jpg



スポンサーサイト

★シンデレラ

cinderella03.jpg

4月25日(土)公開

【作品情報】
ガラスの靴やカボチャの馬車といったアイテムなどで知られ、魔法の力で運命の人と結ばれるヒロインの姿を描く、ディズニーの不朽の名作を基にしたラブストーリー。新鋭リリー・ジェームズが自らの勇気とやさしさで奇跡を巻き起こすヒロインのエラを演じるほか、継母役のケイト・ブランシェットなど実力派が脇を固める。

【ストーリー】
幼くして母(ヘイリー・アトウェル)を亡くしたエラ(リリー・ジェームズ)は、悲しみにくれながらも母の「辛いことがあっても勇気と優しさを忘れないで」という教えを守り、ピュアな心を持つ女性へと成長していた。ある日、仕事で家を留守にすることが多い貿易商の父(ベン・チャップリン)はエラのためを思い再婚を決意。エラは継母(ケイト・ブランシェット)とその連れ子の娘、ドリゼラ(ソフィー・マクシェラ)とアナスタシア(ホリデイ・グレインジャー)を快く迎え入れる。だが継母は夫がエラにかける愛情に嫉妬し、エラの若さや美しさを不愉快に思っていた。そんな折、エラの父が事故で突然帰らぬ人となる。継母と娘姉妹はエラに山のような仕事を言いつけ、屋根裏部屋に追いやられたエラは召使い同然の扱いを受ける。寒さに耐えきれず居間の暖炉の前で眠り、翌朝、顔に灰をつけたまま働くエラを姉妹は“灰まみれのエラ=シンデレラ”と呼んで大笑い。それまでじっと耐えてきたエラは溢れる涙を抑えきれず、家を飛び出し、森へと馬を走らせる。そんなエラに声をかけたのは“キット”と名乗る青年(リチャード・マッデン)だった。

cinderella09.jpg

【作品データ】
原題 CINDERELLA
製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間 105分

【スタッフ】
監督 ケネス・ブラナー
脚本 クリス・ワイツ
製作総指揮 ティム・ルイス
衣裳デザイン サンディ・パウエル

【キャスト】
エラ/シンデレラ:  リリー・ジェームズ
継母:  ケイト・ブランシェット
フェアリー・ゴッドマザー:  ヘレナ・ボナム=カーター
王子/キット:  リチャード・マッデン
ドリゼラ:  ソフィー・マクシェラ
アナスタシア:  ホリデイ・グレインジャー
王:  デレク・ジャコビ
大公:  ステラン・スカルスガルド
キャプテン(大尉):  ノンソー・アノジー
エラの父:  ベン・チャップリン
エラの母:  ヘイリー・アトウェル



cinderella30.jpg


【マイレビュー】
誰もが知っている『シンデレラ姫』を実写版で描いた作品。
子供から大人まで楽しめる作品で、僕は一足先に幸運にも観ることができた。
世界的にいちばん有名な童話だろう。
だがらストーリーは特に伏せる必要が無いので楽にレビューを言えるのがいい。


cinderella22.jpg


主人公のシンデレラを演じたのはまだ女優としてもソコソコの活躍しかしていない現在26歳のリリー・ジェームズという女優さん。この映画は彼女の代表作になった。まさに本物のシンデレラ・ストーリーだ。
日本の女優さんで言えば「平愛梨」さんのようなイメージかな。もし日本でやるのなら彼女の愛らしい雰囲気がシンデレラにピッタリだと思う。


そのリリー演ずるシンデレラは、ススだらけで小間使いとして虐げられている普段の姿にも、姫のように優雅な衣装の姿にもとても品がある。次回作は王子役のリチャード・マッデンとともに「ロミオとジュリエット」も決まっているらしい。彼女はいいとしても彼とのワンペアでそこまではちょっとやり過ぎ感は否めないが。


cinderella10.jpg


個人的には映画で着用されている衣装に関しては興味も関心も無いのだが、この作品だけはちょっと違う。
あの透き通ったようなレイヤーを重ねた青いドレスの素晴らしさが際立っているのだ。

そのドレスの一番のポイントである胸元の蝶のコサージュは日本人である宮本遙香さんという方の作品だということをテレビでもやっていた。彼女は今後も創作活動に忙しくなるだろう。パーティーシーンや外で雨に打たれるシーンなど、さまざまな場面に合わせて微妙に色のニュアンスを変えているとのことだ。

この映画は新たなる「結婚式ブーム」の火付け役になるかもしれない。そしたら青のウェディング・ドレスの人気は不動だろう。


cinderella07.jpg


この物語ではシンデレラは自分で衣装を縫う。
しかしそんなお母さんの形見を手直ししたピンク色のドレスを底意地の悪い継母に破られてしまい、舞踏会にも置いていかれた。みかねたフェアリー・ゴッドマザーにドレスの色も形も完全に変えられてしまったのに「母も喜ぶと思う」というセリフはそこでふさわしいかどうかは僕には分からなかった。
ちょっと色的には「アナ雪」にかぶった感じもあるが、まあディズニーカラーの定番だと思うし、赤や黄色やオレンジで染まる王宮内の華やかなフロアに、あのそよ風のような青はとてもさわやかで清々しく、初々しいカラーだったことは間違い無い。


cinderella08.jpg


継母役にはこれぞ適役、僕の大嫌いな「ケイト・ブランシェット」である。嫌いと言ってもそれは僕の個人的な好みの問題であり、女優として超一流であることはちゃんと認めている。
その見た目にふさわしく見栄っ張りで強欲で意地悪の限りを尽くす。まさに最高の配役だと思う。バカな姉妹も本当に馬鹿っぽくてよかった(笑)。


cinderella13.jpg



よくご存知だと思うがあえて「シンデレラ」という名前についてすこし・・・。
日本では別名『灰かぶり姫』と呼ばれることもあるが、それは「シンデレラ」という名前の意味にある。

もとは自分の家なのに意地悪な継母に屋根裏部屋に追いやられ、寒くて眠れなくて居間に下りて消え入りそうな灰だけの暖炉のそばで寝たために真っ黒になったエラを見て、バカな二人の姉妹がエラに付けた「あだ名」がシンデレラなのである。
燃え残った消し炭やおき炭のことを意味する「シンダー」(CINDER)と彼女の名前である「エラ」(ELLA)とを組み合わせたアダ名だった。


cinderella20.jpg



日本人の感覚からしたら、シンデレラという名前の響きだけで、女の子なら優雅で麗しいその名前にさえ憧れを抱くだろうし、お姫様のような高貴な響きにとてもあだ名とは感じないと思う。
それでもいいのだが、元は嫌がらせで付けられ、本人にとってはとても傷つく名前だったということだけは知らないより知っておいたほうがいいと思うし、母の遺言の「優しさと勇気」を胸に抱きつつも、友達はネズミやトカゲやアヒルだけだったこともだ。

それでも憧れの王子に自分のことを「シンデレラといいます」と名乗るシーンがある。
普通はそんなあだ名を名乗ることはしないだろう。本当の名前である「エラといいます」でいいはずだ。
小さなお子さんがいらっしゃる方は、どうして自分のことをエラではなくシンデレラと名乗ったかを考えさせてやって欲しい。そしてそこがこの映画(童話)のいちばん優れたところだということを教えてあげて欲しいと思う。


cinderella41.jpg



こんなオヤジでも、こんなファンタジックな映画を観ても泣けてしまうようないい映画(いい童話)だった。
なぜこんな子供向けの童話のようなものを好き好んで観るかというと、童話や昔話には清らかで純粋な子供の心と大人の醜いエゴが常に如実に描かれているからである。
童話は大人が書いたもの。だからちゃんと醜いものと美しいものが対比されている。そして純粋で優しく清く美しいものがやはり日の目を見る世界観が単純に好きだからということに他ならない。

僕は実写版の「白雪姫」も「赤ずきん」も「ヘンゼルとグレーテル」も、アニメの「アナ雪」とかもちゃんと見ているが、このシンデレラがいちばんファンタジックでおどろおどろしくなくてハッピーエンドで好きだ。

このGWから夏にかけてお子さんの居る家族全員で一緒に観ることをオススメしたい。


cinderella42.jpg



★アナと雪の女王

1-14030Z23200.jpg

MovieWalkerより抜粋
3月14日(金)公開

【作品情報】
アンデルセン童話の「雪の女王」をモチーフに、触れるものを凍らせる力を持った姉エルサと、彼女を救おうとする妹アナとの愛を描いたファンタジーアニメ。アナと旅をともにする雪だるまなど、ユニークなキャラクターが多数登場するほか、トニー賞受賞のロバート・ロペスが手掛けたミュージカル・ナンバーも聞きどころだ。

【ストーリー】
姉のエルサと妹のアナは、王家の美しい姉妹。しかし、触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つエルサは、自分の意志に反して真夏の王国を冬に変えてしまう。“雪の女王”となり、行方を絶った姉と王国を救うため、山男クリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへ旅に出るアナ。彼女の想いは、姉の凍った心を溶かし、世界を救うことができるのか?引き裂かれた姉妹の運命は?すべての鍵を握るのは“真実の愛”……。

アナと雪の女王10

【作品データ】
原題 FROZEN
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間 102分

【キャスト】
監督 クリス・バック 、 ジェニファー・リー
脚本 ジェニファー・リー
原作 アンデルセン
原案 クリス・バック 、 ジェニファー・リー 、 シェーン・モリス
製作総指揮 ジョン・ラセター
製作 ピーター・デル・ヴェッチョ
歌曲 ロバート・ロペス 、 クリスティン・アンダーソン=ロペス

【キャスト】
アナ:  クリステン・ベル/神田沙也加
エルサ:  イディナ・メンゼル/松たか子
オラフ:  ジョシュ・ギャッド/ピエール瀧
ハンス王子:  サンティノ・フォンタナ/津田英佑
クリストフ:  ジョナサン・グロフ/原慎一郎
パビー:  キーラン・ハインズ/安崎求
ウェーゼルトン公爵:  アラン・テュディック/多田野曜平
オーケン:  クリス・ウィリアムズ/北川勝博




アナと雪の女王15

【マイレビュー】
あまり観ないジャンルではあるが、妹からDVDを借りたので観てみた。やっぱり大ヒットしたわけがわかった。
雪に絡めて・・・最新アニメーション技術の「結晶」作品だった。
とにかく映像が綺麗で細かくて、建物や町並みや風景も綺麗だった。
また特に人間の体の動きにとても忠実で、表情も豊かで素晴らしかった。どんどん進化しているのがわかる。

僕があまり得意でないミュージカルがメインのような感じの展開だと当初聞き及んでいたので、ちょっと怪訝な感じで観始めたが、そんなにミュージカルっぽさもしつこくなくてちょうどいい具合だったこともあり、観ていてとても気分が良かった。

日本語吹き替え版で観た後、しばらく英語版も観たが、この映画は珍しく日本語吹き替え版のほうが僕は良いと思った。

アナと雪の女王01

いろいろ褒める点は多いが、特筆すべきことがある。

それはアナ役の日本語吹き替えをした「神田沙也加」さんである。
もうそれはそれは上手いこと!
アニメーションならではの少し大袈裟な表現とか抑揚の採り方とか、声だけなのにちょっとした感情表現まで本当に見事だった。もちろん聖子ちゃん譲りで歌もとても上手であり、むしろ聖子ちゃんより癒される優しい声だった。

エルサ役の声でテレビCMとかですでに有名な「Let it Go」を歌った「松たか子」さんも確かに上手いが、セリフにおいては「神田沙也加」さんのほうが完全に上手だった。彼女は聖子ママから完全に独立した。
これからアニメ以外の映画でも彼女には吹き替え依頼がバンバンと入ってきてたぶん仕事も安泰だろう。

アナと雪の女王06


ストーリー的にはお約束であるお金や地位に固執する姑息な悪者もいるが、天罰が下るほどの悪人はいなかった。そのへんはDisneyならではの ”誰も死なない” ストーリーの中で、多様なキャラクターがとてもうまく描かれていた。

僕が特に気に入ったキャラは「オラフ」という出来損ないの雪ダルマである。
雪で出来ているので何度か溶け出したり、頭や足や手が分離したりして命の危機にさらされるが、しっかり最後まで王女をサポートしていた。あとで知ったが日本語吹き替え版では「ピエール瀧」さんだったのには驚いた。

”真実の愛” とは?
意外だったが、ま、そりゃそうだって思う。

アナと雪の女王08

★★スピード・レーサー

speedracer08.jpg

2008年7月5日(土)公開

【作品情報】
「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が日本製アニメ「マッハGoGoGo」を実写化。若き天才カー・レーサーが繰り広げる、華麗なカー・アクションを斬新なVFXで描き出す。

【ストーリー】
幼い頃からクルマにしか興味を持てなかったスピード(エミール・ハーシュ)は、レースカーの設計師である父のレーサー(ジョン・グッドマン)や母(スーザン・サランドン)や弟と、そして恋人トリクシー(クリスティーナ・リッチ)らに囲まれて、幸福なレーサー生活を送っていた。ただひとつのトラウマは、8年前にラリーのレース中に事故で他界した兄のことだった。伝説的なレーサーだった兄の薫陶を受けて、スピードはクルマの魅力に取り憑かれたのだ。そして現在も、兄の残した記録を超えることはできなかった。そんなスピードの技術に目をつけたローヤルトン(ロジャー・アラム)は、契約レーサーとなるよう誘いをかけてくる。大企業のオーナーであるローヤルトンは、レース界でも絶大な権力を持っていた。しかし、父が経営する小さな製作所に愛着のあるスピードは、そのオファーを断った。激怒したローヤルトンはあらゆる手を使ってスピードをレースから除外しようと画策する。

speedracer05.jpg

【作品データ】
原題 SPEED RACER
製作年 2008年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 135分

【スタッフ】
監督 アンディ・ウォシャウスキー 、 ラリー・ウォシャウスキー
脚本 アンディ・ウォシャウスキー 、 ラリー・ウォシャウスキー
製作総指揮 デイビッド・レーン・セルツァー 、 マイケル・ランバート 、 ブルース・バーマン
製作 アンディ・ウォシャウスキー 、 ラリー・ウォシャウスキー 、 ジョエル・シルヴァー 、 グラント・ヒル
撮影 デヴィッド・タッターサル
美術 オーウェン・パターソン
音楽 マイケル・ジアッチーノ
編集 ザック・ステインバーグ 、 ロジャー・バートン
衣裳デザイン キム・バリット
視聴覚効果監修 ジョン・ゲイター 、 ダン・グラス

【キャスト】
スピード・レーサー: エミール・ハーシュ
トリクシー: クリスティーナ・リッチ
パパ・レーサー: ジョン・グッドマン
ママ・レーサー: スーザン・サランドン
レーサーX: マシュー・フォックス
ローヤルトン: ロジャー・アラム
スプライトル: ポリー・リット
ディテクター警部: ベンノ・フュルマン
ミスター武者: 真田広之
テジョ・トゴカーン: レイン
ベン・バーンズ: リチャード・ラウンドトゥリー
スパーキー: キック・ガリー



speedracer07.jpg

【マイレビュー】
僕は何度も言ってはいるがこの手の「劇画アニメCGファンタジー系」はあまり好きなジャンルではない。
映画なんてもともと「つくりもの」だから、そのへんどっちでもいいんだろうが、アニメやCGだと物語にどっぷり入り込めないっていうか、あまり考えさせられたりすることが無い。そういう現実的なリアル感が無いからだと思う。
まあどちらかといえばただの『食わず嫌い』だと思う。
だけど、中にはこんな傑作にめぐり合う事もあろうかと思うと、今まで見逃してきた作品とか観なおしてみようかと思ったり、これからの自分の視聴傾向を変えたほうがいいかもって思える。

speedracer02.jpg


この「スピードレーサー」という映画、昔テレビマンガで観ていた日本の「マッハGOGOGO」の実写VFX版ということだ。(50歳でギリギリ覚えている程度でほとんどの人は知らない年代だと思う。)
そのため一応敬意を表して日本を意識した創りにところどころでなってはいるが、難を言えばそのあたりの扱いがいつも「雑」で「ぞんざい」で「いいかげん」で目に余る。日本の伝統文化や神仏習合の宗教観や新旧生活様式を無視して「アニメ文化で有名な日本」しか知らないからその辺本当にテキトウすぎる。

speedracer03.jpg


唯一の日本人俳優は「真田広之」さんが出ている。
彼が出演する映画も『ウルヴァリン』とかチョロチョロと数多くあるのだが、彼はいつもキャラ立ちがワンパターンである。
「口数の少ないチョイ悪実業家」の典型になってしまってるようだ。この映画でもご多聞に漏れずそうだった。

この映画に注文をつけるとしたら、とにかく「日本の原作マンガ」なんだから、配役にもっともっと日本人を使って欲しかった。特に気に入らなかったのは、どいつもこいつも中途半端で息の短い流行りものの韓流スター(?)なんかを、重要な役どころで軽々しく使うな!ってことだ。それに中国人女優に日本人役名をつけるぐらいなら日本の女優を使ってくれって思う。それが一応「仁義」ってもんだろ。そういうこともわからない国の人たちを日本原作映画に絶対に使って欲しくないのだ。
「使うほう」も解っていないってことに違いないけど。

speedracer09.jpg

なんだかんだ言っても、この映画は思っていた以上に素晴らしかったことは確かだ。
実写とCGを組み合わせたVFXでスピード感溢れる独特の世界観にプラスして、劇画調の場面切り換えやギャグ的要素をうまく散りばめて融合した傑作だった。

ストーリー的にはありふれたアメリカンテイストたっぷりのヒーローものだが、何がすごいってこの映画の特筆すべきはその 『 映・像・美 』 である。
VFXやCG多用の実写版アニメ映画とかにはありがちな色使いなのかもしれないが、背景その他すべてにいたるまでその原色の使い方は超一流で鮮やかなことこの上ない。最初から最後までものすごく綺麗だった。まるでずっと「仕掛け花火」を見ているような感覚だ。僕はいたる箇所でずっとポーズで止めてスチルを観ていたいほどだった。そのおかげでスチル写真はいっぱいになった。
speedracer10.jpg


あっ、もうひとつ「ダメ出し」言い忘れた。
くれぐれも日本語吹き替え版はやめた方がいい。
主役のエミール・ハーシュの日本語吹き替え声優があまりにもヘタクソで棒読みでボソボソ言ってて他の配役とのバランスガ悪く違和感バリバリだったので視聴の途中で調べてみたら、あのナルちゃん全開の「赤●仁」さんだと知った。ジャニ系素人に主役の声はさせちゃいけない典型的な例だと思うのでそれでも吹き替え版に挑戦してみたい人は選択もアリだ。女の子のほうは「上戸彩」さんだったが、彼女は意外に違和感無くてまあまあよかった。

とにかくこの映像美の見事さを一度ご覧あれ。
ストーリーもこの手のCGを前面に押し出している映画にしてはよく出来ていたと思う。
レースシーンはさながら”究極の”マリオカートのようでド迫力でスピード感満載である。
もう映像美だけで★★星二つなり!


speedracer04.jpg

●鉄人28号

鉄人28号01

MovieWalkerより抜粋
2005年3月19日(土)公開

【作品情報】
冨樫森監督作品。横山光輝の名作漫画を実写映画化。幻のロボット“鉄人28号”を操縦して悪に挑む少年の活躍を、迫力の特撮映像満載で活写する。

【ストーリー】
金田正太郎(池松壮亮)は、幼い頃にロボット工学の第一人者だった父・正一郎(阿部寛)を亡くし、今は母・陽子(薬師丸ひろ子)とふたり暮らしをしている小学6年生。ある日、彼の目の前に巨大なロボットが出現、東京タワーを破壊した。それは、コンピュータ会社・KOKの元会長で、最愛の妻と息子を亡くした悲しみから厭世的になり、全てを壊滅させ自分の理想郷を作ろうと企む宅見零児(香川照之)が尖兵として送り込んだ“ブラックオックス”だった。さて、この事件から間もなく、正太郎は綾部(中村嘉葎雄)と名乗る老人に、正太郎の祖父と父が研究していたロボット“鉄人28号”の操縦を任せられる。見た物を瞬時に記憶する直感像資質と言う特殊な能力と、持ち前のラジコン・テクニックで鉄人をコントロールする正太郎。だが、再び東京に現れたブラックオックスの強大な力の前に、鉄人は無残に破壊されてしまった。しかし、マサチューセッツ工科大学から招聘された真美(蒼井優)らによって鉄人の改良強化が図られ、敗北の失意から操縦を諦めた正太郎も、母たちの励ましに支えられもう一度操縦桿を握る決意をする。

鉄人28号05


【作品データ】
製作年 2004年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 113分

【スタッフ】
監督:  冨樫森
原作:  横山光輝
製作総指揮:  多木良國 、 兵頭秀樹 、 木村純一

【キャスト】
金田正太郎:  池松壮亮
立花真美:  蒼井優
宅見零児:  香川照之
綾部達蔵:  中村嘉葎雄
金田陽子:  薬師丸ひろ子
金田正一郎:  阿部寛
大塚雄之介:  柄本明
田浦慶太郎:  伊武雅刀
江島香奈:  中澤裕子
村雨研二:  高岡奏輔



【マイレビュー】
半世紀ほど前の超有名なテレビ漫画、横山光輝原作「鉄人28号」の実写版である。10年前の作品だ。
実はこの僕は白黒テレビでリアルタイムで観ていたテレビ漫画だ。
配役に香川照之さんが出ていたのでチェックしてみた。

映画全体には特撮やCGを駆使したと言えるほどの迫力も精細さも無ければ、ストーリーもこれと言って特筆する部分は無いけども、だ。普通に楽しんで見れた。
いやいやー、10年前の作品だったが、今をときめくすんごい役者さんがいっぱい出ている。

まず主役の金田正太郎役の池松壮亮さん、この幼い小学生がね~~。
この春やっている話題のTBSドラマ「MOZU」で記憶喪失の爆弾犯人役をやってるあの若者である。香川照之さんとは10年ぶりの競演になるのかな。「鉄人28号」と「MOZU」とは全く対照的なストーリーだ。すごいめぐり合わせだね。彼がほとんど話の主役だった「MOZU」1話目を見たけどすごく成長して「憂い」のある青年になったし、若いのに存在感がハンパ無い。

鉄人28号09

薬師丸ひろ子さん。
角川映画の新人オーディション合格し「野性の証明」で12~13歳でデビューした彼女だが、「セーラー服と機関銃」や「Wの悲劇」…あのころからの「透明感」や「気品」が今なお持続している。彼女は映画やテレビドラマだけじゃなく歌もものすごくうまく大好きな「歌手」でもある。さらに彼女がすごいところは30を過ぎたころからテレビでも映画でも「主役に固執」することが全く無い。しかも「母親役」さえも受け入れている。仕事を選ぶ誰かさんに聞かせてやりたい。ほんと「女優の鑑」だね。玉置浩二さんと結婚&離婚したときはものすごくショックだったけど。

鉄人28号10

蒼井優さん。
デビュー4年目ぐらいでこの映画に出ているが、ここでは屈託の無い頭脳明晰な少女役で、彼女らしい「ちょっと翳りのある」ような役回りではなかったのですこし残念だった。彼女はこの2年後、主役の「フラガール」で完全にブレイクする。僕はこの当時のようなサラサラのロングヘアーのほうが好きだ。

鉄人28号04

香川照之さんが出るとなぜこうもアニメ実写映画も「締まる」のだろう。
他のアニメ実写映画では「カイジ」とか「あしたのジョー」でもそうだった。社運をかけたような肝心な映画やドラマには本当に絶対に押さえておきたい「必要不可欠」な超売れっ子俳優である。彼は映画でも「半沢直樹」とか「MOZU」のようなテレビドラマでも「視聴率の10%は握っている」と思う。

鉄人28号18

そのほか、元モー娘。の中澤裕子さんやあの嫌韓ツイッター発言で問題になった高岡奏輔(新名)さんも出ている。

また脱線気味になるが、ちなみに僕はアノ発言については「激しく同意」の立場である。将来ある彼に言わせちゃいけなかった。今ここで僕がフォロー発言しても構わないが、何の影響力も無いので黙っておく。ただ有名人が過激発言をするとすぐ「山本太郎さんの類い」っぽく扱われるけど、発言の真意を本当に検証し、発言者を吊るし上げることなく問題提起したマスコミが「皆無」だったことは残念でならない。三橋貴明先生や北村晴男弁護士も批判していたが、実際予想通りあれからフジテレビの視聴率は衰退の一途をたどっている。

脱線劇場~昭和40年の僕ら

「鉄人28号」を楽しみにしていた。
あの当時の時代背景としては戦後20年ほどたった平和な日本の成長期だった。僕は静岡県磐田市の田舎育ちで、昭和40年ごろの風景は家はポツリポツリ建っていた程度で、晴れた日には抜けるような青空と澄んだ空気、はるか遠くに富士山も見えてた。あたりは芋畑や麦畑、草むらと泥んこの道、親父とお袋が野良仕事をするのを見ていたりした。北のほうへ2kmほど冒険に行くと茶畑が一面に広がる。僕は体も軽くこんもりとしたお茶の木の上に寝そべって空を見るのが好きだった。だけど白菜や葱などの野菜畑の先のいたるところに豚小屋や鳥小屋があってとても臭かった。(話の脱線のさらに余談だが、僕は「ホルモン焼き」とか「モツ鍋」が好きではない。なぜなら紛れも無くそれらは当時僕の嫌いだった「豚小屋の匂い」だからである。)
僕ら子ども達は学年とか関係なく学校から帰るとみんな顔やひざや肘を擦りむき、泥まみれになって走り回って遊んでいた。僕らは夏でも冬でもみんな半ズボンだった。

鉄人28号06

敗戦後わずか20年という時代にもかかわらず「戦後」というイメージは僕らにはそれほど無かったが、どの家庭の両親も例外なく戦争は体験していたはずだ。唯一「戦争の名残り」として残っていたのは、近くの公園や台地の斜面に横穴式に掘られていた「防空壕」跡だった。僕らは皆その中に入って遊んだりした。僕の家ではお風呂さえ「薪」で沸かしていた。昭和40年各家庭に白黒テレビが普及してきた。テレビは家族団らんの中心になっていった。

当時のテレビ局が各局「開局50周年」を迎えている。
この「鉄人28号」、Wikiで放映期間を調べたところ僕が白黒テレビで見ていたのはどうやら再放送というか「地方局へのお下がり」で放映していた期間だったことがわかった。

鉄人28号07

僕がこの「鉄人28号」を見ていたころの「昭和」の田舎には、ほとんど「何にも」無かった。だが遊び道具はいっぱいあった。別に今なら見向きもしない空き缶とか石ころ、水や木や土も「何でも」遊び道具になった。
近所には恐いおじさんが必ずいた。そして悪さをしたら誰からも叱られたしよく泣いた。

この50年の間に風景もモノも世の中も完全に様変わりした。進化か退化か、人となりも変わってきた。人々の殆どが「時間」や「金銭」や「物欲」に囚われすぎていると思う。人生には本当は大切なことがいっぱいあるにもかかわらずほとんど伝承されていないし、今からでも体で覚えなきゃわからないこともたくさんあるのに誰も何もしない。



この映画の中でそれまで臆病だった正太郎(池松壮亮)に対して、綾部達蔵(中村嘉葎雄)が発する気が利いたセリフがあった。
「男は冒険することから始まるんだよ」


鉄人28号08





●マイティ・ソー ダーク・ワールド THOR: THE DARK WORLD

マイティ・ソー2ダーク・ワールド09

MovieWalkerより抜粋
2014年2月1日(土)公開

【作品情報】
神の世界の戦士、ソーの活躍を描き人気を博したアクションの続編。“アベンジャーズ”の戦いの後、再び地球を襲う未曽有の危機に、ソーとその弟ロキが挑む。前作に引き続き、ソー役をクリス・ヘムズワースが演じるほか、ナタリー・ポートマン、浅野忠信ら主要キャストが出演し、『アベンジャーズ2』へとつながる物語が展開する。

【ストーリー】
ニューヨークに壊滅的な打撃を与えた「アベンジャーズ」の戦いから1年。英国・ロンドンで原因不明の重力異常が発生した。ソーの恋人であり天文物理学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)は、その原因調査のためロンドンへと向かう。だがこの怪異は、宇宙が誕生する以前から存在していた闇の力を復活させ、地球侵略を足掛かりにして全宇宙の滅亡を企むダーク・エルフの仕業だった。調査を進める中、ジェーンはその謎に迫るが、宇宙滅亡を導く鍵となる“ダーク・エルフの力”を自らの身体に宿してしまう。その異変に気付いたソー(クリス・ヘムズワース)はジェーンを救うため、故郷アスガルドへ彼女を連れて行く。だが、この行動がアスガルドのみならず全宇宙を危険にさらすことになってしまうのだった。(あとは映画を観てのお楽しみ)

マイティ・ソー2ダーク・ワールド07

【作品データ】
原題:  THOR: THE DARK WORLD
製作年:  2013年
製作国:  アメリカ
配給:  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間: 112分

【スタッフ】
監督:  アラン・テイラー
脚本:  クリストファー・L・ヨスト 、 クリストファー・マーカス 、 スティーヴン・マクフィーリー
原案:  ドン・ペイン 、 ロバート・ロダット

【キャスト】
ソー:  クリス・ヘムズワース
ジェーン:  ナタリー・ポートマン
ロキ:  トム・ヒドルストン
オーディン:  アンソニー・ホプキンス
エリック・セルヴィグ:  ステラン・スカルスガルド
ヘイムダル:  イドリス・エルバ
マレキス:  クリストファー・エクルストン
アルグリム:  アドウェール・アキノエ=アグバエ
ダーシー:  カット・デニングス
ヴォルスタッグ:  レイ・スティーヴンソン
ファンドラル:  ザカリー・リーヴァイ
ホーガン:  浅野忠信



マイティ・ソー2ダーク・ワールド06

【マイレビュー】

第1話の「ソー」も最近観たのだが、この2話の「ダーク・ワールド」は1話目ほどの衝撃がなかった。期待感とのバランスが悪かったのか、こんな展開に慣れてしまったのだろうか、最後はCGのオンパレードで飽きてしまった。

今回の舞台はイギリスのグリニッジだった。宇宙や天文つながりで舞台としたのだろう。
歴史ある世界遺産の建物にダーク・エルフの戦艦が地面を切り裂いて着陸する様子はCGながらすごい迫力だった。

これでグリニッジもいままでより多くの観光客を集めるだろう。
こういう映画のロケ地に世界遺産が使われることは今までも数多くあったし、これからも続くだろうが、ハリウッド映画はたとえCGでも有名なランドマークをあまりにも「壊し過ぎ」のような気がする。
「ザ・デストロイヤーかよっ!」

もともとアメリカは戦争が大好きだし、世界的に見ても「壊したがりナンバー1」の国で、しかもロシアを2馬身以上離していると思うが、いつもこういう映画でストレスを発散してる感じさえする。

そのうちユネスコからハリウッドスタジオや各国の世界遺産管理局あてに「やりすぎ警告通達」が送られるかもしれない。「いいことっ!壊すほうもそれを承諾するほうも今度壊したらホントに世界遺産登録を抹消しますわよ!」的な。

マイティ・ソー2ダーク・ワールド11

こういう映画は製作に相当すごく時間がかかる。
この映画はグリニッジ天文台の敷地内で戦闘シーンがメインである。
今回は実際に俳優さんたちがどこでどういうロケをしたのかは全く予想がつかない。グリニッジではハメコミのための背景だけを撮ったのだろうか。あるいは建物の一部をどこかの空き地に建設したり、スタジオに再現したのだろうか。その辺のエピソードはまたどこかで調べてみよう。

撮るならどの部分を実写にするか、CGにするか、スタジオにするのかそれだけでも相当難儀な仕事だったと思う。できあがったシーンのつなぎや編集も一大プロジェクトである。こういう映画は、役者さんというより、そういう職人さんや裏方さんの仕事がメインになる。

マイティ・ソー2ダーク・ワールド10

多分戦闘シーンは背景のハメコミだと思うが、そうだとしても役者さんはグリーンカーテンをバックに天井からワイヤーで吊られまくり、敵もいないのにいると見せかけるほどのテンションで、武器を振り回したり、叩きつけられたり、飛び回ったり、角度を変えて何度何度もも同じシーンを繰り返し、とにかく体を使いまくる。
そのためか、ソー(クリス・ヘムズワース)は1話目より筋肉がパワーアップしている。僕にはそのケは全く無いけど惚れ惚れする筋肉だ。

マイティ・ソー2ダーク・ワールド05

今回のダークワールドでは幽閉されたロキ(トム・ヒドルストン)がどうなるのかそこが見ものである。1話目では完全なヒールだったが、今回もちょっとこっち側が騙されたりする(笑)そこまでしか言わない。
(注:こういうことをサラッとネタバラシするレビューが横行しているが実に嘆かわしい。映画検索サイトやDVD紹介でも、あらすじやストーリーもそこまで書いちゃダメ)

マイティ・ソー2ダーク・ワールド03

前回はあまり感じなかったけどこの映画でのジェーン(ナタリー・ポートマン)は中世ヨーロッパの彫刻のようで顔の造作が完璧すぎてなんだか逆に冷たい感じがする。キレイなのは間違いないけど、なんかそれを強調したがってる感じがした。まだ32歳だし素顔も絶対キレイなはずだが彼女自身がちょっとお年を感じてきたのかもしれない。

最初に書いたが、なんだかわからないけど1作目のほうがよかった。したがって2話ダークワールドは●(及第点)と評価した。コミックヒーローを実写化したこの手のシリーズはもう僕にはいいかな、お腹一杯。

マイティ・ソー2ダーク・ワールド02

★マイティ・ソー THOR

マイティ・ソー20

MovieWaklerより抜粋
2011年7月2日(土)公開

【作品情報】
『スパイダーマン』『アイアンマン』などで知られるマーベルコミックの人気ヒーローのドラマを、シェイクスピア作品などで知られるケネス・ブラナーが監督し、実写映画化。神の世界に生を受けし最強ながらも傲慢なソーが地球へ追放され、真のヒーローとして成長していくドラマが展開される。ソーの仲間役で浅野忠信が共演。

【ストーリー】
神の世界アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、選ばれた者しか持つことのできない伝説の武器“ムジョルニア”を手に、最強の戦士としてその力を誇っていた。しかし強すぎるあまりその傲慢さから、氷の巨人の世界へ身勝手に攻め込み、アスガルドを戦乱の危機に陥れる。その行為に怒ったオーディンはソーの力とムジョルニアを奪い、地球へと追放する。地球の荒野で目覚めたソーは、天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)たちの乗った車に撥ねられる。ソーは慣れない人間生活を送るが、ジェーンとの出会いによって人間の痛みや弱さを学び、彼女に心を奪われていく。一方そのころ神の世界では、邪神ロキ(トム・ヒドルストン)がアスガルド征服を狙い、陰謀を企てていた。

マイティ・ソー27

【作品データ】
原題 THOR
製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 パラマウント ピクチャーズ ジャパン
上映時間 114分

【スタッフ】
監督 ケネス・ブラナー
脚本 アシュリー・エドワード・ミラー 、 ザック・ステンツ 、 ドン・ペイン
原案 J・マイケル・ストラジンスキー 、 マーク・プロトセヴィッチ

【キャスト】
ソー: クリス・ヘムズワース
ジェーン・フォスター: ナタリー・ポートマン
ロキ: トム・ヒドルストン
エリク・セルヴィグ: ステラン・スカルスガルド
ローフェイ: コルム・フィオール
ヴォルスタッグ: レイ・スティーヴンソン
ヘイムダール: イドリス・エルバ
ダーシー: カット・デニングス
ホーガン: 浅野忠信
フリッガ: レネ・ルッソ
オーディン: アンソニー・ホプキンス



マイティ・ソー17


【マイレビュー】
シリーズ最新作もあるようだが、これは3年前の「THOR」第一作目の作品だった。
僕があまりすすんで観ないコミックの人気ヒーローものということで、すこし敬遠していたこともあり希少な鑑賞となった。各映画紹介サイトではあまり高い評価はされていないようだが、掛け値なしに面白かった。
アメリカンな勧善懲悪のヒーローもので、王の継承争いも絡んだよくあるストーリーではあったが、その分安心して最後まで観れた。

CGがほとんどの映画なのだが、その映像美は見事で細部に至り見惚れてしまった。本当にすごい進歩だ。
シリーズ最新作まで是非観てみたい。

マイティ・ソー21

僕の視聴順なので公開時期が前後するが、主役のクリス・ヘルムワースは2014公開の「RUSH」でレーサーのジェームス・ハント役をやっていてとてもいい役者さんだと思っていたが、なるほど、3年前のこの作品で人気が出たのは間違いないだろう。本当に華がありそれでいて翳があり、筋肉も惚れ惚れする。カリスマ性を持った役者さんだと思う。

僕が好きな『LEON』で13歳でデビューし『ブラック・スワン』で主演したナタリー・ポートマンも出ていて、まあ超キレイでチャーミングな大人の魅力であふれている。

マイティ・ソー23

エリク役には『ドラゴン・タトゥーの女』のステラン・スカルスガルドという渋く一癖のある俳優もでていた。

それにオーディン王に『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスという言わずと知れた最高の名優も健在だ。

マイティ・ソー14

またなんと四銃士の中に浅野忠信さんも出演していたのにはびっくりだった。
豪華メンバーの競演ですばらしく重厚な作品になっていたと思う。

気になった俳優さんが一人いた。
『ハート・ロッカー』で主役をしたジェレミー・レナーである。
いろいろ選択出来る武器類からわざわざボウガンを選んでクレーンで吊ったゴンドラに乗って狙撃するスナイパー役をしていたが、彼がなんであんな誰でも出来るチョイ役だったのだろう。その後の展開も全くなかったし。2作目3作目で活躍するのだろうか、その伏線かもしれない。


配役的にもこれはアニメ好きや子ども対象だけの作品ではなかったこともよくわかった。★ひとつ進呈します。

マイティ・ソー08

★エンダーのゲーム

1099.jpg

MovieWalkerより
【作品情報】
セカイ系の作品に多大な影響を与えたオースン・スコット・カードの同名ベストセラー小説を実写映画化したSFドラマ。異星人との宇宙戦争を終わらせる使命を課せられた少年エンダー・ウィッギンの挫折と成長を描く。主人公エンダーを演じるのは『ヒューゴの不思議な発明』で話題を呼んだエイサ・バターフィールド。

【ストーリー】
近未来。昆虫型異星生命体フォーミックの襲撃により地球は大打撃を受けた。フォーミックからの再襲を食い止めるために、国際艦隊は世界中から天才児を集めて司令官育成教育をするバトル・スクールを設けた。訓練長官のグラッフ大佐(ハリソン・フォード)は、アンドルー・“エンダー”・ウィッギン(エイサ・バターフィールド)という少年に注目する。人口調整が行われ2人までしか子どもを設けられない中、特別な許可を受けウィッギン家の3番目の子として生まれた彼は、その特別さのために孤独な境遇にあった。いじめてくる者を徹底的に痛めつけ二度とそんな気を起させないようにするエンダーを見て、グラッフ大佐は彼をバトル・スクールへと導く。あまりの才能に同級生から不興を買いながらもエンダーは瞬く間に頭角を現し、ドラゴン隊指揮官に任命される。その一方で、敵ではあるものの多くの生命を奪う戦争に疑問を持ち苦悩するエンダー。そんな中、エンダーとドラゴン隊はフォーミックの母星に近い前線基地のコマンド・スクールに送られる。いつ開戦するかわからない緊張感と重圧の中、先の戦争での英雄メイザー・ラッカム(ベン・キングズレー)から厳しい訓練を受けたエンダーたちは、最終試験に臨むことになる。しかしそこには、恐ろしい事実が隠されていた……。

Enders Game Film2


【作品データ】
原題 ENDER'S GAME
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間 114分

【スタッフ】
監督 ギャヴィン・フッド
脚本 ギャヴィン・フッド
原作 オースン・スコット・カード

【キャスト】
エンダー・ウィッギン エイサ・バターフィールド
グラッフ大佐 ハリソン・フォード
メイザー・ラッカム ベン・キングズレー
グウェン・アンダースン少佐 ヴァイオラ・デイヴィス
ペトラ・アーカニアン ヘイリー・スタインフェルド
ヴァレンタイン・ウィッギン アビゲイル・ブレスリン



【マイレビュー】
新作映画である。宇宙戦争モノやアニメ・ゲーム系はあまり好きじゃないジャンルだと何度も書いてきたが、嘘ばっかり(笑)。この映画と「永遠のゼロ」と立て続けに観てきた。
この前「ゼロ・グラビティ」も観たばっかりだったが、それと若干カブる無重力状態の映像がある。だが、「ゼロ・グラビティ」ほどの宇宙酔いに近い感覚はなかった。

「エンダーのゲーム」はオースン・スコット・カードの同名ベストセラー小説から実写化した映画ということだが、原作本やアニメは読んでも見てもいない。
作品ストーリーにもあるとおり、戦闘学校卒業の最後のテストのはずの戦闘シミュレーションゲームが、実は!…という内容である。

13110203_Enders_Game_00.jpg


その戦闘ゲームを終えたあと、グラッフ大佐(ハリソン・フォード)とエンダー少年(エイサ・バターフィールド)が激論を交わすところがある。そこには戦争を繰り返してきた旧世代の人間の愚かさを浮き彫りにし、次世代を担う若者によるすべての生き物の共存的未来への希望という決定的な差がある。

将来への禍根を根絶やしにし勝ち負けがすべてだと言い切る大佐に、「その方法が問題なんだ」と言い切るエンダーの姿に、日本への原爆投下で第二次大戦を終戦に持ち込むという過ちを犯したアメリカ自身への自己批判と反省が込められている気がしたのは僕だけだろうか。

映画としての見どころは、映像としての戦闘シーンなどの現代的ゲーム要素もさることながら、物語の背骨がとてもしっかりとしていて、それにまつわる様々な人間の心が意外にも深く描写されている点がとても優れていると思った。「宇宙戦艦ヤマト」的なヒューマニズムを感じた。

アニメやゲーム好き世代だけでなく、お年寄りから子供まで楽しめる作品になっている。

Enders Game Film



★言の葉の庭

言の葉の庭5

まだ公開したばかりのこのアニメ映画を観た。

正直、とてもよかった。

雨の朝、靴職人を目指す15歳の高校一年生と 朝からチョコレートをつまみに缶ビールを飲んで会社をサボる27歳の女性との、新宿御苑の東屋での心の交流と淡い恋を描いた作品。

物語が進むにつれて次第に親近感が沸き、年の離れたお互いに恋心が芽生えてゆく。
そして女性の心の傷がだんだん解けてゆくと同時に素性も明らかになってゆく。

いろんな雨の表情がとても良く描かれていて、そこに万葉集の短歌がこの作品で使われていて、いい具合に彩を添えている。『言の葉の庭』というタイトルはぴったりだった。

『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り  雨も降らぬか 君を留めむ』
(雷が鳴って雲が広がり雨が降ってくれたら、帰ろうとしているあなたをきっと引き止められるのに)
という女性に対して
『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも  われは留らむ 妹し留めば』
(雷が鳴らなくても 雨が降らなくても 君が引き止めてくれたなら 僕はここにいるよ)

―――女性からの歌に男性が歌で返す門答歌というものらしいです。


そういったシチュエーションをとても綺麗なアニメーションでロマンチックに色づけてくれている。
また、とにかく日本のアニメ技術は、世界最高だということを実感できる。


「秒速5センチメートル」の新海監督の作品。
普段からアニメはそれほど観ないのに、この方の作品は欠かさず見ている。

この方の作品は、大人になりきれない純粋な人たちの心の中を描いている。
こういう出来事を経て人は大人になってゆくことを教えてくれる。
いつもはっきりとしたハッピーエンドではないが、主人公のその後の人間としての成長を確信できる作品である。

ほろりとするエンディングで流れる秦基博さんがカバーする「Rain」(大江千里:作詞作曲)のメロディーラインと詩がとても心に残る映画である。


言の葉の庭
検索フォーム
シネマ記事を検索します
プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
月別アーカイブ
集計
ブログランキング
ご協力に感謝します

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
135位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
62位
アクセスランキングを見る>>
QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。