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★パブリック・エネミーズ

パブリック・エネミーズ13


2009年12月12日(土)公開

【作品情報】
ジョニー・デップが、1930年代に世間を騒がせた実在のアウトロー、ジョン・デリンジャーに扮するラブ・ストーリー。デリンジャーとその恋人が辿る愛の行方を描き出す。

【ストーリー】
1930年代のアメリカ大恐慌時代。鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は、その“黄金時代”を謳歌していた。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪手口、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないという独特の美学を貫くカリスマ性。それまでの“強盗”のイメージを覆すデリンジャーに、不況に苦しむ多くの国民は魅了され、まるでロックスターのようにもてはやしていた。そんなある日、デリンジャーは、他の女たちとはどこか違う雰囲気をまとった神秘的な美女、ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)に目を奪われる。彼にとってビリーとの出会いは、これからの人生を決定付ける運命の瞬間であり、彼女もまたデリンジャーの強引で一途な愛に、危険な選択だと分かりながらも次第に惹かれていくのだった。だがその頃、FBIはデリンジャーをアメリカ初の“社会の敵ナンバーワン(PUBLIC ENEMY NO.1)”として指名手配。捜査の目をかい潜り、デリンジャーはビリーと再会するが、FBI捜査官メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)の包囲網が徐々に彼らを追いつめていく。永遠の愛を信じながら、二人の自由への逃亡劇が始まった……。

パブリック・エネミーズ07


【作品データ】
原題 PUBLIC ENEMIES
製作年 2009年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 141分

【スタッフ】
監督 マイケル・マン
脚本 ローナン・ベネット 、 マイケル・マン 、 アン・ビダーマン
原作 ブライアン・バーロウ

パブリック・エネミーズ06

【キャスト】
ジョン・デリンジャー:  ジョニー・デップ
ビリー・フレシェット: マリオン・コティヤール
ウォルター・ディートリヒ:  ジェームズ・ルッソ
ハリー・ピート・ピアポイント:  デイヴィッド・ウェンハム
チャールズ・マクレイ : クリスチャン・ストルティ
メルヴィン・パーヴィス:  クリスチャン・ベイル
カーター・バウム捜査官:  ローリー・コックレイン



パブリック・エネミーズ17
【マイレビュー】

こういうセリフに僕はグッとくる。
自分の過去に穢(けが)れを感じているビリー(マリオン・コティヤール)に対してジョン(ジョニー・デップ)が言い聞かす言葉・・・

「聞いてくれ。人は来た道ばかりを気にするが、本当は行き先のほうが大事だ」


ク~~~ッ! 最高にかっこいい言葉だ。僕も使わせてもらおう、いつか(笑)

とにかくジョニー・デップがかっこいい。カッコよすぎる!
ストーリーなど度外視で本当にそれに尽きる感じだ。そして映画をものすごく価値のあるものにしている。
さすが世界一の俳優だと思う。「シザー・ハンズ」で一世を風靡した彼だが、こういう温かみのあるクールな役が本当に合っている。

パブリック・エネミーズ08

彼女と踊る曲がジャズナンバーの「Bye Bye Blackbird」
この曲がラストで大きな意味を持つが、日本人にはあまり理解しにくいので歌詞を少し紐解いておいたほうがよさそうだ。

ここで言う「バイバイ・ブラックバード」とは単純に「さよなら黒い鳥」のことではなく、『暗い過去や良いことがなかった都会生活を捨てて愛する人の待っている場所に帰ろう』という意味だと思う。
「ブラックバード」とはいろんな意味もあって、「Blackbirds」という複数形にすると、娼婦たちとそれに群がる男達と言う意味もあり、ひいてはそういう夜の街そのものを指すようだ。また「奴隷社会」「黒人差別」的な意味もある。

パブリック・エネミーズ05

ただこの歌詞の意味をこの映画になぞらえて解読すると、彼が言った先ほどの言葉、
「人は来た道ばかりを気にするが、本当は行き先のほうが大事だ」
やはりそれに通じるんじゃないかな。

「そんな暗い過去は捨てて俺と一緒に行こう」
それが彼らの自由であり、彼女に対する「Bye Bye Blackbird」なのだと僕は思う。

パブリック・エネミーズ15

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●ランナウェイ 逃亡者 THE COMPANY YOU KEEP

ランナウェイ06


2013年10月5日(土)公開

【作品情報】
「明日に向かって撃て!」など俳優として活躍する一方、「普通の人々」で第53回アカデミー賞監督賞を受賞、以降も「リバー・ランズ・スルー・イット」など名作を世に送り出すロバート・レッドフォードが、ニール・ゴードンのサスペンス小説を映画化。FBIの捜査の手をすり抜け30年近く行方をくらませていた過激派組織メンバーの姿を通し、社会の矛盾を描く。ベトナム戦争反対を掲げながらテロを起こしたウェザーマンという実在した過激派グループをモチーフにしている。

【ストーリー】
資本主義と共産主義が対立した冷戦の代理戦争と言うべきベトナム戦争。1969年、ベトナム戦争に反対を唱える過激派グループ“ウェザーマン”は連続テロを開始。FBIは彼らを最重要指名手配リストに入れるが、捜査の手をかいくぐり忽然と姿を消す。それから約30年。元“ウェザーマン”メンバーの一人が逮捕されたことを契機に、再び事件が注目される。新聞記者のベン(シャイア・ラブーフ)は事件を追ううちに、愛娘を男手ひとつで育てている一見すると過激派とは縁のなさそうな弁護士のジム・グラント(ロバート・レッドフォード)に行きつく。危機を察したジムは逃亡。FBIとベンが彼を追ううちに、事件の真相へと近づいていく……。

ランナウェイ07


【作品データ】
原題 THE COMPANY YOU KEEP
製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 ショウゲート(協力 ワーナー・ホームビデオ&デジタルディストリビューション)
上映時間 122分

【スタッフ】
監督 ロバート・レッドフォード
脚本 レム・ドブス
製作 ビル・ホールダーマン

【キャスト】
ジム・グラント(弁護士)/ニック・スローン - ロバート・レッドフォード
ベン・シェパード(新聞記者) - シャイア・ラブーフ
ミミ・ルーリー(元過激派メンバー) - ジュリー・クリスティ
シャロン・ソラーズ(元過激派メンバー) - スーザン・サランドン
イザベル・グラント(ジムの娘、11歳) - ジャッキー・エヴァンコ
ヘンリー・オズボーン(元警察署長) - ブレンダン・グリーソン
レベッカ・オズボーン(ヘンリーの娘) - ブリット・マーリング
コーネリアス(FBI捜査官) - テレンス・ハワード
ドナル・フィッツジェラルド(製材会社経営者、元過激派メンバー) - ニック・ノルティ
ジェド・ルイス(大学教授、元過激派メンバー) - リチャード・ジェンキンス
マック・マクロード(ミミのパートナー) - サム・エリオット
レイ・フラー(地元紙編集長、ベンの上司) - スタンリー・トゥッチ
ダニエル・スローン(ニック・スローンの弟) - クリス・クーパー



ランナウェイ05

【マイレビュー】

ロバート・レッドフォード、もう完全にシワシワである。こんな幼い女の子のお父さんじゃちょっと子どもがかわいそうだと思う。主演の逃亡劇だったが、体力もいるし、さすがにこれは監督を兼ねて無理してやったと思うが、疲労困憊で痛々しく逃亡も限界である。
あまりストーリーとしてもピンとこないし、無実を晴らす為なら他に方法はあったと思う。

ここでまたしても脱線コーナー:

このストーリーの中の会話にもあるとおり、昔はちょっと頭の良いヤツならみんな体制批判側に立って、集団で国家権力に刃向かっていたものだ。マスコミも警察も完全に主流派(国家側)にたっていた時代で悪いのはすべてテロ行為に明け暮れる若者のほうだと国策で情報操作や情報捏造が行なわれていた時代だ。議論の余地は全く無い世の中だった。多くの学生は学生運動に明け暮れていた。

それは日本も同じである。60年の安保闘争にスタートし、成田空港反対も然り、安田講堂占拠や浅間山荘事件なんかもすべて体制批判から生まれたもの。そういう学生運動の真ん中にいた人たちの中には、学生運動という「過去を隠して」自衛隊背広組や警察官僚になった人もいれば、各官庁の次官や、銀行の頭取や、事業を成功させて大会社の社長さんになった人もいる。逆にいまでも国際指名手配犯もいれば、死刑になった人もいる。多くは前科者として汚点がついた。そういう不公平な社会なのだ。

ランナウェイ03

なんとか自分達の手で体制を変えようと頑張った人たちではある。ただ国民を味方に付けられなかった。ぜいぜい都内でビラを配る程度しかなかっただろう。政府やマスコミからつけられた呼称は「過激派」だ。「恐ろしいテロ集団」というイメージだ。本当は「過激派」と呼ばれる人たちは学生やOB達のごく一部の「エリート」と呼ばれる人たちである。多くの学生達は自分たちのことは「全学連」と呼んでいたが、建物や機動隊に向かって「火炎瓶」や「石」も投げつけていた。彼らもとても熱かったが、ただ闘志も行動力も団結力もハンパ無くあったと思う。最近で言えば「中国の反日デモ」のような光景だった。

「親のすねかじって勉強もしないで何やってる。馬鹿どもだ、ありゃ。」
田舎の実家ではテレビのニュースを見ながら親父やお袋は幼い僕に言い聞かせるようにいつも言ってたぐらいだ。多くの国民は蔑んだ目で学生達を見ていたと思う。
多分今の時代では「●●反対!!」のプラカードさえ作らない。デモ行進もしないと思う。おとなしい国民に成り下がってしまったと思う。



ランナウェイ01

この映画について語るのは難しい。
ただこの映画でロバート・レッドフォードは何を伝えたかったのか。

「守るべきものために自分に何ができるか」

たぶんこれだろう。



★★ショーシャンクの空に

shawshank05.jpg

MovieWalkerより抜粋
1995年6月3日(土)公開

【作品情報】
20年近くの刑務所生活の中でもおのれを見失わず、ついには脱獄に成功した男の奇妙な逸話の数々と、その親友の囚人をめぐるヒューマン・ドラマ。ホラー小説の大家、スティーブン・キングの非ホラー小説の傑作といわれた中編『刑務所のリタ・ヘイワース』(邦訳は新潮文庫『ゴールデンボーイ』に所収)を、「フランケンシュタイン(1994)」の脚本家、フランク・ダラボンが初監督と脚色を手掛けて映画化。製作はニキ・マーヴィン、撮影は「未来は今」のロジャー・ディーキンス、音楽は「ザ・プレイヤー」のトーマス・ニューマン、美術は「ドクトル・ジバゴ」「オリバー!」で2度アカデミー賞を受賞したテレンス・マーシュがそれぞれ担当。95年度キネマ旬報外国映画ベスト・ワン作品。

【ストーリー】
1947年、ショーシャンク刑務所。銀行の若き副頭取、アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、妻と間男を殺した罪で刑に服した。誰とも話さなかった彼が1ヶ月後、“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)に、鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、ロックハンマーを注文する。一方あらくれのボグズ一派に性的行為を強要され常に抵抗したアンディは2年間生傷が耐えなかった。49年、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、監視役のハドレー刑務主任が死んだ弟の遺産相続に関わる税金問題で愚痴をこぼしているのを聞き、非課税となる方法を助言する。彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、必要な書類作成を申し出た。取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき彼は囚人仲間から一目置かれるようになる。ノートン所長(ボブ・ガントン)から図書室への異動を命じられると、空き時間には刑務官らの所得税申告や節税対策も受け持つようになる。彼は刑務所の図書室の拡張予算獲得のために市や州あてに毎日のように手紙を書きつづけ、6年後にそれがついに実現する。所長は市や州から予算を得たことを好いことに不正に手を染め、その裏金管理さえもアンディに任すようになる。

shawshanks.jpg

【作品データ】
原題 The Shawshank Redemption
製作年 1994年
製作国 アメリカ
配給 松竹富士(松竹=アスミック 提供)
上映時間 143分

【スタッフ】
監督 フランク・ダラボン
脚本 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング
製作総指揮 リズ・グロッツアー 、 デイヴィッド・レスター

【キャスト】
Andy Dufresne ティム・ロビンス
Ellis BoydRedRedding モーガン・フリーマン
Heywood ウィリアム・サドラー
Warden Norton ボブ・ガントン



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【マイレビュー】
『秀逸シネマ紹介』をやっていて、いままでこの作品を載せていなかったのは完全な手落ちだった。

なんか、評価や出来栄えについて素人がどうのこうの言える作品じゃない。原作・脚本、配役から構成からカットから展開から映画作品としてパーフェクトだと思う。

なんというか人生における大事なすべての要素がこの映画の中にぎっしり詰まっている気がする。

この映画が今迄で一番好きだという人に何人出会っただろう。数え切れない。
今改めて鑑賞してみて僕が年を重ねるに連れてそれに比例して理解できたこともたくさんあった。

ネタについては観ていない人のためにあえてここでは伏せるが、映画の中では収監されている何十年という期間にその時代に合わせた女優のポスターが変わってゆく。モノクロの「リタ・ヘイワース」から「マリリン・モンロー」、そして最後はカラーの「ラクエル・ウェルチ」へと、そのポスターを観ている僕らも歳月の流れを自然に感じることが出来るから不思議だ。

僕が気に入ったフレーズをいくつか書きとめた。

30年以上収監されているレッド(モーガン・フリーマン)のセリフ
「あの塀を見ろ。最初は憎んだ。だが今はあの塀を頼りにしている。」
「シャバじゃ生きられん。ここが家だよ」
「更正? 仕事を作るためにあんたらが勝手に作った言葉だ。何の意味も無い」

アンディ(ティム・ロビンス)のセリフ
「心の中は誰にも奪えない。希望だよ、希望を失っちゃいけない。」
「外では真面目だったのに服役して悪党になった(苦笑)」
「二通りある。必死に生きるか。必死に死ぬかだ」

もう20年ちかく昔の作品だが、全く色あせない。

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●大脱出 ESCAPE PLAN 

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MovieWalkerより
【作品情報】
一時代を築いたアクションスター、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが『エクスペンダブルズ2』以来となるタッグを組み、本格共演を果たしたアクション大作。脱獄のプロと囚人が協力し、洋上に浮かぶ難攻不落の監獄からの脱出を試みるさまが描かれる。監督は『シャンハイ』のミカエル・ハフストローム。

【ストーリー】
絶海に浮かぶそのタンカーは、世界中の重犯罪者たちから恐れられ、一度入れば二度と出ることが出来ない巨大な監獄。“墓場”と異名をとるこの船に、世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロであるブレスリン(シルベスター・スタローン)が投獄される。何者かの手によって拉致され、犯罪者の汚名を着せられた彼は、自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため、自らも設計に関わったこの監獄の脱出計画を練り始める。そんな中、凶暴な手下たちを率いる囚人たちのボス、ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れる……。

【作品データ】
原題 ESCAPE PLAN
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
上映時間 116分

【スタッフ】
監督 ミカエル・ハフストローム
脚本 マイルズ・チャップマン 、 ジェイソン・ケラー
原案 マイルズ・チャップマン

【キャスト】
ブレスリン シルヴェスター・スタローン
ロットマイヤー アーノルド・シュワルツェネッガー
ホッブズ ジム・カヴィーゼル
ハッシュ カーティス“50セント”ジャクソン



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【マイレビュー】
『海に浮かぶその監獄は 作ったものすら破れない…』なんていうキャッチフレーズ付けちゃって。この監獄の場所がどこにあるかってことがストーリーの中では大きな謎だったのに、あんな映画ポスターでネタ晴らししちゃってたんだな。何の予備知識も持たないほうが絶対に面白いはずなのに、もうっ、配給会社のお馬鹿さん。
僕なんかが船が爆破された写真までのっけても文句は言われまい。

スタローンとシュワちゃんがこんな一大アクション娯楽映画で競演しちゃった。「エクスペンダブルズ2」ではシュワちゃんは知事の仕事が忙しくて、ちょこっとしか出ていなかったはず。
二人とも相当お年なのだが、胸板はいつまでも厚い。さすがにこの映画では裸にはなっていないが、看守による囚人への拷問のシーンや暴動、囚人同士のケンカ、懲罰房での熱射ライトで焼かれるシーン、脱出のための水中シーンなど、とても60過ぎとは思えない体を張った二人のアクションシーンも豊富だった。

もう常識だけど、スタローンが出る映画はいつも話の筋書きが観る前から分かる。スタローンには表情が無いし、普段からあんまり感情も無いように見える。やっぱり喜怒哀楽の『怒』の部分しか出来ないんだよな。
だから今まで、アカデミー賞ノミネートは3回程度。それに比べ、「ラズベリー賞」ノミネートは毎年常連だし、いままで何度も受賞しているからな。

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最後まで観るとスタローンの「デイライト」や「ランボー」、シュワちゃんの「トゥルー・ライズ」や「T2」なんかを適度に絡めて、ミックスしたような感じがする。
とりあえずスタローンが主役ではあった。
シュワちゃんの役は本当は誰でも良かったと思うが、映画の売名行為、あっいや、宣伝効果抜群なのでその話題性を集めたってことで○ですな。

この映画でもお約束の、極悪人を収監するこの刑務所長ホッブス(ジム・カヴィーゼル)は、見た目若いがとってもワル知恵が働き陰湿でサディストであり、右腕となるイカつい部下も同様である。
だとしてもね。結果的には囚人管理側の人間が囚人よりも悪い奴らにされちゃって、そんなサド所長も黒づくめの看守たちも、双眼鏡で海を見ていただけの船長も、甲板船員たちも全員皆殺しにして、「大成功!!」的な、事の善悪や信念も、気になるシーンにも何の伏線も無く、とにかくマシンガンを撃ちまくりで、滅茶苦茶で、スカッとするが決して正しくないハッピーエンドを堪能されたい方は観ることをオススメするが、それ以外の方はやっぱりやめたほうがいい。
期待以上でも期待以下でもなく、やっぱりいつもの「スタローン映画」なのである。

ただ僕自身はなんだかんだ言っても一気に観れてスカッとして、意外と面白かったのです。

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★完全なる脱獄

完全なる脱獄1

ギャングのカイーネクは、敵対組織のメンバーを殺害した罪で終身刑の判決を受ける。その後10年間、幾多の脱獄を図るが失敗、現在は最強の警備システムを誇る重犯罪者専用の刑務所に収監されていた。女弁護士のポコロヴァは、被害者の証言や証拠物件の不審な点からカイーネクの無実を確信、新たに再審請求を行うが却下されてしまう。事件の裏に悪徳警官たちの陰謀を察知したポコロヴァは調査を開始、カイーネクも巨悪に立ち向かうべく難攻不落の刑務所からの脱獄に向けて動き出す!



2010年 - チェコ映画

チェコ映画というのは初めて観たと思う。
ロシア映画の「ドラゴンタトゥーの女」の印象とストーリーも展開も全く違うが、同じ匂いがする映画だった。
この映画は実話に基づいているとのことだが、ことの真相はやっぱりどこかはっきりしていない。
そして、エンディングでは観るものを不完全燃焼させてしまう。

アメリカ映画のように、実話なのに主人公をヒーロー化したり、サクセスストーリーだったり、ハッピーエンドだったり、勧善懲悪を徹底するような映画ではないために、それに慣れ親しんでしまっていた僕としては、やたらイライラし、頭を使わされ、最後までやりきれない気持ちに持っていかれてしまった。

だがそれがこの映画の大きな狙いでもあると思うし、逆にそういうところがとても印象に残る素晴らしい映画だと思う。

カイーネクを演じたこの役者さんはむちゃくちゃかっこいい。
こんな風に年を取りたいものだ。



●ウェイバック~脱出6500km~ WAY BACK

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1939年、ポーランドは国土をナチス・ドイツとソビエト連邦に分割占領された。ポーランド人兵士ヤヌシュ (ジム・スタージェス) は、ソ連占領下地域にてスパイ容疑で逮捕され、ソ連の将校 (ザハリー・バハロフ) に尋問されるが、罪を認めることはしなかった。ヤヌシュは20年の懲役を宣告され、妻 (サリー・エドワーズ) をポーランドに残して、1940年にスターリン体制下のソ連の矯正労働収容所へ送られる。
シベリアの収容所での過酷な環境で囚人が次々と死んでいくのを目にしたヤヌシュに、収容所に長くいるロシア人俳優カバロフ (マーク・ストロング) が脱獄話を持ちかける。同じく収容所生活が長いアメリカ人技師ミスター・スミス (エド・ハリス) からはカバロフの話を本気にしないよう言われるが、本気なら付いていくとも言われる。
ヤヌシュは、画家志望のケーキ職人トマシュ (アレクサンドル・ポトチェアン) と夜盲症の若者カジク (セバスチャン・アーツェンドウスキ) というポーランド人二人を仲間に引き入れる。他にラトビア人牧師ヴォス (グスタフ・スカルスガルド) とユーゴスラビア人会計士ゾラン (ドラゴス・ブクル) も仲間に入れ、脱出計画を練る。
脱出直前、ロシア人ヴァルカ (コリン・ファレル) から仲間に入れるようヤヌシュは強要される。ヴァルカは収容所で幅をきかせるロシアの犯罪集団ウルキの一員だが、借金が嵩んで命が危うくなっていたのだ。
こうして寄せ集め集団の彼らは真冬のシベリアに飛び出し、南を目指す。集団農場から脱走した少女イリーナ (シアーシャ・ローナン) もバイカル湖手前から加わり、結束しながら氷点下の世界をひたすら歩く。モンゴルとの国境を超え、ソ連を脱したのを喜んだのも束の間、そこはソ連と密接な関係をもつ共産主義国家だと知る。モンゴルも、その南に位置する戦時中の中国も安泰ではない。それならばと、灼熱のゴビ砂漠、世界の屋根ヒマラヤ山脈を越え、自由を求め彼らはイギリス領インド帝国を歩いて目指すのだった。



実話を題材にしたもので、過酷で壮絶な亡命脱出劇である。
映画にしても相当な苦労があったろうと思う。
共産主義から逃れ、独裁主義からも逃れ、ヒマラヤさえも越えるその原動力は、たった一つ、自由という名の「希望」だけである。
生きるために歩く・・・人間としての「尊厳」も知ることができる映画だ。

特に助演のミスター・スミス(エド・ハリス)の男らしさと渋さ、それに僕の大好きな女優シアーシャ・ローナン演ずるイリーナの愛らしさがこの映画を引き立てている。

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プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

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