スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

★いしゃ先生

isyasensei01_20180324095316da5.jpg


moviewalkerより抜粋
2016年1月9日(土)公開

【作品情報】
昭和初期の山形県の無医村でたった一人の医師となった女性の半生を描く伝記映画。原作・脚本はドラマ『お米のなみだ』のあべ美佳。監督は「心霊写真部 劇場版」の永江二朗。「Mayu ココロの星」の平山あやが主人公・周子を演じる。共演は、ドラマ『浅見光彦シリーズ』の榎木孝明、「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」の長谷川初範、演劇界で数々の賞を受賞している池田有希子。

【ストーリー】
昭和10年、出羽三山の主峰・月山の麓。山形の農村出身で、努力して東京女子医専(現・東京女子医大)に入学し、医師になったばかりの志田周子(平山あや)が道を急いでいた。故郷の父から『ハナシタイコトアリ スグカエレ』という電報を受け取り、取るものも取らずに帰郷したのだ。8年ぶりに帰ってきた周子に幼い弟たちは甘え、母・せい(池田有希子)は料理でもてなす。周子は温かい出迎えを受けるが、大井沢村の村長だった父・荘次郎(榎木孝明)の様子がおかしい。実は周子の了承も得ぬまま、周子名義で診療所建設の予算を通していたのだ。すでに建設も始まっており、荘次郎は必ず代わりの医者を見つけるから、3年だけ村にいてほしいと周子に頭を下げる。・・・

isyasensei06.jpg


【作品データ】
製作年 2015年
製作国 日本
配給 キャンター
上映時間 106分

【スタッフ】
監督: 永江二朗
プロデューサー: 上野境介 、 岡雅史
原作脚本: あべ美佳
主題歌 上野優華

【キャスト】
志田周子: 平山あや
志田荘次郎: 榎木孝明
高橋校長: 長谷川初範
志田せい: 池田有希子
志田悌次郎(少年期): 星野凱士
幸子: 上野優華
志田悌次郎(青年期): 諒太郎




isyasensei03.jpg


『描かなければ知ることのない偉人』
 
実話ということ以外の予備知識は何も持たずに作品に向き合った。
まず第一に感じたことは、女医としてその生涯を故郷の村に捧げたことへの敬意だった。

当時はまだ男尊女卑が強く残る時代。
田舎では特に女医に対する偏見も好奇の目もあったろう。医学もさほど信用されていなかったはずだ。
女性としての幸せを固定観念でとらえることはできないが、彼女自身がそれを選んだ決定的な理由はそれがどんな道だったにせよ「必要とされている」からだったに違いないと僕は思う。そこに女性としての喜びも見つけたのではないかと思いたい。家族を思い、故郷を思い、貧しい農民を愛する気持ちが強かったのだと思う。純粋だ。


isyasensei08.jpg


「この村に医者を」と切に願った父:志田荘次郎の気持ちもとても良くわかる。村長として校長として父親として言わば「大英断」だったと思う。この父も民を思う偉大な功労者だ。この村に「小さな日本」の理想の姿を観ることもできる。また日本の戦後復興や高度成長への原動力も見いだせる。娘の幸せを心から願っていたはずのこの父もまた苦しくもありとても純粋だったと思う。

作品としての出来栄えや脚色の是非についての賛否は二分すると思う。それについてはあまり触れたくない。
ただこういう偉人が日本の表舞台ではなく名もなき田舎の片隅にいたという事実は、作品の良し悪しではなく「作品として描かれない限り」私たちには知ることすらできないのも事実だと思う。そこに価値を見出すべきでは無いだろうかと素直に思う。


isyasensei05.jpg


国民皆保険というのはこういう貧しい人たちにも等しく公平に医療を受けられる権利である。医学会や経済界や医薬品会社が地位や名誉や金儲けのために利用する「持ち物」ではない。福祉の基本理念が一つの形になったものなのだ。
志田周子という人物を知り昨今の矛盾にすこし腹立たしい想いにもなった。


image001.jpg


作品を観て志田周子という存在を知りその関連した情報をネット上でいろいろ調べてみたがそれほど残っていない。
51歳のとき食道がんで亡くなった。命をすり減らして村に捧げた貴徳の人だ。
「 西山に オリオン星座 かかるをみつつ 患家に急ぐ 雪路を踏みて 」
という歌碑が村を見渡せる丘に建てられているとのことだ。

isyasensei07.jpg


 
スポンサーサイト
検索フォーム
シネマ記事を検索します
プロフィール

力蔵

Author:力蔵

こんにちは、『秀逸シネマ紹介中!』管理人の大の映画ファン「力蔵」と申します どうぞよろしくおねがいします 
辛口批評を多く含んだ映画レビューを書かせていただいてます 
甚だ僭越なのですが僕なりの評価点がわかるように各映画タイトルの頭に6段階の記号を付けています 記号の意味は以下の通りです

★★★ 超とびきり秀逸シネマ!
★★ お勧め秀逸シネマ
★ 秀逸シネマ
● そこそこシネマ
▲ いまいちシネマ
✖ がっかりシネマ


僕は主に洋画が好きでアクション・サスペンス・ミステリー・パニック・SF・スパイ・政治・戦争モノなどで「ストーリー性」重視な作品をよく観ます あまり好みで無いジャンルはホラーやオカルトやコミカルドタバタ系です ゾンビ・バンパイヤなどの怪物系や幻想・魔法系それにアニメもあまり観ません ただ食わず嫌いもありますので僕が観ないジャンルにお勧めの映画があればぜひ教えて欲しいと思います

記事には気に入ったカットシーンを何枚か貼り付けています ネタバレは極力避けるように心がけていますが作品情報については「MovieWalker」さんから大まかに引用させていただいています 是非観て欲しい肝心なお楽しみの部分は皆さまにしっかり残しておきます

こんな拙い僕の映画評論が皆様の参考になれば幸いです



好きな男優:
マット・デイモン
ショーン・ペン
デンゼル・ワシントン
ケヴィン・コスナー


好きな女優:
シアーシャ・ローナン
ナオミ・ワッツ
ニコール・キッドマン
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン

カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
月別アーカイブ
集計
ブログランキング
ご協力に感謝します

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
392位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
192位
アクセスランキングを見る>>
QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。