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★オール・ユー・ニード・イズ・キル

edge of tomorrow16

2014年7月4日(金)公開

【作品情報】
桜坂洋のライトノベルをトム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、謎の侵略者との戦闘に挑んでは戦死するという不条理な世界に囚われ、同じ出来事を永遠に繰り返す男が同じ境遇にいる女性兵士と出会い、現状を打破しようと奮闘する姿が描かれる。監督を務めるのは『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン。

【ストーリー】
近未来。地球は謎の侵略者からの攻撃を受け、そのあまりの戦闘力の高さに人類はなすすべもなかった。ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は決死の任務にあたるが、敵にダメージを負わせることなく戦死。しかし気付くと時は出撃前に戻っていた。少佐はタイムループに巻き込まれていた。幾度となく出撃と戦闘、死を繰り返すうちに、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)が彼と同様にタイムループに巻き込まれていることを知る。戦いを繰り返しながら少佐は戦闘技術を磨いていき、二人はこのタイムループから抜け出す糸口を探る……。

edge of tomorrow11


【作品データ】
原題 EDGE OF TOMORROW
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 113分

【スタッフ】
監督 ダグ・リーマン
脚本 クリストファー・マッカリー 、 ジェズ・バターワース 、 ジョン=ヘンリー・バターワース
原案 桜坂洋

【キャスト】
ウィリアム・ケイジ少佐:  トム・クルーズ
リタ・ヴラタスキ:  エミリー・ブラント
ファレウ曹長:  ビル・パクストン
グリフ:  キック・ガリー
クンツ:  ドラゴミール・ムルジッチ
ナンス: シャーロット・ライリー
スキナー:  ジャナス・アームストロング
フォード:  フランツ・ドラメ
ブリガム将軍:  ブレンダン・グリーソン



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【マイレビュー】
原作のことはよく知らなかったがこのストーリーが日本人の桜坂洋さんという作家のものだとエンドロールで出たときは「オッ!」と思った。
やはり細かな筋書きが日本人っぽい。
何度も失敗を繰り返し、その経験をバネに一つ一つの技術をコツコツと積み上げていく様は本当に日本人の気質そのものだったように思う。


edge of tomorrow08


観る前まではエイリアンとの単純な戦闘モノだと思って観ていたがそうじゃなかった。
タイムループを絡めたロールプレイングを繰り返すことによるソルジャー養成&ラスボス対決&地球を救う系ストーリーだった。このほぼ100回を超える訓練タイムループのたびにいちいち”死ぬほどの痛み”を伴うトム・クルーズに同情してしまったりもした(笑)。

さらにトム・クルーズ映画としては珍しくいきなり”腰抜けで兵士に向かない軟派”な役柄だったことがすこし好感が持てた。


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エミリー・ブラントがこんなアクションものをこなすとは恐れ入った。どちらかと言えば「スカートを履いた」役柄が多いイメージだ。
男勝りにサバサバとしていて頼りがいがあるのだが魅力的な戦士だった。単純にセクシーな役なら誰でもできるが、こういう体を張った難しい役をとても自然に演じていたと思う。ますますファンになった。


edge of tomorrow03


VFX技術も編集技術の高さも申し分ない。
ノルマンディー上陸作戦の再現のような設定もよかった。いま話題の”ドローン”のような戦闘ヘリがビッシリ空を埋め尽くすシーン。

また、何度も繰り返すタイムループをどう表現するかでこの映画の良し悪しが決まる。
ループごと複数パターンの撮影もかなりややこしかっただろう。本来とても分かりづらいデジャブ的表現やソルジャーとしてのレベルアップをとてもうまく表現できていたと思う。

ヘルメットを被っている間の今までとは違うズッコケのトム・クルーズも是非観ていただきたい。
いつまでたっても彼は若い。そう感じた。


edge of tomorrow01


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▲バトルシップ

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MovieWalkerより抜粋
2012年4月13日(金)公開

【作品情報】
ユニバーサル映画100周年を記念して製作されたアクション巨編。超好戦的なエイリアンを相手に、人類の存亡をかけた闘いを迫真の海戦シーン満載で描く。監督は『ハンコック』のピーター・バーグ。『マイティ・ソー』でハリウッド進出を果たした浅野忠信が、自衛艦のカリスマ指揮官という重要な役どころで出演している。

【ストーリー】
ハワイ沖。アメリカをはじめとする世界各国の自衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった。弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか。

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【作品データ】
原題 Battleship
製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 130分

【スタッフ】
監督:  ピーター・バーグ
脚本:  ジョン・ホーバー 、 エリック・ホーバー 、 ブライアン・コペルマン 、 デイヴィッド・レヴィーン

【キャスト】
アレックス・ホッパー中尉:  テイラー・キッチュ
サマンサ:  ブルックリン・デッカー
ストーン・ホッパー:  アレキサンダー・スカルスガルド
レイクス:  リアーナ
ナガタ:  浅野忠信
シェーン提督:  リーアム・ニーソン




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【マイレビュー】
う~ん、本当はあまりレビューしたくない映画だったのだが、浅野忠信の好演で従来の ”アメリカ単独ヒーロー型地球救出ストーリーというワンパターンの回避”ができたという点を最大限に評価して『イマイチ』▲とする。


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エイリアンとの戦闘モノというごくありふれたアメリカン映画の中では珍しく、戦場が「海上」だった。
エイリアンと飛行物体と合同軍事演習艦隊、あとは海だけであり、地上の余計なデティールを描く必要なかったこともあってか、ミサイル撃ち放題でのびのびとバトルシーンが展開された。

ただしCGやVFX技術は相当高い。
人工衛星とぶつかって壊れた宇宙船の残骸が香港に落下するシーンはとても迫力があった。そのへんはまったく妥協がなく良かった。


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CGやVFXを駆使した特撮的な映像面ではまったく文句はないが、そこに力を注ぎすぎてストーリーがスカスカで何の深みもない。

エイリアンとの話し合いの機会もなく、目的も分からないのに”戦闘ありき”で物事が進み、ただ戦艦を繰り出して犠牲を出し、憎しみも生まれて互いに入り乱れて攻撃しあうだけの幼稚なストーリーだった。日本の戦略が功を奏す場面だけは良かったが・・・。
小中学生まではこれで満足するかもしれないが殆どのビューワーは絶対に満足しないと思う。


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BATTLESHIPと言うゲームがあるらしいが、それになぞられて作られているのだろうか。
僕はゲーマーじゃないから、ただ迫力があればいいってもんじゃないし、大砲や銃を撃って敵を攻撃し、ミサイルで爆撃し、すべてを破壊すればスッキリするわけでもない。

僕にとってはあの宇宙人の真の目的を知らずして、”地球を守った気取り”がいささか鼻につく映画だった。
ブログで紹介する映画としては僕評価で『秀逸とはいいきれない作品』となるが、観る人によっては大迫力のために満点を付ける人もいる賛否両論映画だと思う。



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●2ガンズ

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2013年11月1日(金)公開

【作品情報】
デンゼル・ワシントン&マーク・ウォールバーグ主演のアクション大作。お互いの素性を知らずに麻薬組織で潜入捜査を行っていた男たちが度重なるピンチに遭遇しながらも、力をあわせて乗り越えていく姿が描かれる。監督は実在の海難事故を描き話題を呼んだ『ザ・ディープ』のアイスランド人、バルタザル・コルマキュル。

【ストーリー】
麻薬取締局(DEA)の捜査官ボビー・トレンチ(デンゼル・ワシントン)と海軍情報部将校のマイケル・スティグマン(マーク・ウォールバーグ)は、潜入捜査のためお互いの正体を知らぬまま、メキシコの片田舎でマフィアの手先としてコンビを組んでいた。そんな中、ようやく組織のしっぽを掴み、4000万ドル(約40億円)という大金を強奪した二人。だが、その大金は忽然と消失、ボビーはマイケルの裏切りを知るのだった。ところが、マイケルも海軍の上司の裏切りから大金を失ってしまう。実はこの金はCIAの裏金でもあった。汚れた4000万ドルを取り戻すべくボビーは再びマイケルと手を組むが、麻薬取締局や海軍情報部、CIA、マフィアが二人を追い詰めていく……。

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【作品データ】
原題 2 Guns
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間 109分

【スタッフ】
監督 バルタザル・コルマキュル
脚本 ブレイク・マスターズ
原作 スティーブン・グラント

【キャスト】
ボビー・トレンチ:  デンゼル・ワシントン
マーカス・スティグマン:  マーク・ウォールバーグ
デーブ:  ポーラ・パットン
アール :  ビル・パクストン
クインス:  ジェームズ・マーズデン
トゥウェイ提督:  フレッド・ウォード
パーピ・グレコ:  エドワード・ジェームズ・オルモス




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【マイレビュー】
アメリカならではの痛快アクション映画だった。作風やストーリーは使い古されてはいるが、この二人の凄腕コンビが流石の個性を保っていていい。

僕が観た順になるので映画の製作年が前後するが、デンゼル・ワシントンは『イコライザー』を、マーク・ウォールバーグは『テッド』と『ローン・サバイバー』を足して2で割ったようなキャラ設定である。

デンゼル・ワシントンは何をやってもどんな役柄にも安定感抜群である。彼を想定して原作や脚本が書かれているような感じさえする。
マーク・ウォールバーグは『ディパーテッド』での助演振りが好評で、その後いろんな役柄に抜擢されほとんどが高評価でいまや引っ張り凧の脂の乗りまくった俳優である。顔つきは優しそうで繊細な感じも受けるが、腕や胸の筋肉とかすごく鍛え上げている。意外だが若いころは暴力事件で警察に何度もお世話になっているほど結構ヤンチャだったようだ。


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この二人のコンビ映画がどれほどの興行成績だったかはウィキを調べてないので分からないが、類似する『リーサル・ウェポン』シリーズのように、あと2~3作は続くかといえば・・・う~ん、て感じかな。

麻薬取締局、アメリカ海軍情報部、それにメキシコの麻薬マフィアおまけにCIAが絡んだ大金をめぐる争いという大風呂敷を広げておいて、「マスコミ」も「FBI」も「政治家」も登場しない、地元の警察がちょろっと顔を出す程度である。やたらと草原とか砂漠とか牛小屋みたいな田舎風景ばかりが決闘舞台になる。結局最後は私利私欲だけの戦いになってしまっていたのがとても残念。


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この映画では往年の「アメ車」が数多く登場する。車は銃弾や爆弾でボッコボコにされたり吹っ飛ばされたりするのだが、アメ車好きの製作側の意思とこだわりが強く感じられる。
ドイツ車を揶揄したりして車に関する会話もあるので、そのあたり車好きの方はツボに嵌るかもしれない。

二人のコンビネーションは抜群だったが、あまりにもCIA捜査官のアール役のビル・パクストン、彼の持ち味である「チンケ」さがこの映画全体を薄っぺらくしてしまったように思うが、それはコメディー部分とかユーモアとしての狙いなのだろうか。だったら分かりづらいから意味が無い。とにかくカラダ全体にCIA独特の異質な”スゴミ”がまったく無い彼にあの役は絶対に向かない。

僕の評価としては●「まあまあ映画」ってとこで。スカッとしたい方にはおススメかな。


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●12 ラウンド

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Wikipediaより抜粋
劇場未公開

【作品情報】
2009年にアメリカで公開されたアクション映画。アメリカのプロレス団体「WWE」が、団体所属レスラーのジョン・シナを主演に製作した。日本では劇場公開されずビデオスルーになった。WOWOWで放送された際には、『12 ラウンド 復讐のデスマッチ』という副題が付けられた。

【ストーリー】
ニューオーリンズ市警に勤務するダニー・フィッシャー(ジョン・シナ)は、ある夜大物強盗犯のマイルズ・ジャクソン(エイダン・ギレン)を逮捕することに成功するが、その時にマイルズの恋人は逃走しようとして車にはねられ死んでしまう。それから1年後、マイルズは恋人を殺された復讐をするために、刑務所を脱獄。しかも、彼によってダニーの恋人モリー(アシュレイ・スコット)が誘拐されてしまう。そして彼はダニーに対して「恋人を無事返して欲しければ、街中に仕掛けた12のトラップを制限時間内に解除しろ」と脅迫してくるのだった。制限時間を過ぎれば、モリーだけではなく多くの市民が犠牲になってしまう。ダニーはこの恐怖の12ラウンドに勝利するため奮闘する。

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【作品データ】
原題:  12 Rounds
配給:  20世紀フォックス
公開:  2009年3月27日
上映時間:  110分
製作国:  アメリカ

【スタッフ】
監督:  レニー・ハーリン
脚本:  ダニエル・クンカ
製作:  マーク・ゴードン、ジョシュ・マクラフリン、マイケル・レイク
製作総指揮 ベッキー・クロス・トルヒーリョ

【キャスト】
ダニー・フィッシャー:  ジョン・シナ
マイルズ・ジャクソン:  エイダン・ギレン
モリー・ポーター:  アシュレイ・スコット
ジョージ・エイキン:  スティーヴ・ハリス
ハンク・カーヴァー:  ブライアン・J・ホワイト
レイ・サンティアゴ:  ゴンザロ・メネンデス
エリカ・ケッセン:  タイラー・コール



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【マイレビュー】
「ダイハード2」や「クリフハンガー」それに「ディープブルー」などの作品で有名なレニー・ハーリン監督の映画だと言うことで、お金をかけまくったアクション大作になっていたが、日本では劇場公開にいたらずビデオスルーとなった作品。
ダイハード2の二番煎じという感じが否めなかったが、アクション物としては面白かった。


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脱獄した男が復讐のために繰り広げる時間制限つきの12ラウンドゲーム。
恋人をさらわれたうえに、爆弾やら色んな仕掛けがいたるところに設置されている。
脱獄したばかりなのにそんな大仕掛けの時間がよくあったな!というツッコミをとりあえずひとつ。
町中がはた迷惑なゲームだ。警察もお祭り騒ぎの能天気な住民をちゃんと先に避難させろよ!二つ目。
命に関わる肝心なときに携帯に出ろよ!三つ目。

謎かけをひとつ。
「FBI」 と掛けまして 「女のヒステリー」 と解く その心は・・・


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 「うるさいだけでいつもクソの役にも立たない」

とにかくそういうアクションものにつき物の後手後手感というのはこの監督作品の「ダイハード2」にもあったが、むしろ”ツッコミどころ”というのは製作者側からビューワーへのプレゼントと思ったほうがいい。
しかも計算のうち。結局手玉に取られたり翻弄されてるのは観ているこっち側だったりするのだ。

そうやって観たほうが楽しく観れるのだ。
だからツッコミたいがためにネタバラシするのは映画ビューワーとして一番やっちゃいけない行為なのでこのへんで。


主演の「ジョン・シナ」は観たことのない俳優だったので、あとで調べてみたら驚いた。なんとアメリカのプロレス団体「WWE」所属のレスラーだった。はっきり言ってプロレスラーにしておくにはもったいない。日本で言えば魔裟斗とか武蔵、最近では真田聖也でしょうか。彼らにあんな演技ができるだろうか。いやいやいや。
ただ僕は日本語吹き替え版を観たので声優さんが良かったのかもしれないな(笑)。


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悪役のエイダン・ギレンの存在感がやっぱり凄く利いていた。
彼も映画ではよく見る役者だが、どちらかと言えば現在テレビ主体で活躍しているようだ。テレビアクターとして栄えある賞を多く受賞している。
アイルランド国籍ということで納得できた。
この映画では悪役を演じていたが、良い意味でアイルランド人特有の厭世感と反骨心が体からにじみ出ている。とても優しそうで色気のある役者である。


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全世界で公開するためにダイハード2に匹敵するだけのお金をかけまくった映画であることは間違い無い。
全米だけでは赤字だったかもしれない。
主演に知名度が無くそのせいで日本で未公開になったと思う。

そういった日本の配給会社の打算的行為のせいで良い映画が日本で観られなくなったこともいままで数多くある。
この映画が素晴らしいとは言っていないが。


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▲デス・リベンジ

IN THE NAME OF THE KING02

劇場未公開

【作品情報】
『トランスポーター3』のジェイソン・ステイサム主演で放つ臨界点突破のソード・アクション。家族を殺された悲しみから、野生の闘争本能をむき出しにした壮絶な復讐劇を描く。 監督を務めるのは「アローン・イン・ザ・ダーク」のウーベ・ボル。

【ストーリー】
愛する家族に囲まれながら畑仕事に勤しむ農夫、ファーマー(ジェイソン・ステイサム)。だが、そんな彼のささやかな日常は、ある日を境にもろくも崩れさる。秩序を持たないはずの辺境の怪物たちが突如として軍勢を組み、各地の村々で虐殺を始めたのだ。この混乱の中、無念にも子供を殺され、妻をさらわれてしまったファーマーは復讐を決意。仲間と共に怪物をせん滅するべく本拠地を目指すが、その壮絶な戦いの旅には彼の運命を変える大きな試練が待ち受けていた……(amazonDVDより)

IN THE NAME OF THE KING03

【作品データ】
原題: IN THE NAME OF THE KING: A DUNGEON SIEGE TALE
製作年度 2007年
上映時間 127分
製作国 ドイツ/カナダ/アメリカ
公開情報 劇場未公開
ジャンル アクション/ファンタジー

【スタッフ】
監督: ウーヴェ・ボル
製作: ショーン・ウィリアムソン、ダニエル・クラーク
原案: ジェイソン・ラパポート
脚本: ダグ・テイラー

【キャスト】
農民(ファーマー):  ジェイソン・ステイサム
ミュリエラ:  リーリー・ソビエスキー
ガリオン:  レイ・リオッタ
ノーリック:  ロン・パールマン
メリック:  ジョン・リス=デイヴィス
ソラナ:  クレア・フォーラニ
エロラ:  クリスタナ・ローケン
ファロウ:  マシュー・リラード
タリッシュ:  ブライアン・ホワイト
バスティアン:  ウィル・サンダーソン
ハレット:  ロン・セルモア
コンリード王:  バート・レイノルズ



IN THE NAME OF THE KING04


【マイレビュー】
日本劇場未公開作品なのでDVDとかで観るしかない作品だ。
ジェイソン・ステイサム主演作品で未公開ってのもかなりなワケアリ作品である。この作品でウーヴェ・ボル監督がラスベリー賞(最低監督賞)を受賞している。
その理由を含めて紐解いてゆこうと思う。

まずストーリー展開から。
この世の中で一番ありふれた”リベンジ展開”の作品である。
そこんとこはっきりしないが、絶対に観たことのある作品と同じであること間違い無い。なので真新しさがまったく無いのだ。「ロード・オブ・ザ・リング」かな、とにかくそのあたり。あまり好きではない怪物との戦闘モノだった。

IN THE NAME OF THE KING06



ジェイソン・ステイサムはとても好きな俳優だが、何役をやらせてもワンパターンであることに最近気付いた(笑)
まさにワンパターン絶頂期の2007年の作品ではあるのだが、この作品も、「トランス・ポーター」のしゅっとしたスーツからボロボロの農民服に変わっただけで顔も(あたりまえ)性格も行動も無口さも佇まいにしても完全なる生き写しなのだ。

も~~っ!彼の一ファンとして残念でならない。
彼自身がアクション主体の映画が好きだってことは絶対に間違いないしそれは僕も十分評価しているのだが、なぜ俳優としてもっと多彩な役に挑戦しないのか、何故闘うかっこいい男のイメージばかりを優先して仕事を選ぶのか、そのアクション需要に応えてゆくだけの役者でいいのかって思ってしまう。

僕は彼にS.スタローンとかスティーブン・セガールを目標にして欲しくないのだ。せめてシュワちゃんなら許してもいい。

「エクスペンダブルズ」で二度もS.スタローンと一緒にやっていて気付かなかったかなあ。
演技の基本なんかより、体づくりや戦闘アクションを優先してしまった男の末路を見た気がしなかったか。ちょっとサブいかも・・・なんて感じなかったのだろうか。


IN THE NAME OF THE KING05


これから彼にはもっともっと演技の幅を広げて欲しいと願っている。取り廻しが利いて、コメディーでもお涙頂戴の物語でもどんな役でもこなせて、老後も引っ張り凧の「なんでもござれ」の俳優生活を送って欲しいと思っている(笑)。
例を挙げればトム・ハンクスを足したような演技派アクションスターを目指して欲しい。


この映画、ジェイソン・ステイサムには名前が無く、農民(ファーマー)っていう役名だった。大いなる突っ込みどころだったが、問題はその女房ソラナ役のクレア・フォーラニの演技である。

彼女はウーヴェ・ボル監督の演技指導や采配のバカさ加減の被害者とも言えるが、自分だっておかしいと思わなかったのだろうか。
人質になっていたところをファーマーに救出され、「愛してる」と言ってくれたファーマーに対して、”愛する息子を殺されたのに” 満面の笑みでキスを受けるところなど、ストーリーの流れをまったく無視している演出で意味が解らなかった。ありえない”幸せ満開スマイル”である。
立ち直りの早すぎることに観ていてムカツクほどだ。
しかも「愛してる」という言葉を云うか云わないかというくだりを冒頭でフリとして使い、それに対してのオチではあるのだが、それさえ「ゴースト~ニューヨークの幻~」のパクリであり、この映画の展開としてはまったく不要な流れのひとつだった。


また、こういう埃っぽい戦いの映画の中ではお約束の綺麗どころのはずだったミュリエラ役のリーリー・ソビエスキー。
彼女、本当に女優と言えるのだろうか。
何をしても一定の顔である。まるでモアイ像だ。
何の表情も無く、無機質で、しかも不感症っぽい。ストーリー全体にも必要な役柄と思えなかった。


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まだまだあるが、国王役のバート・レイノルズにはまったく威厳が無かった。目に力が無く、貧相で、頭が悪そうで、髪は白いのに眉毛だけが黒々としていて、ボケ老人のような表情だった。まったく国王らしくない。この国王の子と言われてもあまり嬉しくない(笑)。完全なミスキャストだ。


この”駄作に近い映画”のなかで唯一光った演技をしていたのはファロウ役のマシュー・リラードだけだった。
なんとも小憎らしく狡猾で姑息でそれでいて臆病者の王位の第一継承者役だったが、彼の存在がたった一つの救いだった。こういうストーリーには特にありがちな存在ではあるが演技としてとても素晴らしかった。

演技はずば抜けてよかったのだが、ストーリー展開が良く無い。
そんなずるがしこく、とにかく憎たらしいほどの存在感のある彼が国王に対して重大な罪を犯していたのがバレたのに、兵士に連行されて右から左へフレームアウトしただけ。
何の罰も与えないで終わりかいっ!と絶対に誰もが思うはずである。

ただそこは俳優である彼のせいじゃない。
彼もこの映画で「ラズベリー賞」を獲得したウーヴェ・ボル監督による采配の犠牲者だったのである。

今日はちょっと腹の立つストーリーだったので、興奮してネタバレ気味になってしまった(失敬)。

是非一度観てほしい。そして僕のこの思いを共感して欲しいと思う。


IN THE NAME OF THE KING01


●バレッツ / 22 BULLETS / L'immortel

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MovieWalkerより抜粋
2011年2月19日(土)公開

【作品情報】
銃撃を浴びながらも生き永らえ、“不死身”と呼ばれた伝説のマフィアのボス、ジャッキー・アンベールの実話を映画化したバイオレンス・アクション。家族に危害を加えようとするかつての親友への復讐を誓うマフィアのボスをジャン・レノが熱演。監督は『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』のリシャール・ベリ。

【ストーリー】
かつてマルセイユの街を支配するマフィアのボスだったシャルリ(ジャン・レノ)。現在は愛する家族と平穏な生活を送っていた。しかしその幸せは、何者かの突然の銃撃によって奪われる。全身に22発もの銃弾を撃ち込まれ、生死の境を彷徨うシャルリ。奇跡的に一命を取り留めると、引退後も彼を慕うカリム(ムサ・マースクリ)ら3人の仲間たちが犯人を突き止める。シャルリを撃ったのは、“死んでも友達”と誓い合った古くからの友人ザッキア(カド・メラッド)だった。復讐しようと主張するカリムだったが、シャルリは“報復が戦争となり、一生引退できなくなる。足を洗うと家族に誓った”と制止。だが、それがカリムの死を招き、ついに愛する家族までも危険に晒すことに……。そして、事態が息子の誘拐にまで発展した時、シャルリは決意を胸に立ちあがる……。

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【作品データ】
原題 22 BULLETS
製作年 2010年
製作国 フランス
配給 クロックワークス
上映時間 115分

【スタッフ】
監督 リシャール・ベリ
原作 フランツ=オリヴィエ・ジーズベール
製作 リュック・ベッソン 、 ピエランンジュ・ル・ポギャム

【キャスト】
シャルリ・マッテイ:  ジャン・レノ
トニー:  カド・メラッド
マーティン:  ジャン=ピエール・ダルッサン
マリー:  マリナ・フォイス
カリム: ムサ・マースクリ
パスカル:  リュック・パラン
オレリオ:  リシャール・ベリ



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【マイレビュー】
ジャン・レノの今から約5年前ほどの作品だ。
迫力ある映画だった。ただオートバイのシーンだけは間違いなくスタントマンの大活躍だろう。
マルセイユのマフィア同士の争いと報復の連鎖のバイオレンスストーリーだった。

この映画の悪い点はただ一つ。
悪いヤツがみんな”ハゲ”なので見分けがつくまでちょっと時間がかかった、ことかな(笑)。


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オレリオ役として本人もちゃっかり出演しているのだが、まだ数作しか手がけていない俳優出身の監督リシャール・ベリの作品である。しかし押さえるところはちゃんと押さえている。

フランスを舞台にしたアクションもの、街中での派手なカーアクション、あるいはジャン・レノが絡んでいる・・・となれば『リュック・ベッソン』を製作に一枚噛ませなければ映画が成り立たない。そう必要不可欠だ。
映画視聴後にスタッフ陣のリストを見たらやはり彼が『製作』に名を連ねている。思ったとおりだった。

これだけの規模のフランス街中での派手なカーアクションシーンを撮るには彼の知名度とフランスへの貢献度による町の協力と市民の理解が必要不可欠である。それに加えてもちろん技術的に大きな特長である彼独特のカメラワークと編集能力が絶対に欲しかったのである。

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裏切りや寝返り、金と麻薬に絡むのはこうしたマフィア抗争映画ではつき物だし、結局は大切な家族が犠牲になったりもする。復讐や報復の連鎖はいつまでたってもとまらない。

それを象徴したのが家族と砂浜を歩き、そして静かに振り返るラストシーンでの彼の表情である。

禍根を残さないことなど不可能である。
国と国レベルではそれが『戦争』を意味する。そして非戦闘員である国民が犠牲になる。まったくの縮図である。

どんなやくざでもマフィアでも一番の弱点は 『家族』 である。
この映画での命乞いのシーンはすべて『家族のために死にたくない』である。
それは悪人だろうが善人だろうが、人間誰でも同じだと言うことだ。

多分この映画はそれだけを伝えたかったのだと思う。
僕としてはストーリーにもっともっと深さが欲しかった。

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★ウォンテッド

ウォンテッド10

ウォンテッド
2008年9月20日(土)公開

【作品情報】
秘密の暗殺組織の後継者となった青年が、暗殺者の能力を身に付け、銃弾乱れ飛ぶバトルを展開するアクション。アンジェリーナ・ジョリーが主人公を鍛えるスゴ腕暗殺者を熱演。

【ストーリー】
ウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)は経理事務のルーティン・ワークにウンザリしている一人の若者。しかし彼の運命は、セクシーで謎めいた女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)との出会いによって一変する。スーパーで突如襲いかかる正体不明の暗殺者クロス(トーマス・クレッチマン)から彼を守ったフォックスは、千年前から、神に代わって“運命の意志”を実践してきた秘密の暗殺組織“フラタニティ”のメンバーだった。ウェスリーは、組織のボスであるスローン(モーガン・フリーマン)から、父が組織一の殺し屋Mr. X(デイヴィッド・パトリック・オハラ)で昨日メトロポリタンビルで殺されたばかりだったことを知らされ、殺害された父の後を継ぐ選択を迫られる。「wikipediaからの抜粋」

ウォンテッド04

【作品データ】
原題 Wanted
製作年 2008年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 110分

【スタッフ】
監督 ティムール・ベクマンベトフ
脚本 マイケル・ブラント 、 デレック・ハース 、 クリス・モーガン
原作 マーク・ミラー 、 J・G・ジョーンズ

【キャスト】
ウェスリー:  ジェームズ・マカヴォイ
スローン:  モーガン・フリーマン
フォックス:  アンジェリーナ・ジョリー
ペクワースキー:  テレンス・スタンプ
クロス:  トーマス・クレッチマン
ミスター・X:  デイヴィッド・パトリック・オハラ



ウォンテッド11


【マイレビュー】
冒頭から度肝を抜くアクションがある。すっかり鷲づかみされた感じだ。
なんか劇画チックで、突拍子もなく、素っ頓狂な設定なのだが、しっかりとしたキャスティング、それにストーリー展開と映像、さらにハードアクションは一流でちゃんと骨のある作品になっていた。


ウォンテッド18


映像技術やCGも見事だった。
とても興味深いシーンをスーパースローモーション再生してくれる親切さとか、物理学的に不可能な現象さえも強引に納得させてしまうほどの細部にわたる描写が素晴らしかった。


ウォンテッド15


たとえばサラリーマン。
現実は恐ろしく退屈だが理由も無く忙しい。しかもがんじがらめの毎日。会社や日常のほんの些細な不満が積み重なって今にもストレス爆発しそうな状況。いっそのことケツ捲って現実から飛び出したい衝動に駆られることは男なら誰でもあるはず。
現実逃避じゃないけれど、たとえば凄腕のソルジャーになってみたいとか、綺麗なおねえちゃんたちの視線を集めたいとかそんな非現実的夢想することもあるだろう。
そんな苦悩のサラリーマン諸君、フリーターの若者たちにオススメしたい、現実と理想が同居したような映画だった。


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軟弱なシロウト同然のウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)へのプロの暗殺者集団による”しごき”は容赦無く執拗で、そのバイオレンス度がハンパ無く痛々しいほどだった。殺し屋として成長してゆく様子も確実に一歩ずつ表現されている。
あの、重傷を負った体を治癒してくれる”湯治場”のようなカピカピ温泉、あれは後片付けが大変そうだが一家に一据欲しいところだ(笑)


ウォンテッド05


アンジェリーナ・ジョリーがその指南役でもあり、その魅力も満載だ。「ソルト」や「トゥームレイダー」、「ツーリスト」などの作品同様、ほとんどワンパターンのキャラではあるのだが、凄腕の女殺人兵器としてこの映画でも大活躍である。
2008年の作品だから顔が濃い目のアンジーもまだまだ若く綺麗だ。


ウォンテッド02


モーガン・フリーマンの役どころも重要で、その見事なキャスティングで映画全般にとても深い重厚感を醸し出している。
彼の出演する作品はどれも面白い。「ショーシャンクの空に」「セブン」・・・もうたくさんありすぎて書けないほどだ。印象深いのは劇場未公開作品の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」と言う作品である。ベン・アフレックが脚本を書いたものだが、とにかくモーガン・フリーマンがものすごくよかった。まだこのブログには書いていないが、後日きっと書こうと思う。

この作品、すんなり終わらないところがいい。ストーリーにも奥深さもあるし、いい意味で予想を裏切ってくれたりする。
最高の映画ってほどでもないのだが、なんだか男のロマンさえも感じる映画だった。
僕の★に惑わされずそんなに期待せずに観てほしい映画である(笑)。


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✖アウトロー / Jack Reacher


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2013年2月1日(金)公開

【作品情報】
トム・クルーズが自ら製作も担当したサスペンス・アクション。本作でクルーズが演じるのは、元米軍の秘密捜査官にして流れ者の男、ジャック・リーチャー。彼が連続殺害事件の真相に迫っていく姿をスリリングに描き出す。『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー賞脚本賞に輝いた、クリストファー・マッカリーの監督第2作。

【ストーリー】
ピッツバーグ近郊。白昼公然と無作為に6発の銃弾が発射され、5人が殺害される事件がおこる。警察の捜査が進み、僅か1時間後には容疑者として元軍人のスナイパー、ジェームズ・バー(ジョセフ・シコラ)が逮捕。だがバーは殺人容疑を否認し、彼がかつて軍で最も恐れていた男、ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)への連絡を要求する。リーチャーは、元米軍の秘密捜査官として名を馳せ、今は街から街へと放浪を続ける一匹狼。真実だけを追求し、正義のためには手段を選ばず事件に立ち向かう男であった。ところがバーは刑務所への護送中、他の囚人たちに襲われ意識不明の状態となってしまう。そんな中、突然警察にジャック・リーチャーが現れ、凄腕の軍のスナイパーであるバーが標的を外す訳がないと指摘。何かがおかしいという確信を持ち始めたリーチャーは、一見単純なこの事件の裏にある隠された真相を暴くべく行動を開始する……。

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【作品データ】
原題 Jack Reacher
製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 パラマウント ピクチャーズ ジャパン
上映時間 130分

【スタッフ】
監督 クリストファー・マッカリー
脚本 クリストファー・マッカリー
原作 リー・チャイルド
製作 トム・クルーズ 、 ポーラ・ワグナー 、 ゲイリー・レヴィンソン 、 ドン・グレンジャー 、 ケヴィン・J・メシック 、 デヴィッド・エリソン 、 デイナ・ゴールドバーグ

【キャスト】
ジャック・リーチャー:  トム・クルーズ
ヘレン・ロダン:  ロザムンド・パイク
ザック:  ヴェルナー・ヘルツォーク
キャッシュ:  ロバート・デュヴァル
ロディン:  リチャード・ジェンキンス
エマーソン:  デイヴィッド・オイェロウォ
ジェームズ・バー: ジョセフ・シコラ



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【マイレビュー】
最初の15分まではよかった。
川を挟んだ対岸の立体駐車場からのライフルによる無差別狙撃シーンからの展開である。いい映画を予感させるものすごく引き込まれるシーンだった。
トム・クルーズがどこからともなく現れて、事件に疑いを持ち始めるところまでは、すわっ、企業合弁や乗っ取りに関わるミステリーか!!待ってました。あの『ペリカン文書』並みの政治家も巻き込んだ壮大な陰謀か?!
・・・・そう期待してしまったのがいけなかった。

結果的に壮大だったのは、主演女優さんのお尻のようなオッパイだけだった。


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この女優さん、『サロゲート』でブルース・ウィリスと夫婦役で出ていた『ロザムンド・パイク』さんという女優さんである。
調べてみると彼女現在まだ36歳だった。
また、2014年の『ゴーンガール』という作品で見た事もないような数のナントカ映画祭主演女優賞を獲りまくっている。面白そうな作品なので今度アップされたら見てみよう。

まあ綺麗だし熟れ具合もスタイルもいいしオッパイも大きいんだけど、色気がまったく無いんだよな。このときで32~33歳だから、まだまだ若いのにオバサンっぽく見えてしまう。家柄もいいし、才女だからかな。女性ってのは育ちがいいと色気が無いんだよね。綺麗路線の女優さんとしては致命的だ。

この写真の女の子はロザムンド・パイクじゃないよ↓美人局(つつもたせ)的な囮の女の子である。
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 ~お約束~  

場違いな場面でオッパイ強調した演出、あの狙いがまったくわからなかったし、自然に谷間を出すならもっと別のシーンもあったはず。
アメリカ映画ってのは、ストーリーにはまったく関係ないところで女性の胸の谷間を強調したがるよね。まあこっちも「お約束チェック」させてもらってはいるし、目の保養にもなるからむしろ嬉しいけど(笑)。
女性兵士になるとジャングルなんかで肌露出なんか絶対避けるべきなのに、胸の開いたタンクトップとか絶対着てるし。
でも本当にあんなに胸の開いたデザインの服を、普段から向こうの女性は好きで着てるのかな。ちょっと日本では無いだろうね。





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このヘレン役の女優「ロザムンド・パイク」さん、やっぱニコール・キッドマンほどではないが身長が高い。
トムは身長が高い人が好きなんだな。
「製作」にトム・クルーズ本人の名前がある。製作側に一枚も二枚も加担する必要があったのかも。
自分の身長が低いのをいかに誤魔化すかにいつも苦労している。映像写りを相当気にしているっていうし、主演やるからにはそのへんよろしく、ってことなんでしょうよ。


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僕が何で途中でこの映画に嫌気が指してきたかと言えば、あの黒人なのにトムより身長が低くて貧相な体格の警官の超がつくほど無表情でクサイ芝居にだ。さっきも言ったけど168センチのトムからのご指名がかかったのは間違いないだろう。

ストーリーに戻るが、結局このジャック・リーチャーってのは『何様?』だったのでしょう。
正義の味方って言えばそうだけど、何の権利があって動いているのか、その辺がうやむやである。
それに悪を一掃してしまうのはいいのだが、悪人の誰ひとりとして法廷に立たなくなっちゃってないか?西部劇じゃないんだから。

せっかく骨のある風の出だしからスタートしていて期待感がハンパなく高まっていたのに、ところどころでドリフターズ的な立ち回りギャグもあったりして本当にガッカリした。


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★★レオン

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1995年3月25日(土)公開

【作品情報】
凄腕の寡黙な殺し屋と12歳の少女の純粋な愛を、スタイリッシュなアクション・シーンを交えて描いた一編。リュック・ベッソンが初めてアメリカを舞台に選び、ワールド・ワイドな展開を試みた。脚本・監督はベッソン、エグゼクティヴ・プロデューサーは実父のクロード・ベッソン。主題歌はスティング&ドミニク・ミラーの『The Shape of my Heart』。オーディションで2000人を越える中から選ばれた13歳のナタリー・ポートマンのデビュー作となる。

【ストーリー】
ニューヨークのイタリア街。レオン(ジャン・レノ)は完璧に仕事を遂行する一流の殺し屋。彼の隣の部屋に住む12歳のマチルダ(ナタリー・ポートマン)は家族から疎ましがられる孤独な少女。ある日、不気味な男スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)と部下たちが彼女の父親を訪ねて、マシンガンを手にアパートを急襲し、たった4歳の弟も含めてマチルダの家族を虐殺した。ちょうど買い物に出掛けていたマチルダは涙をこらえながら部屋を通り過ぎるとレオンの部屋のドアベルを鳴らし続けた。突然の訪問者にとまどうレオンにマチルダはしばらく匿ってほしいと頼む。さらに彼が殺し屋だと知ったマチルダは最愛の弟を殺した相手に復讐するために自分も殺し屋になりたいと懇願する。

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【作品データ】
原題 Léon
製作年 1994年
製作国 アメリカ フランス
配給 日本ヘラルド映画
上映時間 111分

【スタッフ】
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
製作総指揮 クロード・ベッソン
主題歌 スティング 、 ドミニク・ミラー

【キャスト】
Leon:  ジャン・レノ
Stanfield:  ゲイリー・オールドマン
Matilda:  ナタリー・ポートマン
Tonny:  ダニー・アイエロ



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【マイレビュー】
いまさらこの作品についてのレビューをするのは完全に手落ちだったが、もう一度観てみてやはり凄い作品だと改めて思った。今回は「完全版」ではなく通常版を観た。

ジャン・レノ扮するレオン。彼以外ではちょっと他の配役は考えられないほどのハマリ役だと思う。
殺し屋としての仕事は完璧で観葉植物を愛する寡黙で心優しい純朴な殺し屋役にピッタリだった。
文字も読めないほどの教育しか受けていない殺し屋というのもちょっと極端だったがそういう純朴さがレオンの魅力にプラスになっている。
殺しを実行しても、元締めのトニー(ダニー・アイエロ)はレオンが人を信じやすく頭が弱いことをいいことに報酬はたいして与えず、ちゃんと積み立てているからといい含めているだけだ(が実際は使い込んでいるっぽいのでいつまでたっても貰えず仕舞い。)。結局イタリヤ料理店経営の元締めトニーもそうとう悪いヤツだ。

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ロリコンにはたまらない憧れのシチュエーション作品だろう(笑)
ナタリー・ポートマンのデビュー作なのだが13歳とはいえこの時点で大女優に成長する風格さえあるし、本当にお人形のような目鼻立ちの美少女である。それこそ演技とは思えぬほどの自然な仕草やセリフに表情である。
特にラス前のレオンとのシーンはハリウッド映画史に残る名シーンだと思う。何度観てもとてもジーンとしてしまう。

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主要の配役は極端に少ない。
実際はものすごい数の人間が出ているのだが、チャンバラ映画で言えば殆どがすべて斬られ役的殺陣である。そういう作品作りは最近のリュック・ベッソン監督の「96時間」や「ラスト・ミッション」まで通じる彼の特徴でもある。

とにかく雑魚的配役は簡単に死ぬようにできている。更なるリュック・ベッソン監督作品の特徴は、ガタイはいいがそんな”か弱い”連中に守られて最後の最後まで残る悪役はいつも相当手ごわいヤツばかりだということである。

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この映画でかなり有名になったその悪役が麻薬でラリった悪徳警官スタンフィールド役のゲーリー・オールドマンである。
麻薬カプセルを噛み潰した彼のぶっ飛びようは本当に恐ろしい。キチガイに刃物的恐さがある。警部補程度の現場警官なのだがいざと言うときにはツルの一声でスワット部隊や警察官を200人以上も一気に集める能力を持っている。ちょっと考えられないほどの現場指揮権を与えられているのだからすごい。


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ラストシーンにはスティングの『Shape of my Heart』が流れる。
とても叙情的なメロディーラインである。
それがものすごく本当にものすごく最高にマッチングしたメロディーなのでもう一度観たくなってしまうのだ。
Youtube動画を貼り付けておく



まだご覧いただいてないかた、とりあえずこの映画を抑えとけば友人との話題も増えますよ。

▲LUCY ルーシー

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MovieWalkerより抜粋
8月29日(金)公開

【作品情報】
新種のある物質の影響で脳が覚醒し、驚異的な力を発揮するようになるヒロインが巻き起こす騒動を描く、スカーレット・ヨハンソン主演のサスペンス・アクション。普段は10%しか使われていないという脳が覚醒し、驚異的なスピードで言語をマスターしたり、目に見えない電波をコントロールできたりといった驚愕の出来事が繰り広げられる。

【ストーリー】
ごく普通の生活を送っていたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、ある日マフィアの闇取引に巻き込まれ、下腹部に新種のドラッグの入った袋を埋めこまれる。だが体内でドラッグが漏れ出すアクシデントによって、彼女の脳は突如覚醒し始める。「頭脳拡張20%」――驚異的なスピードで言語をマスター、「頭脳拡張40%」――目に見えない電波をコントロール……。脳科学者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)が見守る中、ルーシーは次々と人智を超えた能力を発揮するが、同時に人間性が失われていき、自身でさえもコントロール不能な状態となって暴走を始めるのだった。やがて、彼女の脳は100%覚醒へと近づいていく……。

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【作品データ】
原題 LUCY
製作年 2014年
製作国 フランス
配給 東宝東和
上映時間 89分

【スタッフ】
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
製作総指揮 マーク・シュミューガー
製作 リュック・ベッソン 、 クリストフ・ランバート

【キャスト】
ルーシー:  スカーレット・ヨハンソン
Professor Norman:  モーガン・フリーマン
Caroline:  アナリー・ティプトン
Mr. Jang:  チェ・ミンシク
Pierre Del Rio:  アムール・ワケド
Richard:  ピルー・アスベック



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【マイレビュー】
無表情のスカーレット・ヨハンソン、特定アジアのゴロツキヤクザをとにかく前面に出しすぎて、本来の壮大なテーマがまったく描かれていなかったように思う。

ビッグバンから地球の誕生、人類創世記から現代までの人類の歩み、人類による文化や産業の発展、10%程度しか使われていない人間の脳細胞とか。そんなダーウィンの『進化論』とか『種の起源』、それに未知の脳科学のような世界にまで踏み込んだ作品としては、チンケな韓国ヤクザによる麻薬ルート程度の話を被せてお茶を濁してほしくなかった。


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それに舞台設定が好きじゃない。なんだかアジアというものを一くくりにしているようで観ていてムカついてきた。
台北だと思うが、ごちゃごちゃした町並みや看板や店内、人の群れ、市場、どこかの食肉工場の汚い倉庫とか、飛び交う中国語や韓国語がやけにイライラ感を募らせる。台湾は好きだがジャルジャル福徳に似た韓国ヤクザがとてもムカつく(笑)。


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そんなわけで何度か反復して観たのだが、結局は何を言いたかったのかがわからない映画だった。

スカーレット・ヨハンソンが大好きなので、『幸せへのキセキ』のようにきらきら光るいろんな表情を見たかった。
冒頭のシーンでは麦藁帽子男のしつこい態度に何度もイラッとしたが、あんなちょっとお茶目だがセクシーで表情豊かな彼女のほうが無表情よりも段違いで魅力的だ。彼女にはやはり金髪が似合う。


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もうひとつ、この映画でリュック・ベッソン監督はモーガン・フリーマンという大俳優をなんてもったいない使い方をしたのだろうか。被験者を見守るだけの脳科学者で、それじゃストーリー上でそんなに重要じゃないし、彼でなければならなかった意味もわからない。


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リュックお得意のカーアクションはいつも通りパリ市やパリ警察に全面協力いただいているようだ。もう見慣れてしまった観もある。確かにそれはそれは凄い”逆走カーアクション”ではあったのだが、映画の展開や構成的に単純に付け足したお約束程度にしか感じなかった。

CGを駆使するそんなありきたりのSF的なデジタル映像映画はリュック・ベッソン監督には絶対に似合わないし、脚本も無理しすぎだ。人間の脳の不思議も含めて何もかもが完結していないような、尻きれトンボな映画になってしまった。


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★★ラストミッション / 3 Days to Kill

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MovieWalkerより抜粋
2014年6月21日(土)公開

【作品情報】
ケヴィン・コスナーが、思春期の娘に手を焼くスゴ腕のCIAエージェントに扮すアクション。余命3か月を宣告されたエージェントが、史上最高に危険な仕事と娘との関係という2つの問題に振り回される姿が描かれる。『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGが監督、リュック・ベッソンが脚本を手がける。

【ストーリー】
任務中に倒れ、病院へ運ばれたベテランCIAエージェントのイーサン・レナー(ケヴィン・コスナー)は、医師から余命3ヶ月と告げられる。残された時間を家族と過ごそうと、彼はパリへ向かうが空白の時間はなかなか埋める事が出来ず、思春期の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)との溝は深まるばかり。そんな中、女エージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)が現れ、病に効く試験薬を提供する代わりにある仕事を持ちかけてくる。それは、凶悪で冷徹なテロリスト抹殺という危険な仕事であった。イーサンは、これが現役最後の仕事として引き受けるのだが……。

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【作品データ】
原題 3 Days to Kill
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ショウゲート
上映時間 117分

【スタッフ】
監督 マックG
脚本 リュック・ベッソン
共同脚本 アディ・ハサック
原案 リュック・ベッソン
製作総指揮 タッカー・トゥーリー

【キャスト】
イーサン・レナー:  ケヴィン・コスナー
ヴィヴィ・ディレイ: アンバー・ハード
ズーイー・レナー:  ヘイリー・スタインフェルド
クリスティン・レナー :  コニー・ニールセン



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【マイレビュー】

~~いきなり脱線でスマソ~~

このブログの更新にずっとご無沙汰だったがその間に映画を観てなかったわけじゃない。
実は十本近く観たのだがこの作品を観るまでまったく書く気が起きなかった。
ただそんなスルーした作品でもここにちゃんと載せとけばよかったなと後になって思うことがよくある。だけどもう無理だ。

僕の習慣としては映画を観終わった直後のホヤホヤの状態でいつもこのブログを書く。そうしないとストーリーも感動も一気に忘却の彼方だからだ。しかも映画のタイトルはとても覚えにくいものばかりだ。
観た映画がちゃんとわかるように、嫌いなジャンルとか駄作を再び観ることの無い様に、自分の備忘録として書き留めているに過ぎない。

実は隣の自己紹介の文面にあるような、「これから良い映画のDVDを借りようという読者のため・・・」を思って書いているというのは完全に建前なのだ。何を隠そう、この僕がいちばんこのブログを読み返しているからだ(笑)。
このブログは自分の記憶を手繰るための目次なのだ。



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とにかくケビン・コスナーが最高に良い!
彼がこれまで出演した数多くの映画のなかでは観られなかった『素』の魅力がこの映画にいっぱい詰まっている。

昔からとても好きな俳優ではあったが、今まではどこか ”吹っ切れていない” ような演技だった気がする。
イメージ的にどうもあの 「♪エンダ~~~~イア~~~」 のなんだっけ。あっ、そうそう 『ボディガード』 の印象が強すぎたのかもしれない。本人の意思か他人の意思かわからないが、 ”完全に二枚目” イメージに固執していてそれをずっと引きずっていたように思う。
ようするに 『寡黙で冷静で強くて繊細でセクシーな役者』 というものを・・・である。

そのうち自らがメガホンを取るようになり、映画として描きたかったものも描けるようになったはずなのだが、いまひとつ殻を破りきれていなかったように思う。これはあくまでも僕の感想なのだが。

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さすがに皺も増えたし年も取った。体力にしても健康にしても衰えただろう。
だがこの映画では逆にそんな飾らない ”素” の彼がとても魅力的なのだ。円熟した柔らかさが表情に表れ、懐の深い人間性となって画面を通して伝わってくる。

ストーリー上では愛する娘に接する父親としての不器用さとか、誰にでもあるちょっとした ”ボケ” がとても自然で、さらに彼の人間的魅力を引き上げている。ある意味 ”所帯じみた感じ” は今までの映画ではまったく無かった。
いままではそれでよかったと言うべきだろう。

自分の年齢や体力や見た目の衰えなどを自覚し受容れて初めて生まれる ”悟り” みたいなものがこの映画にはしっかり出ている。それでも彼独特の『色気』はまったく失われていない。そこに彼本来の素晴らしい人間性を感じずにはいられない。
この映画でケビン・コスナーはついに「一流」から「超一流」の役者に変貌したと言って良い。

また究極の娘思いの父親を描かせたらリュック・ベッソンの右に出るものはいない。
『96時間(原題:Taken)』でもリーアム・ニーソンという ”カタブツ” の俳優を理想の父親に仕立て上げていた。

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リュック・ベッソン(監督)脚本作品は映画としての必要な部位が何一つ欠けずにしかもぎゅっと一杯詰まっている。いつも思うが本来2時間弱で収められる内容ではない。長いこと撮ることは撮るが、編集段階での ”取捨選択” がとても上手いのだろう。

この映画はジャンルを超越しているので実際カテゴリー分けが非常に難しい。
ヒーローやアクション映画というだけではなく、スパイや暗殺が絡み、そのうえ家族愛や親子愛、笑えるシーンや泣けるシーン、センス溢れるセリフも、セクシーシーンもカーチェイスも爆発もあり、青春の悩みや挫折、人とのふれあいや博愛などグッとくるシーンを散りばめているからだ。また彼の住むパリの街並みやフランスの世界遺産などの名所を最高の角度からさりげなく背景に映してくれているのも嬉しい。

こういったある種の ”パリ観光案内” は、カーチェイスで道路を封鎖する条件としてのお約束で「パリ市長さん」とお話がついていて、しっかりタイアップできている。しかし彼の描く「パリ警察」はいつも ”無能” なのである(笑)。

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CIAのヴィヴィ役のアンバー・ハード。
彼女はすごくセクシーな女性である。存在感もあり、なんだか完璧すぎて馴染まないし、庶民には手が出せない高嶺の花って感じだ。イメージ的には「スカーレット・ヨハンソン」とカブっている。
この映画ではなんかプレイボーイ誌のプレイメイトっぽいが、いろんなコスチュームで楽しませてくれるお約束の贅沢なセクシー要員である。
『スタンド・アップ』というシャーリーズ・セロン主演の映画では彼女の学生時代の役をしていた。そのときにすでに存在感があった。現在あのジョニー・デップと婚約中だが、最新情報ではその結婚の行方に暗雲が立ち込めているとのことらしい。

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『リュック・ベッソン式チンピラ切捨て法』 も健在である。
ラスボスにたどり着くまでの小気味良さは日本のチャンバラ映画に見習ったのだろうか、スーパーマリオに見習ったのだろうか、まったく手法は同じである。観客にいちいち感情移入させない部分だ。そのあたり逆に彼のユーモアとか親切心だと思って観たほうがいい。

特にユニークで面白かったのは留守中に居座った黒人一家との心のふれあいの部分である。馬鹿げた会話のやり取りなど結構笑えるシーンも多い。

また、僕がいちばん気に入った ”小道具” は、子供のころ紫色が好きだった娘のために買った「むらさき色の自転車」である。映画の中で頻繁に出てくるこの自転車、実はよく見るとフランスの自動車メーカー「プジョー」が作った非常に高価で丈夫な自転車である。
娘にあまり好まれていないその自転車がこの映画の中ではとてもいい ”脇役” を演じている。そんな ”紫色の自転車の気持ち” にもなって観てもらうとまたホロッとなり、違った味が出る映画である。

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スパイ絡みのアクション映画とは言えるが、とにかくケビン・コスナーが今までで一番かっこいいのだ。
じっくりお楽しみいただけたらと思う。


★コラテラル

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MovieWalkerより抜粋
2004年10月30日(土)公開

【作品情報】
トム・クルーズが、銀髪で非情なプロの殺し屋に扮した犯罪劇。夜の大都会で、偶然出会った殺し屋とタクシー運転手の葛藤と対決をスタイリッシュに映し出す。

【ストーリー】
マックス(ジェイミー・フォックス)は、ロサンゼルスのタクシー運転手として、真面目にごく平凡な日々を送ってきた。だが今夜、アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)という女性検事を客に乗せ、心のふれあいを感じたところから、彼の運命は変化し始める。次にマックスのタクシーを拾ったのは、ヴィンセント(トム・クルーズ)というプロの殺し屋だった。彼は麻薬取引に関わる組織からの依頼で、今夜5人の証人を殺害する任務を授かっていた。ヴィンセントに脅されて、一晩のドライバー役となるマックス。やがて麻薬捜査官のファニング(マーク・ラファロ)が捜査に動き出す。ヴィンセントは計画を一つずつ冷徹に完了させていくが、逆にマックスはビンセントの発する言葉や行動によって一つずつ勇気を手にしていく。

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【作品データ】
原題 Collateral
製作年 2004年
製作国 アメリカ
配給 UIP
上映時間 120分

【スタッフ】
監督 マイケル・マン
脚本 スチュアート・ビーティー
EP フランク・ダラボン 、 チャック・ラッセル 、 ロブ・フライド 、 ピーター・ジュウリアーノ
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード

【キャスト】
Vincent トム・クルーズ
Max ジェイミー・フォックス
Annie ジェイダ・ピンケット=スミス
Fanning マーク・ラファロ
Richard Weidner ピーター・バーグ
Pedrosa ブルース・マクギル



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【マイレビュー】
トム・クルーズがビンセントというプロの殺し屋役である。うん、こういう役も彼には似合っている。後半ちょっと「ターミネーター」化してしまったが。

でもさ、プロの殺し屋にしたらヘタクソ。
確かに銃の腕は抜群だが、隠密裏に実行すべきところ派手にやりすぎである。
何せとにかく銃を乱射する。殺し方が派手すぎてターゲット以外の取り巻き連中も巻き添えにし、しかも公共の場だったりするのでいたずらにパニックを誘発し、闇の仕事人なのに簡単に顔を見られてしまう。

2004年の映画だからまだ良いが、2014年でこんな殺し方をしてたら犯行の一部始終が防犯カメラに記録され、さらに見物人にYouTube動画にアップされるわ、LIVE中継されてしまうわで、結局すぐ捕まる。
したがって誰も彼を雇わないし、現代ではこの映画自体も成り立たない(笑)。

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タクシーの運転手マックスのジェイミー・フォックスがとてもいい味を出している。

作品的にはギャラも多いトム・クルーズの名前が上に来るがこの映画の主人公は何といってもジェイミー・フォックスだと思う。
いつもピカピカに磨いたタクシーで客を迎える。道の選択も完璧だ。
そういう運転手のプロ意識と真面目さが本当に垣間見えたし、ふとした何気ない表情さえも素晴らしい。

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そんなピカピカに磨いたタクシーの上にいきなり降ってきた死体をトランクに載せさせられ、ビンセント(トム)によって図らずも理不尽な人質状態になったタクシー運転手のマックスだったが、乗車中にビンセントが発した数々の真理を突く言葉によって、半ば諦め的な彼の生き方も変わり、将来にはきっと夢であるリムジン会社を成功させるに違いない。
そんな未来を展望できる作品だったと思う。

この映画自体、タイムスケジュール的にはほんの半日程度のストーリーなのだが、平凡な運転手が夕方から夜明けまでの間に見る見るたくましく変わっていくこういう役は本当に彼にピッタリ。キャスティングに拍手だ。


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空港で暗殺者リストの入った資料のカバンを渡すだけのチョイ役になんと「ジェイソン・ステイサム」が出ていた。
「トム、もしこの映画でコケたりしたら次はこのオレだよ」的なメッセージを込めたさりげない”脅迫”なのかも知れないな(笑)。確かにこの殺し屋ならジェイソン・ステイサムでもできる役である。


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「スタッフ」だがいつも僕のコラムでは主要メンバー以外は割愛しているが今回は載せておく。
「音楽」担当ジェームズ・ニュートン・ハワード。
彼のことは全く知らないが今度よく調べてみよう。
シーンに見事に合ったとてもセンスの良い音楽をいたるところでチョイスしている。
僕のコラムで「音楽」について言及するのはあまり例がないが、この映画はそれが際立ってよかったと思う。

追記:
ジェームズ・ニュートン・ハワードを調べたところものすごい数の映画音楽を手がけていてグラミー賞まで獲っている大御所だった。知らなかったとは恥ずかしい。
いやいや、気づかずに僕が観てきた映画も数多かった。
ってゆーか、僕のセンスフルな琴線に”やっと”触れてくれたんですね(笑)

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★イーグル・アイ

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イーグル・アイ
2008年10月18日(土)公開

【作品情報】
注目の若手シャイア・ラブーフ主演、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によるサスペンス。携帯電話の向こうの何者かの指示に従うハメになった男女の姿を描く。

【ストーリー】
シカゴで働くジェリー(シャイア・ラブーフ)のもとに届いた連絡、それは空軍に勤める双子の兄の死を告げるものだった。優秀な兄へのコンプレックスから、大学卒業後も放浪生活を続けていたジェリーは大きなショックを受ける。葬儀に出席して帰宅する途中から、ジェリーの身辺には異変が起こる。銀行口座には75万ドルが振り込まれ、自室には組立式の軍事兵器が山のように届く。そして、携帯電話による謎の女の声から命令を受ける。事態を理解できないジェリーは、駆けつけたFBIによって逮捕された。取調室でジェリーは、テロ犯の容疑をかけるモーガン(ビリー・ボブ・ソーントン)に対して無罪を主張する。そこに、また例の女から電話があり、その指示に従うことで逃亡に成功する。彼を待っていたポルシェには、シングルマザーのレイチェル(ミシェル・モナハン)が乗っていた。彼女もまた息子の生命と引き換えに謎の女から脅迫され、操られていた。

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【作品データ】
原題 EAGLE EYE
製作年 2008年
製作国 日本
配給 角川映画=角川エンタテインメント
上映時間 118分

【スタッフ】
監督 D・J・カルーソ
脚本 ジョン・グレン 、 トラヴィス・アダム・ライト 、 ヒラリー・ザイツ 、 ダン・マクダーモット
原案 ダン・マクダーモット
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ 、 エドワード・マクドネル

【キャスト】
ジェリー・ショウ:  シャイア・ラブーフ
レイチェル・ホロマン:  ミシェル・モナハン
ゾーイ・ペレズ空軍特別捜査官:  ロザリオ・ドーソン
ジェフ・カリスター アメリカ合衆国国防長官:  マイケル・チクリス
スコット・ボウマン少佐:  アンソニー・マッキー
トーマス・モーガン捜査官:  ビリー・ボブ・ソーントン
トビー・グラント捜査官:  イーサン・エンブリー



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【マイレビュー】
スピルバーグが製作総指揮をとった映画だということで、やはり迫力がさすがだと思う。

とかくこういった国防体制やテロ警戒システムを描いた作品と言うのは、スケール感や危機感、それに原作に想像力が乏しい映画がほとんどだったが、この映画はちょっと違った。

骨のある意外性溢れるストーリーだった。アメリカ国家を転覆させるだけの大掛かりなテロのスケール感もあって、カーチェイスなどの映像も迫力満点だった。
またそういうアクションシーンのために削られがちな人々の生活の中に潜む闇、悩みや狂気や、守るべきもののために利用される弱い人間や仕事に忠実な正義漢が割とよく描かれていてそれらが絶妙に絡み合っていたと思う。

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機械に翻弄される世間の愚かさや不条理というものがこの映画のバックボーンになっていて、なんというか現実的にありえる(ような)気がしてきたから不思議だ。

今日も脱線劇場~~

『操られる』

僕たちが普段何気なく利用しているネットバンキングやネットショッピングにはそれに連動したアフィリエイト、ステルスマーケティングなどが現実的に存在する。ネットをどこまで信用するかは個人の自由だが、それにより個人情報はおろか生活環境や収入レベル、購入や閲覧履歴にまつわる趣味、嗜好・・・、無論カード情報も流出していると言っていい。

またGPS連動スマホを利用することで行動履歴や通話記録、メール内容、あるいはゲーム、SNSの利用などすべて一連の行動として個人情報に紐付けられ、家族関係、人付き合い、今後の予定や行動範囲などなどすべて掌握できてしまう。さらにPCのウェブサイト閲覧履歴やクラウド、ブックマーク登録を見れば、娯楽、嗜好、趣味ばかりではなく、犯罪への興味、思想、政治への関心などが把握できる。

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「個人情報保護法」で守られるのは住所・氏名・電話番号・勤務先だけで、すでに10年以上前にできた法律である。
元はと言えば不正に得た名簿をもとに郵便を使ったダイレクトメールや飛び込み営業や電話勧誘を制限した古い法律である。今のこのご時世、そんな表面上のデータなど実際には何の役にも立たないと言っていい。データ漏洩した企業のコンプライアンス能力や危機管理モラルを問うだけの法律に成り下がってしまっている。犯罪の抑止になるがそんなものはたかが知れている。

今や「プロファイリングによる行動パターン」のほうが「名簿」なんかより重大な個人情報である。ここに梃入れした『新』個人情報保護法をすぐに整備して欲しいものだ。

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元CIAに在籍していたスノーデン氏が暴露した内容によれば、CIAは「テロ対策」と銘打って世界中の人間の行動パターンを含めた個人情報(「メタデータ」というらしい)を収集するためにGoogle,Yahoo、Apple、Microsoftを含むほぼ全社が協力体制を取っていたとのことで、2013年3月だけで930万件(人)のデータを吸い上げたとのことだ。
今も巨大な力で僕たちをすべて監視できていたとしたら、この映画のように最新のテクノロジーというものに我々がいいように利用され操られてしまうのである。

これからの時代、自分を守る唯一の方法は時代を逆行しアナログ生活をすることしかない。
要するに個人のプライベート情報を盗まれたくなかったら「携帯電話もインターネットもクレジットカードも利用しない」ことしか無いのである。そんな生活が成り立つかどうかは別にして。



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この映画の中で「無人偵察機」が登場するが、実際には世界中ですでに爆撃機として使用されている。北朝鮮や韓国の国境あたりでも大活躍である。
カメラとレーダーが付いたラジコン飛行機みたいなものだ。使いっきりの爆撃機やミサイル代わりの突撃機もなるから高価だが便利な代物である。
この飛行機がこの映画の中ではなんと●●の中にまで入ってくる・・・・。想像を超えてて面白かった。

ストーリーはとても秀逸で、はっきり言って面白い映画だった。犯人の狙いと目的がわかり、そこからの展開もハラハラだった。

主演のシャイア・ラブーフはあの「インディージョーンズ」のジュニアの息子だったね。そういえば。
主演女優のミシェル・モナハンは「8ミニッツ」にも出ていたが僕的にはあまり好きなタイプではないけど、パニック映画向きの顔つきをしている。

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★アンストッパブル

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MovieWalkerより抜粋
2011年1月7日(金)公開

【作品情報】
2001年にアメリカで起きた列車暴走事故を基に、大災害を阻止すべく立ち上がる2人の鉄道員の奮闘を描いたアクション。トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンが、「サブウェイ123 激突」に続き5度目のタッグを組む。CGの使用を抑えたリアルなアクションの連続はもちろん、仲間や家族との絆を描いた感動のドラマにも注目。

【ストーリー】
ペンシルバニア州の操車場。ベテラン機関士のフランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)と若い車掌のウィル・コルソン(クリス・パイン)が初めて顔を合わせる。しかし、年齢も家庭環境も異なる2人の間には大きな溝があり、ぎこちない雰囲気のまま機関車1206号へと乗り込むことに。やがて、2人の耳に貨物列車777号がトラブルを起こしたという情報が飛び込んでくる。運転士の操作ミスにより、無人のままの777号が暴走を始めたというのだ。しかも、777号には大量の化学物質が搭載されていることが判明。操作不能に陥った777号は、一つの街を壊滅させるだけの威力を持った巨大ミサイルも同然だった。
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【作品データ】
原題 UNSTOPPABLE
製作年 2010年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 99分

【スタッフ】
監督 トニー・スコット
脚本 マーク・ボンバック
製作総指揮 クリス・シアッファ 、 リック・ヨーン 、 ジェフリー・クワティネス

【キャスト】
フランク・バーンズ:  デンゼル・ワシントン
ウィルウィル・コルソン:  クリス・パイン
コニー・フーパー:  ロザリオ・ドーソン
ギャルヴィン ケヴィン・ダン
ダーシー・コルソン ジェシー・シュラム
ジェシー・コルソン ジェフ・ウィンコット
バニー ケヴィン・チャップマン



アンストッパブル07

【マイレビュー】
トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンが、「サブウェイ123 激突」に続き5度目のタッグを組んだ作品。
出来事はすべて線路の上で起きる。電車オタクにはたまらない作品じゃないかな。特に貨物列車とか機関車など。
引込み線、ポイント切り替え、車両の速度や長さの目安や、馬力、遠心力、ブレーキの種類や構造などなど・・・電車とはとても計算されつくした乗り物だということがわかるし、とても興味深く観れた。


アンストッパブル04

また会社のリストラにも絡んだストーリーがある。
2ヵ月後にはリストラされる老練な機関士フランク(デンゼル・ワシントン)と新米の黄色のベストを着た若手のコネのある社員ウィル(クリス・パイン)は最初から反りが合わない。ベテランは「託児所」と呼び、新米は「老人ホーム」と呼び合う。そのあたりの世代間の言葉の掛け合いも観ていて面白い。
年齢的に僕はフランクの側に入るから、そういう社内の人事やリストラに関する経営陣への不満は身に覚えもある。


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そんな最悪な関係の二人が最高の連係プレーを発揮して大量の化学薬品を積んだ無人暴走列車を止めて一躍アメリカンヒーローになる映画というわけだ。この映画は結末がわかっていてそれでも観る価値はある。

現場に指示を発するオペレーター主任コニー(ロザリオ・ドーソン)と役員のギャルヴィン(ケヴィン・ダン)も同様に、人命最優先の現場の判断と、人命よりも損失を最小限に食い止めようとする会社経営陣との確執も見ものである。

アンストッパブル01

~恒例の脱線劇場~~

現場の判断が一番正しい

■何か想定外の事故に遭遇したとき、現場に一番近い人間に指揮権を預けるというマニュアルが確立して欲しいと思う。
火事を見つけたら、まず周りに声をかけ、人がいたら助け、協力して火を消し、消防車を呼ぶ。
それがあたりまえの優先順位であり一番正しい判断であるということだ。

「非常時には現場社員に指揮権を与える」ことを官庁でも民間の会社でもマニュアル化してよいと思うが実際は殆どが実現できていない。
何故か?

経営陣トップの判断が状況によって不安定だからである。
被る損失、株価への影響、世間体、評判、法務対応、メディア対策、企業コンプライアンスそれにその時点での経営状況や会社の体質などなど・・・事故とは全く関係の無い要素を多く抱えることによって、どんな場面でも責任者としての判断がブレるからである。

ブレる一番の要因は、会議室にいて「現場を見ていない」ということだ。したがって非常時に現場に指揮権を預けるというマニュアルすらできないのは「トップがバカ」であるからに他ならない。

非常時に縦ラインは不要だ。横だけでいい。言い換えれば非常時に「トップの判断を仰ぐという手間は無駄」である。
殆どの場合(今流行りの言葉)「遅きに失して」被害が拡大し、手の施しようの無い事態になる。

そもそも社員は会社が入社を認め、社内教育もしてきた人間であり、その人間の現場での判断を信用できない会社のトップの判断などクソである。

朝日新聞誤報で話題となったが、あの原発事故時、東電の吉田所長の判断にすべて任せていたら被害はもっと防げたはず。余計な会議などに出る暇があったら、格納容器に水を掛けることを最優先しただろう。菅さんの訪問など無視しても良かったと思う。

僕の考えとしては東電幹部は現場責任者である吉田所長の判断を最優先し、必要なものを想定してバックアップ体制をすぐに取り、最終的な責任はトップが取る。それが正しい判断だと思った。

単純な話、それだけで十分だった。



この映画は最初はちょっとした軽い気持ちの判断ミスから発生した無人暴走列車だったが、スピード感もあり迫力も満点だったし、貨物列車から穀物が漏れ出すシーンなどアメリカならではだった。

やっぱデンゼル・ワシントンはいい役者だ。コンビを組んだクリス・パインもとてもよかった。
同じ暴走モノでも妙に日本カブレした「スティブン・セガール」の暴走シリーズ映画とは比べ物にならない。

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★サロゲート

サロゲート02

MovieWalkerより
2010年1月22日(金)公開

【作品情報】
ブルース・ウィリス主演のSFサスペンス。身代わりロボット“サロゲート”が人間のすべての社会生活を代行する、安全と自由が約束された世界で起きる不可解な事件の謎を描く。

【ストーリー】
テクノロジーの進化により、人間は全ての行動を、身代わりロボット“サロゲート”の遠隔操作で行うようになった未来。人間はスティム・チェアーと呼ばれる装置に座り、意志を送信することで、自分とリンクしたサロゲートを自宅から遠隔操作することで生活していた。その上、自分自身には一切の危険が及ばないという完全な安全も保証。凶悪事件も絶えて久しい理想の世界。さらに、人々は虚栄心を満たすために、サロゲートに整形手術を行って、自分の思い通りの見た目を与えることまで行なっていた。だがある時、このサロゲート社会で事件が発生する。それは、サロゲート2人が殺害され、それを自宅から遠隔操作していた人間が一緒に殺されるというものだった。サロゲートの普及以降、殺人事件は初めてのこと。社会全体を襲う危機に、FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)とピータース(ラダ・ミッチェル)がコンビを組んで捜査に当たる。

サロゲート04

【作品データ】
原題 Surrogates
製作年 2009年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
上映時間 89分

【スタッフ】
監督 ジョナサン・モストウ
脚本 ジョン・ブランカート 、 マイケル・フェリス
原作 ロバート・ヴェンディティ 、 ブレット・ウェルデレ

【キャスト】
グリアー:  ブルース・ウィリス
ピータース:  ラダ・ミッチェル
マギー:  ロザムンド・パイク
ストーン:  ボリス・コドジョー
キャンター博士:  ジェームズ・クロムウェル
預言者:  ヴィング・レイムズ
ストリックランド:  ジャック・ノーズワージー



サロゲート08


【マイレビュー】
最初から最後までサロゲート版ブルース・ウィリス、実物ブルース・ウィリス出まくりで、映画のもつ性格という点では「オレダ、オレダ、オレダ!!」の世界。
映画の印象としては、よく出来ているのにブルース・ウィリスをあまりにいっぱい露出強調するためにそのほかの世界観や裏の部分や、ストーリーの奥行きがとても薄い感じがした。肝心な家族の絆とか、人間でいられることの喜びだとか、生きがいとか・・・が、この夫婦だけのミクロな世界で終わってしまう。
ただ、こういう自分の代わりとなる仮装ロボットの世界はなんだか他のSF近未来映画に比べると社会現象を反映していてとても現実的というか、こういうロボットなら実現可能な世界に思えてくるから不思議だ。ゲーム感覚に近いのかもしれない。

サロゲート06

 ~ひさびさの脱線劇場~

■発明の原点か、先見の明か、単なる金儲けか■

ちょうど今話題の「アリババ」。
ジャック・マ(馬雲)会長からすれば命の恩人はあの「ソフトバンク」の孫正義氏である。
マ会長が何年か前に「1~2億融資して欲しい。」と孫さんに持ちかけたところ、「金はいくらあっても邪魔にならないだろう。20億預けよう。」と引き受けたらしい。
それは先見の明なのか。
当初の20億の投資が今般の米国株式上場で時価8兆円(4000倍)になった模様だ。
金が金を生むってことだ。いやいやそんなにあったら嵩張るでしょうに(笑)。
(ちなみに孫正義さん、東日本震災に100億円寄付しますと言ったがパフォーマンスだけで実際には寄付していないらしい。ネットで悪評が立っていたが真偽はわからない。「5年分割で」支払うとか言っているようだ。「iPhone6」かよっ!)

サロゲート07

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発明というものはもともと純粋なものだと思う。
この映画の場合にもそうだ。
体の不自由な自分に成り代わって仕事や家事をこなし、家族や友人などとコミュニケーションをとり、人生を豊かなものにするのが目的のロボットである。自分や家族のためという素直な発想が原点だと思う。

孫さんの例じゃないけれど、必ずそれに目をつける投資家がいて次第に莫大な出資が絡んでくる。
会社設立となったら出資金の大小によって投資家が直接経営に関わってくる。
会社としてはむしろプラス面に働くことのほうが多いだろう。
ただその時点で完全に商業主義に変わり、創業者の純粋な想いも他力によって変化してくる。
商品化の戦略としては王道で、まず先に社会福祉やエコ、医療、治安維持など国民の安全や健康に役立つ方向に目を向けさせて世間を信用させて普及させ、社会に認めさせ、商品が有名になり、個人顧客や各方面からの引き合いが順調で業績を伸ばすとさらなる投資家の注目を集める。そのタイミングで株式上場、グループ企業化される・・・そのうち各分野で名をはせて多国籍企業となり、武器兵器など軍需産業に進出し、政界癒着構造が完璧に出来上がり、個人としても企業としても完全に安泰。企業が描く理想的な最終目的はおおかたこんなものだろう。


サロゲート03

この映画の話に戻ろう。
ものぐさなネット人間にとっては嬉しいだろう。自分が出かけなくてもロボットがすベてこなしてくれる。
しかも見た目がいい。ブルースウィリスはちょっとやりすぎのサラサラヘアーで肌もつやつやである。本当の自分はデブでブスなのにロボットはミスワールドクラスのいい女だったりする。実際にロボットを脳で動かし、体力低下は無く、食料は必要なく、五感もあるようなこんなロボットはとても利用価値があるように思えてくる。
まるでお掃除ロボット「ルンバ」みたいに充電器みたいな箱に自分の意思で入り、本当の自分はトイレに行ってからまた寝て眼帯をすれば好きなときに活動ができる。自らの分身が社会活動する世界なのだ。

ありえない話でもないが、この映画に出てくるロボット達、もちろん人間が演じているのだが、すべてしっかりとしたプリクラ以上の「肌処理」をしていることもあり、感情表現としての表情が少なく、社会の空気は当たり前だがとても殺伐としている。
やっぱ人間でなくっちゃ。

サロゲート01

★ペントハウス

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MovieWalkerより抜粋
2012年2月3日(金)公開

【作品情報】
ベン・スティラーとエディ・マーフィという、ハリウッドを代表する新旧コメディ俳優が初共演を果たしたコメディ。マンハッタンにある最高級マンションを舞台に、大富豪に全財産を騙し取られ、逆境からの復活を狙う人々の奮闘が描かれる。監督は『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー。

【ストーリー】
ニューヨーク・マンハッタンにそびえる65階建ての超高級マンション“ザ・タワー”。管理マネージャーのジョシュ・コヴァックス(ベン・スティラー)が、居住者のあらゆる欲求と優越感を満たす最上級のサービスを取り仕切っている。ある日ジョシュは、黒い車から現れた謎の一味を見つける。ペントハウスに暮らすウォール街の大富豪アーサー・ショウ(アラン・アルダ)が誘拐されると思ったジョシュは、ショウを助けに向かう。しかしショウは、証券詐欺罪でFBIに逮捕されたのだった。ショウを尊敬していたジョシュは、裏切られた思いを隠せない。しかもショウは、ザ・タワーの使用人の年金運用を請け負い、そのお金を私的流用していた。

ペントハウス15

【作品データ】
原題 Tower Heist
製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 104分

【スタッフ】
監督 ブレット・ラトナー
脚本 テッド・グリフィン 、 ジェフ・ネイサンソン
原案 アダム・クーパー 、 ビル・コラージュ 、 テッド・グリフィン
製作総指揮 ビル・カラーロ 、 カレン・ケーラ

【キャスト】
ジョシュ・コヴァックス:  ベン・スティラー
スライド:  エディ・マーフィ
チャーリー:  ケイシー・アフレック
アーサー・ショウ:  アラン・アルダ
フィッツヒュー:  マシュー・ブロデリック
エンリケ:  マイケル・ペーニャ
FBI捜査官クレア:  ティア・レオーニ
オデッサ:  ガボレイ・シディベ
サイモン:  ジャド・ハーシュ
レスター:  スティーヴン・ヘンダーソン


ペントハウス25

【マイレビュー】
ベン・スティラーならではのアメリカンジョークたっぷりの映画になった。
とは言っても、ほとんどのジョークは意味がわからなかったけれど(笑)。多分ここで笑うところなのだろうなとか。

特に今回はあのエディー・マーフィーとの競演ではとにかくとても息が合っていて会話のテンポが似通った二人のコンビネーションは素晴らしい。
特筆すべき優れた才能も無い5人の普通の仲間とともに、運命と大逆転をかけた一大プランの実行過程がとにかく面白い。この映画を観たのは二度目だったのだが、また一気に観てしまった。それだけリズミカルなテンポでとんとん拍子に物語がすすむ。

ペントハウス24

サンクスギビングデー(感謝祭)の様子とか、多分映画のために特注で行進したのだと思うが、大きなスヌーピーの風船人形などとてもユニークなパレードだった。ニューヨークにいなくてもなんだかマンハッタンでのお祭り気分が味わえる映画になっている。

ペントハウス08

ジョシュ(ベン・スティラー)の仕事に対する真面目さや思いやりとかがにじみ出るような他の映画でも同様の彼独特のキャラが生きた超高級タワーマンションのマネージャー役だった。彼の仲間も相当な個性派で、情けないダメ人間ばかりだがそれでいてとても勇敢に活躍する。そのあたりの小気味よさとか役者のキャラと配役の上手さがとても観ていてとても面白いし役が自然に感じられる。

スティーブマックイーンが乗っていたという赤いフェラーリをゴルフのパターを叩きつけてぶっ壊すシーンは(FBIも陰で大喜びするほどで)、なんだか観ていて妙にスカッとするので、是非ご覧あれ。

ペントハウス17


★ロボコップ

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MovieWalkerより抜粋
2014年3月14日(金)公開

【作品情報】
ポール・バーホーベン監督が手がけ、近未来的なデザインやハードな描写で人気を博したSFアクションが第1作から27年の時を経て復活。一度は殉職するも、最新のロボット技術により“ロボコップ”として新たな生を受けた警官が巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。監督を務めるのはブラジル人のジョゼ・パジーリャ。

【ストーリー】
2028年、巨大企業オムニコープ社がロボット・テクノロジーの分野で支配的な地位を占めていた。アメリカのデトロイトで愛する家族とともに幸せな生活を送っていた勤勉な警官アレックス・マーフィー(ジョエル・キナマン)は、ある日の勤務中に重傷を負う。生死の境を彷徨いながらも、オムニコープ社の最新ロボット技術によって奇跡的に一命を取り留める。だがそれは、普通の人間ではなく、驚異的な能力を持つサイボーグ警官“ロボコップ”に生まれ変わることを意味していた。新たな命を得て数々の凶悪犯罪に立ち向かうアレックスだったが、やがて予想をもしなかった問題に直面することに……。

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【作品データ】
原題 ROBOCOP
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間 121分

【スタッフ】
監督 ジョゼ・パジーリャ
脚本 ジョシュア・ゼトゥマー 、 ニック・シェンク
オリジナル脚本 エドワード・ニューマイヤー 、 マイケル・マイナー
製作総指揮 ビル・カラーロ 、 ロジャー・バーンバウム

【キャスト】
アレックス・マーフィー / ロボコップ:  ジョエル・キナマン
クララ・マーフィー:  アビー・コーニッシュ
デヴィッド・マーフィー:  ジョン・ポール・ラッタン
デネット・ノートン博士:  ゲイリー・オールドマン
レイモンド・セラーズ:  マイケル・キートン
マドックス:  ジャッキー・アール・ヘイリー
ジャック・ルイス:  マイケル・K・ウィリアムズ
リズ・クライン:  ジェニファー・エール
ポープ:  ジェイ・バルシェル
パット・ノヴァク:  サミュエル・L・ジャクソン



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【マイレビュー】
正義のヒーローものとはちょっと一線を画すこういうちょっと悲しいヒーローシリーズは結構好きだ。
旧ロボコップも好きだったが、このロボコップのほうが頭が小さくスーツが先進的で格好がよかった。

題名を「ロボコップ3」としていないところにも使命感とか気概とかそういったものを製作側の意図として感じていたのだが、画面を通じてそれがあまり伝わってこなかった。

2028年の設定らしくテクノロジーや設備など近未来的な感じはしたが、荒んだデトロイトの町並みなどには現在とそれほどの変化を付けていないところは自然でなんだかとてもしっくりした感じがした。

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この映画では夫婦や親子といった普遍的な愛情、それにロボットには無い人間らしい判断力や選択の仕方、それに正義のあり方など旧作のよい点はしっかり引き継いでいる。奥さんのクララ(アビー・コーニッシュ)はとても綺麗だし自然な演技も上手い。

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難を言えばこの映画、すでにロボット警察がデトロイトの治安を高めている(?)せいか、それほどの悪モノが出てこない

いたとしてもせいぜいヤクザか内輪の話はほとんどだった。
お約束のとおり会社内部に乱暴者がいたり、デトロイト警察署には賄賂を受け取り、やくざに武器や麻薬を横流しする警官や上司がいたり、未完成の機械コップでも株価や企業への評価を得て治安の一元化を謀ろうとする企業とその経営陣がいたり、テレビのワイドショーでも極右翼派の司会者だったり・・・その程度である。

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最初のほうで事故で両腕がなくなってしまったため機械の手を装着したギタリストとその家族に対して、この映画でのキーマンとなるノートン博士(ゲイリー・オールドマン)とのやり取りがある。
このシーンはCGを駆使してはいるが、指使いは押さえるフレットや弾く弦を忠実に再現しているとてもいいシーンなので、是非見て欲しい。
それに終始、ロボコップと家族のことを精一杯考えてくれるノートン博士の気持ちが伝わるシーンである。

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ゲイリー・オールドマンはこれまでいろんな危険人物を演じてきた名優だ。
”気違いに刃物”的な狂気を演じたらこの人の右に出るものはいないほどだ。それがどうしても頭にあったので、立場上やむなく下した操作もあったがノートン博士のロボコップと家族に対する変わらぬ思いやりというのは、いままでのアメリカ映画らしからぬ気持ちのいい裏切りだった。
ゲイリー・オールドマン、それにしてもいい役者である。

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●メトロ42

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MovieWalkerより抜粋
5月17日(土)公開

【作品情報】
ロシア国内で25年ぶりに製作されたパニック大作。モスクワの地下に網の目のように張り巡らされた地下鉄を舞台に、事故によって地下に閉じ込められた乗客たちのサバイバルを描く。出演は「夏の終止符」でベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)を受賞したセルゲイ・プスケパリス、「オーガスト・ウォーズ」のアナトーリー・ベリィ。

【ストーリー】
道路工事ラッシュのモスクワでは、振動の影響によって市内各所で地下水が漏れ始めていた。家庭での断水も相次ぎ、店で水を買い漁る人が続出。ベテランの地下鉄職員セルゲイは、トンネル内の亀裂から水が染み出しているのを発見。上司に点検を促すが、アルコールで問題を起こしがちな彼の発言は取り合ってもらえない。市立病院に勤めるアンドレイ・ガリーン(セルゲイ・プスケパリス)は、優秀で人柄も良いと評判の医師。だが、家では妻イリーナ(スヴェトラーナ・コドチェンコワ)に浮気相手がいることを知りながら、何も言えずにいた。幼い娘クシューシャもそんな父親に立腹。イリーナも、浮気相手の実業家ヴラト(アナトーリー・ベリィ)から、離婚して自分と一緒になるよう迫られて悩んでいた。そんなある朝のラッシュアワー。クシューシャを連れたアンドレイは、文化公園駅からサドーヴァヤ駅へ向かう地下鉄の42車輌に乗車するが、そこには偶然、ヴラトも乗り合わせていた。順調に運行する42号だったが、途中で前方から大量の水が押し寄せてくる。これに気付いた運転手は急ブレーキをかけるが、乗客たちの悲鳴が飛び交う中、車輌は一気に濁流に飲み込まれてゆく。

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【作品データ】
原題 METPO
製作年 2012年
製作国 ロシア
配給 プレシディオ
上映時間 132分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督 アントン・メゲルディチェフ
脚本 デニス・クリシェフ 、 ヴィクトリア・エヴェシーヴァ
原作 ディミトリィ・サフォノフ

【キャスト】
アンドレイ・ガリーン: セルゲイ・プスケパリス
ヴラト: アナトーリー・ベリィ
イリーナ・ガリーン: スヴェトラーナ・コドチェンコワ



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【マイレビュー】

お金もかかっている。エキストラの数もセットの壮大さも国の協力度合いもスケールが違う。
地下鉄事故シーンやパニックのリアルな恐怖感も迫力も閉塞感もこれまで観た映画でいちばん凄かったと思う。急ブレーキで乗客がいっせいに前方に折り重なって将棋倒しになるシーンとかハリウッド映画の比じゃ無かったしそれはそれは物凄かった。

ただ最後まで観た感想としては・・・とても残念な映画だった。

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たぶん脚本が悪い。
交わされる会話や行動のどれもが不自然すぎる。僕が日本人だからだろうか。いやそんなことはない。
浮気妻と夫と娘、それに浮気相手・・・そんな余計な伏線はこの映画には必要無かったと思う。
しかもそういう設定がこの映画の中でなんの奥深さも醸しだしていなかったし、家族のギクシャクした原因は他でも見出せたはず。その辺の設定は変にハリウッド映画に対抗意識を燃やしすぎていたように思う。
役者の演技も中途半端で、パニックシーン以外はすべて「妥協の集大成」だったことが僕としてはとても残念だった。

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ただこの映画では首都圏の危機管理の重要さと地下鉄の恐ろしさをまざまざと見せ付けてくれる。
東京都内の地下鉄も例外ではない。
日本は安全基準がしっかり徹底されていると思うが、自然な「老朽化」も怖いが、都内の地下鉄はすでにあらゆる場所で立体交差している。当初予期していない「3D重ね工事」がどんどん行なわれているように感じる。
地上では大きなビル、そんな重さに都心の真下のアリの巣のような地下は耐えられるのだろうか。しかも自然災害が多い日本でどれだけ安全なのか危険なのかはっきりしない。

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この映画のように川を横断している地下鉄もあるわけで、地下鉄の天井が侵食され川底から一気に川の水が流れ込んだら、それこそこの映画のように地下鉄が水路のようになり大変なことになる。100%安全なんてことは絶対に無い。

大雨でもこんな風にならないとも限らない。東京メトロで通う僕としてはちょっと電車が怖くなった。

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▲メガ・シャークVSメカ・シャーク

メガ・シャークVSメカ・シャーク01

2014年5月5日(月)公開
【作品情報】
巨大サメの恐怖を描くパニック映画シリーズ第3弾。獰猛さを増したメガ・シャークと国連の最終兵器“メカ・シャーク”の対決を描く。TVドラマ『スタートレック:ヴォイジャー』VFXのエミール・エドウィン・スミスによる長編監督第1作。出演は、「U.M.A レイク・プラシッド ファイナル」のエリザベス・ローム。

【ストーリー】
氷山を輸送していた一艘の貨物船。その氷山が突如ひび割れ、中から巨大なサメが現れる。それは、過去に二度も世界を滅亡の危機に至らしめた“メガ・シャーク”だった。巨大なワニ“クロコザウルス”との戦いで息絶えたと思われていたが、三度現れた海の覇者は、その獰猛さをスケールアップさせ、各地で暴れ回る。国連はすぐさま世界の全海域を封鎖し、まだ試運転前であった史上最強の兵器“メカ・シャーク”を出動させるが……。

メガ・シャークVSメカ・シャーク02

【作品データ】
原題 Mega Shark vs. Mecha Shark
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 「メガ・シャークVSメカ・シャーク」上映委員会
上映時間 86分

【スタッフ】
監督 エミール・エドウィン・スミス
脚本 H・ペリー・ホートン 、 ホセ・プレンデス
製作総指揮 デヴィッド・リマゥイー

【キャスト】
ロージー・グレイ: エリザベス・ローム
ジャック・ターナー: クリストファー・ジャッジ
マクニール博士: デビー・ギブソン
エンゼルバーグ提督:  マット・レーガン
サンディ:  ハンナ・レビーン



メガ・シャークVSメカ・シャーク13

【マイレビュー】
陸・海・空で縦横無尽に暴れまくるメガシャーク&メカシャーク。
オーストラリアやニュージーランドの舞台である以上、海だけで終始するのはもったいなかったのだろうか。
空母を撃沈させ、空を飛んだり、街を闊歩したり、メガとメカそれぞれの立場で暴れまくる。
ストーリーには特に触れないでこの映画を語るとしよう。

そのB級ハチャメチャ具合とシリアス加減は滑稽だった。
最新技術であってほしいCG技術は30年前レベルで、堂々のB級パニック映画ならではの世界観だ。わざとチープなCGにすることでその世界観を維持したいと思っているのか、B級のレッテルから抜け出したいけど抜け出しきれていないのかどうなのか本当にわからない。

CGさえ上手くなれば(笑)昇格するのに。

メガ・シャークVSメカ・シャーク05

それはそれとしてこの映画はオーストラリアやニュージーランドの大自然や歴史的町並み、具体的にはゴールドコーストや世界遺産のオペラハウスなど、素晴らしい景観映像をところどころに挟んでくる。本当に美しい景色である。この辺にある種のこだわりも感じる。
操舵室のセットは大小のメカシャークでの使い回しだったが、全体的にそれなりに適度にお金もかかっていて、製作側の気概を感じることは出来た。

メガ・シャークVSメカ・シャーク07


ただ、この映画でいちばんダメだったのはストーリーでも映像でもCGでもメガ&メカシャーク自身でもない。
主演女優のオファーがダメダメだった。

何を隠そう
この映画で最初から最後まで主役の ”強欲そうで愛嬌も無くて化粧の濃いオバサンの顔” をずっと見てなくちゃいけなかったのが僕には最大の苦痛だった。

熟女好き向けには堪らなかっただろうが、僕にしたら主役であったとしても途中で死んで欲しかったぐらいだ(笑)。
やっぱりテレビや映画などのビジュアルメディアものには、お約束であっても若くて綺麗で可愛くて、せめて色っぽい女の子を使うべきだとあらためて思った。
いや少しセクハラ系語弊があった(笑)。
オバサマであったとしてもせめてもう少し表情豊かで可愛らしいオバサマ女優ならいくらでもいたはずだってことだ。

メガ・シャークVSメカ・シャーク14

またもう1人の熟女であるマクニール博士役、最初全く気づかなかったのだがあの「デビー・ギブソン」だったのには驚いた。
1989年に「Lost in Your Eyes」でデビューし全米No.1ヒット曲を歌ったあのデビー・ギブソンである。知らない人のほうが多いかもしれないが、あの当時のアメリカンアイドル歌手だったし、歌も上手で可愛かった。
あまりの変わり果てた(?)姿に歳月の流れを感じた。
彼女も熟女に育ちました(笑)

このパニックB級映画、主観として映像やストーリーとしては許せる範囲だが、主演女優の醸し出す質感がどうも僕自身には馴染まなくてとても残念な映画だった。

総合的に▲イマイチ映画に分類したい。

メガ・シャークVSメカ・シャーク11


✖ストーム・インパクト Stonados

ストームインパクト22


【作品情報】
地球滅亡の危機に人類が立ち向かう姿を描くディザスターパニックアクション。

【ストーリー】
ボストンに暮らす理科教師のジョー(ポール・ヨハンセン)は、気象研究のスペシャリスト。しかし一方で数年前に妻を亡くし、思春期の娘と息子と上手くいっていなかった。ある日、街に巨大な隕石が墜落する。しかし、不可解な点が多く、それが隕石だとは信じられないジョー。やがて巨大な竜巻が南ボストンで発生し、巨大な岩を幾つも吸い込んでは飛ばし、街を破壊していく異常気象が発生。さらにこの岩竜巻は徐々に内陸に向かっていき、街を破壊していく。ボストンの市民たちは大パニック。ジョーは妹で警察官のマディ(ミランダ・フリガン)と、旧友で気象予報士のリー(セバスチャン・スペンス)と、この異常気象を解明しようと奔走する。そしてたどり着いた解決方法はただ一つ、ジョーが長年研究してきた気象操作の理論と同じ方法を試すことだった。しかし、巨大な岩竜巻はすでに東部海岸全域を脅かし始めていた。果たしてジョーと仲間たちは世界を救うことが出来るのか。 (アマゾンDVD紹介より)

ストームインパクト03

【作品データ】
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
原題: STONADOS
収録時間: 88分
ジャンル: アクション、パニック

【スタッフ】
監督: ジェイソン・ボルク
脚本: ラファエル・ジョーダン
製作: キム・アーノット、ロビン・スナイダー、フェルナンド・スジュー

【キャスト】
ジョー: ポール・ヨハンセン
リー: セバスチャン・スペンス
マディー: ミランダ・フリガン
ミーガン: ジェシカ・マクロード
ジャクソン: ディラン・シュミット



ストームインパクト01

【マイレビュー】

久々に駄作を紹介しよう。
これは日本未公開のアメリカテレビドラマだったとのこと。なのでそれほど大人気なく目くじら立てるほどでも無いが、これこそ「✖」をつけるに相応しい、要するに「誰が見ても駄作」だと思うので、このブログでの「駄作としてのスタンダード基点」としてこのTV映画を紹介することにする。
要するに突っ込みどころオンパレードな映画だった。

ストームインパクト27

まずこの類(たぐい)の映画について「あるある」的ダメ出しをしてみよう。

① まず上にもあるようなDVDパッケージの迫力あるイラストに騙されちゃいけない。本編のストームは作品紹介やキャッチコピーににあるような『地球レベルの大惨事』ではないしもっと雑である。この映画も舞台はボストン市内だけである。
② 軍隊や警察が一切役に立たず、1人の学者の思いつきと勇敢さで地球が救われる。この映画でも警察も軍隊も全く関与していない。
③ 犠牲者がいっぱい出ているのにもかかわらず、捨て身の作戦が成功したら歓声を上げて拍手喝采、作戦本部や民衆もハイタッチ&ハグハグ。
④ 子供たちとの親子の関係を修復するのにいつも『大惨事が役立つ』的な絵に描いたようなアメリカンなダディ。
⑤ 公人なのに自分の家族の安全だけを優先する。警察官の妹は制服を着たまま終始兄貴と恋人と3人で行動を共にする。
⑥ お偉いさん達は何かが起きないと行動しない。学者の意見を聞くのは事後である。危機管理意識が薄すぎる。それによって被害が拡大する。
⑦ 若者が悪ふざけをすると必ず死ぬ。あえて危険なところに行く。あえて二手に分かれる。じっとしているほうが安全なのにすぐ動こうとする。

こんなところだろうか。あくまでストーリー的ダメ出しだったが、ほとんどお約束通りというのが特徴である。

ストームインパクト24

そして肝心の映像のほう、まあこれがこれがまた酷かった。迫力も無く、恐怖感も全く無いのだ。
CG技術は30~40年前ぐらいのレベルである。
はっきり言って出来損ないだと思う。こんなハイスペックなコンピュータ時代に「ディープ・インパクト」や「アルマゲドン」はおろか「メテオ」にも達していないなどありえない。お金を掛けられなかった事情はなんとなくわかるが、「手抜き工事」としか言いようが無い。このあたりは観てくれたらわかる。

ストームインパクト20

この映画は日本で言えば2時間ドラマの部類に入るのかもしれない。
ボストンという街を固定カメラで良いアングルで撮った映像をとてつもなくたくさん差し込んでいる。よってこの作品はボストン市とタイアップした観光客の集客が目的で作られたテレビ映画と言っても過言ではない。要するに「温泉おかみの越後湯沢温泉殺人事件」(笑)のような「街おこし的タイアップ映画」であることはほぼ間違いないと思う。
アメリカのテレビ映画ということもあり、最初から最後までお色気要素も皆無である。

ストームインパクト12

こんなダメダメ映画だったけど、良い点はひとつだけある。
上にも書いたとおり、アメリカの歴史そのものであるマサチューセッツ州の州都ボストンという街がこの映画のところどころでとてもキレイに映っているし、観光案内的なシーンもあるので、東海岸アメリカへの観光目的にちょっと予備知識として観てみるのも良いかも。

ストームインパクト10


★Vフォー・ヴェンデッタ

Vフォー・ヴェンデッタ22

2006年4月22日(土)公開

【作品情報】
「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が製作&脚本を手掛けた近未来アクション。独裁国家と化した英国で、仮面のヒーロー“V”が自由を求めて革命を起こしていく。

【ストーリー】
独裁国家と化した近未来のイギリス。労働者階級の若き女性、イヴィー(ナタリー・ポートマン)は、秘密警察の男たちに襲われるという絶体絶命の危機に見舞われたところを、“V”と名乗る仮面の男(ヒューゴ・ウィーヴィング)に救われた。教養を持つ紳士でもあるVは、恐怖政治に抑圧された市民を解放するべく、一人で活動を行っていた。そして彼は、11月5日に大規模なテロを決行するため、同胞の市民たちに国会議事堂前に集結するように呼びかけた。その日はガイ・フォークス・デーと呼ばれており、1605年、ガイ・フォークス一派のレジスタンスが無念にも失敗に終わった日であった。Vはフォークスの意志を受け継ぎ、国会議事堂を爆破する計画を立てていたのだ。一方、イヴィーは、自分の両親がレジスタンス運動にのめり込んで殺されてしまったという心の傷を抱えているため、過激な反政府活動には懐疑的だった。だが、図らずもVの協力者となっていく過程の中で、自分の中の反逆精神に目覚めていく。そして暴君に支配された血も涙もない社会に自由と正義を取り戻すため、勇敢に立ち上がるのだった。

Vフォー・ヴェンデッタ26

【作品データ】
原題 V for Vendetta
製作年 2005年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース
上映時間 132分

【スタッフ】
監督 ジェイムズ・マクティーグ
脚本 アンディ・ウォシャウスキー 、 ラリー・ウォシャウスキー
原作 デヴィッド・ロイド

【キャスト】
イヴィー:  ナタリー・ポートマン
V:  ヒューゴ・ウィーヴィング
フィンチ警視:  スティーヴン・レイ
アダム・サトラー議長:  ジョン・ハート



Vフォー・ヴェンデッタ19

【マイレビュー】
1605年11月5日、イングランドのジェームス1世国王の統治時代に処刑された実在の人物ガイ・フォークスにまつわる歴史上の禍根と宗教弾圧が近未来のイギリスで革命となる物語である。
(豆知識:フォークスの名前「ガイ」は現代でよく使われる「男」の呼称「Guy」のルーツにもなっているらしい。)

この頃イングランドでは、国王ジェームズ1世の国教会優遇政策により、カトリック教徒は弾圧を受けていた。ガイ・フォークスは国王命令による迫害や言論統制のあった時代に抵抗し仲間とともに火薬陰謀事件を起こした罪により残虐な方法によって公開処刑となった。
「理念は死なない。」「自由と正義とは言葉ではない。人の生き方である。」そう語った人物と言われている。

Vフォー・ヴェンデッタ24

この映画ではそういうイギリスの古い歴史やシェークスピアの「マクベス」や「12夜」などの作品のセリフがいたる箇所で多用されていていろんな意味で勉強になる作品だった。

「ナタリー・ポートマン」はこのときが一番綺麗だと思う。大好きな女優さんである。この映画の中で実際に丸刈りにされるシーンがある。撮影では多分しっかりとした美容師のかたにバリカンを入れられていると思うが、彼女はこの映画のオーディションに合格した際に丸刈りの必然性に快く承諾したらしい。
とても形の良い頭で、しかも顔立ちがとても綺麗なので坊主頭もすごくチャーミングである。
ちなみに他の映画の中で丸刈りになった女優は「G.I.ジェーン」のデミ・ムーアぐらいしか僕は知らない。

Vフォー・ヴェンデッタ21

また「V」役のヒューゴ・ウィーヴィングは「マトリックス」の殺し屋エージェント・スミス役の屈強な俳優であるが、ガイ・フォークスの仮面はずーっとつけたままである。

ガイ・フォークスの仮面<Wiki抜粋>
ガイ・フォークスの仮面は、この『Vフォー・ヴェンデッタ』の主人公Vの仮面として世界的に知られることとなり、その後アノニマス、ウィキリークスのジュリアン・アサンジ、世界各国の「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」の活動にも用いられ、ガイ・フォークスの名と共に「抵抗と匿名の国際的シンボル」と認知されるようになった



Vフォー・ヴェンデッタ12

この映画が封切となった初日にある映画館で観客全員が「ガイ・フォークスの仮面」をつけたことは有名な話である。

132分という長い作品だったが一気に見れる展開でとても良い映画だった。
映画のストーリーも第三次世界大戦後の近未来にアメリカが植民地となってしまった荒廃ぶりを伝え、イギリスのナチ的独裁国家体制などとても異次元的な設定で映画がスタートする。歴史的な背景とかを上手く絡みあい、よく知らないなりにもイングランドの1600年代の遠い過去がそのまま近未来になったような感じもする。

ぜひじっくり腰を落ち着けて観てほしい作品である。

Vフォー・ヴェンデッタ05


●ロックアウト

ロックアウト27

2012年11月23日(金)公開

【作品情報】
リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演によるSFアクション。衛星軌道上に浮かび、脱獄不可能と言われる究極の刑務所で暴動が発生し、大統領の娘の救出と、自らの嫌疑を晴らすために同地へ潜入する元CIAエージェントの活躍を描く。監督を務めるのは、ジェイムズ・マザーとスティーブン・レジャーの新鋭コンビ。

【ストーリー】
2079年。極限まで高まった人類の安全への欲求は、刑務所の管理体制にまで及んでいた。500人の凶悪犯を実験的に収容した脱獄成功率0%の刑務所“MS-1”。それは、地上ではなく宇宙に浮かぶ究極の監獄だった。組織の重要機密漏えい事件を追っていたCIAエージェント、スノー(ガイ・ピアース)は、ホテルの一室で殺害された同僚を発見する。しかし、国家安全保障局に捕えられたスノーは同僚殺しの容疑によってMS-1への収監が決定する。その頃、MS-1は人道団体を率いて囚人に対する扱いに疑惑を抱くアメリカ大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)の訪問を受けていた。早速、囚人の中で最も凶暴と言われるハイデル(ジョセフ・ギリガン)の聴取が始まるが、ハイデルは隙を突いて銃を盗み、瞬く間に囚人たちをコールドスリープから目覚めさせる。一斉に解き放たれた500人もの凶悪犯たちに刑務所職員とエミリー一行は人質となってしまう。囚人たちのリーダー、ハイデルの兄アレックス(ヴィンセント・リーガン)は、囚人全員の解放を要求。1時間ごとに人質を殺してゆくと宣言する。自らの潔白を証明する仲間が収容されていることを聞いたスノーはエミリー救うミッションを受けMS-1に向かうことを決意する。

ロックアウト26

【作品データ】
原題:  LOCKOUT
製作年:  2012年
製作国:  フランス
配給:  松竹
上映時間:  95分

【スタッフ】
監督:  ジェームズ・マザー 、 スティーブン・レジャー
脚本:  ジェームズ・マザー 、 スティーブン・レジャー 、 リュック・ベッソン
製作:  リュック・ベッソン

【キャスト】
スノー:  ガイ・ピアース
エミリー:  マギー・グレイス
アレックス:  ヴィンセント・リーガン
ハイデル:  ジョセフ・ギルガン



ロックアウト25

【マイレビュー】
評価はイマイチ(●)にした。
「イマイチ映画」を紹介するのは僕の主義ではないが、自分の「モノサシ」で計ったときにちょうど真ん中に位置する映画として紹介する。この映画は僕にとって「メートル原器」のようなものだ。

一気に観れて面白かったと言えば面白かったが映画としたら”この世でいちばんありふれたストーリー”だったので、僕としてはものすごく物足りなさを感じた。「真実味が皆無のアメリカならではのお約束的映画」でそれをリュック・ベッソンが書いてフランス映画作品としているのが逆に面白い。

リュック・ベッソン脚本作品は以前に「96時間」(原題:Taken)というリーアム・ニーソン主演映画も見て記事を書いたが、同じアクションものの映画としては「Taken」のほうがはるかに面白かったし、アクションもハンパ無かった。
「Taken」でリーアム・ニーソンの誘拐された娘役を演じていた「マギー・グレイス」がこの「ロックアウト」では少し大人になり、顔の骨格が変わり、少々可愛げが無くなって、主演女優となっている。リュックお気に入り女優さんってことだろう。

ロックアウト01

脱線っぽいのでちょっと段落を変えよう

『リュック・ベッソン脚本映画の真意について』

リュック・ベッソン作品を見る際には「傾向」と「対策」が少し必要だと思う。
「96時間」と「ロックアウト」この二つの脚本作品だけでどうこう言えるものではないし、それぞれの作品を単体で見てもわからないが、この二つを照合すると「リュックのクセ」のような共通点が浮かび上がる。お気に入り女優さんのマギー・グレイス以外にということである。

突拍子も無いことかもしれないが僕が推察するに、リュック・ベッソンは「アメリカをそうとう嫌っている」のではないかと思う。彼は描き出す映画の中身をもって、”裏返しにアメリカを揶揄し批難している”のではないかと思えてしまうのだ。
僕自身、そういう傾向の映画(最近では「アイアン・スカイ」)をよく観ているため、ちょっとした「穿り」に陥っているのかもしれない。

関係のない国の政治や紛争に関与し、その国の文化や宗教観も全く無視し、その国の資源に目をつけ、事情も聞かず一方的に因縁をつけ、味方としたい国を催眠術で操り、悪人もろとも無抵抗の人間を皆殺しにし、最終的にその国の支配権を握る。
いつでも『アメリカの、アメリカによる、アメリカのための国際政治』なのだ。


ロックアウト24

いかにも「アメリカがしでかしそうなこと」を作品にしている。
2作品ともフランス映画なのだが完全に「アメリカの映画」である。罪のない人であろうが罪人であろうがとにかく「主役以外は全員皆殺し」にして将来への禍根すら根絶やしにしてしまう作品だということがよくわかる。特徴的に”人命の扱い方がものすごくゾンザイ”である。

そして何人殺しても釈放される自由の身である主役は正義の味方でヒーロー扱い。アメリカそのものだという気がしてくる。

そこまでされると、リュックは自らの脚本作品を通じアメリカという国のしでかすことに疑問を感じる人々をたくさん生み出したかったのではないかと僕は感じてしまったのだ。

実はここまでは彼をそうとう弁護した映画評論になってしまった。
そう考えなければこの作品は『駄作』と言えてしまうのである。



ロックアウト15

もうひとつ、こっちこそ突拍子も無いが推論がある。
リュック・ベッソン氏はもしかしたら「ホモ」かもしれない。

昔から「シルベスター・スタローン」のことをこよなく愛していて、本当は「ランボー」シリーズが大好きで、彼はとにかくあんな「憧れの皆殺し的映画」を作りたかっただけかもしれない。
思えば僕が大好きなジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」シリーズも同様である。
いつか彼に気づいてもらえるとスタローンへ届かぬ思いを映画と言う形にして求愛し続けている乙女心をもったリュックなのかもしれない(笑)



話が完全にリュック本人の歪んだ性生活にまで及んだが(及んでない、及んでない)、真面目な話、彼に実際訊いてみたい。

なぜハリウッド的エンターテインメント作品にこだわるのか。
なぜもっと人間の深層心理に踏み込んだ作品を作らないのか。
なぜフランスに住んでいるのに母国流のフランス作品にしないのか。

ってことを。

ロックアウト06

★ディフェンドー 闇の仕事人

ディフェンドー01

【作品情報】
『ディフェンドー 闇の仕事人』は、2009年製作、カナダのアクション・コメディ映画。
特殊パワーを持たないヒーローが悪に立ち向かう異色のアクション・コメディである。日本では公開されず、ビデオスルーとして2010年7月14日にDVDが発売された。

【ストーリー】
アーサー・ポピントン(ウディ・ハレルソン)は、昼間は友人のカーター(マイケルケリー)が現場監督をしている道路工事現場で日雇いで働く純粋で素朴でな男である。彼はすこし頭が弱く夜になると、胸に銀色のガムテープで『D』と書いたタートルを着て、眼の周りを黒く塗り、LEDライトと小型カメラを装着したヘルメットをかぶり、全身黒尽くめで自らが作り出したスーパーヒーロー“ディフェンドー”に変身する。拳銃は弱いやつが持つものだととても嫌っていて、ビー玉、ライムジュース、スズメバチが入った瓶、棍棒そしてパチンコといったお手製の武器を装備し、市民を悪の手から守るという正義のアイデンティティーをもって夜な夜なパトロールをしている。ある夜、ディフェンドーが悪徳警官ドゥーニー(イライアス・コティーズ)に虐待される麻薬常習の若い売春婦キャット(カット・デニングス)を助けたことをきっかけに彼らの奇妙な同棲が始まる。そしてキャットの情報から麻薬密売の元締めで幼いころに母親を殺した“暗黒街の総師”の居場所を突き止め乗り込むのだが、警察による極秘潜入捜査の邪魔をしてしまう。

ディフェンドー10


【作品データ】
原題:DEFENDOR
製作:2009年 カナダ
上映時間:101分
ジャンル:アクション/コメディ

【スタッフ】
監督:ピーター・ステッビングス
脚本:ニコラス・タバロック
製作:デビット・グリーン

【キャスト】
アーサー・ポピントン「ディフェンドー」:ウディ・ハレルソン
カトリーナ・デブロフィコウィッチ「キャット」:カット・デニングス
エレン・パーク:サンドラ・オー
チャック・ドゥーニー:イライアス・コティーズ
ポール・カーター:マイケル・ケリー
ジャック・カーター:ダコタ・ゴヨ



ディフェンドー05


【マイレビュー】
日本未公開映画なのでアマゾンDVD紹介のほうから検索したが情報がほとんどなくストーリーは僕が補筆した。

かなり面白かったし、最後はホロリときた。
キャラクターヒーローものであり、しかも強くないし、おつむが若干弱いヒーローということで、あの『キックアス』にもよく似てはいるが、それほど子供向けではなく、配役もベテランぞろいで、ちゃんとした大人のためのコメディータッチヒーロー映画だった気がする。たぶんこの手の映画はハマるひとはハマるんじゃないかな。
僕もそのうちの一人だ。

ディフェンドー07


彼が警察に逮捕され、「デフェンドー」と名乗る彼に対して警官が「ディフェンダーだろ」と突っ込んだところものすごくキレられたと上司に報告するシーンがある。それから後に、売春婦のキャット(カット・デニングス)がまた「ディフェンダーでしょ」と突っ込んでしまったのだ。どんなキレ方するのかはここは絶対見て欲しい。フリの部分が効いている答えあわせである。あれは笑った。

ディフェンドー03


それから、デフェンドーが悪徳警官ドゥーニー(イライアス・コティーズ)をパチンコで気絶させて手錠でつなぎ、倉庫に運んで拷問をする際に彼が使用した「意外な武器」には、僕は鼻からコーヒーを噴出してしまった。
あれは拷問されるほうも笑っちゃってたが、口を割っちゃいそうな効き目ある拷問だった(笑)

とにかく銃が嫌いで、『銃を持つやつは臆病者だ』と言い切るディフェンドー。駄洒落なのか、ディフェン「ドッグ」やディフェン「ドアー」まで出てくるのでその辺も笑いながら観ちゃって下さい。


主役はあの「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のウディ・ハレルソンである。完全に反則だ(笑)。
サッカーで言えば背後から完全に「けずり」にきているが「レッドカード」出しちゃもったいない。ちょっと「デフェンドー」つながりで褒めてみたが、わかったかな(笑)。数多くいる俳優さんの中から、よくまあ彼を選んでくれたって思う。その眼力に脱帽である。

ディフェンドー12


★バンテージ・ポイント

バンテージ・ポイント01

2008年3月8日(土)公開

【作品情報】
大統領暗殺の意外な真実を、警護官や観光客ら8つの異なる視点で事件の前後をリピートして描いた斬新なサスペンス・アクション。主演のシークレットサービスをデニス・クエイドが務めるほか、デニスの同僚役にはテレビドラマ「LOST」主演のマシュー・フォックスが演じる。ほかにも『ラストキング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィッテカーや『エイリアン2』のシガーニー・ウィーヴァーら一流のスターが名を連ねる。斬新なストーリー展開と8つの視点から導き出される驚がくの結末に息をのむ。大統領狙撃事件の意外な真実を映し出すサスペンス・アクション。

【ストーリー】
スペインのマヨール広場は群衆によって埋め尽くされ、演壇ではテロ撲滅の国際サミットに参加している米国のアシュトン大統領(ウィリアム・ハート)のスピーチが始まろうとしていた。その時、何者かの凶弾によって大統領は狙撃され、続いて大爆発が起こる。その瞬間を撮影したハワード(フォレスト・ウィッテカー)をはじめ、パニック状態に陥る群衆の中で、シークレット・サービスのバーンズ(デニス・クエイド)は最も恐れていた事態が現実となったことを理解した。かつて大統領の護衛中に被弾した経験を持つ彼にとって、今回の復職は1年ぶりのものだった。(以下はネタバレにつき省略)

バンテージ・ポイント17

【作品データ】
原題 Vantage Point
製作年 2008年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間 90分

【スタッフ】
監督 ピート・トラヴィス
脚本 バリー・L・レヴィ
製作 ニール・モリッツ

【キャスト】
トーマス・バーンズ: デニス・クエイド
ケント・テイラー: マシュー・フォックス
ハワード・ルイス: フォレスト・ウィテカー
レックス・ブルックス: シガニー・ウィーヴァー
ヘンリー・アシュトン大統領: ウィリアム・ハート



バンテージ・ポイント02

【マイレビュー】
この手のお金がかかったアクション映画はやっぱりアメリカが一番優れている。お金を掛けなきゃアクション映画は撮れないんだろうな。他の国の映画に比べて貧乏くささを全く感じない。ホント、惜しげも無く使いすぎである。

闇の部分であるサスペンステイストよりド派手なカーチェイスを選んでしまう国なんだろうな。ストーリー性よりもお金を掛ければ臨場感や迫力でごまかしが利くし、大統領を救うために何人を犠牲にするかは度外視してヒロイズムだけを追求している。アメリカのアクション映画は徹底的なワンパターンで逆に気持ちいいぐらいである。

皮肉たっぷりに書いたけど、僕も意外と好きだからついつい眠気も覚めて観てしまうんだなぁ。

バンテージ・ポイント15

スペインのサラマンカを撮影場所にしているが、マドリードからも近いその「サラマンカ旧市街全体」はユネスコの『世界遺産』に登録されていて、いくらCGだからってその最たる建造物であるマヨール広場にエキストラを1万人以上詰め込ませて爆破しちゃうような映像って本当にいいの?って思った。協力するほうもするほうだけどユネスコの許可下りてるのかな。世界遺産取り消されちゃうよ(笑)

ウィキで調べたところサラマンカはスペイン屈指の大学街でもあるらしいので、マドリードばかり行ってしまう観光客のお裾分けを狙った市の観光対策の一環で大勢の学生たちに声を掛けて、
「ここにハリウッド映画を呼ぼう!!」なんて言ってエキストラ役をしこたま集めちゃったのかも。
多分そうだろ。世界遺産のサラマンカ市街を知ってもらおうってんで街おこしのタイアップ企画ってわけだ。

「おためしかっ!」か「温泉おかみの事件簿」みたいなもんか。ちがうか。

爆破シーン以外はCGじゃないと思うんだけど、それもよく分からない。もう映像では判別できないほどのCG技術の発達である。実際キャプチャ写真にあるとおり、空撮シーンで街全体を俯瞰で撮っていたがそれはそれはマヨール広場はぎゅうぎゅう詰めで、人々がパニクって爆破で蜘蛛の子を散らしたように逃げるシーンではグッチャグッチャで多分本当に血を見た人も出たと思う。心配になっちゃうんだよね、いまさらながら。

ド迫力だったカーチェイスも同じサラマンカで撮ってるのかな。
石の壁やら階段やらバコン!バコン!と車をぶつけ、交差点には濃い目のタイヤ痕を付けながら世界遺産のサラマンカ旧市街を破壊しまくってるんだけどいいのかよっ、弁償じゃ済まないぞって。

「007スカイフォール」だったかな、あれは確かイタリアだった。そこも多分世界遺産の街で、文化的景観の屋根瓦の上をオートバイでバリバリと走ってゆく。屋根瓦をいたるところでバリンバリン落としながらだ。
そんなシーンによく似たこのカーチェイスだった。

バンテージ・ポイント14

この映画に最大の特徴がある。
上映時間は『90分』なのにストーリーそのものは『ほんの20~30分間の出来事』だということである。
上映時間よりストーリーが短いこんな奇抜な映画を今まで僕は観たことがない。他にあったら教えて欲しい。
当事者や目撃者の8人の目線で何度も反復しながら進んでゆく映画である。すこししつこいぐらい反芻する。
視点や視線の違い、場所、そばにいる人間の違いや、見る角度の違い、それから何を目的としているかの違い。そういう別目線の8つのドラマを見ているのである。

同じシーンを何度も反復する映画は『8ミニッツ』で観たことがあるが、設定がそれとは全く違う。

その手法の奇抜さは必見だ。


バンテージ・ポイント05

★ゼロ・グラビティ

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MovieWalkerより
【作品情報】
サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー主演のSFサスペンス。スペースシャトルでの船外活動中に事故に見舞われ、宇宙に放り出されてしまったベテラン飛行士と医師。2人が暗闇の恐怖と戦い、生きて帰還すべく壮絶なサバイバルに挑む姿が描かれる。監督は『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロン。

【ストーリー】
地表から600kmの上空。すべてが完璧な世界で、誰もが予想しなかった突発事故が発生。スペースシャトルの大破によって、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の2人が無重力空間に放り出されてしまう。漆黒の宇宙で2人を繋ぐのはたった1本のロープのみ。残された酸素はわずか2時間分。地球との通信手段も断たれた絶望的な状況の下、果たして2人は無事に生還できるのか……?

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【作品データ】
原題 Gravity
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 91分

【スタッフ】
監督 アルフォンソ・キュアロン
脚本 アルフォンソ・キュアロン 、 ホナス・キュアロン

【キャスト】
ライアン・ストーン サンドラ・ブロック
ジョージ・クルーニー



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【マイ・レビュー】

宇宙パニック映画としては及第点だった。

これがまさしく宇宙酔いなのだろうか。目が回り三半規管やられ~の、気持ち悪ぃ~胸焼け感が残った。3Dで観た人はもっとだっただろう。あんなだだっ広い広い宇宙空間ではあるのだが、宇宙服のせいでなんという窮屈な感覚。閉所や暗所恐怖症の方は観てみてどうだっただろう。

なんと登場人物はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのみ。宇宙服のジョージは顔しか映ってないし後半は出てないのでほぼハメ込みでも十分いけたんじゃないかな。

感想を一言で言うなら「無重力ってホント厄介!」ってことかな。
体の回転が止まらないってどうしようもない。宇宙空間ってのは遠心力と慣性の法則だらけである。
左右はあっても上下が無い世界。

人工衛星が損傷したら、今もやっぱりああやって宇宙船の外に出て作業しないといけない。若田さんがやったように。
何十年後には劣化した人工衛星も世界中で増え続けるだろうし、パーツも壊れやすくなるに違いない。
出来の悪そうな国の衛星なんか特に。


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ちょっとネタバレになっちゃうけど、あんなふうに国がミサイルを発射して自国の人工衛星を廃棄するなんて方法が存在するのかな。
他国の衛星に破片がぶつかり、通信異常になり、携帯もGPSもTVも使えなくなるような事態が予想できるし、宇宙空間に浮遊するゴミがどんどんたまってゆく。人工衛星も使い捨てになり、そのうち月面が人工衛星や宇宙ゴミの廃棄場になっちゃうんじゃないかな。
まあ、僕の想像力はせいぜいこの程度だ。


ウィキで調べたところ、な・なんと、サンドラ・ブロックはもう49歳である。
ピチピチしているように見えたし、まだまだすごく若い感じがした。
ゼログラビティー(無重力)空間だから、顔もお尻もオッパイも垂れてなかったってだけかもしれないけど(笑)。
彼女がこの主演をやりたかった理由は、もしかしたらそんなことかも。
なんてね。

映像も綺麗で幻想的で、迫力もあるが、なんせ役者が少なすぎる。
宇宙服っていう着ぐるみによる閉塞感がハンパ無い。まだ観ていない人は出来れば両手両足オッ広げて観て欲しい。


gravity003.jpg


【追記】
二度目の視聴をしたので追記をしてみる。

やっぱり一度目の視聴では僕の穿った観方でちょっと批判的になってしまったところを反省したいと思う。
ただし無重力空間の「厄介さ」や「宇宙酔い」のような感覚は変わらず感じたし、またサンドラ・ブロックの肌もハリがある。そこは同じ。

映画として細かなディティールまで良く描いていたと思う。
チェスの駒が浮遊していた。あれは宇宙飛行士同士での遊び道具だと思うが、無重力で果たしてどうやってチェス盤に駒を安定させたのだろう、駒の底が磁石になっていたとしたら、あの船内のどこかの部品や壁とかにくっついていてもよさそうな物だと思った。そのまえに、磁石ってのはちゃんと宇宙でも使えるんだろうか???(本当に細かい部分だが)


良かった点。
たどり着いたロシアの宇宙船内で、宇宙服を脱ぎ捨て、へその緒のついた胎児のように体を丸めるシーンは意図的なシーンだとは思うが、とてもうまく「宇宙空間」というものを象徴している名シーンだと思った。


全体的に二度目の視聴で感じたことは
独りぼっちになったときの心細さと諦めと絶望感、それとは対照的な生への執着、理解者の存在と必要性・・・、それらはまるで人生の縮図のように感じたことだった。
人生を楽しむためのアイデアや術、逆境に打ち勝つための工夫やプラス思考、最後は自分の力だけで生き抜くという強い気持ち、それに生きる喜びを実感すること。それらはとても大切なことだと気付かせてくれたように思う。

ただやっぱりいちばんありがたく感じたのは「上下がある世界」、すなわち地球の「重力」(Gravity)だと思った。

評価を★に上げたいと思う。宇宙だし(笑)

gravity001.jpg


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力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
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ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
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